JPH1190783A - 工具測定機 - Google Patents

工具測定機

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JPH1190783A
JPH1190783A JP24735997A JP24735997A JPH1190783A JP H1190783 A JPH1190783 A JP H1190783A JP 24735997 A JP24735997 A JP 24735997A JP 24735997 A JP24735997 A JP 24735997A JP H1190783 A JPH1190783 A JP H1190783A
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JP
Japan
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tool
measuring
axis
microscope unit
machine
Prior art date
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JP24735997A
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English (en)
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Shigeo Oishi
茂生 大石
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具の形状によらず精度よく工具補正量の測
定が可能なNC工作機械の工具測定機を提供すること。 【解決手段】 数値制御工作機械に取り付ける工具ホル
ダー4を介して被検工具9を保持する工具保持手段工具
取り付け台2及び工具取り付け治具3と、被検工具4の
測定部位を観察する第1の顕微鏡ユニット18と、第1
の顕微鏡ユニット18を載置し、この第1の顕微鏡ユニ
ット18の光軸に対して直交する2方向に上記測定部位
を相対移動するX軸テーブル及びZ軸テーブルと、第1
の顕微鏡ユニット18の光軸に対して平行な方向(Y軸
方向)に移動可能であり、上記光軸に垂直な方向から上
記測定部位を観察する第2の顕微鏡ユニット28と、上
記X軸テーブル及びZ軸テーブルの変位量を計測する計
測手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は数値制御(以下、N
Cという)工作機械に取り付ける工具の測定機、更に詳
しくは、NC工作機械に入力する工具補正量を求める工
具測定機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】NC工作機械では、用いる工具に起因す
る補正量をあらかじめ求め、この補正量を考慮して工具
の正確な位置制御を行っている。この工具補正量とは、
NC工作機械に工具を取り付けたときの、上記工具の刃
先位置と基準工具(以下、マスター工具という)の基準
刃先位置とのずれ量として定義される。このずれ量は、
工具自体の製造誤差、摩耗、又は工具を保持する工具ホ
ルダーへの取り付け誤差によって生じるものである。
【0003】例えば、NC旋盤における工具補正量につ
いて、図2を用いて説明すると、工作機械原点位置10
1をX軸およびZ軸の原点としたときに、マスター工具
102の基準位置を(X0,Z0)とし、切削工具10
3の刃先位置を(X,Z)とすると、工具補正量(Δ
X,ΔZ)は、 ΔX=X−X0 ΔZ=Z−Z0 で定義される。ここでX0,Z0を、基準のオフセット
量という。
【0004】この工具補正量を求める従来の測定機につ
いて、図3を用いて説明する。この工具測定機は、測定
機本体104と表示器105とから概略構成される。測
定機本体104は、マスター工具102又は切削工具1
03を取り付け可能な工具ホルダー106と、この工具
ホルダー106を装着するホルダー取り付け部107
と、工具102、103を照明する光源108と、この
光源108に対して上記工具102、103の反対側に
位置し、上記光源108から照射された光を受光して工
具102、103の外縁をスクリーン109に拡大表示
する投影機110と、光源108と投影機110を固定
したU字アーム111と、このU字アーム111を上下
