JPH0340617A - インタフェース回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はデータ通信装置に係り、特に端末装置や電話局
の電子交換機などの装置との間で送受信する信号を送受
信に必要な信号形態に変えるインタフェース回路に関す
る。

〔従来の技術〕

例えば、私設交換機（ＰＢＸ）や時分割多重化装置（Ｔ
ＤＭ）は、端末装置や交換局の電子交換機とを接続する
インタフェース回路を備えている。

このような装置に配置されたインタフェース回路は、デ
ィジタル信号としての送信信号や受信信号をそれぞれ送
受信に必要な信号形態に変換している。

従来、このようなインタフェース回路が故障した場合、
信号形態が正常に変えられなかった信号が出力されるこ
とになった。

〔発明が解決しようとする課題〕

このように、従来ではインタフェース回路が故障すると
後段の回路に悪影響を与えることがあった。そこでイン
タフェース回路を二重に配置し、一方に異常が発生した
ときにはこれをマニュアルで切り替えることも行われて
いた。しかしながらこの場合には、インタフェース回路
の異常が発見されてもインタフェース回路と発見場所と
が離れているときにはこの回路を切り替えるのに時間を
必要とした。従って異常が検出され、インタフェース回
路が切り替えられるまでの間、必要な信号を送受信する
ことができなくなるという欠点があった。

そこで本発明の目的は、異常を直ちに検出することので
きるインタフェース回路を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のインタフェース回路は、（ｉ）試験信号を発生
する試験信号発生手段と、（ｉｉ　）この試験信号を、
端末装置との間で送受信される送受信信号に時分割多重
化する多重化手段と、（ｉｉｉ　）この多重化手段で多
重化された信号を送受信に必要な信号形態に変える信号
処理手段と、（ｉｖ　＞この信号処理手段を経た信号を
試験信号と送受信信号とに分離する分離手段と、（ｖ）
この分離手段で分離された試験信号を、信号処理手段で
正常な信号形態に変えられた場合の試験信号と比較する
比較手段と、（ｖｉ）この比較手段の比較結果が一致し
ないとき異常信号を出力する異常信号出力手段と、〈軸
〉分離手段で分離された送受信信号を出力する出力手段
とを（浦えている。

すなわち本発明のインタフェース回路は、試験信号を送
受信信号と共に信号処理手段で所定の処理を行い、処理
された試験信号からインタフェース回路の異常を検出す
るようにしたものである。

〔実施例〕

以下、実施例につき本発明の詳細な説明する。

第２図は、本発明の一実施例におけるインタフェース回
路の異常発生時に予備のインタフェース回路に切り替え
を行う切替回路の＃Ｉ或を示したものである。

切替回路４１は、Ｔ　Ｄ　Ｍと端末装置を接続し、これ
ら装置間で送受信されるディジタル信号に所定の処理を
行う第１のインタフェース回路１１−１と第２のインタ
フェース回路１１−２を備えている。第１のインタフェ
ース回路１１−１は通常時に使用され、第２のインタフ
ェース回路１１−２は障害発生時に予備として使用され
る。

第１、第２のインタフェース回Ｗｌｌ−１，１１−２は
２つの切替スイッチ４２．４３に接続されている。切替
スイッチ４２の一方の接点には第１のインタフェース回
路１１−１が接続され、他方の接点には第２のインタフ
ェース回路１１−２が各々接続されている。切替スイッ
チ４２の端子４４はＴＤＭの図示しない内部回路に接続
されている。切替スイッチ４３の一方の接点には第１の
インタフェース回路１１−１が接続され、他方の接点に
は第２のインタフェース回路１１−２が各々接続されて
いる。切替スイッチ４３の端子４６は図示しない端末装
置に接続されている。

第１、第２のインタフェース回路１１−１　　ｔｌ−２
は、各々トリガ出力端子２３−１と２３−２を介して切
替制御回路４７に接続されている。

第１１第２のインタフェース回路１１−１．１１２に異
常が発生すると、このｌ−ＩＪガ叱力端子２３−１．２
３−２から切替トリガ信号２２が出力されるようになっ
ている。切替制御回路４７は、第１のインクフェース回
路１１−１または第２のインタフェース回路１１−２の
一方から切替トリガ信号２２を受信すると、切替スイッ
チ４２．４３の接続を他方に切り替えるようになってい
る。

第１図は、このような切替装置で用いられる本発明の一
実施例におけるインタフェース回路のｈ１或を示したも
のである。

インタフェース回路１１は信号出力・比較回路１２を備
えている。信号出力・比較回路１２からは、ランダムに
発生するディジタル信号と、回線の異常を通知する信号
等の交換局側から送信される特定の信号とから槽底され
る擬似ランダム信号１３が出力されるようになっている
。擬似ランダム信号１３は、送信信号入力端子１４で”
ｒ　Ｄ　Ｍから受信した送信１３号１６に多重化回路１
７で時分割多重化される。時分割多重化された擬似ラン
ダム信号１３と送信信号１６は、送信回路１８で所定の
信号処理を受けた後に分離回路１９で分離される。送信
回路１８は、信号を送信に必要な信号形態に変える回路
である。本実施例の送信回路１８は、送信信号を図示し
ない端末装置に送信するのに必要とされる信号レベルと
なるような処理を行う。

分離回路１９で分離された擬似ランダム信号２１は信号
出力・比較回路１２に入力され、送信回路１８で正常に
信号処理が行われているか否かがチエツクされる。信号
出力・比較回路１２では、擬似ランダム信号２１が所定
のレベルになっていないことが検出されると、切替トリ
ガ信号２２がトリガ出力端子２３から出力される。一方
、擬似ランダム信号２１が分離された送信信号は、分離
回路１９で更に図示しないクロック回路から出力される
クロック信号に従って図示しない端末装置に送信するタ
イミングにリタイミングされて出力される。分離回路１
９から出力される送信信号２４は送信端子２５から図示
しない端末装置に送信されるようになっている。

