JPH0340651B2 - - Google Patents

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JPH0340651B2
JPH0340651B2 JP58224872A JP22487283A JPH0340651B2 JP H0340651 B2 JPH0340651 B2 JP H0340651B2 JP 58224872 A JP58224872 A JP 58224872A JP 22487283 A JP22487283 A JP 22487283A JP H0340651 B2 JPH0340651 B2 JP H0340651B2
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JP
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diameter
cylindrical
cylindrical portion
bulge
bulging
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JP58224872A
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JPS60115337A (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D41/00Application of procedures in order to alter the diameter of tube ends
    • B21D41/02Enlarging

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は薄肉円筒絞り品の筒部の先端部外周に
ホース止め用等の膨出部を形成するためのバルジ
加工方法に関する。
従来技術 一般に、自動車等に搭載される水冷式エンジン
は、シリンダブロツク内に形成された冷却水路
と、エンジン本体から離れた部位に設置されるラ
ジエータとをインレツト、アウトレツトのホース
で接続し、前記冷却水路と前記ラジエータとの間
で冷却水が循環されるようになつている。ところ
で、前記ホースがシリンダブロツクに接続される
部分は、第1図に示すようなコネクタ1を介して
接続されるようになつている。このコネクタ1は
シリンダブロツク2に図外のボルト等を介して取
付けられるフランジ部3を有し、このフランジ部
3の内周縁から略半球状に膨出されるサーモスタ
ツト4の収納部5が形成され、更に、該収納部5
から筒部6が突設されており、そして、この筒部
6の先端部にホース7が嵌合されるようになつて
いる。尚、前記筒部6の先端部外周にはバルジ加
工により膨出部8が形成され、この膨出部8によ
つて前記ホース7の抜け止めが行なわれるように
なつている。
前記コネクタ1は大径のフランジ部3を形成す
る必要があるため、鉄の薄肉板材を絞り加工する
ことにより前記コネクタ1が成形される。即ち、
該コネクタ1は従来第2図A,B,Cに示すよう
な工程を経て薄肉円筒絞り品として成形される。
まず、同図Aに示すように板材をプレス工程によ
り絞つて、フランジ部3、収納部5、筒部6を形
出する。この筒部6は前記プレス工程段階では有
底筒状に形成され、同図Bに示すカツト工程で前
記筒部6の底面6aが存在する先端部外周を、お
どりカム機構等により切断して、筒部6を連通さ
せる。そして、このように連通された筒部6の先
部外周に、同図Cに示すバルジ工程でロール加工
等により膨出部8を形出するようにしていた。
しかしながら、かかる従来の方法にあつては、
最終的なバルジ加工を行なうためにはカツト工程
で底面6aを取り除く必要があるが、前述したよ
うに筒部6外周を切断するため、切断作業がおど
りカム機構等の複雑な型を用いて行なわれ、型費
用が嵩んでしまう。また、筒部6外周が切断され
るため排除される底面6a部分の排除材9が大き
くなり、歩留りが悪化してしまうという問題点が
あつた。
発明の目的 本発明はかかる従来の問題点に鑑みて、筒部を
連通する際底面のみに開口してこの開口周縁を伸
展することにより、底面の排除を簡単な装置で行
なうことができると共に、排除材を小さくして歩
留りを向上するようにした薄肉円筒絞り品のバル
ジ加工方法を提供することを目的とする。
