JPH0341389Y2 - - Google Patents

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JPH0341389Y2
JPH0341389Y2 JP1984054902U JP5490284U JPH0341389Y2 JP H0341389 Y2 JPH0341389 Y2 JP H0341389Y2 JP 1984054902 U JP1984054902 U JP 1984054902U JP 5490284 U JP5490284 U JP 5490284U JP H0341389 Y2 JPH0341389 Y2 JP H0341389Y2
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JP
Japan
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push button
circuit board
printed circuit
front panel
protrusion
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JP1984054902U
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JPS60166934U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はビデオテープレコーダ(VTR)等の
電子機器に用いられる押釦装置に関する。
(ロ) 従来技術 従来、電子機器の押釦装置には押釦部と一体と
なつたヒンジ部を押釦部の押圧時に弾性変形せし
めてタクトスイツチを押圧するしくみのものがあ
る。実願昭59−9782号には、上述のような構成を
とる押釦装置に関する開示が為されている。即
ち、第2図に示すように基体・押釦部・ヒンジ部
の各部が一体成形された押釦部材を、プリント基
板が対向するように内部に収納されたフロントパ
ネルの内面に取り付け、押釦部に押力を加えてヒ
ンジ部を弾性変形させ、押釦部の一部でプリント
基板上のタクトスイツチを押圧するというもので
ある。尚、押釦部材のフロントパネルへの取付け
は、基体に設けられた透孔に基体のボスを嵌合さ
せ、更に溶融固着する事で為されている。ところ
が、前記先願技術では、第2図に矢印で示すよう
に押釦部のヒンジ部に近い側に過度な押力が加わ
ると押釦部材とフロントパネルの融着がはずれて
押釦部が位置ずれして元の位置に復帰しなくなつ
て押釦装置の機能を損うのみならず、プリント基
板上に実装されている電子部品を傷つけるという
ような重大な事故につながる危険性があつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は上述の点に鑑み為されたものであり、
押釦部に過度な押力が加わつても押釦部材とフロ
ントパネルの融着が外れ難く、たとえ前記融着が
外れたりまた融着を行なわなくとも正常な機能を
損なわない押釦装置を提案する事を目的とする。
(ニ) 考案の構成 本考案は基体と押釦部とがヒンジ部を介して一
体成形された押釦部材を、内部にプリント基板が
対向する様に収納されたフロントパネルの内面に
取り付けた押釦装置において、先端が前記プリン
ト基板に当接する第1突起を前記基体に設け、更
に前記押釦部の押圧時に先端が前記基板に当接す
る第2突起を前記押釦部に設けた事を特徴とする
押釦装置である。
(ホ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例について説
明する。
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第3
図は本考案に係る押釦装置を用いたVTRの正面
図、第4図は第3図のA−A′要部断面図、第5
図は同B−B′要部断面図である。複数個の透孔
1a,1a,1aと裏面に第1突起1b,1bが
設けられた基体1と裏面の下方両端に第2突起3
a,3aが設けられ、該第2突起3a,3aの間
に第3突起3bが配設された押釦部3がヒンジ部
2,2を介して合成樹脂にて一体成形された押釦
部材を、前記押釦部3の天面と同形状の開口部
5a,5aと該開口部5a,5aの上部内面にボ
ス5b,5b,5bが設けられたフロントパネル
5に、前記押釦部3が前記開口部5aに嵌挿し、
同時に前記ボス5b,5b,5bを前記透孔1
a,1a,1aに嵌挿後溶融固着させて装着す
る。次に、突片6a,6a…をシヤーシ7の係合
孔7a…と係合させて前記シヤーシ7に固定した
プリント基板6に前記押釦部材が対向する様
に、前記フロントパネル5を前記シヤーシ7に取
り付ける。この取り付け完了時において、前記第
1突起1b,1bの先端は前記プリント基板6に
当接し、この結果、前記押釦部材は前記フロン
トパネル5と前記プリント基板6間に狭持されて
前記押釦部材の装着がより強固になる。そし
て、第4図に示す矢印方向に押力が加わると、前
記ヒンジ部2,2が弾性変形を為し、前記第3突
起3bが前記プリント基板6上の所定位置に配設
されたタクトスイツチ8の押圧部8aを押圧する
事になる。この際、前記押圧部8aに過度の押力
が加わると前記第2突起3a,3aの先端が前記
プリント基板6に当接し、これ以上前記第3突起
3bによる前記押圧部8aへの押圧が為されず、
前記タクトスイツチ8の破損が防止される。尚、
前記押釦部材を前記フロントパネル5に装着す
る際、前記ボス5b,5b,5bを前記透孔1
a,1a,1aに嵌挿して溶融固着したが、この
溶融固着作業を省き単に前記ボス5b,5b,5
bを前記透孔1a,1a,1aに嵌挿させる事で
位置決めを為し、前記第1突起1b,1bを仲介
とする前記プリント基板6と前記フロントパネル
5の狭持力により前記押釦部材が前記フロント
パネル5の内面の所定位置に十分保持させること
は言うまでもない。
(ヘ) 考案の効果 上述の如く本考案に依れば、第1突起をフロン
トパネルとプリント基板間に狭持させる事により
押釦部材のフロントパネル内面への保持力が強化
され、過度の押力による融着はずれが生じたり、
また融着が為されなくても正常な機能を損うこと
がなく、また、第2突起を設ける事により押釦部
に過度の押力が加わつてタクトスイツチを破損さ
せたりしないという点で極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の分解斜視図、第2
図は従来例の要部断面図、第3図は本考案に係る
押釦装置を用いたVTRの正面図、第4図はA−
A′要部断面図、第5図はB−B′要部断面図であ
る。 主な図番の説明、1……基体、1b……第1突
起、2……ヒンジ部、3……押釦部、3a……第
2突起、……押釦部材、5……フロントパネ
ル、6……プリント基板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プリント基板に対向するフロントパネルと、 該フロントパネルのプリント基板に対向する面
    に基体が保持され、押釦部がヒンジ部を介して該
    基体と一体になつた押釦部材と、 前記押釦部の押圧時に前記ヒンジ部の弾性変形
    により前記押釦部に配設された第3突起にて押圧
    される様に前記プリント基板に配されたスイツチ
    と、 前記基体に配設され、先端が前記プリント基板
    に当接して前記押釦部材の前記フロントパネルか
    らの外れを規制する第1突起と、 前記押釦部に形成され、前記押圧部の押圧時に
    先端が前記プリント基板に当接して前記押釦部の
    位置を規制する第2突起を備える押釦装置。
JP5490284U 1984-04-13 1984-04-13 押釦装置 Granted JPS60166934U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5490284U JPS60166934U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 押釦装置

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JP5490284U JPS60166934U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 押釦装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60166934U JPS60166934U (ja) 1985-11-06
JPH0341389Y2 true JPH0341389Y2 (ja) 1991-08-30

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ID=30577082

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JP5490284U Granted JPS60166934U (ja) 1984-04-13 1984-04-13 押釦装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57115135U (ja) * 1981-01-07 1982-07-16

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Publication number Publication date
JPS60166934U (ja) 1985-11-06

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