JPH0341432A - 写真プリント方法 - Google Patents

写真プリント方法

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JPH0341432A
JPH0341432A JP17641589A JP17641589A JPH0341432A JP H0341432 A JPH0341432 A JP H0341432A JP 17641589 A JP17641589 A JP 17641589A JP 17641589 A JP17641589 A JP 17641589A JP H0341432 A JPH0341432 A JP H0341432A
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Takaaki Terashita
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被写体の距離情報に応じて焼付露光量を決定
する写真プリント方法ζこ関するものである。
〔従来の技術〕
写真フィルムに記録されたコマの各点を測光し、これら
の測光値から特定エリア例えば画面中央部。
画面周辺部等の平均濃度や、最大濃度又は最小濃度を求
め、これらの特徴値を用いて撮影シーンの特質を見つけ
出し、この撮影シーンの特質を考慮して焼付露光量を決
定する写真プリント方法が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述した従来の写真プリント方法は、写真フィルムに記
録されたコマから撮影シーンの特質を間接的に判定する
ものであるから、正確な判定を行うことは不可能である
。例えば、遠景や風景撮影シーン(以下、風景撮影シー
ンとい・))では、画面全体が適正な濃度になるように
焼付露光量を決定することが必要である。他方、風景を
背景とした人物撮影シーンでは、背景部分の仕−にかり
濃度を犠牲にしても主要被写体である人物の濃度が適正
となるように焼付露光量を決定することが必要である。
しかし、この2種類の撮影シーンを測光値から自動的に
識別することができないため、風景撮影シーンでは風景
の濃度が低くなり、また人物撮影シーンでは人物の濃度
が高くなりすぎることが多かった。
また、同し人物撮影シーンでも、上半身を主要被写体と
しているものと、全身を主要被写体としているものとが
あり、これらの撮影シーンに対しては異なった焼付露光
量を与えた方がよい。しかし、これらの撮影シーンを自
動識別することができないため、やはり適正な焼付露光
量を決定することができなかった。
本発明の目的は、被写体の距離でシーン分類を行うこと
により、主要被写体を適正に仕上げることができるよう
にした写真プリント方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、写真撮影時に被
写体の距離情報を記録し、写真プリント時に距離情報を
読み取り、この距離情報に応じて焼付露光量を制御する
ようにしたものである。この距離情報としては、メート
ルを単位とする数値の他に、被写体距離を複数のゾーン
に分割し、このゾーンを表すコードであってもよい。
〔作用〕
写真撮影時に、被写体の距離を表す距離情報を記録媒体
例えば写真フィルムに記録する。写真プリン1〜時に距
離情報を読み取り、被写体距離に応じてシーン分類し、
各撮影シーン毎に異なった露光量演算式を用いて焼付露
光量を算出する。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
第1図は距離情報を記録するカメラを示すものである。
撮影レンズ10は、光学系10aとこれを保持するレン
ズ鏡胴10bとから構成されており、レンズ移動機構1
1によって光軸12に沿って移動する。このレンズ移動
機構11は、例えば距離計に連動した操作部材13で作
動される。また、レンズ移動機構11は、ポテンショメ
ータ等のセンサー14を作動させ、撮影レンズ10の移
動量(直線的変位又は回転量)を電気信号に変換する。
なお、このセンサー14は、操作部材13又は撮影レン
ズ10の位置を検出してもよい。更に、センサー14と
しては、撮影レンズ10の移動量をリニアに変換するも
のの他に、撮影レンズ10の移動範囲を複数に分割し、
これらの範囲毎に変化した信号を発生するものも用いる
ことができる。
前記センサー14の出力信号は、バーコードデータ発生
回路]5に送られ、ここでバーコードデータに変換され
