JPH0341592Y2 - - Google Patents
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- JPH0341592Y2 JPH0341592Y2 JP5579184U JP5579184U JPH0341592Y2 JP H0341592 Y2 JPH0341592 Y2 JP H0341592Y2 JP 5579184 U JP5579184 U JP 5579184U JP 5579184 U JP5579184 U JP 5579184U JP H0341592 Y2 JPH0341592 Y2 JP H0341592Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- window
- power window
- door glass
- driving force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 12
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、車両等のドアに設けられるウインド
を自動的に開閉させるパワーウインド装置に関す
る。
を自動的に開閉させるパワーウインド装置に関す
る。
(従来技術)
従来、パワーウインド装置に配置されるモータ
の出力容量は、ウインドに生じる最大抵抗値より
も大きなトルクを出力させるように設定されてい
た。
の出力容量は、ウインドに生じる最大抵抗値より
も大きなトルクを出力させるように設定されてい
た。
ところが、ウインドの開閉において、実際にウ
インドに生じる抵抗が大きくなるのは、ウインド
が完全に閉じられる直前10〜15mmから閉じてしま
うまでの間や、その他には高速走行時に強い風圧
を受けたとき等であつて、それ以外の場合にウイ
ンドに生じる抵抗は、上記抵抗が大きいときの1/
3〜1/7程度の小さなものであつたから、ウインド
に生じる抵抗が小さいとききにウインドの最大抵
抗値以上の力をモータに出力させるのは不必要な
ことであり、また、電力もよけいに消費されると
いう問題点を有するものであつた。
インドに生じる抵抗が大きくなるのは、ウインド
が完全に閉じられる直前10〜15mmから閉じてしま
うまでの間や、その他には高速走行時に強い風圧
を受けたとき等であつて、それ以外の場合にウイ
ンドに生じる抵抗は、上記抵抗が大きいときの1/
3〜1/7程度の小さなものであつたから、ウインド
に生じる抵抗が小さいとききにウインドの最大抵
抗値以上の力をモータに出力させるのは不必要な
ことであり、また、電力もよけいに消費されると
いう問題点を有するものであつた。
(考案の目的)
本考案は、上述の問題点を解消するためになさ
れたもので、その目的とするところは、ウインド
の開閉を主、副2個のモータを駆動させて行な
い、かつ、ウインドの抵抗が小さいときには1個
のモータを駆動させ、抵抗が大きいときには2個
のモータを駆動させることによつて、出力容量に
ムダのない、電力消費量が少ないパワーウインド
装置を提供させることにある。
れたもので、その目的とするところは、ウインド
の開閉を主、副2個のモータを駆動させて行な
い、かつ、ウインドの抵抗が小さいときには1個
のモータを駆動させ、抵抗が大きいときには2個
のモータを駆動させることによつて、出力容量に
ムダのない、電力消費量が少ないパワーウインド
装置を提供させることにある。
(考案の構成)
上記目的を達成するために本考案の構成は、パ
ワーウインドスイツチの投入によりモータの駆動
力を制御するパワーウインド制御回路と、モータ
の駆動力をドアガラスに伝達させるリンケージと
を備え、モータの駆動力によつてドアガラスを開
閉するパワーウインド装置において、前記モータ
は主モータと副モータとで構成され、ドアガラス
の全閉付近から全閉までの間で作動する位置検出
手段が設けられ、前記パワーウインド制御回路は
ドアガラスの全開から全閉までの全域でドアガラ
スに主モータの駆動力を伝達させる主モータ制御
回路と、前記位置検出手段の作動時ドアガラスに
副モータの駆動力を伝達させる副モータ制御回路
とから構成されていることとした。
ワーウインドスイツチの投入によりモータの駆動
力を制御するパワーウインド制御回路と、モータ
