JPH0340550Y2 - - Google Patents

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JPH0340550Y2
JPH0340550Y2 JP1983189629U JP18962983U JPH0340550Y2 JP H0340550 Y2 JPH0340550 Y2 JP H0340550Y2 JP 1983189629 U JP1983189629 U JP 1983189629U JP 18962983 U JP18962983 U JP 18962983U JP H0340550 Y2 JPH0340550 Y2 JP H0340550Y2
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JP
Japan
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pulley
thread
spring
cover
lid
Prior art date
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JP1983189629U
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English (en)
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JPS6097276U (ja
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Priority to JP18962983U priority Critical patent/JPS6097276U/ja
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  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は墨壷に関するものである。
墨壷の糸は通常15米内外収納されており、墨打
ちする距離はほぼ5米内外でそれ以上長く墨打ち
するときは二度三度に分けて墨打ちをすることが
通常で、この場合墨打ちを正しく直線とする為に
最初にその距離の全長迄糸を繰り出し、その糸線
上にしるしをなし、そのしるしの所を二度三度の
墨打ちの目じるしとする方法がとられている。
バネによつて糸を収納する形式の墨壷において
は、バネの大きさや長さが制限されて、5米内外
の長さの糸しか収納出来ないので、それ以上の長
さの距離を墨打ちする場合は前述のような方法が
取れず誤差が多くなる恐れがあつた。
本案は以上の事項に鑑み開発されたもので、バ
ネの力を蓋の開閉によつてプーリーに伝えたり、
切つたり出来る構成とし、バネの力を切つた状態
では糸をバネとは関係なく出したり、収納したり
することが出来るようになし、従来の墨壷と同様
の使用方法とバネを使用する方法との二通りを円
滑に使い分けることの出来る墨壷を提供すること
を目的としたものである。
次に図面に基づいて本案の一実施例について説
明する。
前方に墨収納部1を、後方に糸収納部2を有す
る墨壷本体Aを一体成形し、前記墨収納部1の表
面は解放し、又前壁3に糸を通す小孔4を穿ち、
該小孔4に口金を設け、後部に搖動自在に糸案内
具6を設置し、該案内具6に貫通孔を設け、これ
にコイルスプリング7を嵌着させてその中を糸4
が通るようになし、墨収納部1には墨を含んだ綿
やスポンジ等を収納し、後部の糸収納部2には糸
収納プーリー8の下半分を収納し、上半分は常に
解放した状態とし、前記プーリー8は糸収納部2
に螺子9・で脱着自在に設けた軸10に回動自在
に設置し、プーリー8の中心部を筒体11に延出
形成し、該筒体11にバネ12の内端をとりつ
け、別にバネ12をプーリー8の側面との間に収
納し得るカバー13を形成し、カバー13の中心
をプーリー8の筒体11が貫挿し、カバー13の
外周綿に略三角型のギヤー状の凸凹14を設け、
該カバー13の内周面の外方に前記バネ12の外
端を取りつけ(第18図を参照のこと)、又別に
前記糸収納部2のカバー13を収納する側に前記
カバー13の上半分を被覆する蓋15を糸収納部
2の側壁に開閉自在に設け、蓋15をカバー13
に被覆した状態に於て、蓋15の内周面にカバー
13の外周面に設けた略三角型ギヤー状の凸凹1
4と係合する三角型状の突起16を設けてなるも
のである。
図面の17は蓋15をした場合に於ける開蓋防
止用の係止孔で、18はその係止孔17に嵌合す
る突起であり、又、22はカバー13等の回転を
指先で調整する為の切欠き部である。更に21は
Eリングを表わしている。蓋15の開閉は架橋部
19を構成することによつても出来、又蝶番によ
つても出来、尚螺子9・の座金20はその一片を
折曲して糸収納部2のに係合させてプーリー脱出
を係止させる構成としている。
尚、第7図より第19図までは他の実施例の図
面であるが、構成は第1の実施例と変更は無く、
本考案の構成を明確にする為に分解的な図面を用
意したものである。
第8図に示す様に、プーリー8の回転の軸10
を斜めに設けた受口とすることにより、糸の弾力
と蓋の抑えとで、プーリー8の飛出しを防止出来
ると共に、プーリー8、バネ12、糸4及びカバ
ー13ノセツトを速やかに取出せるものである。
本案は以上の様な構成で之が使用に際しては、
先づバネ12の力で糸4を収納し得る距離の墨打
ちに対しては、蓋15をした状態で糸4を引き出
し、墨打ちをするものであるが、この場合糸4を
引き出す時にバネ13は付勢され、その弾力によ
つて糸4は収納されるものである。
次に、長い距離を墨打ちする場合は、蓋15を
開き、バネ12の力を無くした上で糸4をその距
離に応じた分の長さを引き出し糸張りして、その
距離の糸線上に自動巻で墨打ち出来る範囲にしる
しを何カ所かつけ、プーリー8を手で回して糸4
を巻き込み、更にカバー13の外周面を5〜7回
同方向に空巻しバネに付勢し同外周面Aを押えつ
つ、50cm程糸を出し入れして、糸戻りの抵抗にバ
ネ弾力の加減を調整し凸凹14と突起16との係
合を確認して蓋15をすると自動巻となり、前記
の印の何カ所に分けて墨打ちするものである。こ