発明の構成 かかる目的を達成するために本発明の薄肉円筒
絞り品のバルジ加工方法にあつては、板材を絞つ
て有底筒部を形成するプレス工程と、このプレス
工程で形成された前記有底筒部の底面に該筒部内
径より小径の開口を形成するピアス工程と、この
ピアス工程で形成された前記開口の周縁部に残る
残存底部を前記筒部の外周と同径に外方に折曲し
て直状とする伸展工程と、この伸展工程により得
られた直状筒部にこの筒部内径より大径のポンチ
を挿入するしごき工程と、このしごき工程により
得られた直状筒部の先端部外周に膨出部を形成す
るバルジ工程とにより加工するようにしてある。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
第3図は本発明の一実施例を示す薄肉円筒絞り
品のバルジ加工方法で、従来と同様に冷却水循環
用のホースをシリンダブロツクに接続するための
コネクタ10に例をとつて述べる。即ち、同図A
に示すプレス工程で鉄の板材を絞つてフランジ部
11、収納部12および有底筒部13aを成形
し、このプレス工程で形成された前記有底筒部1
3aの底面14に、同図Bに示すピアス工程で前
記有底筒部13aの内径d1より小径d2の開口15
を筒部13aに対して同心状に形成する。尚、こ
のピアス工程で生ずる排除材16は、前記開口1
5と同径で前記筒部13a径より小径の平板状と
なる。次に、前記ピアス工程で開口15の周縁部
に残る残存底部14aを、同図Cに示す伸展工程
で第4図にも示すように外方に折曲して直状と
し、連通された直状筒部13bを形成する。尚、
この伸展工程で前記残存底面14aの折曲部が伸
ばされた外周には凹部17aが形成され、この凹
部17aによつて前記直状筒部13bに薄肉部分
17が形成されている。第3図Dは前記伸展工程
で形成された薄肉部分17をなくし肉厚を略均一
とするしごき工程を示し、前記直状筒部13bの
内径d1より大きな外径d3を有するポンチ20収納
部12側から前記直状筒部13b内に挿入する。
尚、本実施例にあつてはポンチ20の外径d3は、
前記直状筒部13bの内径d1が35φmm〜40φmmで
ある場合にこの内径d1より約0.3mm〜0.5mm大径と
なるように形成されている。そして、このしごき
工程を行なうことによつて、筒部13cの肉厚が
しごかれて略均一にならされ、前記薄肉部分17
が取り除かれる。次に、前記しごき工程により肉
厚が均一になつた筒部13cの先端部(図中上
方)外周に同図Eに示すバルジ工程により膨出部
18を形成することによりコネクタ10が形出さ
れる。ところで、前記バルジ工程は第5図に示す
バルジ装置30によつて行なわれる。即ち、この
バルジ装置30はコネクタ10の収納部12およ
び筒部13cの下端部に嵌合されて該コネクタ1
0を保持するポンチ31と、このポンチ31に対
して昇降し該ポンチ31に保持されたコネクタ1
0の筒部13c先端を押圧するダイ32とを備え
ている。このダイ32の筒部13c押圧部には膨
出部12の上半外側形状に沿つた凹部33が形成
されると共に、前記ポンチ31には前記コネクタ
10のフランジ部11外周を保持する環状のネス
ト34が固設されている。また、前記ポンチ31
と前記ダイ32との間には、コネクタ10の外側
形状に沿つた保持面35,35aを有し、図中左
右方向に2分割されて互いに近接、離反するカム
スライド36,36aが設けられている。尚、該
カムスライド36,36aの保持面35,35a
上端部には膨出部18の下半外側形状に沿つた凹
部37が形成されている。更に、前記ダイ32に
形成された前記凹部33の中央部には筒部13c
の先端内径と略等しい径に形成されたパイロツト
38が突設されている。そして、前記第3図Dに
示すしごき加工により得られた未完成のコネクタ
10aを前記ポンチ31、ネスト34に固定する
と共にカムスライド36,36aを近接して前記
コネクタ10aの外側を保持し、そして、ダイ3
2を下降してコネクタ10aの筒部13c上端を
押圧する。すると、該筒部13c上端部外周は凹
部33,37に沿つて膨出し、膨出部18が形成
される。このとき、コネクタ10はポンチ31、
カムスライド32によつて支持され変形が防止さ
れると共に、パイロツト38によつて前記膨出部
18の内方への倒れ込みが防止されるようになつ
ている。
従つて、本実施例による薄肉円筒絞り品として
のコネクタ10の筒部13cに膨出部を形成する