の駆動力をドアガラスに伝達させるリンケージと
を備え、モータの駆動力によつてドアガラスを開
閉するパワーウインド装置において、前記モータ
は主モータと副モータとで構成され、ドアガラス
の全閉付近から全閉までの間で作動する位置検出
手段が設けられ、前記パワーウインド制御回路は
ドアガラスの全開から全閉までの全域でドアガラ
スに主モータの駆動力を伝達させる主モータ制御
回路と、前記位置検出手段の作動時ドアガラスに
副モータの駆動力を伝達させる副モータ制御回路
とから構成されていることとした。
(実施例)
次に本考案の実施例を図面に示して説明する。
第1図は本考案の第1実施例であるパワーウイ
ンド装置Aを示す構造説明図、第2図は該パワー
ウインド装置Aの要部を示す説明図、第3図は該
パワーウインド装置Aの回路図である。
ンド装置Aを示す構造説明図、第2図は該パワー
ウインド装置Aの要部を示す説明図、第3図は該
パワーウインド装置Aの回路図である。
1はドアであり、内部にウインド2が摺動自在
に設けられている。該ウインド2はドア1に設け
られたガイドレール11,12に沿つて上下する
ものである。
に設けられている。該ウインド2はドア1に設け
られたガイドレール11,12に沿つて上下する
ものである。
3は、最大トルク20Kg・cmの主モータ、4は最
大トルク70Kg・cmの副モータであり、両モータ
3,4はシヤフト31を共有している。副モータ
4は電磁型モータで、界磁に電磁石が用いられて
おり、永久磁石を用いたものに対して非作動時に
はシヤフト31に対して抵抗が生じない構造にな
つている。
大トルク70Kg・cmの副モータであり、両モータ
3,4はシヤフト31を共有している。副モータ
4は電磁型モータで、界磁に電磁石が用いられて
おり、永久磁石を用いたものに対して非作動時に
はシヤフト31に対して抵抗が生じない構造にな
つている。
上記モータ3,4の駆動力は、以下に示すリン
ケージを介してウインドに伝達される。
ケージを介してウインドに伝達される。
前記シヤフト31の先端にはウオームホイル5
と噛み合うウオームギヤ32が設けられている。
前記ウオームホイル5の隣りにはウオームホイル
5の軸心51を共有するピニオン6が設けられて
おり、該ピニオン6はアーム7と一体となつた扇
形ギヤ8と噛み合つている。尚、9,9はアー
ム、91,91,91はガイドローラ、10,1
0はガイドチヤンネルであつて、以上によりリン
ケージを構成する。
と噛み合うウオームギヤ32が設けられている。
前記ウオームホイル5の隣りにはウオームホイル
5の軸心51を共有するピニオン6が設けられて
おり、該ピニオン6はアーム7と一体となつた扇
形ギヤ8と噛み合つている。尚、9,9はアー
ム、91,91,91はガイドローラ、10,1
0はガイドチヤンネルであつて、以上によりリン
ケージを構成する。
13はパワーウインド作動スイツチであり、主
モータ3を駆動させてウインド2を開閉させるも
のである。131,132は端子、133,13
4,135,136は接点である。
モータ3を駆動させてウインド2を開閉させるも
のである。131,132は端子、133,13
4,135,136は接点である。
尚、130は主モータ制御回路である。
14は切換手段である。
141はリミツトスイツチであり、ウインド2
が前記主モータ3に大きなトルクを生じさせる位
置である上限位置付近(上限位置下方10〜15mm)
に位置すると副モータ4を駆動させるものであ
る。リミツトスイツチ141は、前記ガイドレー
ル11に設けられた端子15と、前記ウインド2
に設けられた端子16とが接することで閉じられ
るものである。
が前記主モータ3に大きなトルクを生じさせる位
置である上限位置付近(上限位置下方10〜15mm)
に位置すると副モータ4を駆動させるものであ
る。リミツトスイツチ141は、前記ガイドレー
ル11に設けられた端子15と、前記ウインド2
に設けられた端子16とが接することで閉じられ
るものである。
143は手動の切換スイツチであり、該スイツ
チによつても副モータ4を駆動させられるもので
ある。
チによつても副モータ4を駆動させられるもので
ある。
尚、140は副モータ制御回路である。
17はサーキツトブレーカであり、ウインド2
が上限・下限位置に達する等して前記モータ3,
