JPH034131Y2 - - Google Patents

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JPH034131Y2
JPH034131Y2 JP1984136942U JP13694284U JPH034131Y2 JP H034131 Y2 JPH034131 Y2 JP H034131Y2 JP 1984136942 U JP1984136942 U JP 1984136942U JP 13694284 U JP13694284 U JP 13694284U JP H034131 Y2 JPH034131 Y2 JP H034131Y2
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JP
Japan
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yoke
rust
tape
welding
outer circumferential
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JP1984136942U
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JPS6152445U (ja
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 考案の目的 (1) 産業上の利用分野 本考案は、回転モータ、発電機等の回転電機に
用いられるステータに関する。
(2) 従来の技術 上記ステータとして、例えば円筒状ヨークの内
側に複数個のポールコアを周方向に間隔をおいて
配設した構造のものは、例えば実開昭57−180448
号公報に開示されるように従来公知である。
(3) 考案が解決しようとする課題 上記公報に記載のものでは、複数のポールコア
を環状体の外周より放射状に、しかも継ぎ目無く
一体に突設して組立体を構成し、それをヨーク内
周囲に嵌装するようにしており、従つてその全体
重量が比較的大きくなる上、個々の部品構造も複
雑化する等の問題があつた。
本考案は上記従来のものの問題を解決すること
ができ、しかもヨーク外周面の防錆処理を簡単的
確に行い得る、回転電機用ステータを提供するこ
とを目的とする。
B 考案の構成 (1) 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、円筒状ヨ
ークと、このヨークとは別個に形成されて該ヨー
ク内周面に互いに間隔をおいて配設される複数個
のポールコアと、その各ポールコアに巻回された
界磁コイルとを少なくとも備え、前記各ポールコ
アとヨーク内周面との対向面間はプロジエクシヨ
ン溶接により結合され、その溶接後のヨークの外
周面には防錆テープが貼着されたことを特徴とし
ている。
(2) 作用 組立に当たつては、界磁コイルを巻回した個々
のポールコアをヨーク内周面に直接プロジエクシ
ヨン溶接するだけでよく、複数のポールコア相互
を、それらのヨークへの装着前に特別に連結して
おく必要はない。
また前記プロジエクシヨン溶接後のヨークの外
周面に貼着される防錆テープによつて、ヨーク外
周面を的確に防錆処理することができる上、その
外周面に防錆塗装を施す場合に必要とされる、該
面に対する予洗浄処理やコイルに対するマスキン
グ処理が不要となる。しかも上記防錆テープは、
比較的高温のヨーク外周面にも貼着することがで
き、溶接後ヨーク外周面が十分に冷えるのを持つ
必要はない。また上記防錆テープによつて、プロ
ジエクシヨン溶接後のヨーク外周面に生じる溶接
跡を体裁よく覆い隠すこともできる。
(3) 実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説
明すると、回転電機としての直流電動機1のハウ
ジング2は、円筒状ヨーク3の両端に第1および
第2ブラケツト4,5を嵌合し、それらのブラケ
ツト4,5をボルト6で相互に近接する方向に締
付けることによつて構成される。
ヨーク3の内周面には90度ずつの間隔をあけて
4つのポールコア7がプロジエクシヨン溶接によ
つて固着され、該ポールコア7に絶縁部材10を
介して界磁コイル8をそれぞれ巻装することによ
つてステータ9が構成される。
ヨーク3の外面には、ポールコア7のヨーク3
への溶接後に、防錆テープ11が貼着され、従つ
てこのテープ11によつて、ヨーク3外周面の溶
接跡を体裁よく覆い隠すことも可能である。而し
て前記防錆テープ11としては、耐塩水性および
耐薬品性などに優れた材料で形成されたものが使
用される。
ステータ9の内方には、ロータ12が配設され
る。このロータ12は、第1及び2ブラケツト
4,5で軸受13,14によつて回転自在に支承
された回転軸15に装着されており、該回転軸1
5に固定される鉄心16と、ボビン17を介して
鉄心16に巻装されるアマーチユアコイル18と
から成る。
回転軸において、一方の軸受13に近接した部
分には、コンミテータ19が固定される。またヨ
ーク3の一端には支持板20が固定され、この支
持板20上には鳩目などにより絶縁基板21が固
着される。これら支持板20および絶縁基板21
には、コンミテーナ19を回転自在に挿通するた
めの透孔22,23が穿設される。コンミテータ
19に摺接するブラシ24を保持するためのブラ
シホルダ25は、コンミテータ19側に向けて開
放した箱状に形成されており、回転軸15の一直
径線上で対をなして、絶縁基板21上に固定され
る。ブラシ24は各ブラシホルダ25内に収容さ
れており、しかもばね26によつてコンミテータ
19に摺接する方向に付勢される。
支持板20には、界磁コイル8の口出し線を引
出すための孔が設けられており、また第1ブラケ
ツトには入力コードをハウジング2内に引込むた
めの接続部27が設けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、各
ポールコア7は、これに絶縁部材10を介して界
磁コイル8を巻装した状態で、ヨーク3の外周面
