JPH0341761Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0341761Y2 JPH0341761Y2 JP1987201340U JP20134087U JPH0341761Y2 JP H0341761 Y2 JPH0341761 Y2 JP H0341761Y2 JP 1987201340 U JP1987201340 U JP 1987201340U JP 20134087 U JP20134087 U JP 20134087U JP H0341761 Y2 JPH0341761 Y2 JP H0341761Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- overbody
- plate
- clamping rods
- rod
- clamping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001914 filtration Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はフイルタプレスにおける板に関し、
とくにフイルタプレスにおける板の支持構造の
改良に関する。
とくにフイルタプレスにおける板の支持構造の
改良に関する。
従来の技術
従来、過板と過枠とを交互に配列してなる
加圧過機において、過枠は硬質の外側枠内に
弾性の内側枠をきつくはめ込んで固定するととも
に、上記外側枠の両側に取り付けた把手を案内レ
ール上に摺動自在に載置したもの(特公昭47−
1268号)が公知である。
加圧過機において、過枠は硬質の外側枠内に
弾性の内側枠をきつくはめ込んで固定するととも
に、上記外側枠の両側に取り付けた把手を案内レ
ール上に摺動自在に載置したもの(特公昭47−
1268号)が公知である。
考案が解決しようとする問題点
上記公知の過板は、外側枠の内周と内側枠の
外周とのはめ込みを確実にするため、外側枠と内
側枠との構造を複雑にし、かつ、組立作業上から
も手数を要していた。上記外側枠と内側枠とは薄
手になる程、緊密にしてかつ安定に支持すること
が困難である。
外周とのはめ込みを確実にするため、外側枠と内
側枠との構造を複雑にし、かつ、組立作業上から
も手数を要していた。上記外側枠と内側枠とは薄
手になる程、緊密にしてかつ安定に支持すること
が困難である。
本考案は上記内外両枠のはめ込み式構造に対し
て、一対の挟持杆によつて過体を容易かつ強固
に挾持して案内レール上から移動可能に支持する
ものである。
て、一対の挟持杆によつて過体を容易かつ強固
に挾持して案内レール上から移動可能に支持する
ものである。
問題点を解決しようとするための手段
すなわち、本考案は、前後の機枠間に架け渡し
た案内レール7から吊下して移動可能に支持する
フイルタプレスにおる板において、過を行な
うための過体3が、過体3をその両側から挟
み付ける一対の挾持杆1,2,14,15と、
過体3を挟み付けた一対の挾持杆の各両端どうし
を過体3の側面から離れて緊縛する連結杆4,
5,16,17とのより挾持され、かつ、上記
過体3の上側に位置する連結杆4または挾持杆1
4を案内レール7に架けて吊支持するように構成
されたフイルタプレスにおける板である。
た案内レール7から吊下して移動可能に支持する
フイルタプレスにおる板において、過を行な
うための過体3が、過体3をその両側から挟
み付ける一対の挾持杆1,2,14,15と、
過体3を挟み付けた一対の挾持杆の各両端どうし
を過体3の側面から離れて緊縛する連結杆4,
5,16,17とのより挾持され、かつ、上記
過体3の上側に位置する連結杆4または挾持杆1
4を案内レール7に架けて吊支持するように構成
されたフイルタプレスにおける板である。
作 用
過体の両側に当てた一対の挾持杆どうしを連
結具で緊縛して、過体を両側から把持した板
を、上記過体3の上側に位置する連結杆または
挾持杆を案内レールに架けて配列する。案内レー
ル上の上記板列を締付装置で締付けて過の体
勢をとり、過後、締付けを解除して案内レール
上に架かる板列の板間を離隔する。
結具で緊縛して、過体を両側から把持した板
を、上記過体3の上側に位置する連結杆または
挾持杆を案内レールに架けて配列する。案内レー
ル上の上記板列を締付装置で締付けて過の体
勢をとり、過後、締付けを解除して案内レール
上に架かる板列の板間を離隔する。
実施例
本考案を図を用いて説明する。第1図におい
て、1,2は枠板3の両側を挟みつける一対の挾
持杆で、その両端部を枠板3の上下に突出する長
さを有する。4は挾持杆1,2どうしの上部を連
結する横杆で、枠板3の上辺に平行にして、その
両端部は枠体3を挟む挾持杆1,2の外側方へ突
出している。上記挾持杆1,2と横杆4とは中空
の鋼製角材を裁断して形成したもので、枠板3の
厚さとほぼ等しい厚さを有する。5は挾持杆1,
2どうしの下端部を締付ける連結棒で、枠板3の
下辺に平行に設ける。上記枠板3は正方形の枠体
からなり、その両側辺に挾持杆1,2を当て、該
挾持杆どうしを、横杆4と連結棒5とで次の通り