インタフェース回路１１は、受信端子２６を備えている
。この受信端子２６で受信した図示しない端末装置から
の受信信号２７は、多重化回路２９で擬似ランダム信号
２８と多重化され、受信回路３１で信号処理、分離回路
３２で分離、リタイミングされた後に受信信号出力端子
３３から出力される。分離回路３２で分離された擬似ラ
ンダム信号３４は信号出力・比較回路１２でチエツクさ
れ、受信回路３１の異常の有無が検出される。

次に、このように構成されたインタフェース回路１１と
切替装置４１の動作について説明する。

第２図において、通常は切替スイッチ４２．４３が第１
のインタフェース回路１１＝１と接続されている。切替
スイッチ４２を介してＴＤＭから供給された送信信号１
６は、第１図で示す第１のインタフェース回路１１−１
の送信信号入力端子１４に供給される。送信信号入力端
子１４で受信した送信信号１６は多重化回路１７に供給
される。

多重化回路１７には信号出力・比較回路１２から出力さ
れた擬似ランダム信号１３が供給されている。

これら送信信号１６と擬似ランダム信号１３は、多重化
回路１７で多重化された後に送信回路１８で所定の信号
レベルとなるように信号処理される。

送信回路１８で信号処理された信号は分離回路１９に供
給され、擬似ランダム信号２１が分離される。擬似ラン
ダム信号２１が分離された信号は、分離箇所に空きがで
きるので、図示しないクロック回路から出力されるクロ
ック信号に従って端末装置に送信するタイミングにリタ
イミングして分離回路１９から出力される。分離回路１
９から出力された送信信号２４は送信端子２５から図示
しない端末装置に送信される。

一方、送信回路１８で送信信号１６と共に信号処理がな
され、分離回路１９で分離された擬似ランダム信号２１
は信号出力・比較回路１２に供給される。信号出力・比
較回路１２は、供給された擬似ランダム信号２１が送信
回路１８で正常に処理されているか否かを検出する。す
なわち信号出力・比較回路１２は、分離回路１９で分離
された擬似ランダム信号２１を、送信回路１８で正常に
処理された結果を示す擬似ランダム信号と比較する。本
実施例では、擬似ランダム信号２１が所定の信号レベル
に信号処理されているか否かが比較される。擬似ランダ
ム信号２１が所定の信号レベルでないとき、信号出力・
比較回路１２は信号処理を行う送信回路が異常であり送
信信号２４も所定の信号レベルでないと判断し、切替ト
リガ信号２２をトリガ出力端子２３から出力する。

第１のインタフェース回路１１−１は、図示しない端末
装置からの受信信号２７が受信回路３１で正常に信号処
理されているか否かを検出する。

検出は送信信号１６と同様に、多重化回路２９、受信回
路３１、分離回路３２で多重化、信号処理、分離を行っ
た後の擬似ランダム信号３３を比較することにより行う
。

第１のインタフェース回路１１−１の信号出力・比較回
路１２で出力した切替トリガ信号２２は、第２図におい
てトリガ出力端子２３−１から切替制御回路４７に供給
される。切替制御回路４７は切替トリガ信号２２を受信
すると、第１のインタフェース回路１１−１に接続され
ている切替スイッチ４２．４３を予備の第２のインタフ
ェース回路１１−２との接続に切り替える。切替スイッ
チ４２．４３の接続が切り替わった後、送信信号１６と
受信信号２７は第２のインタフェース回路１１−２で所
定の信号レベルに信号処理されて出力される。

切替制御回路４７は切替トリガ信号２２を受信すると、
第２のインタフェース回路１１−１が異常であることを
図示しない発光ダイオードの点灯により知らせる。

以上説明した実施例では擬似ランダム信号に交換局側か
ら送られる特定の信号を含めることとしたので、単に送
信回路、受信回路の異常を検出するだけでなく、これら
特定の信号を正確に受信することができるか否かについ
ても検出することができる。

また本実施例によれば、インタフェース回路の異常を検
出すると直ちに予備のインタフェース回路に切り替える
ので、信号の送受信を中断することなく行うことができ
る。

〔発明の効果〕 このように本発明によれば、送受信信号と共に信号処理
された擬似ランダム信号を検査する構成としたので、イ
ンタフェース回路の異常を直ちに検出することができる
。また、信号の送受信の中断時間を短縮することが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を説明するためのものであり、
このうち第１図はインクフェース回路の構成を示したブ
ロック図、第２図はインタフェース回路を切り替える切
替装置を示したブロック図である。 １１−１・・・・・・第１のインタフェース回路、１１
−２・・・・・・第２のインタフェース回路、１２・・
・・・・信号出力・比較回路、１７．２９・・・・・・
多重化回路、１８・・・・・・送信回路、１９．３２・
・・・・・分離回路、 ２３・ ト リガ出力端子、 ・・受信回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 試験信号を発生する試験信号発生手段と、 この試験信号を、端末装置との間で送受信される送受信
   信号に時分割多重化する多重化手段と、この多重化手段
   で多重化された信号を送受信に必要な信号形態に変える
   信号処理手段と、 この信号処理手段を経た信号を試験信号と送受信信号と
   に分離する分離手段と、 この分離手段で分離された試験信号を、前記信号処理手
   段で正常な信号形態に変えられた場合の試験信号と比較
   する比較手段と、 この比較手段の比較結果が一致しないとき異常信号を出
   力する異常信号出力手段と、 前記分離手段で分離された送受信信号を出力する出力手
   段 とを具備することを特徴とするインタフェース回路。