JPH0340757Y2 - - Google Patents

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JPH0340757Y2
JPH0340757Y2 JP1985028190U JP2819085U JPH0340757Y2 JP H0340757 Y2 JPH0340757 Y2 JP H0340757Y2 JP 1985028190 U JP1985028190 U JP 1985028190U JP 2819085 U JP2819085 U JP 2819085U JP H0340757 Y2 JPH0340757 Y2 JP H0340757Y2
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spout
pipe
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hole
spouting
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、注出管を回動して注出孔を開閉する
注出管付キヤツプに関する。
〔従来の技術〕
従来、注出管を回動してキヤツプ外面から出没
させるとともに、注出孔を開閉するようにした注
出管付キヤツプは多数存在し、一例として実公昭
57−26840号公報がある。
前記公報のものは、第8図ないし第10図に示
すように、内キヤツプ40の軸受孔41に注出管
19の軸44を嵌入して支持し、そして、その外
側より外キヤツプ45を被嵌したものであり、注
出管19が収納された位置(第9図)から外キヤ
ツプ45を反時計方向に回動させると、押動片4
7が注出管19を押して回動させ、注出管19を
窓孔46から突出させる(第10図)ものであ
り、注出管19が突出した位置では注出孔15と
通液孔43及び注出口21が連通してており、注
出孔15は開放されている。そして、注出管19
が収納された位置では注出孔15は注出管19の
円弧状面42で閉鎖されるものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来公知のものは、注出管19を回動させ
て突出させ、あるいは収納して注出孔15を開閉
でき便利である。しかしながら、前記注出孔15
を閉鎖する円弧状面42の中心線は注出管19を
回動自在に軸支する軸44の中心と同一である。
従つて、軸受孔41に軸44が嵌入されると円
弧状面42の位置も決まり、注出孔15の縁部に
対する円弧状面42の位置も決まるので、注出孔
15の孔縁部に対する円弧状面42の接触状態
(または間隙)を調節することができず、液漏れ
などが発生することがあつた。
本考案は注出管19の回動部分の中心線が固定
されても注出孔15の孔縁部と注出孔15を閉鎖
する部分の接触状態を調節することができる構成
とすることを技術的課題とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はキヤツプ6の端壁10に凹所11を設
けて底部12を形成し、該底部12には注出部1
4を設けた円形筒13を突設するとともに、該円
形筒13に囲まれた底部12に注出孔15を設
け、さらに、前記円形筒13に、注出管19に設
けた円形凹所20を嵌合して前記注出管19を回
動自在に設け、該注出管19には、前記円形凹所
20に連通する注出口21を設けると共に、該円
形凹所20内には、前記円形筒13内に挿入され
る栓22を設け、該栓22は注出管19がキヤツ
プ6の外側に突出する位置で前記注出孔15を開
放し、注出管19がキヤツプ6の外側に出しない
位置で注出孔15を閉鎖するように設け、さら
に、前記円形筒13を設けた部分の外周の端壁1
0に、複数個の止着用孔16を設け、この止着用
孔16に、前記注出管19を覆う端板25に設け
た突子26を固く嵌入して固定し、前記端板25
で前記栓22を、前記底部12に密接させて注出
管19付キヤツプとした。
〔作用〕
本考案は、注出管19がキヤツプ6の外側に突
出する位置(第3図及び第6図)で注出孔15は
開放され、内容液は注出孔15、注出部14、注
出口21を通つて排出される。注出管19がキヤ
ツプ6の外側に突出しない位置(第2図及び第5
図)に回動されると、注出孔15は栓22により
閉鎖されて内容液は流出しない。
そして、本考案の注出管19はキヤツプ6の凹
所11の底部12に設けた円形筒13に、注出管
19の円形凹所20を嵌合し、さらに、該注出管
19を端板25で覆い、前記円形筒13を設けた
部分の外周の端壁10に形成した複数個の止着用
孔16、端板25の突子26を固く嵌入して固定
し、前記端板25で前記栓22を、前記底部12
に密接させているので、注出孔15の孔縁部と栓
22との間隙の度合などにより、前記栓22を前
記底部12に密接させるため、前記端板25を前
記端壁10から多少浮き上がらせた状態で、前記
突子26を前記止着用孔16に固定できる。
そして、前記栓22を前記底部12に密接させ
るため、前記注出管19を押し込むようにして、
前記端板25を前記端壁10に密接させて、前記
突子26を前記止着用孔16に固定できる。
〔実施例〕
第1図ないし第6図は本考案の一実施例を示す
ものであり、容器1は略正三角形をなし、口筒部
2に口筒ねじ3が形成されている。
キヤツプ6は容器1と略同形の三角形に形成さ
れ、端壁10が設けられ、該端壁10には凹所1
1を設けて底部12を形成してある。該底部12
には切欠きとして形成された注出部14を設けた
円形筒13を一体に突設してあり、また、該円形
筒13はキヤツプ6の略中央に設けられている。
そして、該円形筒13に囲まれた底部12には2
個の注出孔15が円形筒13の中心より偏心した
位置に設けられている。また、キヤツプ6には嵌