緊縛して把持してある。すなわち、一対の挾持杆
1,2の中間部を枠板3の左右両側に当て、挾持
杆1,2の上端に設けた段部を横杆4にあけた差
込み孔にさし込み、また上記挾持杆1,2の下方
突出部にあけた貫通孔に小径の連結棒5の両側ね
じ部を通して、締付調節用ナツト6を締付けるこ
とによつて、上記板体3は把持してある。7は挾
持杆1,2の上部外側に接近して平行に架け渡し
た案内レールで、該レール7上に挾持杆の外側に
突出した横杆4の両端部8,8を移動可能に載置
する。9,9は上記両端部8,8内に差込んで固
定した該端部の延長片で、該延長片9,9に板
送り装置の送り爪が係脱する。また上記両端部
8,8を短かくして延長片9,9をレール7,7
上に移動可能に載してもよい。10,11は挾持
杆1,2の内側に突設した枠板3の係止ピンであ
る。挾持杆1,2は枠板3を直接挾持している
が、挾持杆1,2と枠板3との間に例えばゴムテ
ープなどを挟み込めば、前記の締付調節用ナツト
6の締込みを効果的に行うことができる。しかし
前記の通り締付調節用ナツトを充分に締付けれ
ば、枠板3は挾持杆1,2から弛み出すおそれは
ない。
て、1,2は枠板3の両側を挟みつける一対の挾
持杆で、その両端部を枠板3の上下に突出する長
さを有する。4は挾持杆1,2どうしの上部を連
結する横杆で、枠板3の上辺に平行にして、その
両端部は枠体3を挟む挾持杆1,2の外側方へ突
出している。上記挾持杆1,2と横杆4とは中空
の鋼製角材を裁断して形成したもので、枠板3の
厚さとほぼ等しい厚さを有する。5は挾持杆1,
2どうしの下端部を締付ける連結棒で、枠板3の
下辺に平行に設ける。上記枠板3は正方形の枠体
からなり、その両側辺に挾持杆1,2を当て、該
挾持杆どうしを、横杆4と連結棒5とで次の通り
緊縛して把持してある。すなわち、一対の挾持杆
1,2の中間部を枠板3の左右両側に当て、挾持
杆1,2の上端に設けた段部を横杆4にあけた差
込み孔にさし込み、また上記挾持杆1,2の下方
突出部にあけた貫通孔に小径の連結棒5の両側ね
じ部を通して、締付調節用ナツト6を締付けるこ
とによつて、上記板体3は把持してある。7は挾
持杆1,2の上部外側に接近して平行に架け渡し
た案内レールで、該レール7上に挾持杆の外側に
突出した横杆4の両端部8,8を移動可能に載置
する。9,9は上記両端部8,8内に差込んで固
定した該端部の延長片で、該延長片9,9に板
送り装置の送り爪が係脱する。また上記両端部
8,8を短かくして延長片9,9をレール7,7
上に移動可能に載してもよい。10,11は挾持
杆1,2の内側に突設した枠板3の係止ピンであ
る。挾持杆1,2は枠板3を直接挾持している
が、挾持杆1,2と枠板3との間に例えばゴムテ
ープなどを挟み込めば、前記の締付調節用ナツト
6の締込みを効果的に行うことができる。しかし
前記の通り締付調節用ナツトを充分に締付けれ
ば、枠板3は挾持杆1,2から弛み出すおそれは
ない。
なお、挾持杆1,2の下部突出端の外側には支
持板12,12が当てあり、該支持板にあけた孔
を前記の連結棒5の両端ねじ部に差込んで締付調
節用ナツト6,6で該連結棒5とともに締付けて
ある。この支持板12,12間には図示しない連
結棒又はローラを架設して、該棒又はローラと横
杆4との間に布13を掛け外し自在にする。
持板12,12が当てあり、該支持板にあけた孔
を前記の連結棒5の両端ねじ部に差込んで締付調
節用ナツト6,6で該連結棒5とともに締付けて
ある。この支持板12,12間には図示しない連
結棒又はローラを架設して、該棒又はローラと横
杆4との間に布13を掛け外し自在にする。
また第3,4図図示の例において挾持杆14,
15は枠板3の上下辺を挾持し、両挾持杆14,
15の枠板3外側に突出する端部どうしを連結棒
16,17で緊縛している。この例では枠板3の
上下辺に当てた両挾持杆14,15を緊縛するこ
とによつて、枠板3を把持するから、横杆4を使
用する場合に対して加工及び組立ての工数を少な
くする。また第5図に示すように連結棒16,1
7をさらに上方に延長して、該延長端に板送り
装置の送り爪が係脱する支持片を取付け、板を
レールに移動可能に支持してもよい。
15は枠板3の上下辺を挾持し、両挾持杆14,
15の枠板3外側に突出する端部どうしを連結棒
16,17で緊縛している。この例では枠板3の
上下辺に当てた両挾持杆14,15を緊縛するこ
とによつて、枠板3を把持するから、横杆4を使
用する場合に対して加工及び組立ての工数を少な
くする。また第5図に示すように連結棒16,1
7をさらに上方に延長して、該延長端に板送り
装置の送り爪が係脱する支持片を取付け、板を
レールに移動可能に支持してもよい。
また本考案の板は過床を有する普通の板
を挾持杆で挾持するものであつてもよく、また
板形状は円形としてもよい。また挾持杆の形状と
過体の形状とが異なる場合は、両者間に適宜形
状のスペーサを介在させればよい。
を挾持杆で挾持するものであつてもよく、また
板形状は円形としてもよい。また挾持杆の形状と
過体の形状とが異なる場合は、両者間に適宜形
状のスペーサを介在させればよい。
