JPH0341220Y2 - - Google Patents

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JPH0341220Y2
JPH0341220Y2 JP1985077309U JP7730985U JPH0341220Y2 JP H0341220 Y2 JPH0341220 Y2 JP H0341220Y2 JP 1985077309 U JP1985077309 U JP 1985077309U JP 7730985 U JP7730985 U JP 7730985U JP H0341220 Y2 JPH0341220 Y2 JP H0341220Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は雰囲気の汚染度を検出して自動的に
換気ユニツトを運転する換気ユニツト制御装置に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の換気ユニツト制御装置として
は、実開昭60−28327号公報に示すものが知られ
ている。
かかる換気ユニツト制御装置は、雰囲気の汚染
度を検出する汚染検出部と、この汚染検出部の出
力に応じて換気ユニツトの運転開始信号と運転停
止信号を発する制御部を備え、そして上記制御部
は、基準電圧が非反転入力端子に、汚染検出部の
出力が反転入力端子にそれぞれ入力される第1の
コンパレータと、この第1のコンパレータの反転
出力により動作され運転停止信号が発せられても
一定時間換気ユニツトの運転を継続させる遅延回
路と、換気ユニツトの運転停止用リレーを制御す
る第2のコンパレータとから構成されている。
上記のように構成された従来の制御装置におい
て、汚染検出部の出力に応じて第1のコンパレー
タへの入力電圧が基準電圧以下になると、制御部
から運転開始信号が発せられ、これにより換気ユ
ニツトが駆動して室内の換気を行う。
一方、上記換気動作に伴い室内の汚染濃度が低
下して第1のコンパレータの反転入力端子への入
力電圧が基準電圧以上になると、制御部は運転停
止信号を発するようになるが、このとき、遅延回
路が動作するため、制御部の運転開始信号が継続
され、遅延回路で設定された一定時間換気ユニツ
トの運転を持続される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかるに上記のような従来の換気ユニツト制御
装置では、汚染検出部の出力に応じて換気ユニツ
トの運転開始信号及び運転停止信号を発生させる
ための比較基準レベルが同一であるため、タバコ
の煙等の汚染流体の流れ、広がり具合あるいは気
流変化により汚染検出器周囲のガス濃度が変化し
たり、ノイズが重量されたりすると、汚染検出器
の出力が比較基準レベルを中心にして上下に繰り
返し変動した場合、その変動が制御部を通して換
気ユニツトに直接作用し外乱の影響を受け易いと
ともに遅延回路の設定時間にも変動を来たすほ
か、換気ユニツトの一定期間の運転と停止を繰り
返す断続運転が行われ易い問題があつた。
この考案は上記のような従来の問題を解決する
ためになされたもので、汚染検出器周囲のガス濃
度変化等による外乱の影響を受けにくくして換気
ユニツトの断続運転をなくし、安定した換気制御
を可能にした換気ユニツトの制御装置を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかる換気ユニツトの制御装置は、
汚染検出部からの出力に対し換気ユニツトの運転
開始レベルと運転停止レベルを互いに異ならしめ
たヒステリシス特性の入力制御部と、この入力制
御部の出力信号に応じて換気ユニツトの運転開始
信号及び運転停止信号を発する出力制御部と、上
記入力制御部の出力信号に応じてセツト、リセツ
ト制御されるとともに上記出力制御部を制御する
タイマ回路とを備えて成るものである。
〔作 用〕
この考案においては、汚染検出部の出力レベル
が入力制御部の運転開始レベルを超えたとき運転
開始信号を発して換気ユニツトを運転させ、そし
て汚染検出部の出力レベルが入力制御部の運転停
止レベルに達したとき運転停止信号を発するとと
もに、運転停止レベルを上下するときの入力制御
部からの信号によりタイマ回路をセツト、リセツ
トし、タイマ回路がセツトされたとき、換気ユニ
ツトを一定時間継続運転させた後停止させ、そし
て上記一定時間内にリセツトがかかつたとき換気
ユニツトの運転を持続させるものであり、これに
より運転停止レベルでの汚染検出部の出力レベル
変動による換気ユニツトの断続運転をなくし、安
定な換気制御を可能にする。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図乃至第3図
について説明する。
第1図はこの考案にかかる換気ユニツト制御装
置の回路図を示すもので、1は汚染検出部、2は
入力制御部、3はタイマ回路、4は出力制御部、
5は換気ユニツトの主回路である。
上記汚染検出器1は半導体からなるガスセンサ
11を備え、ガスセンサ11は電極11a,11
bと動作安定用のヒータ11cから構成され、電
