JPH0342000B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342000B2 JPH0342000B2 JP58140741A JP14074183A JPH0342000B2 JP H0342000 B2 JPH0342000 B2 JP H0342000B2 JP 58140741 A JP58140741 A JP 58140741A JP 14074183 A JP14074183 A JP 14074183A JP H0342000 B2 JPH0342000 B2 JP H0342000B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- printed circuit
- board
- circuit board
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、コネクタを搭載した小型プリント基
板の簡易な取付方法に関する。
板の簡易な取付方法に関する。
従来技術と問題点
車載用テーププレーヤなどの電子装置は筐体内
にカセツト駆動機構を収容し、その周囲に電子回
路搭載プリント基板を配設しており、全体として
小型化が要請されているのでプリント基板は複数
枚に分割しそれらを水平複数段にまたは水平、垂
直に配置して収容したりしている。これらのプリ
ント基板の電気的接続にはコネクタが使われるこ
とが多く、またプリント基板の固定にはねじ止
め、爪片ねじ曲げなどが採用される。プリント基
板が一方は水平、他方は垂直に配置され、相互は
コネクタで電気的に接続される場合、プリント基
板固定にねじ止めを採用すると、ねじを締めるに
つれてプリント基板は該締込み方向へ移動し、こ
れは他方のプリント基板の面にそつて移動する方
向になるのでコネクタ部に異常な力が加わり、ピ
ン破損、パターン剥離などを生じ易い。また爪片
を使用してこれをプリント基板に通し、先端をね
じ曲げる固定方法の場合はねじ曲げと共にプリン
ト基板も回動しようとし、プリント板にやはり異
常な力が加わる。更に両者ともねじ止め、爪片ね
じ曲げなどの作業工程が必要である。
にカセツト駆動機構を収容し、その周囲に電子回
路搭載プリント基板を配設しており、全体として
小型化が要請されているのでプリント基板は複数
枚に分割しそれらを水平複数段にまたは水平、垂
直に配置して収容したりしている。これらのプリ
ント基板の電気的接続にはコネクタが使われるこ
とが多く、またプリント基板の固定にはねじ止
め、爪片ねじ曲げなどが採用される。プリント基
板が一方は水平、他方は垂直に配置され、相互は
コネクタで電気的に接続される場合、プリント基
板固定にねじ止めを採用すると、ねじを締めるに
つれてプリント基板は該締込み方向へ移動し、こ
れは他方のプリント基板の面にそつて移動する方
向になるのでコネクタ部に異常な力が加わり、ピ
ン破損、パターン剥離などを生じ易い。また爪片
を使用してこれをプリント基板に通し、先端をね
じ曲げる固定方法の場合はねじ曲げと共にプリン
ト基板も回動しようとし、プリント板にやはり異
常な力が加わる。更に両者ともねじ止め、爪片ね
じ曲げなどの作業工程が必要である。
発明の目的
本発明はコネクタ付き小型プリント基板を極め
て簡単な方法で固定でき、作業が容易でプリント
基板に異常な力が加わることもない固定方法を提
供しようとするものである。
て簡単な方法で固定でき、作業が容易でプリント
基板に異常な力が加わることもない固定方法を提
供しようとするものである。
発明の構成
第1コネクタが搭載された第1基板を、筐体底
板に平行となるように筐体に固定され前記第1コ
ネクタと対をなす第2コネクタが搭載された第2
基板に前記第1および第2コネクタを介して電気
的に接続するとともに、前記筐体に該筐体の底板
に対して直角に固定する取付方法において、前記
第1基板にスリツトを設け、前記筐体の側壁に前
記スリツトと係合し、係合状態において前記第1
コネクタと第2コネクタが互いに嵌合するような
切欠を有する係止部を設け、該係止部の切欠に前
記スリツトを係合するように挿入して、前記第1
コネクタと第2コネクタを嵌合させ、その後に前
記筐体の蓋にて前記切欠の開放端を閉塞して、前
記スリツトと前記切欠の係合が外れる方向への前
記第1基板の移動を防ぐよう構成したことを特徴
とするが、次に図面を参照しながらこれを説明す
る。
板に平行となるように筐体に固定され前記第1コ
ネクタと対をなす第2コネクタが搭載された第2
基板に前記第1および第2コネクタを介して電気
的に接続するとともに、前記筐体に該筐体の底板
に対して直角に固定する取付方法において、前記
第1基板にスリツトを設け、前記筐体の側壁に前