ためのバルジ加工方法にあつては、ピアス工程で
有底筒部13aを連通するための作業が単に底面
14の打抜き作業であるため、かかるピアス工程
に用いられる装置が著しく簡略化されると共に、
打ち抜かれた排除材16が筒部13a内径d1より
小径であるため小さなものとなり、歩留りが向上
する。
また、本実施例はバルジ工程で筒部13cに膨
出部18を形成する際にバルジ装置30を用いる
ことにより、ダイ32の一度の下降動作で前記膨
出部18が形出され、従来のようにローラを筒部
外周に回転させつつ行なうロール加工で膨出部を
形成する場合に比べ作業能率が著しく向上され
る。
尚、前記バルジ工程に移行する前に、本発明は
第3図Cの伸展工程から同図Dのしごき工程を行
なうようにしたため、筒部13bの肉厚が均一化
されバルジ装置30による膨出部18の成形が所
定形状通りに行なうことができる。因に、前記し
ごき工程を行なうことなく伸展工程から直接バル
ジ工程を行なうと、ダイ31の下降に伴なう加圧
によつて筒部13bの薄肉部分17に応力が集中
し、膨出部18形状がいびつとなつてしまう。
発明の効果 以上説明したように本発明の薄肉円筒絞り品の
バルジ加工方法にあつては、プレス工程で形成さ
れた有底筒部を連通するにあたつて、ピアス工程
でその底面に筒部内径より小径の開口を形成し、
この開口周縁の残存底面を伸展工程で直状に伸展
するようにしたので、前記ピアス工程が簡単な装
置で行なえるため装置費用が少なく、また、該ピ
アス工程によつて生ずる排除材が小さくなること
による歩留りの向上と相俟つて製品の大幅なコス
トダウンを達成することができる。更に、前記伸
展工程から最終的なバルジ工程を行なう前にしご
き工程を取り入れることによつて、伸展工程で形
成される筒部の薄肉部分が取り除かれて略均一な
肉厚が得られるため、バルジ工程によつて所定形
状の膨出部を形出することができるという各種優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は薄肉円筒絞り品の断面図、第2図A,
B,Cは従来の薄肉円筒絞り品のバルジ加工を順
を追つて示す説明図、第3図A,B,C,D,E
は本発明の薄肉円筒絞り品のバルジ加工の一実施
例を順を追つて示す説明図、第4図は第3図C中
A部分の拡大断面図、第5図はバルジ加工の際に
用いられるバルジ装置の一実施例を示す断面図で
ある。 1,10…コネクタ(薄肉円筒絞り品)、6,
13a,13b,13c…筒部、6a,14…底
面、8,18…膨出部、9,16…排除材、14
a…残存底面、15…開口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 板材を絞つて有底筒部を形成するプレス工程
    と、このプレス工程で形成された前記有底筒部の
    底面に該筒部内径より小径の開口を形成するピア
    ス工程と、このピアス工程で形成された前記開口
    の周縁部に残る残存底部を前記筒部の外周と同径
    に外方に折曲して直状とする伸展工程と、この伸
    展工程により得られた直状筒部にこの筒部内径よ
    り大径のポンチを挿入するしごき工程と、このし
    ごき工程により得られた直状筒部の先端部外周に
    膨出部を形成するバルジ工程とにより加工するこ
    とを特徴とする薄肉円筒絞り品のバルジ加工方
    法。
JP58224872A 1983-11-29 1983-11-29 薄肉円筒絞り品のバルジ加工方法 Granted JPS60115337A (ja)

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JPS60115337A JPS60115337A (ja) 1985-06-21
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JPH01237029A (ja) * 1988-03-17 1989-09-21 Chiyuugai Kogyo Kk 金属管の加工法及びその装置
JP2002336914A (ja) * 2001-05-15 2002-11-26 Abo Packing Seisakusho:Kk 深絞り加工部材に対する管体抜止部形成方法
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