JPH0340742Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0340742Y2 JPH0340742Y2 JP1984162546U JP16254684U JPH0340742Y2 JP H0340742 Y2 JPH0340742 Y2 JP H0340742Y2 JP 1984162546 U JP1984162546 U JP 1984162546U JP 16254684 U JP16254684 U JP 16254684U JP H0340742 Y2 JPH0340742 Y2 JP H0340742Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- locking
- peripheral wall
- wall
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 16
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 11
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 11
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 230000013011 mating Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は、把手付き樽状合成樹脂製容器に係る。
「従来の技術」
例えば、実開昭58−180129号公報の第１図ａ，
ｂに示された考案は、全体形状を樽形としかつ後
面上部に上下方向貫通の筒部を付設した容器本体
と、その筒部内に、握持部の前面中間部から突出
した側面Ｌ字形の取付板の垂直板部を嵌合させる
と共に、該垂直板部上端に付設した係合突部下面
を上記筒部上端に係合させた把手とで形成した。
ｂに示された考案は、全体形状を樽形としかつ後
面上部に上下方向貫通の筒部を付設した容器本体
と、その筒部内に、握持部の前面中間部から突出
した側面Ｌ字形の取付板の垂直板部を嵌合させる
と共に、該垂直板部上端に付設した係合突部下面
を上記筒部上端に係合させた把手とで形成した。
「考案が解決しようとする課題」
上記従来例は、垂直板部上部を筒部内に嵌合さ
せる際、垂直板部上端部の位置が筒部の下端開口
面から僅かでもずれていると、垂直板部を筒部内
に押込むことができなくなることから、垂直板部
上端部の位置を正確に筒部下端開口面に合わせね
ばならず、そのため、製作および嵌合に手数を要
して面倒となつた。また、側面Ｌ字形の取付板を
介して把手を容器本体に取付けたので、容器本体
の容量が大であると、収容液の重量により取付板
が弾性屈曲して把手がぐらつき易に不都合があつ
た。
せる際、垂直板部上端部の位置が筒部の下端開口
面から僅かでもずれていると、垂直板部を筒部内
に押込むことができなくなることから、垂直板部
上端部の位置を正確に筒部下端開口面に合わせね
ばならず、そのため、製作および嵌合に手数を要
して面倒となつた。また、側面Ｌ字形の取付板を
介して把手を容器本体に取付けたので、容器本体
の容量が大であると、収容液の重量により取付板
が弾性屈曲して把手がぐらつき易に不都合があつ
た。
本案は、そのような不都合を解消することを目
的とする。
的とする。
「課題を解決するための手段」
胴部２上端から肩部３を介して口頚部を起立す
る合成樹脂製容器本体１と、該容器本体上部へ周
壁５下部を嵌着させると共に、該周壁下部後面
に、該後面から小間〓を隔ててかつ左右一対をな
して後方へ突出する突出片７，７後部を左右外方
へ屈折して係止片８，８とした係止部６を付設
し、更に該係止部上方の周壁上端部分に嵌合凹部
９を設けた合成樹脂製の嵌合部材４と、上記嵌合
凹部９と係止部６との間の周壁５後面部分に突合
せ壁部１１前面を当接させて、該突合せ壁部の下
部に穿設した縦長の長孔１２上部内に上記係止部
６を、該係止部の突出片７，７下縁を長孔１２側
縁上部に付設した係合突条１３，１３に、かつ係
