JPH0626041Y2 - 回転電機における界磁コイルの絶縁構造 - Google Patents
回転電機における界磁コイルの絶縁構造Info
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- JPH0626041Y2 JPH0626041Y2 JP1984136941U JP13694184U JPH0626041Y2 JP H0626041 Y2 JPH0626041 Y2 JP H0626041Y2 JP 1984136941 U JP1984136941 U JP 1984136941U JP 13694184 U JP13694184 U JP 13694184U JP H0626041 Y2 JPH0626041 Y2 JP H0626041Y2
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、回転電機、特に円筒状ヨークの内周面に、該
ヨークとは別個に形成され互いに独立した複数個のポー
ルコアが周方向に間隔をおいて配設され、その各ポール
コアが、ヨークの内周面に基端部が溶接される脚部と,
その脚部の先端部に一体に連設されてヨーク内面に対向
するフランジとを備え、前記各脚部に界磁コイルが巻回
されてなる形式の回転電機における界磁コイルの絶縁構
造に関する。
ヨークとは別個に形成され互いに独立した複数個のポー
ルコアが周方向に間隔をおいて配設され、その各ポール
コアが、ヨークの内周面に基端部が溶接される脚部と,
その脚部の先端部に一体に連設されてヨーク内面に対向
するフランジとを備え、前記各脚部に界磁コイルが巻回
されてなる形式の回転電機における界磁コイルの絶縁構
造に関する。
(2)従来の技術 従来、斯かる形式の回転電機では、ヨーク内面に当接し
且つ中央に観音開き部を有する絶縁紙と、ポールコアに
於けるフランジのヨーク内面側の面に当接し且つ前記観
音開きの開きポールコアと90°ずれた方向に開放可能な
観音開き部を有する絶縁紙とを用い、両絶縁紙の観音開
き部を開いてポールコアの脚部を挿入するようにしてい
る。
且つ中央に観音開き部を有する絶縁紙と、ポールコアに
於けるフランジのヨーク内面側の面に当接し且つ前記観
音開きの開きポールコアと90°ずれた方向に開放可能な
観音開き部を有する絶縁紙とを用い、両絶縁紙の観音開
き部を開いてポールコアの脚部を挿入するようにしてい
る。
(3)考案が解決しようとする課題 このような従来の絶縁構造では、絶縁紙の取付作業が面
倒であり、また界磁コイルと絶縁紙との間に間隙がどう
しても生じ、粉体コーティングを施してもその間隙を確
実に埋めてしまうことは困難であるために、回転電機の
作動中にブラシ摩耗粉が前記間隙に侵入して絶縁性が低
下することがあった。
倒であり、また界磁コイルと絶縁紙との間に間隙がどう
しても生じ、粉体コーティングを施してもその間隙を確
実に埋めてしまうことは困難であるために、回転電機の
作動中にブラシ摩耗粉が前記間隙に侵入して絶縁性が低
下することがあった。
本考案は、斯かる事情に鑑みてなされたもので、各界磁
コイルと、ポールコア及びヨークとの間を確実に絶縁す
ることができるようにし、しかも組立作業を精度よく簡
単に行うことができるようにした、回転電機における界
磁コイルの絶縁構造を提供することを目的とする。
コイルと、ポールコア及びヨークとの間を確実に絶縁す
ることができるようにし、しかも組立作業を精度よく簡
単に行うことができるようにした、回転電機における界
磁コイルの絶縁構造を提供することを目的とする。
B.考案の構成 (1)課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、前記形式の回転電
機における界磁コイルの絶縁構造であって、前記界磁コ
イルと、ポールコア及びヨークとの間には、該ヨークの
周方向に並ぶ少なくとも2個のポールコアの脚部をそれ
ぞれ挿通し得る少なくとも2つの位置決め孔が相互に間
隔を存して穿設され界磁コイルの最外周よりも大なる範
囲に亘ってヨーク内周面に当接するシート部と、前記各
