JPH059791Y2 - - Google Patents

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JPH059791Y2
JPH059791Y2 JP15282586U JP15282586U JPH059791Y2 JP H059791 Y2 JPH059791 Y2 JP H059791Y2 JP 15282586 U JP15282586 U JP 15282586U JP 15282586 U JP15282586 U JP 15282586U JP H059791 Y2 JPH059791 Y2 JP H059791Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、電子機器に用いて好適な操作釦装置
に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、電子機器の操作釦は、操作釦本体を弾性
を有するヒンジ部を介してフロントパネル裏面に
融着によつて取付け固定するものが賞用されてい
る。例えば、実開昭60−166933号(H01H21/
00)には、枠部とこの枠部の上部及び下部にヒン
ジ部を介して複数の押釦を樹脂にて一体成形し、
これらの押釦を開口部より突出させる様にフロン
トパネルに融着固定して、ヒンジ部の弾性力を利
用して押釦による押釦スイツチの押圧を実行可能
とする技術が提案されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記従来技術によると、枠部の上側から延びる
ヒンジ部に設けられている押釦と、枠部の下側か
ら延びるヒンジ部に設けられている押釦の回動方
向が逆となり、押圧操作時の感触に違和感が生じ
る。また、回動方向を同一にするべく、上側から
ヒンジ部を延在せしめると、上下方向に揃列配置
される押釦の下側の押釦へのヒンジ部の配設スペ
ースが問題点となる。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、裏面に第1押釦スイツチに対向する
第1押圧部を、裏面上端にフロントパネルに形成
された凹部裏面に係止される係止部と凹部前面に
当接する突起部を、下端に先端がフロントパネル
に係止される弾性変形可能な第1弾性部を夫々有
し、押圧操作時に突起部を支点に回動可能な第1
押釦と、裏面に第2押釦スイツチに対向する第2
押圧部を、上端に先端が凹部に形成された開口部
を経て凹部裏面にて係止され弾性変形可能な第2
弾性部を有し、第1押釦と共に凹部内に揃列配置
される第2押釦、第1・第2押釦間の間隙を閉塞
すると共に第2弾性部と当接して第2押釦の前方
向への位置規制を為す閉塞部材とから成ることを
特徴とする。
(ホ) 作用 本考案は上述の如く構成したので、融着するこ
となしに押圧時に回動方向が同一の押釦を上下方
向に揃列配置することが可能となる。
(ヘ) 実施例 以下、図面に従い本考案の一実施例について説
明する。
第1図、第2図は本実施例装置の分解斜視図で
ある。第1押釦1は押圧操作を為す操作部2、こ
の操作部2の裏面上端の両側のフツク部3,3、
このフツク部3,3の中間に嵌合突起4aを先端
に有する突起部4が樹脂にて一体成形されて構成
されており、更に操作部2の裏面下端にはタクト
スイツチの押圧を為す押圧部(第1押圧部)5
と、この両側に下方に延び肉薄状で弾性を有する
腕片(第1弾性部)6,6が一体形成されてい
る。
7は操作部8の裏面上端に上方に延び肉薄状で
先端部9a,9aと中間部9b,9b間を屈曲せ
しめた形状で弾性を有する腕片(第2弾性部)
9,9と、裏面下端の中央にタクトスイツチの押
圧を為す押圧部(第2押圧部)10とが一体成形
された第2押釦である。
11は後述の如く第1・第2押釦1,7間の間
隙を閉塞する樹脂製のエスカツシヨン(閉塞部
材)であり、両端にフツク部12,12が形成さ
れている。
フロントパネル13には押釦取付用の凹部14
が形成され、上部の第1押釦1取付位置の閉蓋面
15には、フツク部3,3を係合せしめるための
係合孔16,16と嵌合突起4を嵌合せしめる嵌
合孔17が形成され、下部の第2押釦7取付位置
の閉蓋面18との間が連結部19a,19b,1
9c,19dにて連結されている。また、閉蓋面
18の下側に配設された開口部20は押圧部10
を挿嵌せしめるためのものであり、閉蓋面18の
連結部19a,19b間及び連結部19c,19
d間は上下方向にスロープ状となつている。尚、
連結部19b,19c間の開口部21にタクトス
イツチ22(第1押釦スイツチ)が、開口部20
