JPH0340068Y2 - - Google Patents

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JPH0340068Y2
JPH0340068Y2 JP8081482U JP8081482U JPH0340068Y2 JP H0340068 Y2 JPH0340068 Y2 JP H0340068Y2 JP 8081482 U JP8081482 U JP 8081482U JP 8081482 U JP8081482 U JP 8081482U JP H0340068 Y2 JPH0340068 Y2 JP H0340068Y2
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JP
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slide block
pressing rod
signal body
rod
notch
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JP8081482U
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JPS58185341U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は部品同士を押しばめする作業、例えば
整流子モータのロータコアに巻線スロツト絶縁紙
を突き込む作業を行わせる作業ユニツトに装備す
る過負荷検知装置に関する。
(ロ) 従来の技術 部品同士の押しばめに多くの自動装置が使用さ
れている。このような装置には、過負荷のまま作
業を続行して装置とワークの一方または双方を破
損することのないよう、過負荷に対する安全装置
が通常設けられている。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 上記のような安全装置も重要であるが、それと
同時に、作業が失敗に終わつたことを知らせる装
置を設け、正常状態を回復しないまま次の作業ス
テツプに移行することを防ぐ工夫も必要になる。
本考案は過負荷が生じたことを確実に報知する装
置を提供しようとするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案では、駆動部材によりスライドブロツク
を軌道沿いにスライドさせるものとし、このスラ
イドブロツクに、スライド方向において相対移動
可能なる如く押圧作業ロツドを装着する。スライ
ドブロツクに対する押圧作業ロツドの相対移動
は、抗負荷手段で抑制する。この他スライドブロ
ツクには、スライド方向と直角の面内で変位可能
なる如く信号体を装着し、この信号体を、ばねで
押圧作業ロツドの側面に弾接させる。押圧作業ロ
ツドの側面には切欠を設けておく。また信号体が
スライドブロツクと共に移動する時の移動経路に
沿つてセンサを配置する。
(ホ) 作用 信号体は通常、切欠から外れた押圧作業ロツド
側面に係合している。この状態でスライドブロツ
クをスライドさせ、押しばめ作業を行う。押圧作
業ロツドに加わる負荷が大きくなると抗負荷手段
に抗して押圧作業ロツドが移動する。移動量が所
定値に達すると信号体が切欠に落ち込む。この時
の信号体の変位により、センサの信号状態が変わ
り、過負荷発生を報知する。
(ヘ) 実施例 実施例 1 図中1で示す押圧作業ユニツトはベースブロツ
ク2を有し、ベースブロツク2に設けた2本の平
行バーからなる直線状の軌道3にスライドブロツ
ク4を支持している。スライドブロツク4は、駆
動レバー5にリンク6で連結されて往復動する。
スライドブロツク4には押圧作業ロツド7が装着
される。押圧作業ロツド7は整流子モータのロー
タコアに巻線スロツト絶縁紙を突き込むためのも
ので、先端部分が細くなつている。押圧作業ロツ
ド7の基端部は、スライドブロツク4の上端部
と、スライドブロツク4にねじどめされるL形断
面金具8との間に構成されるトンネル状空間を挿
通しており、金具8に螺合する計4本のねじ9…
が当て金10を介してこれに適度な圧力を加えて
いる。ねじ9と当て金10が抗負荷手段を構成す
る。押圧作業ロツド7の後端のスライドブロツク
4からはみ出した部分は大直径部11となつてお
り、この大直径部11のスライドブロツク4に近
い側面には、第5図に見られるように切欠12が
形設されている。13はスライドブロツク4の側
面に軸14によりスライド方向と直角の面内で揺
動できるよう枢支された信号体である。信号体1
3は、スライドブロツク4との間に張渡された引
張コイルばね15により、上端が押圧作業ロツド
7の大直径部11の側面に弾接する方向に附勢さ
れている。信号体13の下端には、軌道3と平行
に延びる形で、細長い金属片16が固着されてい
る。17はベースブロツク2から張出したブラケ
ツト18により、信号体13がスライドブロツク
4と共に移動する時の移動経路に沿つて配置され
た近接センサである。近接センサ17は金属片1
6に発生する渦電流を検知する形式のものである
が、静電容量検知式のものでも良く、金属片16
が磁性体であれば磁気センサも使用できる。
次に作用を説明する。通常の状態において、信
号体13の上端はロツド大直径部11の切欠12
を外れた位置に係合しており、金属片16は第
2,3図に見られるように近接センサ17からオ
フセツトした位置にある。この状態で、駆動レバ
ー5はスライドブロツク4を第1図に仮想線で示
す位置まで押し、押圧作業が行なわれる。さて押
圧作業ロツド7の保持力(摩擦力)はねじ9…の
締付により発生しているが、押圧を受けるワーク
側に嵌合の不具合等があつて保持力を超える負荷
が押圧作業ロツド7にかかると、それまで摩擦で
一定位置に保たれていた押圧作業ロツド7は一挙
にすべりを生じ、第6図に示すように後方にずれ
る。すると今まで大直径部11の側面に係合して
いた信号体13が切欠に落ち込み、信号体13は
軸14を中心としてスライドブロツク4の進行方
向と直角な面内で振れ、第4図に示すように金属
