JPH0339714B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0339714B2 JPH0339714B2 JP22636182A JP22636182A JPH0339714B2 JP H0339714 B2 JPH0339714 B2 JP H0339714B2 JP 22636182 A JP22636182 A JP 22636182A JP 22636182 A JP22636182 A JP 22636182A JP H0339714 B2 JPH0339714 B2 JP H0339714B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle
- thread
- stitch
- stitches
- safety
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 claims description 11
- 102220096711 rs876659744 Human genes 0.000 claims description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 2
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000009964 serging Methods 0.000 description 2
- 102220491082 ADP-ribosylation factor 6_D12A_mutation Human genes 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D05—SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
- D05B—SEWING
- D05B93/00—Stitches; Stitch seams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、単環縫と1本針2本糸縁かがり縫を
同時に形成し、かつ該縁かがり縫を構成する縫糸
の一部を前記単環縫を形成するためのレープにく
ぐらせて構成した安全縁かがり縫の縫目に関す
る。
同時に形成し、かつ該縁かがり縫を構成する縫糸
の一部を前記単環縫を形成するためのレープにく
ぐらせて構成した安全縁かがり縫の縫目に関す
る。
(従来技術)
縁かがり縫としては1本針2本糸縁かがり縫
(JIS記号E12A)あるいは1本針3本糸縁かがり
縫(JIS記号E13)が一般的である。これらの縫
目により布を2枚以上縫い合わせる合わせ縫を行
う場合に、これらの縫目は、「縁かがり縫」とい
う名が示す通り合わせ縫には不向きであり、従来
は縁かがり縫を終えた後、更に本縫あるいは環縫
による地縫を加えた合わせ縫が行われてきた。
(JIS記号E12A)あるいは1本針3本糸縁かがり
縫(JIS記号E13)が一般的である。これらの縫
目により布を2枚以上縫い合わせる合わせ縫を行
う場合に、これらの縫目は、「縁かがり縫」とい
う名が示す通り合わせ縫には不向きであり、従来
は縁かがり縫を終えた後、更に本縫あるいは環縫
による地縫を加えた合わせ縫が行われてきた。
また地縫と縁かがり縫とを同時に同じミシンで
形成する2本針4本糸安全縫(JIS記号D12+
E12A、米式記号515)と、2本針5本糸安全縫
(JIS記号D12+E13、米式記号516)とが提示され
一般化している。
形成する2本針4本糸安全縫(JIS記号D12+
E12A、米式記号515)と、2本針5本糸安全縫
(JIS記号D12+E13、米式記号516)とが提示され
一般化している。
しかし、これらの安全縫は地縫の1本針2本糸
二重環縫(JIS記号D12)の縫糸が切断するとほ
どけ易く、合わせ縫としては不十分であると共に
必要とする糸の本数が多く、更に布端から二重環
縫までのかがり幅が縁かがり縫と比べ大きいとい
う欠点があつた。
二重環縫(JIS記号D12)の縫糸が切断するとほ
どけ易く、合わせ縫としては不十分であると共に
必要とする糸の本数が多く、更に布端から二重環
縫までのかがり幅が縁かがり縫と比べ大きいとい
う欠点があつた。
(目的)
本発明の目的は、単環縫と1本針2本糸縁かが
り縫を同時に形成し、かつ該縁かがり縫を構成す
る縫糸の一部を前記単環縫を形成するためのルー
プにくぐらせて縫目を構成することにより、縫合
わせが強固であり、単環縫の縫糸の切断に対して
も縫目がほどけにくく、合わせ縫として十分な強
度及び安全性を有すると共に必要とする糸の本数
が従来の安全縫に比らべ少なくなるようにし、更
に布端から前記単環縫までのかかが幅がこれらの