止片８，８を係合突条１３，１３上方の長孔側縁
部分に、それぞれ係合させて嵌合させ、上記突合
せ壁部１１上端に付設したフツク１４を上記嵌合
凹部９に係合させ、更に、突合せ壁部１１から容
器本体胴部との間に間〓をおいて握持部１５を垂
下させた合成樹脂製把手１０とからなり、上記嵌
合部材４に対する把手１０の装着を、把手を横向
きにして係合突条１３，１３下方の長孔１２内に
係止部６を嵌合させ、次いで該係止部を中心に回
動させて把手を正立状態に起し、該正立状態から
下方へ把手を押下げることで行えるよう構成させ
た。
る合成樹脂製容器本体１と、該容器本体上部へ周
壁５下部を嵌着させると共に、該周壁下部後面
に、該後面から小間〓を隔ててかつ左右一対をな
して後方へ突出する突出片７，７後部を左右外方
へ屈折して係止片８，８とした係止部６を付設
し、更に該係止部上方の周壁上端部分に嵌合凹部
９を設けた合成樹脂製の嵌合部材４と、上記嵌合
凹部９と係止部６との間の周壁５後面部分に突合
せ壁部１１前面を当接させて、該突合せ壁部の下
部に穿設した縦長の長孔１２上部内に上記係止部
６を、該係止部の突出片７，７下縁を長孔１２側
縁上部に付設した係合突条１３，１３に、かつ係
止片８，８を係合突条１３，１３上方の長孔側縁
部分に、それぞれ係合させて嵌合させ、上記突合
せ壁部１１上端に付設したフツク１４を上記嵌合
凹部９に係合させ、更に、突合せ壁部１１から容
器本体胴部との間に間〓をおいて握持部１５を垂
下させた合成樹脂製把手１０とからなり、上記嵌
合部材４に対する把手１０の装着を、把手を横向
きにして係合突条１３，１３下方の長孔１２内に
係止部６を嵌合させ、次いで該係止部を中心に回
動させて把手を正立状態に起し、該正立状態から
下方へ把手を押下げることで行えるよう構成させ
た。
「作用」
把手１０の装着は、第２図が示すように把手を
横向きにして係合突条１３，１３下方の長孔１２
内に係止部６を嵌合させ、次いで該係止部を中心
に回動させて把手を正立状態に起し、該正立状態
から把手を下方へ押下げし、係止部６を係合突条
１３，１３上方の長孔１２内へ嵌合させ、かつフ
ツク１４を嵌合凹部９に係合させて行う。
横向きにして係合突条１３，１３下方の長孔１２
内に係止部６を嵌合させ、次いで該係止部を中心
に回動させて把手を正立状態に起し、該正立状態
から把手を下方へ押下げし、係止部６を係合突条
１３，１３上方の長孔１２内へ嵌合させ、かつフ
ツク１４を嵌合凹部９に係合させて行う。
「実施例」
本案容器は合成樹脂製容器本体と、合成樹脂製
の嵌合部材と、合成樹脂製把手とからなる。
の嵌合部材と、合成樹脂製把手とからなる。
合成樹脂製容器本体１は、胴部２上端から肩部
３を介して口頚部を起立し、該口頚部外面にキヤ
ツプ１７を螺合させている。
３を介して口頚部を起立し、該口頚部外面にキヤ
ツプ１７を螺合させている。
嵌合部材４は、上記容器本体上部へ周壁５下部
を嵌着させると共に、該周壁下部後面に付設した
係止部６上方の周壁５上端部分に嵌合凹部９を形
成したものであり、上記係止部６は、周壁５後面
から小間〓を隔ててかつ左右一対をなして突出片
７，７を後方へ突出し、それ等突出片の後部を左
右外方へ屈折して係止片８，８としたものであ
る。また、上記周壁５は、その前面を開口として
注ぎ口１６を形成している。
を嵌着させると共に、該周壁下部後面に付設した
係止部６上方の周壁５上端部分に嵌合凹部９を形
成したものであり、上記係止部６は、周壁５後面
から小間〓を隔ててかつ左右一対をなして突出片
７，７を後方へ突出し、それ等突出片の後部を左
右外方へ屈折して係止片８，８としたものであ
る。また、上記周壁５は、その前面を開口として
注ぎ口１６を形成している。
合成樹脂製把手１０は、既述嵌合凹部９と係止
部６との間の周壁５後面部分に突合せ壁部１１を
当接させると共に、該突合せ壁部の下部に穿設し
た縦長の長孔１２上部内に既述係止部６を嵌合さ
せており、該嵌合状態において、既述突出片７，
７下縁を長孔１２側縁上部に付設した係合突条１
３，１３上面に、かつ係止片８，８を係合突条１
３，１３上方の長孔１２側縁部分に、それぞれ係