位置決め孔の周縁でシート部に連設されると共に前記脚
部がその基端部側より挿入される筒部と、前記フランジ
の脚部からの張出量よりも大なる距離だけ前記筒部の端
部から張出される鍔部とを備える絶縁部材が介装され、
この絶縁部材が、可撓性及び絶縁性を有する材料により
一体成形され、前記絶縁部材に対応した複数の界磁コイ
ル相互が接続部を介して接続されることを特徴とする。
機における界磁コイルの絶縁構造であって、前記界磁コ
イルと、ポールコア及びヨークとの間には、該ヨークの
周方向に並ぶ少なくとも2個のポールコアの脚部をそれ
ぞれ挿通し得る少なくとも2つの位置決め孔が相互に間
隔を存して穿設され界磁コイルの最外周よりも大なる範
囲に亘ってヨーク内周面に当接するシート部と、前記各
位置決め孔の周縁でシート部に連設されると共に前記脚
部がその基端部側より挿入される筒部と、前記フランジ
の脚部からの張出量よりも大なる距離だけ前記筒部の端
部から張出される鍔部とを備える絶縁部材が介装され、
この絶縁部材が、可撓性及び絶縁性を有する材料により
一体成形され、前記絶縁部材に対応した複数の界磁コイ
ル相互が接続部を介して接続されることを特徴とする。
(2)作用 上記構成によれば、絶縁部材によって界磁コイルと、ポ
ールコア及びヨークとの間が確実に絶縁される。
ールコア及びヨークとの間が確実に絶縁される。
また特に組立に当たっては、複数の界磁コイルを絶縁部
材の各筒部の内周にそれぞれ嵌装することにより、それ
ら界磁コイルを、その相互の接続部に無理な外力が加わ
らないよう絶縁部材の定位置に仮止め保持することがで
きる。その上、このように界磁コイルを予め嵌装した絶
縁部材各筒部の内周にポールコアの脚部をその基端部側
よりそれぞれ挿入した状態で、その各脚部の基端部をヨ
ーク内周面に溶接することができるから、絶縁部材は、
それの複数の筒部に対するポールコアの挿入作業を該コ
アの溶接前の自由状態で、該絶縁部材のシート部や界磁
コイルを無理に延ばしたり曲げたりせずに容易的確に行
うことができる。
材の各筒部の内周にそれぞれ嵌装することにより、それ
ら界磁コイルを、その相互の接続部に無理な外力が加わ
らないよう絶縁部材の定位置に仮止め保持することがで
きる。その上、このように界磁コイルを予め嵌装した絶
縁部材各筒部の内周にポールコアの脚部をその基端部側
よりそれぞれ挿入した状態で、その各脚部の基端部をヨ
ーク内周面に溶接することができるから、絶縁部材は、
それの複数の筒部に対するポールコアの挿入作業を該コ
アの溶接前の自由状態で、該絶縁部材のシート部や界磁
コイルを無理に延ばしたり曲げたりせずに容易的確に行
うことができる。
(3)実施例 以下、図面により本考案の一実施例について説明する
と、先ず第1図において、回転電機としての直流電動機
1のハウジング2は、円筒状ヨーク3の両端に第1およ
び第2ブラケット4,5を嵌合し、それらのブラケット
4,5をボルト6で相互に近接する方向に締付けること
によって構成される。
と、先ず第1図において、回転電機としての直流電動機
1のハウジング2は、円筒状ヨーク3の両端に第1およ
び第2ブラケット4,5を嵌合し、それらのブラケット
4,5をボルト6で相互に近接する方向に締付けること
によって構成される。
ヨーク3の内周面には、該ヨーク3とは別個に形成され
互いに独立した4つのポールコア7が周方向に等間隔置
きに、即ち90度の位相差を以て固着され、該ポールコ
ア7に界磁コイル8を巻装することによってステータ9
が構成される。
互いに独立した4つのポールコア7が周方向に等間隔置
きに、即ち90度の位相差を以て固着され、該ポールコ
ア7に界磁コイル8を巻装することによってステータ9
が構成される。
第2図および第3図において、各ポールコア7は、矩形
状脚部10の先端部10iにフランジ11が連設されて
成り、冷間鍛造により一体的に成形される。しかもその
フランジ11の一側面と脚部10の先端部10i端面と
は互いに滑らかに連続して、ヨーク3の内面に対応した
曲率を有する彎曲面に形成されており、脚部10の基端
部10o端面には、該脚部10をヨーク3の外面からの
