JPH0341587Y2 - - Google Patents

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JPH0341587Y2
JPH0341587Y2 JP4267284U JP4267284U JPH0341587Y2 JP H0341587 Y2 JPH0341587 Y2 JP H0341587Y2 JP 4267284 U JP4267284 U JP 4267284U JP 4267284 U JP4267284 U JP 4267284U JP H0341587 Y2 JPH0341587 Y2 JP H0341587Y2
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rail
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guide rail
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JP4267284U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はウインドレギユレータのウインドガ
ラス支持装置の改良に関するものである。
[従来技術] 一般に、ワイヤタイプのウインドレギユレータ
にあつては、ウインドガラスを支持するブラケツ
トにワイヤが連結され、ワイヤは駆動モータある
いはレギユレータハンドル等の駆動装置に連結さ
れたワイヤドラムに掛回されている。したがつ
て、ワイヤドラムの正転又は逆転によつてブラケ
ツトはウインドガラスの昇降軌跡に沿つて配設さ
れたガイドレールに案内されて上下動するように
なる。
ウインドガラスを上下方向へガイドする従来の
ガイドレールは、例えば、第1図に示す如くC形
チヤンネル状に形成され、ガイドレール101の
内側には、背面103に弾接した弾性体105と
該弾性体105によつて付勢され両側面107,
107と前面109に接した合成樹脂製の摺動子
111が摺動自在に配設されている。なお、摺動
子111は枢支軸113によつてブラケツト11
5に連結している。
弾性体105は、摺動子111に所望の接触圧
を確保することでブラケツト115に支持された
ウインドガラスが走行時の振動によつてガタが起
きるのを防いでいる。また、弾性体105はゴム
等の材質のため磨耗し易い面があり、長期間使用
すると磨耗して付勢機能の低下が起こる。付勢機
能が低下すると、特に、車巾方向(矢印)に対し
てガタが発生するようになり、このガタは時間と
共に拡大していく問題があつた。また、ガイドレ
ール101はC形チヤンネル状で、しかも、非直
線状に形成するところから成形がしにくく成形性
の面でも望ましくなかつた。
[考案の目的] そこで、この考案はガイドレールの成形性が容
易で、しかも、長期間にわたつてガタつきが起き
ることなく安定した上下動が得られるウインドレ
ギユレータのウインドガラス支持装置を提供する
ものである。
[考案の構成] 前記目的を達成するために、この考案にあつて
は、ウインドガラス側に枢着されたブラケツト
に、一対の摺動子を取付け、該摺動子を、レール
面の向きが車巾方向のガイドレールに挟持させる
と共に、一方の摺動子は、前記レール面とほぼ平
行な枢支軸を支点として回動可能で、かつ、レー
ル面に接したカム部と、摺動子本体より突出し前
記レール面に弾接した弾性舌片部を有する構成と
してある。
[実施例] 以下、第2図乃至第6図の図面を参照しながら
この考案の一実施例を詳細に説明する。
図中1はドアインナパネルとアウタパネルとか
ら成るドア・3はウインドレギユレータをそれぞ
れ示しており、該レギユレータ3は、ウインドガ
ラス5をキヤリアプレート7を介しかつ枢支軸2
7にて回動可能に支持した中央のブラケツト9及
び枢支軸27にて直接回動可能に支持した前後に
ブラケツト9,9と該ブラケツト9をウインドガ
ラス5の昇降軌跡に沿つて誘導案内するガイドレ
ール11,11,11と、前記キヤリアプレート
7に連結され、かつ、ワイヤドラム13に掛回さ
れたワイヤ15と、ワイヤドラム13を正転・逆
転自在に駆動する手動タイプの駆動部13aとか
ら成り、ガイドレール11はドア1のインナパネ
ルに固着されている。これにより、ワイヤドラム
13の正転又は逆転によるワイヤ15の回動(矢
印イ)で、ブラケツト9,9はガイドレール11
に案内されて上下動するようになる。
ガイドレール11は、帯板をプレス成形するこ
とで形成され、ドアのインナパネルに固着された
取付部17と、取付部17から立上り前記ガイド
レール11につながる垂直な立上り部19が形成
されている。ガイドレール11の第1レール面1
1aと第2レール面11bは車巾方向(矢印ロ)
に向いており、該レール11には摺動子21,2
3が挟持されている。
摺動子21,23は、合成樹脂製でブラケツト
9に固着された枢支軸25,27によつて支持さ
れている。ガイドレール11の第1レール面11
a側に配設された摺動子23の摺動子本体23a
には孤状のカム部29が形成されレール面11a
と線接触している。一方、ガイドレール11の第
2レール面11b側に配設された摺動子21は、
該レール面11bとほぼ平行な枢支軸25によつ
て回転自在で、かつ、摺動子本体21aには、該
レール面11bに線接触aした弧状のカム部31
と該本体21aより突出し前記レール面11bに
弾接した弾性舌片部33を有している。弾性舌片
部33の先端部は、第6図に示す如くカム部31
を通る接線Wより突出しており、第2レール面1
1bに対してカム部31と弾性舌片部33をレー
ル面11bに押しつけるようにして摺動子本体2
1aの取付孔35を枢支軸25に組付ける時に反
時計方向の反力(第4図矢印)が得られるように
なつている。
したがつて、ガイドレール11を挟持している
一方の摺動子21のカム部31は、弾性舌片部3
3によつて所望の接触圧で接触するため、第2図
に示す如くレール面11bに倣つて摺動する。摺
動時の各カム部29,31は線接触の状態にある
ため摺動抵抗が小さくなり軽く上下動するように
なる。