極11a,11bは入力制御部2の感度調整用の
可変抵抗20と直列にして制御用電源の正極端子
6aとアース6b間に接続されている。
また、上記入力制御部2はヒステリシス・コン
パレータ21を備え、このコンパレータ21の反
転入力端子には、ガスセンサ11の電極間抵抗と
可変抵抗器20とにより制御用電源の電圧VCC
分圧して電圧をガス濃度検出信号とする入力電圧
が入力されるようになつているとともに、コンパ
レータ21の非反転入力端子には、電源電圧VCC
を抵抗22と抵抗23,24で分圧した電圧が換
気ユニツト運転開始レベル用の比較基準電圧と
し、かつ抵抗22と抵抗23で分圧した電圧が換
気ユニツト運転停止レベル用の比較基準電圧とし
て入力されるようになつている。また、抵抗23
と24との接続点と出力制御部4のトランジスタ
43のコレクタ間には、コンパレータ21の非反
転入力を運転停止レベル用の比較基準電圧にする
ためのダイオード25が直列に接続されている。
上記タイマ回路3は制御用電源の正極端子6a
とアース6b間に直列に接続した充電用て抵抗3
0及び充・放電用のコンデンサ31と、この抵抗
30とコンデンサ31との接続点と上記入力制御
部2のコンパレータ21の出力端子間に接続した
放電用抵抗32とから構成されている。また、上
記出力制御部4は、上記タイマ回路3におけるコ
ンデンサ31の両端電圧を反転入力端子の入力と
するコンパレータ40と、コンパレータ40の非
反転入力端子の比較基準電圧を設定する抵抗41
及び42と、上記コンパレータ40の出力端子に
ベースが接続され、かつコレクタ・エミツタを制
御用電源の正極端子6aとアース6b間に接続し
たトランジスタ43と、このトランジスタ43に
より制御されるリレー44と、コンパレータ40
の出力端子と正極端子間に接続したプルアツプ用
の抵抗45とから構成されている。
上記リレー44はトランジスタ43のコレクタ
に直列に接続したリレーコイル44aと、このリ
レーコイル44aの励磁によりオンされる接点4
4bから構成され、リレーコイル44aにはダイ
オード44cが並列に接続されている。
上記主回路5は交流電源50と、この交流電源
50にリレー接点44bを介して接続した換気ユ
ニツト51とから構成されている。
次に、上記のように構成された本実施例の動作
を第2図及び第3図を参照しながら説明する。
第2図は横軸に雰囲気中の対象とする汚染ガス
濃度を、縦軸に電極11a,11b間の抵抗値を
とつて示したガスセンサ11の出力特性を示すも
ので、電極間抵抗値は実線Aに示す如く汚染ガス
の濃度が高くなる程低くなり、そして清浄時(エ
アレベル)では破線Bに示す如く一定の高い抵抗
値となる。
また、第3図は時間の経過に伴う汚染度(コン
パレータ21の反転入力端子の電圧)の変化の一
例を示したものであり、V1は換気ユニツトの運
転開始信号が発せられる時の比較基準電圧を、
V2は運転停止信号が発せられる時の比較基準電
圧を、また、V0は清浄時(初期状態)での入力
電圧をそれぞれ示し、V0<V2<V1に設定されて
いる。また、Tはタイマ回路3により設定され
る、運転停止信号が発生してから換気ユニツト5
1が停止するまでの時間である。
今、雰囲気、即ち換気対象となる室内の空気が
たばこの煙等で汚染されると、ガスセンサ11の
電極間抵抗値が低くなつているため、コンパレー
タ21の反転入力端子に加えられる入力電圧が第
3図に示す如く曲線の如く上昇する。そして時刻
t1において運転開始レベルである比較基準電圧V1
に達し、コンパレータ21の非反転入力端子へ比
較基準電圧V1よりも高くなると、コンパレータ
21の出力は反転し、“L″レベル(低インピー
ダンス)となる。なお、コンパレータ21の出力
はオープンコレクタであり、このため、“L″時
の出力端子は低インピーダンスとなる。
従つて、タイマ回路3のコンデンサ31は抵抗
32を介して放電される。そしてコンデンサ31
の両端電圧が、出力制御部4の抵抗41,42に
より設定された比較基準電圧レベルより低くなる
と、コンパレータ40の出力端子は“H”レベル
(高インピーダンス)となる。このため、抵抗4
5を通しトランジスタ43のベース・エミツタに
ベースバイアスがかかつてトランジスタ43が導
通し、これによりリレーコイル44aが励磁さ
れ、その接点44bが閉成することで換気ユニツ
ト51に通電され、換気ユニツト51は運転を開
始する。
トランジスタ43が導通すると、入力制御部2
の抵抗24がダイオード25及びトランジスタ4
3を通して短絡され、コンパレータ21の非反転
入力端子に加えられる比較基準電圧は抵抗22と
23で分圧された電圧V2となる。
換気ユニツト51の運転によつて雰囲気の汚染
レベルが低下すると、ガスセンサ11の電極間抵
抗値が上昇し、これに伴いコンパレータ21の反
転入力端子への入力電圧が低下して比較基準電圧
V2より低くなると(時刻t2)、コンパレータ21
の出力は“H”レベルとなるため、コンデンサ3
1は抵抗30を通して充電され始める。このと
き、汚染ガスの流れ、広がり具合などによるガス
センサ11の回りのガス濃度が高くなると、再び