合させている。また、上記突合せ壁部１１上端に
はフツク１４を付設して、該フツクを既述嵌合凹
部９に係合させ、更に、突合せ壁部１１から容器
本体胴部との間に間〓をおいて握持部１５を垂下
している。また、当該把手は、上記嵌合部材４に
対する取付けを、把手を横向きにして係合突条１
３，１３下方の長孔１２内に係止部６を嵌合さ
せ、次いで該係止部を中心に回動させて把手を正
立状態に起し、該正立状態から下方へ把手を押下
げることで行えるよう構成している。
部６との間の周壁５後面部分に突合せ壁部１１を
当接させると共に、該突合せ壁部の下部に穿設し
た縦長の長孔１２上部内に既述係止部６を嵌合さ
せており、該嵌合状態において、既述突出片７，
７下縁を長孔１２側縁上部に付設した係合突条１
３，１３上面に、かつ係止片８，８を係合突条１
３，１３上方の長孔１２側縁部分に、それぞれ係
合させている。また、上記突合せ壁部１１上端に
はフツク１４を付設して、該フツクを既述嵌合凹
部９に係合させ、更に、突合せ壁部１１から容器
本体胴部との間に間〓をおいて握持部１５を垂下
している。また、当該把手は、上記嵌合部材４に
対する取付けを、把手を横向きにして係合突条１
３，１３下方の長孔１２内に係止部６を嵌合さ
せ、次いで該係止部を中心に回動させて把手を正
立状態に起し、該正立状態から下方へ把手を押下
げることで行えるよう構成している。
「考察の効果」
本案は上記構成とするものであり、嵌合部材４
の周壁５下部後面に、該後面から小間〓を隔てて
かつ左右一対をなして後方へ突出する突出片７，
７後部を左右外方へ屈折して係止片８，８とした
係止部６を付設し、また、把手１０の突合せ壁部
１１下部に長孔１２を穿設し、嵌合部材４に対す
る把手１０の装着を、把手１０を横向きにして係
合突条１３，１３下方の長孔１２内に係止部６を
嵌合させ、次いで、該係止部を中心に回動させて
把手を正立状態に起し、該正立状態から下方へ把
手１０を押下げることで行うよう形成したから、
係合突条１３，１３下方の長孔１２内に嵌合され
た状態の係止部６を係合突条１３，１３上方の長
孔１２内に移動させる際、長孔１２周縁下部およ
び係合突条１３，１３外面により、係止部６を長
孔１２上部へ案内することができ、よつて、把手
１０を取付ける際に、係止部６の位置を厳密に定
めなくとも、その案内により長孔１２上部内に係
止部６を嵌合させることができて、把手装着上極
めて便利である。また、嵌合部材の周壁５後面に
付設した係止部６を、把手突合せ壁部１１下部に
穿設した長孔１２上部内に嵌合させたから、嵌合
部材４に把手１０を安定的に取付けることがで
き、容器本体１の容量が大でも、把手１０を使用
して容器を持上げた際に、把手にぐらつきが生じ
ない。
の周壁５下部後面に、該後面から小間〓を隔てて
かつ左右一対をなして後方へ突出する突出片７，
７後部を左右外方へ屈折して係止片８，８とした
係止部６を付設し、また、把手１０の突合せ壁部
１１下部に長孔１２を穿設し、嵌合部材４に対す
る把手１０の装着を、把手１０を横向きにして係
合突条１３，１３下方の長孔１２内に係止部６を
嵌合させ、次いで、該係止部を中心に回動させて
把手を正立状態に起し、該正立状態から下方へ把
手１０を押下げることで行うよう形成したから、
係合突条１３，１３下方の長孔１２内に嵌合され
た状態の係止部６を係合突条１３，１３上方の長
孔１２内に移動させる際、長孔１２周縁下部およ
び係合突条１３，１３外面により、係止部６を長
孔１２上部へ案内することができ、よつて、把手
１０を取付ける際に、係止部６の位置を厳密に定
めなくとも、その案内により長孔１２上部内に係
止部６を嵌合させることができて、把手装着上極
めて便利である。また、嵌合部材の周壁５後面に
付設した係止部６を、把手突合せ壁部１１下部に
穿設した長孔１２上部内に嵌合させたから、嵌合
部材４に把手１０を安定的に取付けることがで
き、容器本体１の容量が大でも、把手１０を使用
して容器を持上げた際に、把手にぐらつきが生じ
ない。
第１図は、一部を切欠いて示す本案容器の分解
斜視図、第２図は、嵌合部材に対する把手装着方
法を示す、その容器の斜視図、第３図は、把手装