次に、摺動完了後に、車巾方向(矢印ロ)の力
が働らいた場合、弾性舌片部33によつてカム部
31の接触位置aが第5図の如く左方へ移動して
レール面11bに対し接触状態が確保される。こ
の結果、走行時の振動で摺動子21に接触位置a
を作用点にして、枢支軸25を中心に反時計方向
へ回動させる力が作用した場合でも、この回動を
抑止する弾性舌片部33は、回動中心から接触位
置aまでの距離よりも更に遠く離れた位置に設け
られているので、比較的小さな力でこの回動を抑
止することができ、走行中でもウインドガラス5
にガタつきは起こらない。また、接触圧が大きい
カム部31側に磨耗が起きると、第5図に示す如
くカム部31の接触位置が弾性舌片部33の反力
によつて接点位置が移動し弾性舌片部33の付勢
機能の範囲内においてカム部31は第2レール面
11bと接触し合うようになる。このため、長期
間に渡つて安定した接触圧が確保される。
なお、第8図から第10図のものは、ガイドレ
ール11を挟持した各摺動子37,39に車巾方
向(矢印ロ)と前後方向(矢印ハ)の付勢機能が
得られる実施例を示したものである。即ち、ガイ
ドレール11に、第1レール面11a及び第2レ
ール面11bを有することは前記実施例と同様で
あるが、一方の摺動子37はガイドレール11の
第2レール面11bとほぼ平行な枢支軸25によ
つてブラケツト9に回動自在に枢支され、摺動子
本体には、第1・第2カム部41,43と弾性舌
片部45が形成されている。第1カム部41はガ
イドレール11の第2レール面11bに線接触し
ており、第2カム部43は立上り部19の第1垂
直面19aに線接触している。
他方の摺動子39は、ガイドレール11の第1
レール面11aと直交する枢支軸27によつてブ
ラケツト9に回動自在に枢支され、摺動子本体に
は第1・第2カム部47,49と弾性舌片部51
が形設されている。第1カム部47はダガドレー
ル11の第1レール面11aに線接触しており、
第2カム部49は立上り部19の第2垂直面19
bに線接触している。また、弾性舌片部51は第
2垂直面19bに弾接している。
したがつて、各摺動子37,39の弾性舌片部
45,51は前記実施例と同一の付勢機能を有す
るため、車巾方向(矢印ロ)には、第2レール面
11bに弾接の弾性舌片部45によつて、又、前
後方向(矢印ハ)には第2垂直面19bに弾接の
弾性舌片部51によつて第1カム部41,47及
び第2カム部43,49はガイドレール11及び
立上り部19に対し接触状態が確保される。この
結果、走行時の振動でウインドガラス5のガタつ
きは起きない。また、各カム部41,43,4
7,49に磨耗が起きると、各カム部の接触位置
が各弾性舌片部45,51の反力によつて移動し
弾性舌片部45,51の付勢機能の範囲内におい
て各カム部41,43,47,49は各レール面
11a,11b及び垂直面19a,19bと接触
し合うようになり、長期間に渡つて安定した接触
圧が確保される。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案のウインドガラ
ス支装置持によれば、ガイドレールはプレス成形
が可能となり、成形上の向上が図れると共にガイ
ドレールに対して摺動子を長期間に渡つて確実に
接触させることができる。このため、ウインドガ
ラスのガタつきを押えることができ、車の品位を
高めるのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のガイドレールを示した切断面
図、第2図は自動車のドアにウインドレギユレー
タを装着した概要説明図、第3図は第2図の−
線断面図、第4図は同上の側面図、第5図は同
上の動作図、第6図は一方の摺動子の平面図、第
7図は第2図の−線断面図、第8図から第1
0図は別の実施例を示し第8図は第3図と同様の
切断面図、第9図は第8図の−線断面図、第
10図は第9図の−線断面図である。 図面の主要部を現わす符号の説明、5……ウイ
ンドガラス、9……ブラケツト、11……ガイド
レール、11a,11b……ガイドレールの第
1・第2レール面、21,23……摺動子、2
9,31……カム部、25,27……枢支軸、3
3……弾性舌片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ウインドガラス側に枢着されたブラケツトに、
    一対の摺動子を取付け、該摺動子を、レール面の
    向きが車巾方向のガイドレールに挟持させると共
    に、一方の摺動子は、前記レール面とほぼ平行な
    枢支軸を支点として回動可動で、かつ、レール面
    に接したカム部と、摺動子本体より突出し前記レ
    ール面に弾接した弾性舌片部を有することを特徴
    とするウインドレギユレータのウインドガラス支
    持装置。
JP4267284U 1984-03-27 1984-03-27 ウインドレギユレ−タのウインドガラス支持装置 Granted JPS60154576U (ja)

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JP4267284U JPS60154576U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 ウインドレギユレ−タのウインドガラス支持装置

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JP4267284U JPS60154576U (ja) 1984-03-27 1984-03-27 ウインドレギユレ−タのウインドガラス支持装置

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Publication Number Publication Date
JPS60154576U JPS60154576U (ja) 1985-10-15
JPH0341587Y2 true JPH0341587Y2 (ja) 1991-08-30

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