4に過大なトルクが生じた際に該モータ3,4の
焼付を防止するために電流をカツトさせるもので
ある。
が上限・下限位置に達する等して前記モータ3,
4に過大なトルクが生じた際に該モータ3,4の
焼付を防止するために電流をカツトさせるもので
ある。
尚、18はイグニツシヨンスイツチで、19は
レギユレータベースである。
レギユレータベースである。
従つて、上述のパワーウインド装置Aを作動さ
せる場合、まず、イグニツシヨンスイツチ18を
閉じ、次にウインド2を閉じる場合、パワーウイ
ンド作動スイツチ13の端子131,132をそ
れぞれ接点133,135に接続されると主モー
タ3に電流が流れ主モータ3が駆動する。そして
該モータ3の駆動がウオームホイル5からピニオ
ン6を介して扇形ギヤ8に伝わり、アーム7,9
が揺動し、ウインド2が上げられるものである。
せる場合、まず、イグニツシヨンスイツチ18を
閉じ、次にウインド2を閉じる場合、パワーウイ
ンド作動スイツチ13の端子131,132をそ
れぞれ接点133,135に接続されると主モー
タ3に電流が流れ主モータ3が駆動する。そして
該モータ3の駆動がウオームホイル5からピニオ
ン6を介して扇形ギヤ8に伝わり、アーム7,9
が揺動し、ウインド2が上げられるものである。
その後、ウインド2が上限位置付近まで達する
とウインド2に設けられた端子16が、ガイドレ
ール11に設けられた端子15と接し、リミツト
スイツチ141が閉じられ副モータ4が駆動され
るもので、副モータ4の大きな駆動力によつて、
最後まできつちりと閉まるものである。そして、
ウインド2が上限まで達し、モータ3,4に過大
トルクが生じるとサーキツトブレーカ17が働
き、電流が切られるものである。
とウインド2に設けられた端子16が、ガイドレ
ール11に設けられた端子15と接し、リミツト
スイツチ141が閉じられ副モータ4が駆動され
るもので、副モータ4の大きな駆動力によつて、
最後まできつちりと閉まるものである。そして、
ウインド2が上限まで達し、モータ3,4に過大
トルクが生じるとサーキツトブレーカ17が働
き、電流が切られるものである。
次に、ウインド2を開ける場合、リミツトスイ
ツチ141は閉じられたままであるから、端子1
31,132を接点134,136に接続させる
とモータ3,4に閉じる時とは逆の向きの電流が
流れ両モータ3,4が駆動されるものである。
ツチ141は閉じられたままであるから、端子1
31,132を接点134,136に接続させる
とモータ3,4に閉じる時とは逆の向きの電流が
流れ両モータ3,4が駆動されるものである。
そして、ウインド2が上限からある程度下げら
れると前記端子15と16が離れ、リミツトスイ
ツチ141が切られ、それ以後は主モータ3のみ
の駆動によつてウインド2が開けられるものであ
る。
れると前記端子15と16が離れ、リミツトスイ
ツチ141が切られ、それ以後は主モータ3のみ
の駆動によつてウインド2が開けられるものであ
る。
また、ウインド2が上限付近以外のときに大ト
ルクを必要とする場合には、手動スイツチ143
を閉じることによつて、ウインド2を開閉させる
こともできる。
ルクを必要とする場合には、手動スイツチ143
を閉じることによつて、ウインド2を開閉させる
こともできる。
以上説明してきたように、前記第1実施例のパ
ワーウインド装置Aによれば、通常は出力容量が
小さな主モータ3のみを駆動させ、ウインド2に
大きな抵抗が生じる上限位置付近にウインド2が
位置すると出力容量が大きな副モータ4も駆動さ
せるようにしたので、不必要な出力を出さず、電
力消費量も軽減されるものであり、主モータ3の
駆動域においては該モータ3の出力容量が小さい
ので緊急の際には手の力によつてウインド2の動
きを止めることができるという効果を奏するもの
であり、また、前記駆動させるモータ3,4の切
換を自動的に行うので非常に操作しやすいという
効果を奏するものである。
ワーウインド装置Aによれば、通常は出力容量が
小さな主モータ3のみを駆動させ、ウインド2に
大きな抵抗が生じる上限位置付近にウインド2が
位置すると出力容量が大きな副モータ4も駆動さ
せるようにしたので、不必要な出力を出さず、電
力消費量も軽減されるものであり、主モータ3の
駆動域においては該モータ3の出力容量が小さい
ので緊急の際には手の力によつてウインド2の動
