JPH0341100Y2 - - Google Patents

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JPH0341100Y2
JPH0341100Y2 JP8931686U JP8931686U JPH0341100Y2 JP H0341100 Y2 JPH0341100 Y2 JP H0341100Y2 JP 8931686 U JP8931686 U JP 8931686U JP 8931686 U JP8931686 U JP 8931686U JP H0341100 Y2 JPH0341100 Y2 JP H0341100Y2
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valve
valve seat
rod
hole
nut
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JP8931686U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば薬剤散布機の往復ポンプに
おいて吸入弁及び吐出弁等として用いられる弁装
置に関し、特に弁座の固定の改良に関するもので
ある。
〔従来の技術〕 第4図及び第5図は従来の弁装置を示し、第4
図では弁座2がボデー4の通孔に嵌入されて段部
に当接されるとともに、弁6、弁サツク8、及び
盲栓10が弁座2に対して同軸的に配設される。
弁6は弁サツク8の内側に配設され、盲栓10は
ボデー4に螺着され、弁サツク8は軸線方向両端
においてそれぞれ弁座2及び盲栓10に当接して
いる。圧縮コイルばね12は弁6を弁座2の方へ
付勢している。弁座2は盲栓10の締め付けに伴
つて弁サツク8を介してボデー4の段部に押圧、
固定されている。
第5図では、弁座14を配設されるボデー4の
通孔がテーパ状に形成され、弁座14はテーパ状
の外周を有すると共に、前記通孔に打ち込みによ
り固定される。棒16は弁座14と一体的に形成
され、カラー18を外周に嵌合される。弁20は
カラー18の外周に嵌合し、ナツト22は棒16
の上端に螺着してばね押さえ24をカラー18に
締め付けている。圧縮コイルばね26は弁20と
ばね押さえ22との間に縮設されて弁20を弁座
14へ押圧する。
〔考案が解決しようとする課題〕
第4図の弁装置では、弁6は弁サツク8により
案内されて開閉し、かつ流体の流れが弁サツク8
内で向きを変えているのに伴つて、弁6は弁サツ
ク8の中心軸線から偏つて運動することになる。
したがつて弁6及び弁サツク8の柱の一部が集中
的にこすれて摩耗し、弁6の正常な動きを阻害す
る「弁の引掛かり」が生じ、異常な圧力振動が生
じるおそれがある。
第5図の従来装置では、弁サツクが存在しない
ので、前述の「弁の引掛かり」は生じないが、ボ
デー4の各弁座孔をテーパ加工する必要があるの
で、加工作業が面倒であるとともにボデー4のコ
ストが上昇する。
この考案の目的は、弁サツクを不要とすること
ができかつ弁座孔のテーパ加工を省略することが
できる弁装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この考案の弁装置によれば、ボデーの通孔に定
着れ、ポンプ室を画成する往復ポンプの弁装置に
おいて、半径方向へ拡張可能な膨出部を形成され
前記ボデーの通孔に嵌着可能とされるとともに中
心孔と複数の貫通孔が形成される弁座と、この弁
座の中心孔に貫通する棒と、前記弁座の膨出部の
内周縁に嵌合して前記弁座の方へ向つて外側縁を
漸減するテーパ状外周部分をもち前記棒の一端に
固定され前記弁座の内周縁への進入に伴なつて前
記弁座の膨出部を半径方向外方へ拡張させる拡張
部材と、前記弁座に対して前記拡張部材とは反対
側に遊嵌され前記貫通孔を開閉可能な弁と、前記
棒の他端に螺着されるナツトと、前記棒に貫裝さ
れ前記弁を貫通するカラーと、前記棒に貫通され
前記ナツトに当接されるばね押さえと、このばね
押さえと前記弁との間に縮設される弾性部材とか
らなる。
〔実施例〕
図示の実施例についてこの考案を説明する。
第1図においてボデー4に弁座32が配設され
る通孔30の内周は、直線的(ストレート)に、
すなわち円柱側面に形成され、弁座32は、通孔
30に嵌合し、一方の端面に形成された円形凹所
34に内在する膨出部38と、この円形凹所34
から他方の端面まで延びる中心孔Cと、複数の貫
通孔36とをもつ。前記膨出部38には第2図に
示されているように周方向へ等角度間隔に割40
が入れられている。なお第2図は弁座32を下か
ら見て示す図であり、膨出部38は割40により
半径方向外方へ拡張可能となつている。第1図に
戻つて棒42は弁座32の中心孔Cを貫通し、下
端において拡張部材44が固定されている。拡張
部材44は、第3図に示されるように周方向へ
90°間隔に設けられて半径方向外方へ延びるスポ
ーク部45をもち、スポーク部45の先端として