(X軸)方向にスライドするX軸テーブル112及び駆
動ハンドル113と、上記X軸テーブル112を左右
(Z軸)方向にスライドするZ軸テーブル114及び駆
動ハンドル115とから構成されている。
【0005】上記スクリーン109にはX軸及びZ軸に
対応する方向に十字線116が刻設されている。また、
X軸テーブル112及びZ軸テーブル114の変位量
は、リニアエンコーダ等の位置検出手段(不図示)によ
り検出される。
【0006】上記工具ホルダー106は、切削工具10
3を取り付けたまま、工具補正量測定後にホルダー受け
部107から取り外し、NC工作機械に取り付けて使用
するものである。
【0007】一方、表示器105には、上記位置検出手
段の出力を表示する表示窓117と、位置検出手段の出
力をゼロリセットするリセットボタン118が配置され
ている。
【0008】この従来の工具測定機により工具補正量を
測定するには、はじめにホルダー取り付け部107に取
り付けた工具ホルダー106にマスター工具102を取
り付け、駆動ハンドル113、115を回して、上記マ
スター工具102の基準刃先位置(例えば、工具先端の
投影像)がスクリーン109上の十字線116の中心に
位置するように、X軸テーブル112及びZ軸テーブル
114を移動する。そして、リセットボタン118を押
して、テーブル112、114の原点出しを行う。
【0009】次に、工具ホルダー106からマスター工
具102を取り外し、切削工具103に付け替え、この
工具103の刃先位置(工具先端の投影像)がスクリー
ン109上の十字線116の中心に位置するように、駆
動ハンドル113、115を回して、X軸テーブル11
2及びZ軸テーブル114を移動する。そのときの表示
窓117に表示された数値が工具補正量(ΔX、ΔZ)
となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の工具測定機では次のような問題点があった。 (イ) 測定可能な工具の形状が限定される。
【0011】図4には、従来の工具測定機では測定でき
ない工具の例を示す。図4(a)は、端面溝バイト11
9の斜視図であり、図4(b)は、このバイト119に
光源108の光を照射したときの先端部分の投影像であ
る。測定点である刃先120に相当する点121は、バ
イト外周部分の投影像122に含まれてしまい測定でき
ない。
【0012】また、図4(c)は、工具ホルダー123
に取り付けられた状態のメタルソー124の斜視図であ
り、図4(d)は、このメタルソー124に光源108
の光を照射したときの先端部分の投影像である。この場
合もメタルソー124の測定点125に相当する点12
6は、工具ホルダー123の投影像127に含まれてし
まい測定できない。
【0013】このような工具であっても、別の手段で上
記先端部分の投影像122、127と上記測定点に相当
する点121、126との位置関係を計測して、工具補
正量を推定することも可能ではあるが、工具内の相対誤
差を内包した値となるので正確な工具補正量とはならな
い。
【0014】さらに、刃先にすくい角やねじれを有する
工具は測定できない。 (ロ) 測定精度が低い。工具の形状を投影像として観
察しているので、投影機110での拡大倍率を高くする
と外輪がぼけてしまい正確な輪郭が得られない。そのた
め解像度が6μm程度と低く、十分な測定精度が得られ
ない。また、チャンファーリング状態の観察も不可能で
ある。 (ハ) Y軸(図3参照)方向の補正ができない。
【0015】NC工作機械では、上記X軸及びZ軸に直
交するY軸の補正が不可能なので、工具測定器におい
て、工具を工具ホルダーに取り付ける際に、その間にス
ペーサーを挟み込んで補正している。しかし、上記従来
の工具測定機では、このような方法によるY軸方向の補
正は不可能である。
【0016】また、ダイヤルゲージのような接触式の測
定器で測定して補正しようとすると、工具測定機におい
て、工具刃先にダイヤルゲージを接触させながらの作業
となるため、十分な測定精度が得られないばかりか、作
業性が悪い。
【0017】そこで、本発明の第1の目的は、工具の形
状によらず精度よく工具補正量の測定が可能なNC工作
機械の工具測定機を提供することにある。また、本発明
の第2の目的は、上記第1の目的に加えて、Y軸方向の
補正が可能なNC工作機械の工具測定機を提供すること
にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の請求項1に記載の工具測定機は、数
値制御工作機械に取り付ける工具ホルダーを介して工具
を保持する工具保持手段と、上記工具の測定部位を観察
する顕微鏡ユニットと、上記工具保持手段又は顕微鏡ユ
ニットを載置し、上記顕微鏡ユニットの光軸に対して直
交する2方向に上記測定部位を相対移動するテーブル手
段と、このテーブル手段の変位量を計測する計測手段と
を有するものである。
【0019】上記テーブル手段の移動は、従来のように
手動でハンドルを回して行ってもよいが、電気的な駆動
装置、例えばリニアモータを利用した駆動装置により行
うと操作が簡単になる。また、顕微鏡ユニットには同軸
落射型やバックライト用の照明手段を具備するものであ
ってもよい。そうすると、工具の輪郭や測定部位の細か
い観察が容易となる。
【0020】また、上記バックライト用照明手段を具備
した場合には、光源の前面に緑色のフィルタを配置する
と、工具の輪郭をより明確に捉えることができる。さら
に、同軸落射型の照明手段とバックライト用照明手段を
共に具備した顕微鏡ユニットにあっては、それらの光源
の光量を調整可能な構成であることが好ましい。バック
ライト照明によって工具の輪郭を明瞭にしつつ同軸落射
照明によって工具を観察した場合に、光量を調整するこ
とにより、工具の測定部位をより正確に捉えることが可
能となるからである。
【0021】また、上記第2の目的を達成するために、
本発明の請求項2に記載の工具測定機は、数値制御工作
機械に取り付ける工具ホルダーを介して工具を保持する
工具保持手段と、上記工具の測定部位を観察する第1の
顕微鏡ユニットと、上記工具保持手段又は第1の顕微鏡
ユニットを載置し、上記第1の顕微鏡ユニットの光軸に
対して直交する2方向に上記測定部位を相対移動するテ
ーブル手段と、上記第1の顕微鏡ユニットの光軸に対し
て平行な方向(Y軸方向)に移動可能であり、上記光軸
に垂直な方向から上記測定部位を観察する第2の顕微鏡
ユニットと、上記テーブル手段の変位量を計測する計測
手段とを有するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の具体的な実施の形態を説明する。図1は、本実施の形
態に係る工具測定機の構成を示す正面図である。
【0023】図1において、架台1には工具取り付け台
2が一体的に固設され、この工具取り付け台2の上部に
工具取り付け治具3が着脱自在に固定されている。この
工具取り付け治具3は、上記工具取り付け台2の一部と
して構成することも可能であるが、後述する工具ホルダ
ー4の形状がNC工作機械の種類により異なるため、工
具取り付け治具3を交換するだけで種々の形状の工具ホ
ルダーを取り付け可能にするため別体に構成している。
工具取り付け台2と工具取り付け治具3が、工具保持手
段に該当する。
【0024】上記工具取り付け治具3の側部には、工具
ホルダー4を装着するための貫通孔5と当て付け面6が
形成されており、上記貫通孔5に工具ホルダー4の突起
部7を挿入して締めレバー8で固定可能に構成されてい
る。
【0025】工具ホルダー4は、被検工具9を取り付け
たまま、工具補正量測定後に工具取り付け治具3から取
り外し、NC工作機械に取り付けて使用するものであ
り、NC工作機械の種類によって異なる形状となってい
る。そして、上記突起部7とは反対側に上記被検工具9
の取り付け穴10が形成されている。この取り付け穴1
0の形状については、公知の構成でよいので、詳細な説
明を省略する。
【0026】架台1の上部には、後述する顕微鏡ユニッ
ト等をX軸方向(図1において、被検工具9に接離する
方向)にスライドするX軸テーブル11が設けられ、X
軸駆動ハンドル12により移動可能に構成されている。
このX軸テーブル11の上には、顕微鏡ユニット等をZ
軸方向(上記X軸と直交する方向であり、図1におい
て、紙面と垂直な方向)にスライドするZ軸テーブル1
3が設けられ、Z軸駆動ハンドル14により移動可能に
構成されている。さらに、Z軸テーブル13の上には、
顕微鏡ユニットをY軸方向(上記X軸及びZ軸に対して
垂直な方向であり、図1において上下の方向)にスライ
ドするY軸テーブル15が設けられ、Y軸駆動ハンドル
16により顕微鏡ユニットを移動可能に構成されてい
る。
【0027】上記X軸テーブル11とZ軸テーブル13
とは、工具補正量を測定するときに移動させるテーブル