きを止めることができるという効果を奏するもの
であり、また、前記駆動させるモータ3,4の切
換を自動的に行うので非常に操作しやすいという
効果を奏するものである。
第4図は本考案の第2実施例であるパワーウイ
ンド装置Bを示す回路図である。尚、第2実施例
を述べるにあたり第1実施例と同様の要素は同一
の符号を示す。
ンド装置Bを示す回路図である。尚、第2実施例
を述べるにあたり第1実施例と同様の要素は同一
の符号を示す。
第2実施例のパワーウインド装置Bは第1実施
例に車速感知スイツチ回路を付加させたものであ
る。
例に車速感知スイツチ回路を付加させたものであ
る。
図において、14は切換手段、141はリミツ
トスイツチ、142はリレースイツチである。
トスイツチ、142はリレースイツチである。
21は車速感知スイツチであり、該スイツチ2
1は車速メータと接続されており、車速が設定速
度に達すると閉じるものである。本実施例での設
定速度は70Km/hである。
1は車速メータと接続されており、車速が設定速
度に達すると閉じるものである。本実施例での設
定速度は70Km/hである。
22はタイマーであり、車速スイツチ21から
送られる電流が切られた後もある一定時間電流を
流すものであり、第5図に示すように、車速aが
前記設定速度付近でふらついて70Km/h以下にた
びたび落ちても、その時間が短ければ一定して閉
信号bをリレースイツチ142に送り続けるもの
である。
送られる電流が切られた後もある一定時間電流を
流すものであり、第5図に示すように、車速aが
前記設定速度付近でふらついて70Km/h以下にた
びたび落ちても、その時間が短ければ一定して閉
信号bをリレースイツチ142に送り続けるもの
である。
リレースイツチ142は、リミツトスイツチ1
41と並列に接続されており、どちらか一方もし
くは両方のスイツチが閉じられると副モータ4が
駆動させられるものである。
41と並列に接続されており、どちらか一方もし
くは両方のスイツチが閉じられると副モータ4が
駆動させられるものである。
従つて、第2実施例のパワーウインド装置Bを
作動させる場合、車の速度が、風圧が強い70Km/
h以上になると車速感知スイツチ21が閉じられ
リレースイツチ142が閉じられる。その状態の
ときに窓を開閉させようと作動スイツチ13を閉
じると主、副の両方のモータ3,4に電流が流
れ、ウインド2は大出力で上下されるものであ
る。
作動させる場合、車の速度が、風圧が強い70Km/
h以上になると車速感知スイツチ21が閉じられ
リレースイツチ142が閉じられる。その状態の
ときに窓を開閉させようと作動スイツチ13を閉
じると主、副の両方のモータ3,4に電流が流
れ、ウインド2は大出力で上下されるものであ
る。
よつて、第2実施例のパワーウインド装置Bに
よればば、通常は出力容量が小さなモータ3のみ
を駆動させ、ウインド2に大きな抵抗が生じる上
限位置付近にウインド2が位置したり、風圧が大
きくなる高速走行時には副モータ4も駆動させる
ようにしたので、不必要な出力を出さず、電力消
費量も軽減されるものである。
よればば、通常は出力容量が小さなモータ3のみ
を駆動させ、ウインド2に大きな抵抗が生じる上
限位置付近にウインド2が位置したり、風圧が大
きくなる高速走行時には副モータ4も駆動させる
ようにしたので、不必要な出力を出さず、電力消
費量も軽減されるものである。
次に、第6図は、主、副モータ3,4とウオー
ムホイル5との構造の他例を示したものである。
ムホイル5との構造の他例を示したものである。
主モータ3のシヤフト31の先端には雄側スプ
ラインギヤ33が設けられている。そして、シヤ
フト31の軸心線上にはシヤフト41を有する副
モータ4が設けられている。シヤフト41には切
換手段14によつて作動させられるクラツチ機構
42が設けられておりシヤフト41が軸方向に伸
縮するように形成されている。そして、シヤフト
41の先端には前記雄側スプラインギヤ33と噛
合する雌側スプラインギヤ43が設けられてい
る。
ラインギヤ33が設けられている。そして、シヤ
フト31の軸心線上にはシヤフト41を有する副
モータ4が設けられている。シヤフト41には切
換手段14によつて作動させられるクラツチ機構
42が設けられておりシヤフト41が軸方向に伸