と各ポールコア7の内面とに電極を当てて行われ
るプロジエクシヨン溶接により、ヨーク3の内周
面に固着される。このとき、ヨーク3の外周面
は、溶接時の熱により加熱されているが、冷却工
程を経ることなく直ちに、ヨーク3の外周面に防
錆テープ11が貼着される。したがつて、ポール
コア7のヨーク3への固着と、ヨーク3の外面防
錆処理とを一貫して行なうことが可能となり、作
業能率が著しく向上する。しかも、防錆テープ1
1の貼着にあたつて、ヨーク3の外面の前処理作
業は不要であり、防錆テープ11を巻回、貼着す
るだけの作業であるので、作業が簡単であり、こ
れによつても作業能率が向上する。このように防
錆テープ11が貼着されたヨーク3の表面は、塩
水や薬品などに対する耐性を有することができ、
ヨーク3の表面の発錆が防止される。
C 考案の効果 以上のように本考案によれば、円筒状ヨーク
と、このヨークとは別個に形成されて該ヨーク内
周面に互いに間隔をおいて配設される複数個のポ
ールコアと、その各ポールコアに巻回された界磁
コイルとを少なくとも備え、前記各ポールコアと
ヨーク内周面との対向面間がプロジエクシヨン溶
接により結合されるので、組立に当たつては、界
磁コイルを巻回した個々のポールコアをヨーク内
周面に直接プロジエクシヨン溶接するだけでよ
く、従つて複数のポールコア相互を、それらのヨ
ークへの装着前に特別に連結しておく必要はない
から、それだけ全体重量が軽減されると共に個々
の部品構造が簡素化され、コストダウンに寄与す
ることができる。
また前記プロジエクシヨン溶接後のヨークの外
周面には防錆テープが貼着されるので、その外周
面を的確に防錆処理することができる上、その外
周面に防錆塗装を施す場合に必要とされる、該面
に対する予洗浄処理やコイルに対するマスキング
処理が不要となつて作業能率を高めることができ
る。しかも上記防錆テープは、比較的高温のヨー
ク外周面にも貼着することができ、溶接後ヨーク
外周面が十分に冷えるのを待つ必要はないから、
作業能率の一層の向上を図ることができると共
に、溶接から防錆まで一貫作業を行うことが可能
となる。のみならず上記防錆テープによつて、プ
ロジエクシヨン溶接後のヨーク外周面に形成され
る溶接跡を体裁よく覆い隠すことができ、またこ
のようにテープが防錆手段と溶接跡被覆手段とに
兼用されることにより、それだけステータの構造
簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、上半分
で縦断面を示しかつ下半分で側面を示した直流電
動機の縦断側面図である。 3……ヨーク、7……ポールコア、8……界磁
コイル、9……ステータ、11……防錆テープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒状ヨーク3と、このヨーク3とは別個に形
    成されて該ヨーク3内周面に互いに間隔をおいて
    配設される複数個のポールコア7と、その各ポー
    ルコア7に巻回された界磁コイル8とを少なくと
    も備え、前記各ポールコア7とヨーク3内周面と
    の対向面間はプロジエクシヨン溶接により結合さ
    れ、その溶接後のヨーク3の外周面には防錆テー
    プ11が貼着されたことを特徴とする、回転電機
    用ステータ。
JP1984136942U 1984-09-10 1984-09-10 Expired JPH034131Y2 (ja)

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JP1984136942U JPH034131Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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JP1984136942U JPH034131Y2 (ja) 1984-09-10 1984-09-10

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Publication Number Publication Date
JPS6152445U JPS6152445U (ja) 1986-04-09
JPH034131Y2 true JPH034131Y2 (ja) 1991-02-01

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ID=30695373

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5397290B2 (ja) * 2010-03-30 2014-01-22 株式会社アドヴィックス 車両用ブレーキ装置の液圧制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528404A (en) * 1975-07-09 1977-01-22 Nippon Denso Co Ltd Rotor and its manufacturing method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5369710U (ja) * 1976-11-15 1978-06-12
JPS57101550U (ja) * 1980-12-15 1982-06-22

Patent Citations (1)

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JPS528404A (en) * 1975-07-09 1977-01-22 Nippon Denso Co Ltd Rotor and its manufacturing method

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JPS6152445U (ja) 1986-04-09

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