てからドライバ16に送られる。
このドライバ16は、バーコード記録装置17を駆動し
て、バーコードで表された距離情報を写真フィルム18
に記録する。この実施例では、バーコード記録装置17
は、バーコードを表示する液晶デイスプレィ19と、こ
れを照明する閃光放電管20とから構成され、被写体の
撮影と同時又はその前後に、画面18aとフィルムエツ
ジとの間に被写体の距離情報を写し込む。
撮影レンズ10の背後には、シャック機構25が配置さ
れている。このシャッタ機構25は、例えば2枚のシャ
ッタ羽根26.27から構成されており、各シャッタ羽
根26.27には切欠き25a、27aがそれぞれ形成
されている。これらのシャッタ羽根26.27は、駆動
機構28によって可動ピン29が固定ピン30に向かっ
て移動する際に、固定ピン30を中心にして離れる方向
に移動して切欠き26a、27aを重ねる。この切欠き
26a、27aが重なった部分が開口し、これを通った
光が写真フィルム18に入射し、これに被写体を写し込
む。
第2図は距離情報を記録した写真フィルムを示すもので
ある。この写真フィルム18には、一定間隔でパーフォ
レーション18bが穿孔されており、このパーフォレー
ション18bを!止め装置のセンサーか検出することに
よりlコマ送りが行われる。パーフォレーション18b
の反対側に、バーコードで表された距離情報32が写し
込まれており、写真現像によって可視像に変換される。
なお、距離情報32ば、バーコードの他に、記号。
数字等を用いることができる。また、発光ダイオード等
で記録されるマークを用い、これを距離に応じて基準位
置からずらして記録してよい。
第3図は写真プリンタを示すものである。光源35から
放出された白色光は、シアンフィルタ36、マゼンタフ
ィルタ37.イエローフィルタ38を通ってからミキシ
ングボックス39に入る。
これらの色補正フィルタ36〜3Bは、フィルタ調節部
40によって光路41への挿入量が調節され、それによ
り焼付光の三色光成分及びその強度が調節される。前記
ミキシングボックス39は、内面がミラー面となった角
筒の両端部に拡散板を取り付けたものである。
フィルムキャリヤ43はプリント位置に配置されており
、現像済み写真フィルム18がセットされ、ごキシング
ボックス39を透過した光で照明される。この写真フィ
ルム18の平坦性を確保するために、プリント位置の上
にフィルムマスク44が設けられている。このフィルム
マスク44は、周知のようにコマのサイズに対応した開
口が形成されており、写真フィルム18の移送時に、ソ
レノイド(図示せず)によって浮き上がり、プリント時
に写真フィルム18を押え付けるようになっている。
前記プリント位置の手前に、バーコードリーダ45が配
置されており、写真フィルム18がプリント位置に送ら
れる際に、各コマに記録された撮影情報32が読み取ら
れる。この読み取った距離情報は、デコーダ46でデコ
ードされてから演算部47に送られる。
また、プリント位置の斜め上方には、レンズ48とイメ
ージエリヤセンサー49とから構成されたスキャナー5
0が配置されており、プリンI・位置にセットされたコ
マの各点の透過光を測定する。
このスキャナー50の信号は、信号処理回路51に送ら
れ、ここで対数変換及びデジタル変換されてから、各点
の濃度信号が演算部47に送られる。
コン(−ローラ52は、演算部47で算出された三色の
焼付露光量に応じて色補正フィルタ36〜3Bのセット
位置を調節する。また、コントローラ52は、フィルタ
調節部40の他に、シャッタ駆動部53等の各部を制御
する。
プリント位置の上方には、焼付レンズ56が配置されて
おり、ペーパーマスク57の背後に配置されたカラーペ
ーパー58に、セットされたコマの画像を拡大投影する
。この焼(−1レンズ56とカラーペーパー58との間
には、シャッタ駆動部53で開閉が制御されるシャッタ
59が配置されている。
第4図は演算部の機能を示すものである。メモリ62に
は、スキャナー50で測光した各測定点の三色濃度が記
憶されている。第1特徴値抽出部63は、補正量ΔEを
算出するための特徴値を抽出し、第2特徴値抽出部64
は基本露光量EB。
(iは赤色、緑色、青色のいずれか1つを表す)の算出
に用いられる特徴値を抽出する。
補正量演算部65は、被写体距離に応じてシーン分類し
、各シーンに対して用意されている補正量演算式を実行
する。この実施例では、共通の補正量演算式を用い、デ
コーダ46の距離情報に応じて、メモリ66に記憶され