にタクトスイツチ(第2押釦スイツチ)23が対
向する様に、タクトスイツチ22,23が装着さ
れたプリント基板24がフロントパネル13内面
に取付けられている。
次に第1・第2押釦1,7のフロントパネル1
3への取付について説明する。
開口部20に押圧部10を挿嵌し、閉蓋面15
の裏面と連結部19a,19d間に腕片9,9を
挿入し、先端部9a,9aと中間部9b,9b間
の屈曲部分を連結部19a,19dの前面に突出
したリブ30,30と嵌合せしめて前後方向の位
置規制を為し、更に連結部19a,19dの左右
端に形成したリブ31,31と側面を当接せしめ
て左右方向の位置規制を為して、第2図の如く先
端部9a,9aを閉蓋面15と連結部19a,1
9d間にて挾持する。従つて、操作部8を押圧す
ると、この挾持部分が支点となつて中間部9b,
9bの弾性変形により押圧部10のタクトスイツ
チ23に対する押圧が可能となる。こうして第2
押釦7のフロントパネル13への取付けが完了す
る。尚、第2図のリブ35は閉蓋面15の裏面に
形成され先端部9a,9aと当接して第2押釦7
の上方向への位置規制を為している。
次にフツク部3,3を係合孔16,16にて係
合せしめ、嵌合突起4aを嵌合孔17に嵌合して
突起部4を閉蓋面15に当接せしめて腕部6,6
の先端を第3図に示す如く閉蓋面18のスロープ
形状部分に当接せしめることにより、第1押釦1
のフロントパネル13への取付けが完了する。従
つて操作部2を押圧することにより腕部6,6が
弾性変形して、突起部4と閉蓋面15との当接位
置を支点にして回動し押圧部5がタクトスイツチ
22を押圧することになる。第4図はこの取付完
了時の第1押釦1と第2押釦7との位置関係を示
したものである。
次にフツク部12,12を連結部19a,19
dの左右端部に形成された透孔32,32に係合
せしめて、エスカツシヨン11にて第5図・第6
図の如く第1押釦1と第2押釦7の間隙が閉塞さ
れることになる。また、このエスカツシヨン11
は第2押釦7の腕片9,9と当接して前方向への
位置規制の役割も果す。
(ト) 考案の効果 上述の如く本考案によれば、融着することなし
に押圧時に回動方向が同一の押釦を複数個上下方
向に配置でき、しかも夫々押釦の弾性部が他方の
押釦の裏側に位置せしめることが可能となり取付
スペースが少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
図面は全て本考案の一実施例に係り、第1図は
全体の分解斜視図、第2図は連結部19aの位置
にて上下方向に切断した時の断面図、第3図はス
ロープ状部分の位置にて上下方向に切断した時の
断面図、第4図及び第5図は各部材の位置関係を
説明する図、第6図は組立完了後の斜視図であ
る。 1……第1押釦、3……フツク部(係止部)、
4……突起部、5……押圧部(第1押圧部)、6
……腕片(第1弾性部)、7……第2押釦、9…
…腕片(第2弾性部)、10……押圧部(第2押
圧部)、11……エスカツシヨン(閉塞部材)、1
3……フロントパネル、14……凹部、22……
タクトスイツチ(第1押釦スイツチ)、23……
タクトスイツチ(第2押釦スイツチ)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 裏面に第1押釦スイツチに対向する第1押圧部
    を、裏面上端にフロントパネルに形成された凹部
    に係止される係止部と前記凹部前面に当接する突
    起部を、下端に先端が前記フロントパネルに係止
    される弾性変形可能な第1弾性部を夫々有し、押
    圧操作時に前記突起部を支点に回動可能な第1押
    釦と、 裏面に第2押釦スイツチに対向する第2押圧部
    を、上端に先端が前記凹部裏面にて係止され弾性
    変形可能な第2弾性部を有し、前記第1押釦と共
    に前記凹部内に揃列配置される第2押釦と、 前記第1・第2押釦間の間隙を閉塞すると共に
    前記第2弾性部と当接して前記第2押釦の前方向
    への位置規制を為す閉塞部材とから成る操作釦装
    置。
JP15282586U 1986-10-03 1986-10-03 Expired - Lifetime JPH059791Y2 (ja)

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JPS6358434U JPS6358434U (ja) 1988-04-19
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