であり、これらのテーブルの変位量は、リニアエンコー
ダ等の計測手段で計測する。そして計測結果を表示器1
7に出力しうる構成となっている。一方、上記Y軸テー
ブル15は、顕微鏡ユニット18を被検工具9に対して
上下動させることにより被検工具9の測定部位に焦点を
合わせるためのものである。
【0028】上記顕微鏡ユニット18は、対物レンズ1
9、接眼レンズ20、同軸落射型の照明手段21等の、
公知の顕微鏡部材にて構成され、第1の顕微鏡ユニット
として機能している。上記接眼レンズ20には十字線
(不図示)が刻設してあり、測定時には、この十字線の
交点に被検工具9の測定部位が位置するように、上記X
軸駆動ハンドル12及びZ軸駆動ハンドル14を操作す
る。
【0029】上記被検工具9を挟んで上記対物レンズ1
9と反対側には、上記被検工具9の輪郭を明確にするた
めのバックライト用の照明手段22が、上記Z軸テーブ
ル13に一体的に固設されている。このバックライト照
明手段22は、光源となるランプ、このランプの光を上
記被検工具9に向けて照射するレンズ、この照射光を緑
色系の光とすべく設けた緑色のフィルタ23等で構成さ
れている。
【0030】架台1の側面には、上記同軸落射型の照明
手段21およびバックライト照明手段22の照射光量を
調整するための2つの光量調整ダイヤル24、25およ
び、各照明手段21、22の電源のオン/オフスイッチ
26が設けられ、また、上面にはX軸テーブル11の摺
動面を保護する蛇腹部材27が設けられている。
【0031】Z軸テーブル13の上には、上記(第1
の)顕微鏡ユニット18の光軸に垂直な方向から被検工
具9の測定部位を観察可能な第2の顕微鏡ユニット28
を保持し、この顕微鏡ユニット28をY軸方向(顕微鏡
ユニット18の光軸に対して平行な方向)にスライド可
能に構成した顕微鏡スタンド29が一体的に固設されて
いる。30は、この顕微鏡ユニット28を昇降するため
の駆動ハンドルである。この顕微鏡ユニット28は、対
物レンズ、十字線を刻設した接眼レンズを有し、この十
字線の交点が被検工具9の測定部位の近傍になるように
配置している。
【0032】表示器17には、上記X軸テーブル11及
びZ軸テーブル13からなるテーブル手段の変位量を測
定する不図示の測定手段からの出力を表示する表示窓3
1と、この表示をゼロリセットするリセットボタン32
が、X軸テーブル11用とZ軸テーブル13用にそれぞ
れ設けられている。上記架台1と表示器17とは、通信
線33で接続されている。
【0033】次に、このように構成された工具測定機に
より、NC工作機械の工具補正量を測定する方法につい
て説明する。被検工具9に対応した工具取り付け治具3
を工具取り付け台2に取り付け、この工具取り付け治具
3に、マスター工具(図示しないが、被検工具9と工具
ホルダー4とを一体とした形状となっている原器)を取
り付け、締めレバー8を回して固定する。オン/オフス
イッチ26を操作して、照明手段21、22に電源を供
給するとともに、光量調節ダイヤル24、25を回して
光量調節を行う。
【0034】次に、マスター工具の基準位置(例えば、
先端)に顕微鏡ユニット18の焦点が合うようにY軸駆
動ハンドル16を操作する。そして、上記基準位置が顕
微鏡ユニット18の接眼レンズに刻設された十字線の交
点に位置するように、X軸テーブル11及びZ軸テーブ
ル13を移動させる。その状態で表示器17のリセット
ボタン32を押し、テーブル手段の原点出しを完了す
る。
【0035】その後、駆動ハンドル30を操作して第2
の顕微鏡ユニット28をY軸方向に上下させ、この顕微
鏡ユニットの接眼レンズに刻設された十字線の水平線上
に、上記マスター工具の基準刃先位置を合わせ、その状
態で第2の顕微鏡ユニット28が動かないようにロック
する。
【0036】以上の操作の後、マスター工具を工具取り
付け治具3から取り外し、被検工具9を固定した工具ホ
ルダー4に付け替える。第2の顕微鏡ユニット28を覗
き、十字線の水平線上に被検工具9の刃先が位置してい
るか否かを確認し、ずれている場合には被検工具9と工
具ホルダー4との相対位置を、スペーサをこの間に挟み
込む等して調整する。このようにして、被検工具刃先位
置のY軸方向の位置補正を行うことにより、NC工作機
械による加工精度を向上することが可能となる。
【0037】次に、第1の顕微鏡ユニット18を覗き、
接眼レンズ20に刻設された十字線の交点に被検工具9
の刃先が位置するように、X軸テーブル11及びZ軸テ