ている係数を選択する。係数をK。−に6とすると、補
正量演算式としては、例えば次のものが用いられる。
ΔE−Ko十に1DIIllX十に2DIl4.、十に
3D、I−+−Ka Dc + Ks D+、 + K
b Do  ・・(1)ここで、各記号は次の通りであ
る。
D max  ・・・・画面内の最大濃度− D m i n  ・・・・画面内の最小濃度り、・・
・・・画面全体の平均濃度 DC・・・・・画面中央部の平均濃度 DL ・・・・・画面の下半分の平均濃度Du  ・・
・・・画面の」二半分の平均濃度これらの濃度は、三色
濃度の算術平均から求めたグレイ濃度である。また、被
写体距離L(単位はメートル)を近距離(L<2)、中
間距離(2≦L<4.)、やや遠距離(4≦L<10)
、遠距離(10≦L)の4段階に分類した場合に、係数
に0〜に6としては、例えば次の数値が用いられる。
0 近距離及び中間距離の撮影シーンでは、焼付露光量を増
加させるパターンが多いために、やや遠距離及び遠距離
の撮影シーンに比べてK。、に、が大きく、そしてに3
が小さい。なお、従来はこれらの撮影シーンを自動識別
することができず、同し撮影シーンとしているため、適
正な焼付露光量E、を決定することができなかった。
別の補正量演算式としては次のものがある。
ΔE=FO(L)+FI(L) ・D、、、+F2− 
D、i。
+ F:1(L) ’ D、 + F4  ’ Dc十
FS −(DL −Do )  −−・(2)ここで、
F(し)は撮影距離りの関数を表し、F。
は係数を表している。これらのF(L)、Fi として
は例えば次のものが用いられる。
Fo (L) −1,200,15L F、(+、) =  0.10 −0.002 LF3
(L) = −0,05−0,02LF2 = 0.0
3 F4= 0.05 F5  =  0.03 基本露光量演算部67は、第2特徴値抽出部64で求め
た特徴値を用いて、基本露光1EBiを算出する。この
基本露光量演算式としては、例えば次のものが用いられ
る。
EBi −α、・ (D、−DN、 )+ β。
・・・・(3) ここで各記号は次の通りである。
α ・・・スロープ係数 β ・・・写真フィルム、カラーペーパー、焼付レンズ
の組合せで決まる定数 DN・・・コンI・ロールネガの平均濃度D ・・・プ
リントすべきコマの平勾濃度補正演算部68は、基本露
光量EB、を補正量ΔEで補正し、撮影距離で分類した
撮影シーンに応じて最適な焼付露光量E、を算出する。
ここで、濃度補正キーの1段が露光量の20%の場合に
は、次式が用いられる。
次に、上記実施例の作用について説明する。写真撮影に
際しては、カメラを主要被写体に向けて構図を決定して
から操作部材13を操作する。この操作部材13が操作
さ゛れると、レンズ移動機構11を介して撮影レンズ1
0が光軸12に沿って移動して焦点調節が行われる。こ
の焦点調節時に、センサー14は撮影レンズIOの位置
を検出して、信号をバーコードデータ発生回路15に送
る。
周知のようにレリーズボタンを押下すると、駆動機構2
8は駆動ピン29を往復動させ、シャッタ機構25を開
閉して撮影を行う。この写真撮影と同時又はその前後に
、バーコードデータ発生回路15は、被写体距離をバー
コードに変換し、これをドライバ16に送る。このドラ
イバエ6は、バーコード記録装置17を駆動し、まず液
晶デイスプレィ19でバーコードの距離情報を表示する
この表示が安定した時点で閃光放電管20を発光させ、
第2図に示すように距離情報32を画面18aの周辺部
に写し込む。
1本分の写真フィルム18の撮影が終了すると、3 カメラから写真フィルム18が取り出されて写真現像所
に提出される。写真現像所では、写真フィルム18を現
像処理して、潜像で記録された各コマ及び各コマ毎に記
録した距離情報を可視像に変換する。
現像処理された写真フィルム■8は、第3図に示す写真
プリンタのフィルムキャリア43に装填し、プリントす
べきコマ例えば18aをプリント位置にセラ1へする。
このコマ18aがプリント位置に向かって移送される直
前に、バーコードリーダ45がコマ18aの周辺部に記
録した距離情報32を読み取る。この読み取った距離情
報はデコーダ45でデコードされてから演算部47に送
られる。この演算部47は、被写体距離で分類した各撮
影シーンに応じて係数K。−に6を選択する。
コマ18aがプリント位置にセットされると、スキャナ
ー50は、コマ18aの各点について赤色、緑色、青色
の透過光をそれぞれ測定する。この三色の測光値は信号