プロジェクション溶接によってヨーク3の内面に固着す
るための突部10aが突設される。また脚部10をヨー
ク3の内面に固着したときに、前記フランジ11の他側
面はヨーク3の内面に一定の間隔をあけて対向する。
状脚部10の先端部10iにフランジ11が連設されて
成り、冷間鍛造により一体的に成形される。しかもその
フランジ11の一側面と脚部10の先端部10i端面と
は互いに滑らかに連続して、ヨーク3の内面に対応した
曲率を有する彎曲面に形成されており、脚部10の基端
部10o端面には、該脚部10をヨーク3の外面からの
プロジェクション溶接によってヨーク3の内面に固着す
るための突部10aが突設される。また脚部10をヨー
ク3の内面に固着したときに、前記フランジ11の他側
面はヨーク3の内面に一定の間隔をあけて対向する。
界磁コイル8と、ポールコア7及びヨーク3との間には
絶縁部材12が介装される。この絶縁部材12は、隣接
する2つのポールコア7に対して1個配設されており、
従ってこの直流電動機1に関しては一対の絶縁部材12
が配設される。
絶縁部材12が介装される。この絶縁部材12は、隣接
する2つのポールコア7に対して1個配設されており、
従ってこの直流電動機1に関しては一対の絶縁部材12
が配設される。
第4図および第5図において、絶縁部材12は、シート
部13と、一対の筒部14と、それらの筒部14の端部
でそれぞれ張出される鍔部15とを有し、可撓性および
絶縁性を有する材料、たとえばゴムや合成樹脂によって
一体成形される。
部13と、一対の筒部14と、それらの筒部14の端部
でそれぞれ張出される鍔部15とを有し、可撓性および
絶縁性を有する材料、たとえばゴムや合成樹脂によって
一体成形される。
シート部13は、隣接する一対のポールコア7にそれぞ
れ巻装される界磁コイル8の最外周よりも大なる範囲に
亘ってヨーク3の内面に当接し得るように、たとえば矩
形状に形成されており、このシート部13には、各ポー
ルコア7の脚部10を挿通すべく一対の矩形状の位置決
め孔16が設けられる。これらの孔16の周縁でシート
部13には矩形状の筒部14がそれぞれ一体的に連設さ
れており、各筒部14の形状はポールコア7の脚部10
をその基端部10o側より挿通し得るように定められ
る。また、筒部14の長さは、脚部10の長さに対応し
て設定されており、鍔部15は、ポールコア7における
フランジ11の脚部10からの張出量1(第3図参
照)よりも大なる距離2だけ筒部14の端部から張出
すように定められる。
れ巻装される界磁コイル8の最外周よりも大なる範囲に
亘ってヨーク3の内面に当接し得るように、たとえば矩
形状に形成されており、このシート部13には、各ポー
ルコア7の脚部10を挿通すべく一対の矩形状の位置決
め孔16が設けられる。これらの孔16の周縁でシート
部13には矩形状の筒部14がそれぞれ一体的に連設さ
れており、各筒部14の形状はポールコア7の脚部10
をその基端部10o側より挿通し得るように定められ
る。また、筒部14の長さは、脚部10の長さに対応し
て設定されており、鍔部15は、ポールコア7における
フランジ11の脚部10からの張出量1(第3図参
照)よりも大なる距離2だけ筒部14の端部から張出
すように定められる。
第6図において、前記絶縁部材12でポールコア7およ
びヨーク3との間の絶縁がなされる一対の界磁コイル8
は、矢符17,18で示すようにその巻き方向を相互に
逆にするとともに、絶縁紙などで層間絶縁を施され、接
続部19で相互に接続される。また、それらの界磁コイ
ル8からは口出し線20,21が延出されており、この
口出し線20,21と界磁コイル8の巻回部との間に
は、絶縁紙22,23がそれぞれ介装される。さらに、
口出し線20,21に対応して、絶縁部材12の各鍔部
15には、第4図および第5図で示すように、ポールコ
ア7の端面と各口出し線20,21との接触を阻止する
ための「コ」字形隆起部24がそれぞれ設けられる。
びヨーク3との間の絶縁がなされる一対の界磁コイル8
は、矢符17,18で示すようにその巻き方向を相互に