記スリツトと係合し、係合状態において前記第1
コネクタと第2コネクタが互いに嵌合するような
切欠を有する係止部を設け、該係止部の切欠に前
記スリツトを係合するように挿入して、前記第1
コネクタと第2コネクタを嵌合させ、その後に前
記筐体の蓋にて前記切欠の開放端を閉塞して、前
記スリツトと前記切欠の係合が外れる方向への前
記第1基板の移動を防ぐよう構成したことを特徴
とするが、次に図面を参照しながらこれを説明す
る。
発明の実施例
第1図で10は車載用テーププレーヤの筐体、
12は筐体内に収容されるプリント基板の1つ、
14は他の1つである。プリント基板12及び1
4はコネクタ16,18を取付けられており、電
気的接続はこれらを嵌合させることにより行なわ
れる。プリント基板には配線が施され、各種の部
品が取付けられる。20,22,24はその部品
の一部を表わし、本例ではこれらは夜間照明用、
動作モード表示用などに供される発光ダイオード
である。プリント基板14には取付け用のスリツ
ト26があけられ、これに対応して筐体10の側
壁上部に係止部28が形成される。この係止部2
8は、板金をプレス成形して筐体10に加工する
とき折曲形成され、筐体側壁部から内方へ直角に
曲つた部分28a及びそれより外方へ直角に曲つ
た部分28bを有し、部分28bの折曲部近傍の
上辺には切欠28cが作られる。プリント基板1
2は筐体10の底板部をほゞ覆う大きさで、図示
しないが該底板部にねじ止めされる。プリント基
板12の中央部上面には配線および部品は設けら
れておらず、この部分の上部空間にはカセツト駆
動機構が収容される。筐体10の係止部28があ
る側には図示しないが前面パネルが取付けられ、
発光ダイオード20,22はその照明、表示用で
ある。
12は筐体内に収容されるプリント基板の1つ、
14は他の1つである。プリント基板12及び1
4はコネクタ16,18を取付けられており、電
気的接続はこれらを嵌合させることにより行なわ
れる。プリント基板には配線が施され、各種の部
品が取付けられる。20,22,24はその部品
の一部を表わし、本例ではこれらは夜間照明用、
動作モード表示用などに供される発光ダイオード
である。プリント基板14には取付け用のスリツ
ト26があけられ、これに対応して筐体10の側
壁上部に係止部28が形成される。この係止部2
8は、板金をプレス成形して筐体10に加工する
とき折曲形成され、筐体側壁部から内方へ直角に
曲つた部分28a及びそれより外方へ直角に曲つ
た部分28bを有し、部分28bの折曲部近傍の
上辺には切欠28cが作られる。プリント基板1
2は筐体10の底板部をほゞ覆う大きさで、図示
しないが該底板部にねじ止めされる。プリント基
板12の中央部上面には配線および部品は設けら
れておらず、この部分の上部空間にはカセツト駆
動機構が収容される。筐体10の係止部28があ
る側には図示しないが前面パネルが取付けられ、
発光ダイオード20,22はその照明、表示用で
ある。
第2図を参照しながら筐体10へのプリント基
板14の取付けを説明するに、作業者は先ず第2
図aに示すようにプリント基板14をコネクタ1
8が下になるようにして立て把持し、次いで同b
に示すように係止部28をスリツト26に通しか
つコネクタ18がコネクタ16の上部にくるよう
にし、次いで下方へ下げて同cに示すようにコネ
クタ18をコネクタ16に嵌合させる。このとき
スリツト26の上部のプリント基板14部分は係
止部28の切欠28cに挿入され、こうしてプリ
ント基板14は下部をコネクタ18,16により
また上部をスリツト26、係止部28により支持
され、筐体10に固定される。左右前後及び下方
への移動はこれらの手段により確実に阻止される
が、上方への移動はコネクタ16,18の結合力
により阻止される程度であるから可能である。つ
まり挿し込んだプリント基板14の抜取りは可能
であり、これは部品交換などを可能にする。但し
テーププレーヤとして組立てた状態では蓋30が
上部を覆うので、抜取り、脱落の恐れはない。
板14の取付けを説明するに、作業者は先ず第2
図aに示すようにプリント基板14をコネクタ1
8が下になるようにして立て把持し、次いで同b
に示すように係止部28をスリツト26に通しか
つコネクタ18がコネクタ16の上部にくるよう
にし、次いで下方へ下げて同cに示すようにコネ
クタ18をコネクタ16に嵌合させる。このとき
スリツト26の上部のプリント基板14部分は係
止部28の切欠28cに挿入され、こうしてプリ
ント基板14は下部をコネクタ18,16により
また上部をスリツト26、係止部28により支持
され、筐体10に固定される。左右前後及び下方
への移動はこれらの手段により確実に阻止される
が、上方への移動はコネクタ16,18の結合力