着筒ねじ8を備えた嵌着用筒7と嵌合筒9が設け
られ、前記円形筒13を設けた部分の外周の端壁
10には止着用孔16が3個設けてある。
注出管19は端部に円形凹所20が設けてあ
り、また、注出管19は、該円形凹所20に連通
する注出口21が設けられ、そして、該円形凹所
20内には注出管19と一体に断面長方形の栓2
2が突設してある。そして、前記円形筒13に注
出管19の円形凹所20が回動自在に嵌合され、
注出管19の先端が三角形キヤツプ6の辺の中央
にあり、注出管19がキヤツプ6の外側に突出す
る位置(第3図及び第6図)で、前記栓22は注
出孔15を開放し、注出管19が三角形のッ頂点
にあり、注出管19がキヤツプ6の外側に突出し
ない位置(第2図及び第5図)で、注出孔15を
前記栓22が閉鎖するように、注出孔15と栓2
2が設けられている。
端板25は突子26が前記端壁10の止着用孔
16に固く嵌入されて止着されるようになつてい
るので、端板25と底部12との間隔は若干では
あるが調節して組み立てられるようになつてい
る。
そして、本実施例では注出管19の収納位置が
キヤツプ6の三角形の頂点にあるので注出管19
の収納位置でも注出管19の先端に指を掛けやす
く、また、注出管19の突出位置までの回動する
角度もキヤツプ6が三角形であるので60度であり
回動範囲が狭くなつている。
また、本実施例では底部12を略水平に設け、
注出管19を水平方向に回動して注出孔15の開
閉をするようにしているが、底部12を垂直面に
形成し、注出管19を縦方向に回動するようにす
ることもできる。
さらに、注出部14は円形筒13全体を短くし
て形成することもでき、さらに、端板25は調節
して止着した後に接着剤で固定することもでき
る。
第7図は本実施例のキヤツプ6を嵌着した容器
1を三角形のトレイ30に収容載置するようにし
たものを示す図であり、略正三角形のトレイ30
の中央部に突部32を残して三角形の凹部31を
3個設け、該三角形の凹部31に三角形の容器1
をそれぞれ収容載置するようにしたものであり、
本実施例を化粧用液などに用いた場合すつきりと
まとまり、使い勝手も良い。
〔考案の効果〕
本考案は、止着用孔16に突子26を固く嵌入
して固定し、端板25を固定するように形成した
ので、前記端板25を、端壁10に密接した状態
でも、また、前記端板25が前記端壁10から浮
き上がつた状態でも、固定できるものである。
したがつて、栓22が注出孔15の孔縁部に適
度に密接するようにして端板5を調節して止着で
きるものである。
そして、栓22を押さえる端板25は、栓22
の外周となる部分の複数箇所を、止着用孔16と
突子26で固定しているので、端板25軽く固定
しても、栓22は注出孔15の孔縁部に密接させ
ることができるものである。
従つて、パツキングなどを必要とすることな
く、キヤツプの液漏れを防ぎ、しかも、注出管の
回動が軽くできるものになつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す図で第2図の
−線の縦断面図、第2図はその平面図、第3
図はその斜視図、第4図はその分解斜視図、第5
図はその部分図で注出孔を閉鎖した状態を示す
図、第6図はその部分図で注出孔を開放した状態
を示す図、第7図は前記一実施例をトレイに収容
載置したものの斜視図、第8図は従来例を示す斜
視図、第9図はその注出管が収容された状態を示
す断面図、第10図はその注出管が突出した状態
を示す断面図である。 6……キヤツプ、10……端壁、11……凹
所、12……底部、13……円形筒、14……注
出部、15……注出孔、16……止着用孔、19
……注出管、20……円形凹所、21……注出
口、22……栓、25……端板、26……突子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器1の口筒部2に嵌着されるキヤツプ6に端
    壁10を設けとともに、該端壁10に凹所11を
    設けて底部12を形成し、該底部12には注出部
    14を設けた円形筒13を突設するとともに該円
    形筒13に囲まれた底部12に注出孔15を設
    け、さらに、前記円形筒13に、注出管19に設
    けた円形凹所20を嵌合して前記注出管19を回
    動自在に設け、該注出管19には、前記円形凹所
    20に連通する注出口21を設けると共に、該円
    形凹所20内には、前記円形筒13内に挿入され
    る栓22を設け、該栓22は注出管19がキヤツ
    プ6の外側に突出する位置で前記注出孔15を開
    放し、注出管19がキヤツプ6の外側に突出しな
    い位置で注出孔15を閉鎖するように設け、さら
    に、前記円形筒13を設けた部分の外周の端壁1
    0に、複数個の止着用孔16を設け、この止着用
    孔16に、前記注出管19を覆う端板25に設け
    た突子26を固く嵌入して固定し、前記端板25
    で前記栓22を、前記底部12に密接させた注出
    管付キヤツプ。
JP1985028190U 1985-02-28 1985-02-28 Expired JPH0340757Y2 (ja)

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JPS61146262U JPS61146262U (ja) 1986-09-09
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JP4568025B2 (ja) * 2004-05-17 2010-10-27 垣見油化株式会社 ボトル用トレー
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