コンパレータ21への入力電圧がV2より高くな
り、コンパレータ21の出力は再び“L”に反転
し、コンデンサ31の充電電荷を抵抗32を通し
て放電する。
即ち、コンパレータ21の反転入力端子に加え
られる入力電圧がガス濃度の変化により運転停止
レベルである比較基準電圧V2を上下変動してい
るときはタイマ回路3のセツト、リセツトが繰り
返えされ、出力制御部4のコンパレータ40の出
力を反転するに至らない。このため、換気ユニツ
ト51は運転状態を持続する。
そして、室内の換気が進み、雰囲気の汚染が除
かれてガスセンサ11の電極間抵抗値がさらに上
昇し、コンパレータ21への入力電圧が比較基準
電圧V2より低くなり、この状態が第3図の時刻t3
からタイマ回路3の設定時間T以上経過し、時刻
t4において、コンデンサ31の端子電圧は、抵抗
41,42で分圧されて得られるコンパレータ4
0の比較基準電圧レベルよりも高くなると、コン
パレータ40の出力端子は、“L”レベル(低イ
ンピーダンス)となる。これに伴いトランジスタ
43がOFFされ、リレー44が消勢してその接
点44bが開放するため、換気ユニツト51は運
転を停止する。
上記のような本実施例においては、ヒステリシ
ス・コンパレータ21の出力によりタイマ回路3
のヒンデンサ31を充放電させる方式にしている
ため、室内におけるたばこの煙等の流れ、広がり
具合、換気ユニツトの停止、運転による気流変化
に伴うガスセンサ11回りのガス濃度変化によ
り、コンピユータ21の入力電圧が運転停止レベ
ルである比較基準電圧V2レベルを上下に変動し
ても換気ユニツト51が停止せず、断続運転され
ることがない。しかも、運転停止レベル(V2
での入力電圧の変動がなくなり、V2レベル以下
の入力状態がタイマ回路3の設定時間Tだけ継続
したときに換気ユニツトを停止させるため、V2
レベルでの入力電圧の変動に左右されることなく
T時間後の換気ユニツト停止を確実にすることが
でき、従来のようなタイマ時間の長すぎ、短かす
ぎを解消できる。さらにまた、運転停止レベル
(V2)を運転開始レベル(V1)より低くして両者
間に幅を持たせたため、ノイズを含めた外乱の影
響が受けにくくなり、安定した換気制御が可能に
なる。
なお、この考案においては、換気ユニツト51
の電源を開閉する手段はリレー44に限定されな
い。また、タイマ回路3も実施例のものに限定さ
れないことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、汚染検出部
からの出力に対し換気ユニツトの運転開始レベル
と運転停止レベルを互いに異ならしめて幅をもた
せた入力制御部と、この入力制御からの出力によ
つてセツト、リセツト制御されるタイマ回路とに
より、換気ユニツトの出力制御部を制御して換気
ユニツトを運転、停止する方式としたので、汚染
検出部の出力が運転停止信号レベルで変動しても
換気ユニツトが断続運転されることがなく、安定
した換気制御が可能になるほか、外乱の影響も受
けにくい制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる換気ユニツト制御装
置の一例を示す回路図、第2図はガスセンサの出
力特性の一例を示す図、第3図はこの考案におけ
る時間の経過に伴うガスセンサ出力の変化を示す
動作説明図である。 1……汚染検出部、11……ガスセンサ、2…
…入力制御部、21……ヒステリシス・コンパレ
ータ、3……タイマ回路、4……出力制御部、5
……主回路、50……交流電源、51……換気ユ
ニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雰囲気の汚染度を検出する汚染検出部、上記汚
    染検出部からの出力に対し換気ユニツトの運転開
    始レベルと運転停止レベルを互いに異ならしめた
    ヒステリシス特性を有する入力制御部、上記入力
    制御部の出力信号に応じて換気ユニツトの運転開
    始及び運転停止指令を発する出力制御部、上記汚
    染検出部の出力レベルが上記運転停止レベルより
    低下した時セツトして一定時間換気ユニツトの運
    転を持続するとともに上記一定時間内に汚染検出
    部の出力レベルが運転停止レベルより上昇した時
    リセツトして換気ユニツトが運転を持続するよう
    に上記出力制御部を制御するタイマ回路とを備え
    て成る換気ユニツトの制御装置。
JP1985077309U 1985-05-24 1985-05-24 Expired JPH0341220Y2 (ja)

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JPS5111248U (ja) * 1974-07-10 1976-01-27
JPS57101234A (en) * 1980-12-15 1982-06-23 Matsushita Seiko Co Ltd Automatic ventilating equipment

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