ーブル13を移動させる。その状態での表示器17の表
示窓31に表示された数値を読み取り工具補正量とす
る。
【0038】本実施の形態に係る工具測定機によれば、
測定可能な工具の形状が制限されることがなく、測定精
度も向上する。また、チャンファーリング状態の観察も
可能となる。
【0039】このような形態により実施される本発明
は、その他にも本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の
変形実施が可能である。以上、本発明の実施形態に基づ
いて説明したが本明細書中には以下の発明が含まれる。
すなわち、 (1) NC工作機械で使用する工具の工具補正量を測
定する工具測定機において、測定点を有する工具を、工
具補正量を測定される工具として取り付ける工具取り付
け台と、工具取り付け台に取り付けられた前記工具に接
近する方向及びその方向に直交する方向の2方向に移動
可能なテーブルと、前記工具の測定点を前記2方向に直
交する軸の上方から直視するように前記テーブルに設置
された第1の顕微鏡とを有することを特徴とする工具測
定機。 (2) 上記工具を挟んで上記顕微鏡と反対側に位置
し、前記工具を照射するように前記テーブルに設けられ
た光源を有し、上記光源が、ランプと、このランプの光
を上記工具のバックライトとして照射するレンズと、上
記バックライトが緑色系の光となるように設けた緑色の
フィルタとを有する上記(1)の工具測定機。 (3) 上記2方向に直交する軸方向に移動可能で、上
記工具を直視する第2の顕微鏡を有する上記(1)又は
(2)の工具測定機。
【0040】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の工具測定機に
よれば、工具の形状によらず精度よく工具補正量の測定
が可能なNC工作機械の工具測定機を提供することがで
きる。
【0041】また、請求項2に記載の工具測定機によれ
ば、上記効果に加えて、Y軸方向の補正が可能なNC工
作機械の工具測定機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る工具測定機の構成
を示す正面図である。
【図2】 工具補正量の測定に関する説明図である。
【図3】 従来の工具測定機の斜視図である。
【図4】 従来の工具測定機では測定できない工具例を
示す説明図。
【符号の説明】
4 工具ホルダー 9 被検工具 11 X軸テーブル 13 Z軸テーブル 18(第1の)顕微鏡ユニット 21 同軸落射型の照明手段 22 バックライト用照明手段 23 フィルタ 28(第2の)顕微鏡ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御工作機械で使用する工具の工具
    補正量を測定する工具測定機において、 上記数値制御工作機械に取り付ける工具ホルダーを介し
    て上記工具を保持する工具保持手段と、 上記工具の測定部位を観察する顕微鏡ユニットと、 上記工具保持手段又は顕微鏡ユニットを載置し、上記顕
    微鏡ユニットの光軸に対して直交する2方向に上記測定
    部位を相対移動するテーブル手段と、 このテーブル手段の変位量を計測する計測手段と、 を有することを特徴とする工具測定機。
  2. 【請求項2】 数値制御工作機械で使用する工具の工具
    補正量を測定する工具測定機において、 上記数値制御工作機械に取り付ける工具ホルダーを介し
    て上記工具を保持する工具保持手段と、 上記工具の測定部位を観察する第1の顕微鏡ユニット
    と、 上記工具保持手段又は第1の顕微鏡ユニットを載置し、
    上記第1の顕微鏡ユニットの光軸に対して直交する2方
    向に上記測定部位を相対移動するテーブル手段と、 上記第1の顕微鏡ユニットの光軸に対して平行な方向に
    移動可能であり、上記光軸に垂直な方向から上記測定部
    位を観察する第2の顕微鏡ユニットと、 上記テーブル手段の変位量を計測する計測手段と、 を有することを特徴とする工具測定機。
JP24735997A 1997-09-12 1997-09-12 工具測定機 Pending JPH1190783A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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