JPH0341274Y2 - - Google Patents

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JPH0341274Y2
JPH0341274Y2 JP11430186U JP11430186U JPH0341274Y2 JP H0341274 Y2 JPH0341274 Y2 JP H0341274Y2 JP 11430186 U JP11430186 U JP 11430186U JP 11430186 U JP11430186 U JP 11430186U JP H0341274 Y2 JPH0341274 Y2 JP H0341274Y2
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inner box
box
continuous
refrigerator
partition wall
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、冷蔵庫の箱体の改良に係り、詳し
くは、冷蔵庫内を区画する仕切壁部材を内箱と一
体に真空成形する際の結合構造に関するものであ
る。
[従来の技術] 第3図は家庭用などの冷蔵庫の箱体の縦断面図
である。この冷蔵庫の本体1は外被となる薄鋼板
をプレスなどによつて成形製作された外箱2と、
貯蔵室の内壁となるプラスチツクシートを型によ
つて成形して製作された内箱3と、外箱2と内箱
3との間を埋めるポリウレタンフオームのような
発泡断熱材11と、冷蔵庫内の貯蔵室を冷凍庫と
冷蔵庫などに区分する仕切壁部材4と、仕切壁部
材4内に組込まれた発泡スチロールのような断熱
材5とからなる。
第4図に示すように、仕切壁部材4が内箱3の
内壁に当接する側縁部7には、断面L字状の短い
多数の不連続凸条6が一定の間隔をおいて不連続
に設けられている。
以上のように構成された冷蔵庫の内箱は以下の
ように成形製作される。第5図に示すように、真
空成形型8の切欠き部9内に、予め成形しておい
た仕切壁部材4をセツトしておく。次に、真空成
形型8の上方に間隔をおいてプラスチツクシート
10を100〜160℃に加熱して軟化させた後、真空
引きによつて雄型の真空成形型8に、一点鎖線で
示すように吸引し密着させる。すると、仕切壁部
材4の側縁部7の各不連続凸条6の周りにあたる
プラスチツクシート10は、各不連続凸条6を抱
え込む形状となる。冷却後、離型エアーが真空成
形型8内から吹出されて離型することにより、仕
切壁部材4が一体的に固着された内箱3が出来上
る。
このようにして成形された内箱3の外周フラン
ジ部17には余分なものがあるのでトリミングし
て切除しなければならない。トリミング加工は、
第6図に示すように、内箱3を、せん断装置の固
定側の下型12に矢印Aのようにセツトし、次に
稼働側の上型13が矢印Bのように下がり、下型
刃先端部14との間でフランジ部17の不要部分
が切断除去されて、内箱3が完成される。
内箱3は外箱2に組込まれて、ポリウレタンフ
オーム等の発泡断熱材11を注入、発泡、固化さ
せて、冷蔵庫本体1が完成する。
[考案が解決しようとする問題点] 以上説明した内箱3の製作工程において、トリ
ミングのために第6図に示すように、内箱3を下
型12にセツトする際に、下型12の刃先端部1
4と仕切壁部材4に突設されて内箱3の裏側に突
出している不連続凸条6の先端との間隔は、内箱
3のフランジ部17に近づくにつれて狭くなり、
内箱3を下型12に矢印Aのようにセツトすると
きに、左右に内箱3がズレると刃先端部14が不
連続凸条の間に入り込むなどして、刃先端部14
が不連続凸条6に衝突して内箱3を変形させたり
破損させるなどの問題が生じていた。また、内箱
3を外箱2にセツトするときにも、同様に、不連
続凸条6が邪魔物となつてスムーズに嵌合され
ず、組立作業上にも不都合が生じていた。
この考案は以上のような問題点を解消するため
になされたもので、内箱3の外周フランジ部17
のトリミング加工のためのせん断装置へのセツ
ト、及び、内箱の外箱への嵌合作業をスムーズに
行うことができる冷蔵庫の箱体を得ることを目的
とする。
[問題点を解決するための手段] この考案に係る冷蔵庫の箱体は、内箱に当接す
る仕切壁部材の側縁部に連続した平板状部の先端
に間欠的に設けられた複数個の折曲突起を有する
連続凸条を設け、この連続凸条の外端面には凹凸
がないようにしたことを特徴とする。
[作用] この考案における冷蔵庫の箱体の内箱に結合さ
れる仕切壁部材の側縁部に設けられた凸条は、側
縁部からの突出端面である外端面には凹凸のない
連続凸条であるから、内箱フランジのトリミング
のため、せん断装置へセツトする際、下型の刃先
端部が、内箱の外側へ突出している連続突条に接
触しても、この連続凸条の突出端面は段差がなく
一平面となつているため、刃先端部が凸条に引掛
かることなく摺接して、スムーズにセツトするこ
とができる。内箱を外箱に組付けるときも、同様
に、凸条が引掛かることなくスムーズに組付ける
ことができる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第1図は第1実施例の仕切壁部材の側縁部に
設けられた連続凸条の斜視図、第2図は第2実施
例の第1図と同様な斜視図である。第1図におい
て、冷蔵庫の箱体の内箱に、真空成形の際、固着
されて一体化される仕切壁部材4の側縁部7に連
続凸条15が突設されている。連続凸条15は、
連続した平板状部分15bと、その平板状部の先
端に複数個のほぼ直角に折曲げられた突起部分1
5aが間欠的に設けられている。連続凸条15の