逆にするとともに、絶縁紙などで層間絶縁を施され、接
続部19で相互に接続される。また、それらの界磁コイ
ル8からは口出し線20,21が延出されており、この
口出し線20,21と界磁コイル8の巻回部との間に
は、絶縁紙22,23がそれぞれ介装される。さらに、
口出し線20,21に対応して、絶縁部材12の各鍔部
15には、第4図および第5図で示すように、ポールコ
ア7の端面と各口出し線20,21との接触を阻止する
ための「コ」字形隆起部24がそれぞれ設けられる。
再び第1図において、ヨーク3の内面にポールコア7を
プロジェクション溶接により固着した後に、ヨーク3の
外面には防錆テープ25が貼着される。この防錆テープ
25としては、耐塩水性および耐薬品性などに優れた材
料で形成されたものが使用される。
プロジェクション溶接により固着した後に、ヨーク3の
外面には防錆テープ25が貼着される。この防錆テープ
25としては、耐塩水性および耐薬品性などに優れた材
料で形成されたものが使用される。
ステータ9の内方には、ロータ26が配設される。この
ロータ26は、第1および第2ブラケット4,5で軸受
27,28によって回転自在に支承された回転軸29に
装着されており、該回転軸29に固定される鉄心30
と、ボビン31を介して鉄心30に巻装されるアマーチ
ュアコイル32とから成る。
ロータ26は、第1および第2ブラケット4,5で軸受
27,28によって回転自在に支承された回転軸29に
装着されており、該回転軸29に固定される鉄心30
と、ボビン31を介して鉄心30に巻装されるアマーチ
ュアコイル32とから成る。
回転軸29において、一方の軸受27に近接した部分に
は、コンミテータ33が固定される。またヨーク3の一
端には支持板34が固定され、この支持板34上には鳩
目などにより絶縁基板35が固着される。これら支持板
34および絶縁基板35には、コンミテータ33を回転
自在に挿通するための透孔36,37が穿設される。コ
ンミテータ33に摺接するブラシ38に保持するための
ブラシホルダ39は、コンミテータ33側に向けて開放
した矩形の箱形に形成されており、回転軸29の一直径
線上で対をなして絶縁基板35上に固定される。ブラシ
38は各ブラシホルダ39内に収容されており、しかも
ばね40によってコンミテータ33に摺接する方向に付
勢される。
は、コンミテータ33が固定される。またヨーク3の一
端には支持板34が固定され、この支持板34上には鳩
目などにより絶縁基板35が固着される。これら支持板
34および絶縁基板35には、コンミテータ33を回転
自在に挿通するための透孔36,37が穿設される。コ
ンミテータ33に摺接するブラシ38に保持するための
ブラシホルダ39は、コンミテータ33側に向けて開放
した矩形の箱形に形成されており、回転軸29の一直径
線上で対をなして絶縁基板35上に固定される。ブラシ
38は各ブラシホルダ39内に収容されており、しかも
ばね40によってコンミテータ33に摺接する方向に付
勢される。
支持板34には、界磁コイル8の口出し線20,21を
引出すための孔が設けられており、また第1ブラケット
4には入力コードをハウジング2内に引込むための接続
部41が設けられる。
引出すための孔が設けられており、また第1ブラケット
4には入力コードをハウジング2内に引込むための接続
部41が設けられる。
次にこの実施例の作用について説明すると、ポールコア
7のヨーク3への固着にあたっては、第6図で示したよ
うに、一対の界磁コイル8を相互に接続、巻回して準備
し、各界磁コイル8内に絶縁部材12の筒部14をそれ
ぞれ挿入する。この際、絶縁部材12は可撓性を有する
ので、鍔部15は自由に撓んで筒部14の各界磁コイル
8への挿入が可能となる。このように各界磁コイル8に
絶縁部材12を装着した状態で、各界磁コイル8の一端
面はシート部13に全面的に当接し、各界磁コイル8の
他端面はその内周縁部分で鍔部15に当接する。かくし
て各界磁コイル8は、その相互の接続部19に無理な外
力が加わらないよう絶縁部材12の定位置に仮止め保持
される。
7のヨーク3への固着にあたっては、第6図で示したよ