の外周部分46は第1図に示されるように弁座3
2の方へ向かつて外径を漸減するように形成され
る。カラー48は棒42の外周に嵌合し、下端に
おいて弁座32に当接している。弁50は、弁座
32に対して拡張部材44とは反対側に配設さ
れ、カラー48の外周に嵌合している。ばね押さ
え52はカラー48の上側において棒42に嵌合
し、カラー48は弁座32とばね押さえ52との
間隔、したがつて弁座32とナツト56との間隔
を一定に保持する機能をもつ。圧縮コイルばね5
4は、弁50とばね押さえ52との間に縮設さ
れ、弁50を弁座32に押し付ける。ナツト56
は棒42の上端のねじ部に螺着する。
実施例の作用について説明する。弁座32とば
ね押さえ52との間隔はカラー48により一定値
に保持されているので、ナツト56を締め付けて
いくにしたがつて棒42は上昇し、拡張部材44
は弁座32の円形凹所34内に進入していく。拡
張部材44が円形凹所34へ進入していくにした
がつて拡張部材44のテーパ状外周部分46が膨
出部38を半径方向へ押し広げ、この結果、弁座
32は膨出部38において通孔30に係止、固定
される。
〔考案の効果〕
このようにこの考案によれば、ナツトの締め付
けに伴なつて拡張部材のテーパ状外周部分が弁座
の円形凹所内に進入して弁座を半径方向外方へ押
し拡げ、弁座をボデーの通孔に固定する。したが
つて弁サツクが不要となり弁サツクの柱への弁の
引掛かりが回避されるとともにボデーに弁座を配
設される通孔をテーパ加工を施こすことを省略す
ることができ、ボデーのコストを下げることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
し、第1図は縦断面図、第2図は第1図の弁座を
下方から見て示す図で、第3図は第1図の方向
から見て示す図で、第4図及び第5図は従来の弁
装置の縦断面図である。 なお図において、4……ボデー、30……通
孔、32……弁座、42……棒、44……拡張部
材、46……テーパ状外周部分、48……カラ
ー、50……弁、56……ナツトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボデーの通孔に定着されポンプ室を画成する往
    復ポンプの弁装置において、半径方向へ拡張可能
    な膨出部38を形成され、前記ボデー4の通孔3
    0に嵌着可能とされるとともに中心孔Cと複数の
    貫通孔36が形成される弁座32と、この弁座3
    2の中心孔Cに貫通する棒42と、前記弁座32
    の膨出部38の内周縁に嵌合して前記弁座32の
    方へ向かつて外側縁を漸減するテーパ状外周部分
    46をもち前記棒42の一端に固定され前記弁座
    32の内周縁への進入に伴なつて前記弁座32の
    膨出部38を半径方向外方へ拡張させる拡張部材
    44と、前記弁座32に対して前記拡張部材44
    とは反対側に遊嵌され前記貫通孔36を開閉可能
    な弁50と、前記棒42の他端に螺着されるナツ
    ト56と、前記棒42に貫裝され前記弁50を貫
    通するカラー48と、前記棒42に貫通され前記
    ナツト56に当接されるばね押さえ52と、この
    ばね押さえ52と前記弁50との間に縮設される
    弾性部材54とからなる往復ポンプの弁装置。
JP8931686U 1986-06-13 1986-06-13 Expired JPH0341100Y2 (ja)

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JP8931686U JPH0341100Y2 (ja) 1986-06-13 1986-06-13

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JPS62203978U JPS62203978U (ja) 1987-12-26
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JPH0714706Y2 (ja) * 1989-07-14 1995-04-10 自動車機器株式会社 逆止弁
KR20010081640A (ko) * 2000-02-17 2001-08-29 구자홍 압축기의 가스 흡입장치
PL209116B1 (pl) * 2008-04-21 2011-07-29 Janow Gwidon Zawór zwrotny jednostronny dla mediów o przepływie o wysokiej częstotliwości, zwłaszcza przepływie impulsowym równoległym
CN109185507A (zh) * 2018-10-11 2019-01-11 浙江欧盾国际救援装备有限公司 单向阀及具有单向阀的泵油装置

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