外端面は、平板状部15bも折曲突起15aも通
して段差がなく同一平面になるように連続して形
成されており、他物が当たつても引掛からないよ
うになつている。
以上のように、仕切壁部材4の側縁部7に設け
られた連続凸条15の外端面は平板状部15bも
折曲突起15aも連続した同一平面になるように
形成されているので、内箱3が仕切壁部材4を抱
持するようにして真空成形された後、内箱3の外
周フランジ部17のトリミング加工のため、せん
断装置にセツトするとき、刃先端部14が連続凸
条15に接触しても、連続凸条15の外端面は連
続した同一平面となつているので、刃先端部14
は摺接して引掛かることなく、連続凸条15の外
端面がガイドとなつてスムーズにセツトされる。
また、内箱3を外箱2内へ嵌合させて組付けると
きも、同様に、連続凸条15に引掛かるところが
ないので、容易に組立作業ができる。
第2図に示す第2実施例では、連続凸条15の
平板状部15bに孔16があけられている。これ
によつて、仕切壁部材をセツトして内箱を真空成
形するとき、仕切壁部材の側縁部7に突設した連
続凸条15の周りに軟化したプラスチツクシート
が抱き付き、成形された内箱3と仕切壁部材4と
が一体化されることは従来例も第1実施例も同様
であるが、この第2実施例においては、加熱軟化
したプラスチツクシートが、真空引きによつて、
孔16の中の入り、孔16を貫通してプラスチツ
クシート同士が密着して固化することによつて、
内箱3と仕切壁部材4との結合がより強固となり
一体化が良好となる。
なお、第1実施例について説明した作用効果
は、第2実施例についても全く同様であることは
明らかであるので説明は省略する。
[考案の効果] 以上のように、この考案によれば、冷蔵庫の箱
体の内箱に一体化される仕切壁部材の側縁部に連
続した平板状部と、この平板状部の先端に間欠的
に設けられた複数個の折曲げ突起とからなる連続
凸条を設け、この連続凸条の外端面には凹凸がな
いようにしたので、内箱を仕切壁部材と一体化す
るように真空成形した後、内箱のフランジ部をト
リミングするにあたり、せん断装置へのセツトが
容易になり、凸条が引つ掛かつて破損させるおそ
れもなくなつた。また、内箱を外箱に嵌合する際
もスムーズに作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の仕切壁部材の
側縁部に設けられた連続凸条の斜視図、第2図は
この考案の第2実施例の第1図と同様な斜視図で
ある。第3図は冷蔵庫の箱体の縦断面図、第4図
は従来の仕切壁部材の斜視図、第5図は真空成形
の説明図、第6図は内箱のフランジのトリミング
の説明図である。 図において、3は内箱、4は仕切壁部材、7は
側縁部、15は連続凸条、15aは折曲突起部、
15bは平板状部、16は孔である。なお、図
中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 外箱と、プラスチツクシートを真空成形して
    製作された内箱と、外箱と内箱との間に埋めら
    れた断熱材と、前記内箱の真空成形の際内箱に
    当接する側面部の一部が前記プラスチツクシー
    トに抱え込まれて内箱に一体に固着され、冷蔵
    庫内を複数個の貯蔵庫に区分する仕切壁部材と
    からなる冷蔵庫の箱体において、前記内箱に当
    接する前記仕切壁部材の側縁部に、連続した平
    板状部と、この平板状部の先端に間欠的に設け
    られた複数個の折曲突起とからなる連続凸条を
    設け、この連続凸条の外端面には凹凸がないよ
    うにしたことを特徴とする冷蔵庫の箱体。 (2) 前記連続凸条の前記平板状部に孔を設けたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の冷蔵庫の箱体。
JP11430186U 1986-07-25 1986-07-25 Expired JPH0341274Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11430186U JPH0341274Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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JP11430186U JPH0341274Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6322588U JPS6322588U (ja) 1988-02-15
JPH0341274Y2 true JPH0341274Y2 (ja) 1991-08-29

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JP11430186U Expired JPH0341274Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001074351A (ja) * 1999-09-07 2001-03-23 Sanden Corp 保冷庫及び保冷庫用仕切板
JP5872270B2 (ja) * 2011-12-06 2016-03-01 株式会社東芝 冷蔵庫

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JPS6322588U (ja) 1988-02-15

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