うに、一対の界磁コイル8を相互に接続、巻回して準備
し、各界磁コイル8内に絶縁部材12の筒部14をそれ
ぞれ挿入する。この際、絶縁部材12は可撓性を有する
ので、鍔部15は自由に撓んで筒部14の各界磁コイル
8への挿入が可能となる。このように各界磁コイル8に
絶縁部材12を装着した状態で、各界磁コイル8の一端
面はシート部13に全面的に当接し、各界磁コイル8の
他端面はその内周縁部分で鍔部15に当接する。かくし
て各界磁コイル8は、その相互の接続部19に無理な外
力が加わらないよう絶縁部材12の定位置に仮止め保持
される。
斯かる状態で、絶縁部材12の各筒部14にポールコア
7の脚部10をその基端部10o側よりそれぞれ挿入す
ると、ポールコア7の脚部10および各界磁コイル8間
は筒部14で絶縁され、フランジ11及び各界磁コイル
8間は鍔部15で絶縁される。而して絶縁部材12は、
2個のポールコア7に対応して2つの筒部14を有して
いるにも拘わらず、それら筒部14に対するポールコア
7の挿入作業を該コアの自由状態(即ちヨーク3への溶
接前の状態)で、該絶縁部材12のシート部13や各筒
部14外周の界磁コイル8を無理に延ばしたり曲げたり
せずに1個ずつ容易的確に行うことができる。
7の脚部10をその基端部10o側よりそれぞれ挿入す
ると、ポールコア7の脚部10および各界磁コイル8間
は筒部14で絶縁され、フランジ11及び各界磁コイル
8間は鍔部15で絶縁される。而して絶縁部材12は、
2個のポールコア7に対応して2つの筒部14を有して
いるにも拘わらず、それら筒部14に対するポールコア
7の挿入作業を該コアの自由状態(即ちヨーク3への溶
接前の状態)で、該絶縁部材12のシート部13や各筒
部14外周の界磁コイル8を無理に延ばしたり曲げたり
せずに1個ずつ容易的確に行うことができる。
次いで、各ポールコア7における脚部10の基端部10
oをヨーク3の内面所定位置に当接させておき、ヨーク
3の外面からプロジェクション溶接が施され、これによ
り各ポールコア7がヨーク3の内面に固着される。この
状態で、各界磁コイル8とヨーク3の内面との間はシー
ト部13で絶縁される。
oをヨーク3の内面所定位置に当接させておき、ヨーク
3の外面からプロジェクション溶接が施され、これによ
り各ポールコア7がヨーク3の内面に固着される。この
状態で、各界磁コイル8とヨーク3の内面との間はシー
ト部13で絶縁される。
かくして各界磁コイル8と、ポールコア7およびヨーク
3との間は絶縁部材12によって完全に絶縁され、ブラ
シ38の摩耗粉の侵入による絶縁低下のおそれもない。
しかも単一の絶縁部材12で、一対の界磁コイル8の絶
縁が果たされるので、作業能率が向上する。
3との間は絶縁部材12によって完全に絶縁され、ブラ
シ38の摩耗粉の侵入による絶縁低下のおそれもない。
しかも単一の絶縁部材12で、一対の界磁コイル8の絶
縁が果たされるので、作業能率が向上する。
C.考案の効果 以上のように本考案によれば、円筒状ヨークの内周面
に、該ヨークとは別個に形成され互いに独立した複数個
のポールコアが周方向に間隔をおいて突設された回転電
機において、その界磁コイルと、ポールコア及びヨーク
との間には、該ヨークの周方向に並ぶ少なくとも2個の
ポールコアの脚部をそれぞれ挿通し得る少なくとも2つ
の位置決め孔が相互に間隔を存して穿設され界磁コイル
の最外周よりも大なる範囲に亘ってヨーク内周面に当接
するシート部と、各位置決め孔の周縁でシート部に連設
されると共に脚部がその基端部側より挿入される筒部
と、ポールコアにおけるフランジの脚部からの張出量よ
りも大なる距離だけ前記筒部の端部から張出される鍔部
とを備える絶縁部材が介装され、この絶縁部材が、可撓
性及び絶縁性を有する材料により一体成形され、前記絶
縁部材に対応した複数の界磁コイル相互が接続部を介し
て接続されるので、上記絶縁部材によって界磁コイル
と、ポールコア及びヨークとの間を確実に絶縁すること
ができる。
に、該ヨークとは別個に形成され互いに独立した複数個
のポールコアが周方向に間隔をおいて突設された回転電