着状態での斜視図である。 １……容器本体、４……嵌合部材、１０……把
手。
斜視図、第２図は、嵌合部材に対する把手装着方
法を示す、その容器の斜視図、第３図は、把手装
着状態での斜視図である。 １……容器本体、４……嵌合部材、１０……把
手。
Claims (1)
- 胴部２上端から肩部３を介して口頚部を起立す
る合成樹脂製容器本体１と、該容器本体上部へ周
壁５下部を嵌着させると共に、該周壁下部後面
に、該後面から小間〓を隔ててかつ左右一対をな
して後方へ突出する突出片７，７後部を左右外方
へ屈折して係止片８，８とした係止部６を付設
し、更に該係止部上方の周壁上端部分に嵌合凹部
９を設けた合成樹脂製の嵌合部材４と、上記嵌合
凹部９と係止部６との間の周壁５後面部分に突合
せ壁部１１前面を当接させて、該突合せ壁部の下
部に穿設した縦長の長孔１２上部内に上記係止部
６を、該係止部の突出片７，７下縁を長孔１２側
縁上部に付設した係合突条１３，１３に、かつ係
止片８，８を係合突条１３，１３上方の長孔側縁
部分に、それぞれ係合させて嵌合させ、上記突合
せ壁部１１上端に付設したフツク１４を上記嵌合
凹部９に係合させ、更に、突合せ壁部１１から容
器本体胴部との間に間〓をおいて握持部１５を垂
下させた合成樹脂製把手１０とからなり、上記嵌
合部材４に対する把手１０の装着を、把手を横向
きにして係合突条１３，１３下方の長孔１２内に
係止部６を嵌合させ、次いで該係止部を中心に回
動させて把手を正立状態に起し、該正立状態から
下方へ把手を押下げることで行えるよう構成させ
た。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984162546U JPH0340742Y2 (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984162546U JPH0340742Y2 (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6177329U JPS6177329U (ja) | 1986-05-24 |
| JPH0340742Y2 true JPH0340742Y2 (ja) | 1991-08-27 |
Family
ID=30720420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984162546U Expired JPH0340742Y2 (ja) | 1984-10-26 | 1984-10-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0340742Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5450127B2 (ja) * | 2010-01-28 | 2014-03-26 | 株式会社吉野工業所 | 把手付きボトル容器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4512906Y1 (ja) * | 1965-07-05 | 1970-06-04 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58180129U (ja) * | 1982-05-27 | 1983-12-01 | サッポロビール株式会社 | 合成樹脂製樽状容器 |
-
1984
- 1984-10-26 JP JP1984162546U patent/JPH0340742Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4512906Y1 (ja) * | 1965-07-05 | 1970-06-04 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6177329U (ja) | 1986-05-24 |
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