により阻止される程度であるから可能である。つ
まり挿し込んだプリント基板14の抜取りは可能
であり、これは部品交換などを可能にする。但し
テーププレーヤとして組立てた状態では蓋30が
上部を覆うので、抜取り、脱落の恐れはない。
発明の効果
以上説明したように本発明によればプリント基
板に設けたスリツトに筐体爪片(係止部)を嵌合
させながら該基板下部のコネクタを挿し込むとい
うワンタツチで該プリント基板を筐体に固定する
ことができ、非常に作業性がよい。また電気的接
続もこの取付け作業で同時に行なうことができ、
プリント基板14にはねじ止めの場合のようにプ
リント基板12の表面に沿つて移動するような力
は作用しないからコネクタピン等の損傷、剥離は
生じない。
板に設けたスリツトに筐体爪片(係止部)を嵌合
させながら該基板下部のコネクタを挿し込むとい
うワンタツチで該プリント基板を筐体に固定する
ことができ、非常に作業性がよい。また電気的接
続もこの取付け作業で同時に行なうことができ、
プリント基板14にはねじ止めの場合のようにプ
リント基板12の表面に沿つて移動するような力
は作用しないからコネクタピン等の損傷、剥離は
生じない。
第1図は本発明の実施例を示す要部斜視図、第
2図a〜cは基板取付け方法を説明する図であ
る。 図面で18はコネクタの一方、16はコネクタ
の他方、14は第1のプリント基板、12は第2
のプリント基板、10は筐体、28は係止部、2
8cは切欠、26はスリツトである。
2図a〜cは基板取付け方法を説明する図であ
る。 図面で18はコネクタの一方、16はコネクタ
の他方、14は第1のプリント基板、12は第2
のプリント基板、10は筐体、28は係止部、2
8cは切欠、26はスリツトである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 第1コネクタが搭載された第1基板を、筐体
底板に平行となるように筐体に固定され前記第1
コネクタと対をなす第2コネクタが搭載された第
2基板に前記第1および第2コネクタを介して電
気的に接続するとともに、前記筐体に該筐体の底
板に対して直角に固定する取付方法において、 前記第1基板にスリツトを設け、 前記筐体の側壁に前記スリツトと係合し、係合
状態において前記第1コネクタと第2コネクタが
互いに嵌合するような切欠を有する係止部を設
け、該係止部の切欠に前記スリツトを係合するよ
うに挿入して、前記第1コネクタと第2コネクタ
を嵌合させ、その後に前記筐体の蓋にて前記切欠
の開放端を閉塞して、前記スリツトと前記切欠の
係合が外れる方向への前記第1基板の移動を防ぐ
よう構成したことを特徴とするプリント基板の取
付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14074183A JPS6031299A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | プリント基板の取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14074183A JPS6031299A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | プリント基板の取付方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6031299A JPS6031299A (ja) | 1985-02-18 |
| JPH0342000B2 true JPH0342000B2 (ja) | 1991-06-25 |
Family
ID=15275630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14074183A Granted JPS6031299A (ja) | 1983-08-01 | 1983-08-01 | プリント基板の取付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6031299A (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5644056U (ja) * | 1979-09-12 | 1981-04-21 |
-
1983
- 1983-08-01 JP JP14074183A patent/JPS6031299A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6031299A (ja) | 1985-02-18 |
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