機において、その界磁コイルと、ポールコア及びヨーク
との間には、該ヨークの周方向に並ぶ少なくとも2個の
ポールコアの脚部をそれぞれ挿通し得る少なくとも2つ
の位置決め孔が相互に間隔を存して穿設され界磁コイル
の最外周よりも大なる範囲に亘ってヨーク内周面に当接
するシート部と、各位置決め孔の周縁でシート部に連設
されると共に脚部がその基端部側より挿入される筒部
と、ポールコアにおけるフランジの脚部からの張出量よ
りも大なる距離だけ前記筒部の端部から張出される鍔部
とを備える絶縁部材が介装され、この絶縁部材が、可撓
性及び絶縁性を有する材料により一体成形され、前記絶
縁部材に対応した複数の界磁コイル相互が接続部を介し
て接続されるので、上記絶縁部材によって界磁コイル
と、ポールコア及びヨークとの間を確実に絶縁すること
ができる。
また特に組立に当たっては、複数の界磁コイルを絶縁部
材の各筒部の内周にそれぞれ嵌装することにより、それ
ら界磁コイルを、その相互の接続部に無理な外力が加わ
らないよう絶縁部材の定位置に仮止め保持することがで
き、しかもこのように界磁コイルを予め嵌装した絶縁部
材各筒部の内周にポールコアの脚部をその基端部側より
それぞれ挿入した状態で、その各脚部の基端部をヨーク
内周面に溶接することができるから、絶縁部材は、複数
のポールコアに対応する複数の筒部を有するにも拘わら
ず、それら筒部に対するポールコアの挿入作業を該コア
の溶接前の自由状態で、該絶縁部材のシート部や界磁コ
イルを無理に延ばしたり曲げたりせずに容易的確に行う
こができ、以上の結果、全体として組立作業の能率向上
に大いに寄与することができる。また此のように共通の
絶縁部材のおける複数の前記筒部がコア脚部に対する絶
縁手段と、界磁コイルの仮止め手段とに兼用されること
によって、それだけ構造の簡素化が図られる。
材の各筒部の内周にそれぞれ嵌装することにより、それ
ら界磁コイルを、その相互の接続部に無理な外力が加わ
らないよう絶縁部材の定位置に仮止め保持することがで
き、しかもこのように界磁コイルを予め嵌装した絶縁部
材各筒部の内周にポールコアの脚部をその基端部側より
それぞれ挿入した状態で、その各脚部の基端部をヨーク
内周面に溶接することができるから、絶縁部材は、複数
のポールコアに対応する複数の筒部を有するにも拘わら
ず、それら筒部に対するポールコアの挿入作業を該コア
の溶接前の自由状態で、該絶縁部材のシート部や界磁コ
イルを無理に延ばしたり曲げたりせずに容易的確に行う
こができ、以上の結果、全体として組立作業の能率向上
に大いに寄与することができる。また此のように共通の
絶縁部材のおける複数の前記筒部がコア脚部に対する絶
縁手段と、界磁コイルの仮止め手段とに兼用されること
によって、それだけ構造の簡素化が図られる。
更に複数のポールコアは、その相互をヨークへの装着前
に特別に結合しておく必要はないから、それだけ全体重
量が軽減されると共に個々の部品構造が簡素化される。
に特別に結合しておく必要はないから、それだけ全体重
量が軽減されると共に個々の部品構造が簡素化される。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第1図は上
半分で縦断面を示し且つ下半分で側面を示した直流電動
機縦断側面図、第2図はポールコアの拡大斜視図、第3
図は第2図のIII−III線断面図、第4図は絶縁部材の拡
大正面図、第5図は第4図のV−V線断面図、第6図は
界磁コイルの拡大正面図である。 1……回転電機としての直流電動機、3……ヨーク、7
……ポールコア、8……界磁コイル、10……脚部、1
0i……先端部、10o……基端部、11……フラン
ジ、12……絶縁部材、13……シート部、14……筒
部、15……鍔部、16……位置決め孔としての孔、1
9……接続部、1……張出量、2……距離
半分で縦断面を示し且つ下半分で側面を示した直流電動
機縦断側面図、第2図はポールコアの拡大斜視図、第3
図は第2図のIII−III線断面図、第4図は絶縁部材の拡
大正面図、第5図は第4図のV−V線断面図、第6図は