処理回路51で濃度に変換されてから演算部47に送ら
れる。この演算部44 7は、各点の三色濃度から特徴値Dmax+DmihD
、  DC,DL、D、をそれぞれ求め、距離情報に応
じて選択した係数を組み込んだ補正量演算式(1)に代
入して補正量ΔEを算出する。また、演算部47は、特
徴値り、を求め、これから基本露光量EBi を算出す
る。この基本露光量EB。
を補正量ΔEで補正して焼付露光量E、を求める。
被写体距離でシーン分類して求めた焼付露光量E8は、
コントローラ52に送られる。このコントローラ52は
、焼付露光量E、に応じて色補正フィルタ36〜38の
光路41への挿入量を調節する。このフィルタ調節後に
、シャッタ59が一定時間だけ開き、コマ18aをカラ
ーペーパー58に焼付露光する。以下、同様にして各コ
マを順次焼付露光する。
第6図はオートフォーカス装置を示すものである。測距
センサーユニットは、レンズ70とラインセンサー71
とからなる受光部と、レンズ72と光源73とからなる
投光部とから構成されている。レリーズボタンが半押し
された測距時には、投光部からスポット状の近赤外光が
主要被写体に向けて投光され、ここで反則された光がラ
インセンサー71に入射する。このラインセンサー71
の出力信号は測距回路74に送られ、ラインセンサー7
1のどの位置に反射光が人別したかを調べることで、カ
メラから主要被写体までの距離が検出される。この被写
体距離の信号はレンズ七ット機構75に送られ、゛レリ
ーズボタンが完全に押下されたときに、被写体距離に応
じた位置に撮影レンズ10をセットする。
前記測距回路74から出力された被写体距離の信号は、
バーコードデータ発生回路15に送られ、前述したよう
に距離情報32を写真フィルム18に記録する。この測
距装置は、光学的三角測量方式であるが、これは超音波
の受信時間を調べることで測距する超音波測距方式等で
あってもよい。
」二記実施例は、距離情報を用いて濃度補正量を算出し
ているが、本発明は色補正量の算出にも利用することが
できるものである。また、距離情報を写真フィルムに記
録する代わりに、別の記録媒体例えばICカードやパト
ローネ等に記録してもよく、更にまたフィルムに連結さ
れた記録媒体であってもよい。また、本発明は電子スチ
ールカメラで記録した画像を写真プリントする場合にも
利用することができる。この電子スチールカメラでは、
画像データとともに撮影条件データが磁気フロッピィに
書き込まれる。そして例えばCRTに画像を表示し、こ
れをデジタルカラープリンタによりカラーペーパーに記
録するに際し、この画像の被写体距離情報が読み出され
、画像を形成する各点毎の露光量の制御に用いられる。
〔発明の効果〕
上記構成を有する本発明では、写真撮影時に被写体の距
離情報を記録し、そして写真プリント時に距離情報を読
み取って露光制御を行うようにしたから、風景撮影シー
ンと人物撮影シーンの自動識別、上半身撮影シーンと全
身撮影シーンの自動識別等を的確に行うことができる。
したがって、撮影シーンの特質に応じて最適な焼付露光
量を決定することができる。
−17= 4、
【図面の簡単な説明】
第1図は被写体の距離情報を記録する写真カメラの一例
を示す概略図である。 第2図は距離情報の記録例を示す写真フィルムの平面図
である。 第3図は本発明を実施する写真プリンタの一例を示す概
略図である。 第4図は焼付露光量を算出する演算部の一例を示す機能
ブロック図である。 第5A図及び第5B図は画面分割の例を示す説明図であ
る。 第6図はオートフォーカス装置を示す概略図である。 撮影レンズ バーコード記録装置 写真フィルム 距離情報 バーコードリーダ スキャナー  8− 区 第5A図 第5B図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)写真撮影時に被写体の距離情報を記録し、写真プ
    リント時に距離情報を読み取り、この距離情報に応じて
    焼付露光量を制御することを特徴とする写真プリント方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0512924A2 (en) * 1991-05-07 1992-11-11 Goldstar Co. Ltd. Optical exposure system for color video printer
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