以上の通り構成した板を用いて単式あるいは
複式のフイルタプレスを組立て、板面に布を
掛けて常のように締付装置で締付けて過を行
う。また枠板面に圧搾膜を被着して圧搾板とした
ものを上記板と交互に配列して過圧搾を行
い、過後、開板して布間のケークを排出す
る。
複式のフイルタプレスを組立て、板面に布を
掛けて常のように締付装置で締付けて過を行
う。また枠板面に圧搾膜を被着して圧搾板とした
ものを上記板と交互に配列して過圧搾を行
い、過後、開板して布間のケークを排出す
る。
考案の効果
本考案によれば、挾持杆で挾持する各過体間
に寸法上多少の誤差があつても、また過体の厚
さが薄いものでも一対の挾持杆と過体の側面か
ら離れて緊縛する連結杆とにより過体の緊縛を
容易にしかつ強力に把持して板を構成すること
ができる。また過体の上側に位置する連結杆ま
たは挾持杆を案内レールに架けて吊支持するか
ら、枠板を過床のある板と容易に挟み変えて
配列し、フイルタプレスの板形式を変更して所
要の過を行うことができる。また上記過体に
従来の把手加工を施す必要がないからその加工を
簡易にしている。
に寸法上多少の誤差があつても、また過体の厚
さが薄いものでも一対の挾持杆と過体の側面か
ら離れて緊縛する連結杆とにより過体の緊縛を
容易にしかつ強力に把持して板を構成すること
ができる。また過体の上側に位置する連結杆ま
たは挾持杆を案内レールに架けて吊支持するか
ら、枠板を過床のある板と容易に挟み変えて
配列し、フイルタプレスの板形式を変更して所
要の過を行うことができる。また上記過体に
従来の把手加工を施す必要がないからその加工を
簡易にしている。
第1図は本考案に係る板の正面図、第2図は
同板の側面図、第3図は本考案の他の例を示す
板の正面図、第4図は同側面図、第5図はさら
に他の例を示す板の一部切欠側面図である。 1,2……挾持杆、3……枠板、4……横杆、
5……連結杆、6……締付調節ナツト、7……レ
ール、14,15……挾持杆、16,17……連
結棒。
同板の側面図、第3図は本考案の他の例を示す
板の正面図、第4図は同側面図、第5図はさら
に他の例を示す板の一部切欠側面図である。 1,2……挾持杆、3……枠板、4……横杆、
5……連結杆、6……締付調節ナツト、7……レ
ール、14,15……挾持杆、16,17……連
結棒。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 前後の機枠間に架け渡した案内レール7から吊
下して移動可能に支持するフイルタプレスにおる
板において、 過を行なうための過体3が、 過体3をその両側から挟み付ける一対の挟持
杆1,2,14,15と、過体3を挟み付けた
一対の挟持杆の各両端どうしを過体3の側面か
ら離れて緊縛する連結杆4,5,16,17とに
より挟持され、かつ、 上記過体3の上側に位置する連結杆4または
挟持杆14を案内レール7に架けて吊支持するよ
う構成されたフイルタプレスにおける板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987201340U JPH0341761Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987201340U JPH0341761Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01107409U JPH01107409U (ja) | 1989-07-20 |
JPH0341761Y2 true JPH0341761Y2 (ja) | 1991-09-02 |
Family
ID=31491706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987201340U Expired JPH0341761Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0341761Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS539571B2 (ja) * | 1974-11-27 | 1978-04-06 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS539571U (ja) * | 1976-07-08 | 1978-01-26 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP1987201340U patent/JPH0341761Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS539571B2 (ja) * | 1974-11-27 | 1978-04-06 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01107409U (ja) | 1989-07-20 |
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