縮するように形成されている。そして、シヤフト
41の先端には前記雄側スプラインギヤ33と噛
合する雌側スプラインギヤ43が設けられてい
る。
従つて、切換手段14によつてクラツチ機構4
2及び副モータが作動させられると、シヤフト4
1が伸長し雄雌のスプラインギヤ43,33が噛
合され主、副両モータ3,4の出力がウオームギ
ヤ32、ウオームホイル5、ピニオン6を介し
て、アームと一体の扇形ギヤ8に伝えられ、ウイ
ンド2が開閉されるものである。
2及び副モータが作動させられると、シヤフト4
1が伸長し雄雌のスプラインギヤ43,33が噛
合され主、副両モータ3,4の出力がウオームギ
ヤ32、ウオームホイル5、ピニオン6を介し
て、アームと一体の扇形ギヤ8に伝えられ、ウイ
ンド2が開閉されるものである。
次に、第7図は第6図と同様に主、副モータ
3,4とウオームホイル5との構造の他例を示し
た説明図である。
3,4とウオームホイル5との構造の他例を示し
た説明図である。
副モータ4は揺動軸44を中心に揺動するもの
で、切換手段14に接続される電磁石45に電流
が流れると副モータ4はスプリング46に抗して
ウオームホイル5側に揺動され副モータ4のシヤ
フト41に設けられたウオームギヤ47とウオー
ムホイル5とが噛合い、副モータ4の出力がウイ
ンド2へ伝達されるものである。
で、切換手段14に接続される電磁石45に電流
が流れると副モータ4はスプリング46に抗して
ウオームホイル5側に揺動され副モータ4のシヤ
フト41に設けられたウオームギヤ47とウオー
ムホイル5とが噛合い、副モータ4の出力がウイ
ンド2へ伝達されるものである。
そして電磁石45に流れる電流が切られると、
副モータ4はスプリング46復元力によつてウオ
ームホイル5と反対側に引つ張られウオームギヤ
47とウオームホイル5との噛合が外されるもの
である。
副モータ4はスプリング46復元力によつてウオ
ームホイル5と反対側に引つ張られウオームギヤ
47とウオームホイル5との噛合が外されるもの
である。
以上、実施例を図面に示して説明したが本考案
の具体的な構成は図示した実施例に限定されるも
のではなく、例えば、切換手段として、自動的に
切り換えられるリミツトスイツチ141や車速感
知スイツチ142を用いたが、それらの自動切換
スイツチの替りに、または、それら自動切換スイ
ツチと一緒に手動の切換スイツチを設けてもよ
い。
の具体的な構成は図示した実施例に限定されるも
のではなく、例えば、切換手段として、自動的に
切り換えられるリミツトスイツチ141や車速感
知スイツチ142を用いたが、それらの自動切換
スイツチの替りに、または、それら自動切換スイ
ツチと一緒に手動の切換スイツチを設けてもよ
い。
また、実施例ではアーム操作式のパワーウイン
ド装置を説明したが、ワイヤ操作式の構造でもよ
い。
ド装置を説明したが、ワイヤ操作式の構造でもよ
い。
また、リミツトスイツチ141の端子15,1
6はそれぞれウインド2とガイドレール11とに
設けたが、扇形ギヤ8とベース19とに設けたり
ウインド2とドア1に設けたりしてもよいし、他
には、第8図、第9図に示されるフルドア101
やサツシユ付ドア102の場合にはサツシ103
の部に両端子15,16を設ける等、ウインド2
が抵抗が大きくなる上限位置付近に位置すること
を検知できるものであれば、端子を設ける位置及
び手段は適宜決めてよい。
6はそれぞれウインド2とガイドレール11とに
設けたが、扇形ギヤ8とベース19とに設けたり
ウインド2とドア1に設けたりしてもよいし、他
には、第8図、第9図に示されるフルドア101
やサツシユ付ドア102の場合にはサツシ103
の部に両端子15,16を設ける等、ウインド2
が抵抗が大きくなる上限位置付近に位置すること
を検知できるものであれば、端子を設ける位置及
び手段は適宜決めてよい。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によればウインド
の開閉を2個のモータを駆動させて行ない、か
つ、ウインドの抵抗が小さいときには1個のモー
タを駆動させ、抵抗が大きくなると2個のモータ
を駆動させるので、モータの出力にムダがなく電
力消費量を減らすことができ、また、1個のモー
タだけでウインドを開閉させているときには、手
の力によつてウインドを閉めることができ、緊急