片16が近接センサ17に接近する。これを受け
て近接センサ17が検知信号を発し、この信号に
基き、駆動アーム5の停止、あるいは非常信号の
発令といつた対応措置がとられるものである。過
負荷がどの時点で発生するか判らないので、金属
片16は押圧作業開始から終了までのストローク
をカバーする長さになつている。なお金属片16
の変位を検知する手段として本実施例では近接セ
ンサを用いたが、金属片16及びこれを支持する
信号体13の構造強度が十分であれば、安価なリ
ミツトスイツチをもつて検知手段にあてることも
できる。
実施例 2 第7図に他の実施例を示す。そして実施例1と
共通の部材には共通の符号が付してある。本実施
例では、押圧作業ロツド7をスライドブロツク4
に対し摺動自在とし、ねじの代りに引張コイルば
ね19で前方に引寄せた構造を採用している。従
つて、この場合はばね19が抗負荷手段である。
ばね19はロツド7にかかる負荷に比例して伸
び、負荷の値がある値に達すると、押圧作業ロツ
ド7の後退量が信号体13の切欠12への落ち込
みが生じる距離に達し、前述と同じ動作が行なわ
れる。この機構では、信号体13をばね15に抗
して押しさえすれば押圧作業ロツド7は本来の位
置に復するので、金具8の取付ねじをゆるめて押
圧作業ロツド7を正規位置に押戻さねばならない
第1実施例に比べ、押圧作業再開のためのリセツ
ト操作が簡単である。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案では、スライドブロツクに
装着したロツドにより押圧作業を行なうものにお
いて、ロツドに過負荷がかかつた時にはロツドが
負荷の力の方向へ退避するようにしたから、作業
ユニツトないしワークの変形・破損を防ぐことが
できる。また過負荷発生に速やかに対処するため
には、ロツドが退避動作を行なつた時点で直ちに
そのことを知らねばならないが、ロツドの退避は
スライドブロツクの進行方向と平行に行なわれる
ため、ロツドの動きに注目していたのでは正常な
作業がペースダウンして行なわれる場合との見分
けがつきにくい。そこで本考案は、スライドブロ
ツクに信号体を装着し、ロツドの退避動をスライ
ドブロツクの進行方向と直角な面内における信号
体変位に変換し、この信号体変位をセンサで検知
してロツド退避を知るようにしたものであつて、
誤認なく確実に対応体勢に入ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の一実施例を示
し、第1図は正面図、第2図および第3図は第1
図における−断面図および−断面図、第
4図は第3図と異なる動作状態を示す第3図と同
様の断面図、第5図及び第6図は第3図および第
4図に対応する部分上面図である。第7図は他の
実施例を示す正面図である。 3……軌道、4……スライドブロツク、5……
駆動レバー(駆動部材)、7……押圧作業ロツド、
9,10……抗負荷手段を構成するねじと当て
金、13……信号体、15……ばね、12……切
欠、17……近接センサ(センサ)、19……抗
負荷手段を構成するばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軌道に支持されたスライドブロツクと、前記ス
    ライドブロツクに連結し、これを前記軌道に沿つ
    てスライドさせる駆動部材と、 スライドブロツクに、そのスライド方向におい
    て相対移動可能なる如く装着された押圧作業ロツ
    ドと、 スライドブロツクに対する前記押圧作業ロツド
    の相対移動を抑制する抗負荷手段と、 スライド方向と直角の面内で変位可能なる如く
    スライドブロツクに装着された信号体と、 前記信号体を、押圧作業ロツドの側面に弾接さ
    せるばねと、 押圧作業ロツドの側面に形設されるものにし
    て、過負荷により押圧作業ロツドが前記抗負荷手
    段に抗して移動し、スライドブロツクに対する相
    対移動量が所定値に達した時、信号体を落ち込ま
    せる切欠と、 信号体がスライドブロツクと共に移動する時の
    移動経路に沿つて設置され、前記切欠に落ち込む
    ことにより生じる信号体の変位に基づき信号状態
    を変えるセンサとを備えた過負荷検知装置。
JP8081482U 1982-05-31 1982-05-31 過負荷検知装置 Granted JPS58185341U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8081482U JPS58185341U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 過負荷検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8081482U JPS58185341U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 過負荷検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58185341U JPS58185341U (ja) 1983-12-09
JPH0340068Y2 true JPH0340068Y2 (ja) 1991-08-22

Family

ID=30089948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8081482U Granted JPS58185341U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 過負荷検知装置

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JP (1) JPS58185341U (ja)

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JPS58185341U (ja) 1983-12-09

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