界磁コイルの拡大正面図である。 1……回転電機としての直流電動機、3……ヨーク、7
……ポールコア、8……界磁コイル、10……脚部、1
0i……先端部、10o……基端部、11……フラン
ジ、12……絶縁部材、13……シート部、14……筒
部、15……鍔部、16……位置決め孔としての孔、1
9……接続部、1……張出量、2……距離
Claims (1)
- 【請求項1】円筒状ヨーク(3)の内周面に、該ヨーク
(3)とは別個に形成され互いに独立した複数個のポー
ルコア(7)が周方向に間隔をおいて配設され、その各
ポールコア(7)が、ヨーク(3)の内周面に基端部
(10o)が溶接される脚部(10)と、その脚部(1
0)の先端部(10i)に一体に連設されてヨーク
(3)内面に対向するフランジ(11)とを備え、前記
各脚部(10)に界磁コイル(8)が巻回されてなる回
転電機における界磁コイルの絶縁構造であって、前記界
磁コイル(8)と、ポールコア(7)及びヨーク(3)
との間には、該ヨーク(3)の周方向に並ぶ少なくとも
2個のポールコア(7)の脚部(10)をそれぞれ挿通
し得る少なくとも2つの位置決め孔(16)が相互に間
隔を存して穿設され界磁コイル(8)の最外周よりも大
なる範囲に亘ってヨーク(3)内周面に当接するシート
部(13)と、前記各位置決め孔(16)の周縁でシー
ト部(13)に連設されると共に前記脚部(10)がそ
の基端部(10o)側より挿入される筒部(14)と、
前記フランジ(11)の脚部(10)からの張出量(
1)よりも大なる距離(2)だけ前記筒部(14)の
端部から張出される鍔部(15)とを備える絶縁部材
(12)が介装され、この絶縁部材(12)は、可撓性
及び絶縁性を有する材料により一体成形され、前記絶縁
部材(12)に対応した複数の界磁コイル(8)相互が
接続部(19)を介して接続されることを特徴とする、
回転電機における界磁コイルの絶縁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984136941U JPH0626041Y2 (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 回転電機における界磁コイルの絶縁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984136941U JPH0626041Y2 (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 回転電機における界磁コイルの絶縁構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6152452U JPS6152452U (ja) | 1986-04-09 |
| JPH0626041Y2 true JPH0626041Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=30695372
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984136941U Expired - Lifetime JPH0626041Y2 (ja) | 1984-09-10 | 1984-09-10 | 回転電機における界磁コイルの絶縁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0626041Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57180448U (ja) * | 1981-05-11 | 1982-11-16 |
-
1984
- 1984-09-10 JP JP1984136941U patent/JPH0626041Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6152452U (ja) | 1986-04-09 |
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