時等には有効なものとなるという効果を奏するも
のである。
の開閉を2個のモータを駆動させて行ない、か
つ、ウインドの抵抗が小さいときには1個のモー
タを駆動させ、抵抗が大きくなると2個のモータ
を駆動させるので、モータの出力にムダがなく電
力消費量を減らすことができ、また、1個のモー
タだけでウインドを開閉させているときには、手
の力によつてウインドを閉めることができ、緊急
時等には有効なものとなるという効果を奏するも
のである。
第1図は本考案の第1実施例を示す構造説明
図、第2図は該実施例の要部を示す説明図、第3
図は該実施例の回路図、第4図は本考案の第2実
施例を示す回路図、第5図は車速と車速感知スイ
ツチ回路との関係を示す説明図、第6図、第7
図、第8図及び第9図は実施他例を示す説明図で
ある。 A,B……パワーウインド装置、1……ドア、
2……ウインド、3,4……モータ、14……切
換手段、141……リミツトスイツチ、21……
車速感知スイツチ。
図、第2図は該実施例の要部を示す説明図、第3
図は該実施例の回路図、第4図は本考案の第2実
施例を示す回路図、第5図は車速と車速感知スイ
ツチ回路との関係を示す説明図、第6図、第7
図、第8図及び第9図は実施他例を示す説明図で
ある。 A,B……パワーウインド装置、1……ドア、
2……ウインド、3,4……モータ、14……切
換手段、141……リミツトスイツチ、21……
車速感知スイツチ。
Claims (1)
- パワーウインドスイツチの投入によりモータの
駆動力を制御するパワーウインド制御回路と、モ
ータの駆動力をドアガラスに伝達させるリンケー
ジとを備え、モータの駆動力によつてドアガラス
を開閉するパワーウインド装置において、前記モ
ータは主モータと副モータとで構成され、ドアガ
ラスの全閉付近から全閉までの間で作動する位置
検出手段が設けられ、前記パワーウインド制御回
路はドアガラスの全開から全閉までの全域でドア
ガラスに主モータの駆動力を伝達させる主モータ
制御回路と、前記位置検出手段の作動時ドアガラ
スに副モータの駆動力を伝達させる副モータ制御
回路とから構成されていることを特徴とするパワ
ーウインド装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5579184U JPS60166776U (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | パワ−ウインド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5579184U JPS60166776U (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | パワ−ウインド装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60166776U JPS60166776U (ja) | 1985-11-06 |
JPH0341592Y2 true JPH0341592Y2 (ja) | 1991-08-30 |
Family
ID=30578796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5579184U Granted JPS60166776U (ja) | 1984-04-16 | 1984-04-16 | パワ−ウインド装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60166776U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6232095B2 (ja) * | 2016-03-10 | 2017-11-15 | エバグリーンシステムズ株式会社 | 開き戸駆動装置 |
-
1984
- 1984-04-16 JP JP5579184U patent/JPS60166776U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60166776U (ja) | 1985-11-06 |
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