の場合糸の出し入れ調整は糸収納プーリー8の押
圧で在来墨壷の使用方法と同じで操作し易いもの
である。
尚本案はプーリー8、バネ12及びカバー13
のセツトは糸収納部2に脱着自在に設けられてい
るので、糸が脱落して、プーリー8の心棒の絡む
ことがあつても軸10が上乗状に設置されている
ので、これらの部分を糸収納部2より取り出して
速やかに修復することが出来るものである。
本案は以上の様な構成であるから、長い距離を
墨打ちする場合はバネの力を無くし、今迄通りの
使用方法によつて行うことが出来、又墨打ちの場
合はバネの力を利用して糸を収納し得る様にした
もので、バネの力ではどうしても利用出来ない距
離の墨打ちも円滑に出来、又、糸戻りの抵抗にバ
ネ弾力の加減を調整し、蓋が蓋としての役目の他
にも蓋とカバーの凸凹と突起との係合を確認して
蓋をすると自動巻となり、更にまた蓋の凸凹を利
用することによつて、巻き取りの強さの調節がで
き、その上、蓋に切欠部をもうけているので、こ
の部分でプーリーの回転の調整が指先でも出来、
構成部品も少なく、組み立てや保管の上からも有
利である等の著しい効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は同じく平面図、第3図は同断面図、第4図は
糸収納部の拡大断面図、第5図は糸収納プーリー
の側面図、第6図はカバーと蓋の関連を示す説明
図、第7図は本考案の他の実施例を示す側面図、
第8図は同後部の糸収納部の断面図、第9図は同
じく糸収納部の正面図的断面図。第10図は同本
考案の構成部材である蓋の側面図、第11図は同
平面図、第12図は同正面図、第13図は同本考
案の構成部材のプーリー、カバー及びバネのセツ
トされた状態の断面図、第14図は同カバーの断
面図、第15図は同平面図、第16図はバネの図
面で、Aはバネの先端部を表わし、この先端部は
プーリに取付けられる、Bはバネ全体の断面図、
Cは他の先端部を表わし、カバーの突起に取付け
られる、第17図はプーリーの断面図、第18図
はバネとカバー及びプーリとの関係を示す拡大断
面図、第19図は本考案の構成部材の一つである
Eリングを示す正面図。 1……墨収納部、2……糸収納部、8……糸収
納プーリー、11……筒体、12……バネ、13
……カバー、14……凸凹、15……蓋、16…
…突起、22……切欠き部、A……墨壷本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 墨収納部及び糸収納部を一体に成形している墨
    壷本体、プーリー、バネ、蓋及びカバーで構成さ
    れている糸をバネによつてプーリーに収納する形
    式の墨壷に於て、前記墨収納部は表面を解放し、
    墨壷本体の後部に設けた糸収納部2にその軸10
    を上乗状に且つ着脱自在に設け、その軸10に回
    転自在に設置した糸収納プーリー8の一側面側に
    糸を収納するためのバネ12を位置させ、且つ、
    糸収納プーリー8の下半分は糸収納部2に、上方
    の半分は露出させて解放した状態とし、前記バネ
    12の内端は前記糸収納プーリー8の中心部を延
    出成形した筒体11に、外端はバネ12を被覆
    し、且つ前記筒体11に回転自在に設けたカバー
    13の内壁面の外方に取付け、カバー13の外周
    面に凸凹14を成形し、該凸凹14と係合する突
    起16を有し、且つ前記カバー13等の回転を調
    節する為の切欠き部22を有する蓋15を糸収納
    部2に開閉自在に設け、バネ12の力を前記カバ
    ー13と係合する蓋15の開閉によつてプーリー
    8に伝えたり或いは切つたりし得る構成としたこ
    とを特徴とする墨壷。
JP18962983U 1983-12-07 1983-12-07 墨壷 Granted JPS6097276U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18962983U JPS6097276U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 墨壷

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18962983U JPS6097276U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 墨壷

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6097276U JPS6097276U (ja) 1985-07-02
JPH0340550Y2 true JPH0340550Y2 (ja) 1991-08-26

Family

ID=30408799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18962983U Granted JPS6097276U (ja) 1983-12-07 1983-12-07 墨壷

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JP (1) JPS6097276U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130000A (en) * 1975-05-06 1976-11-11 Oshima Eiji Portablf ink pot
JPS5510067U (ja) * 1978-07-05 1980-01-22

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51130000A (en) * 1975-05-06 1976-11-11 Oshima Eiji Portablf ink pot
JPS5510067U (ja) * 1978-07-05 1980-01-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6097276U (ja) 1985-07-02

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