安全縫に比らべ小さくなるようにし、合わせ縫に
有用であるばかりでなく縁かがり縫としても十分
に利用し得る有用で応用範囲の広い縫目を提供す
ることである。
り縫を同時に形成し、かつ該縁かがり縫を構成す
る縫糸の一部を前記単環縫を形成するためのルー
プにくぐらせて縫目を構成することにより、縫合
わせが強固であり、単環縫の縫糸の切断に対して
も縫目がほどけにくく、合わせ縫として十分な強
度及び安全性を有すると共に必要とする糸の本数
が従来の安全縫に比らべ少なくなるようにし、更
に布端から前記単環縫までのかかが幅がこれらの
安全縫に比らべ小さくなるようにし、合わせ縫に
有用であるばかりでなく縁かがり縫としても十分
に利用し得る有用で応用範囲の広い縫目を提供す
ることである。
(実施例)
以下本発明を実施例により説明する。本発明の
縫目は、第1図に示すように第1の針糸T1によ
る単環縫(JIS記号C11)と、第2の針糸T2とル
ーパ糸TLとによる1本針2本糸縁かがり縫(JIS
記号E12A)と同時に形成し、かつ第2図に示す
ように第1の針糸T1による単環縫のループの中
に前記縁かがり縫を形成する第2の針糸T2をく
ぐらせて構成した縫目で、以後安全縁かがり縫と
呼ぶ。
縫目は、第1図に示すように第1の針糸T1によ
る単環縫(JIS記号C11)と、第2の針糸T2とル
ーパ糸TLとによる1本針2本糸縁かがり縫(JIS
記号E12A)と同時に形成し、かつ第2図に示す
ように第1の針糸T1による単環縫のループの中
に前記縁かがり縫を形成する第2の針糸T2をく
ぐらせて構成した縫目で、以後安全縁かがり縫と
呼ぶ。
次に該安全縁かがり縫について、第3図,第4
図を参照しながら縫目の形成方法を説明する。以
下の説明において、単環縫及び縁かがり縫を形成
するための機構及びルーパ形状とも一般に良く知
られているものなので詳細な説明は省略する。第
1の針糸T1は、第1の針N1に所属し、第3図に
破線で示すように針よけ運動をする第1のルーパ
L1により捕促され、該第1のルーパ及び補助片
1により単環縫用のループlとして拡開され、こ
のループl内に第1の針N1が通すことにより、
よく知られているように単環縫(JIS記号C11)
が形成される。第2の針糸T2は、第2の針N2に
所属し、第2のルーパL2に所属するルーパ糸TL
と協働して、よく知られているように1本針2本
糸縁かがり縫(JIS記号E12A)が形成される。
図を参照しながら縫目の形成方法を説明する。以
下の説明において、単環縫及び縁かがり縫を形成
するための機構及びルーパ形状とも一般に良く知
られているものなので詳細な説明は省略する。第
1の針糸T1は、第1の針N1に所属し、第3図に
破線で示すように針よけ運動をする第1のルーパ
L1により捕促され、該第1のルーパ及び補助片
1により単環縫用のループlとして拡開され、こ
のループl内に第1の針N1が通すことにより、
よく知られているように単環縫(JIS記号C11)
が形成される。第2の針糸T2は、第2の針N2に
所属し、第2のルーパL2に所属するルーパ糸TL
と協働して、よく知られているように1本針2本
糸縁かがり縫(JIS記号E12A)が形成される。
ここで、第1の針N1と第2の針N2とを縫成物
Wの送り方向に略々一列(本実施例では略々一列
であるが第2の針N2が第1の針N1に対してわず
かに布端側に寄つている)に配設し、送りピツチ
Pを布の送り方向における針間隔dより大きくす
ることにより、第1の針糸T1が、第1のルーパ
L1と補助片1との協働により形成されたループ
lの中に、第1の針N1と第2の針N2が同時に入
り込むことができる。
Wの送り方向に略々一列(本実施例では略々一列
であるが第2の針N2が第1の針N1に対してわず
かに布端側に寄つている)に配設し、送りピツチ
Pを布の送り方向における針間隔dより大きくす
ることにより、第1の針糸T1が、第1のルーパ
L1と補助片1との協働により形成されたループ
lの中に、第1の針N1と第2の針N2が同時に入
り込むことができる。
この状態で前記したように単環縫及び1本針2
本糸縁かがり縫が形成されると、第2図等に示す
ように第1の針糸T1による単環縫用のループの
中に第2の針糸T2をくぐつている安全縁かがり
縫が構成される。
本糸縁かがり縫が形成されると、第2図等に示す
ように第1の針糸T1による単環縫用のループの
中に第2の針糸T2をくぐつている安全縁かがり
縫が構成される。
(作用)
本発明の安全縁かがり縫の縫目は、単環縫部と
縁かがり縫の一部が近接して縫われると共に第1
の針糸ループの中に第1の針糸T1と共に第2の
針糸T2が通つているため、縫合わせが強固であ
り、仮に第1の針糸T1が切断しても、該第1の
針糸には第2の針糸T2及び布地Wによる摩擦力
が作用するので、単環縫部は、JIS記号C11で示
される単環縫のみならずJIS記号D12で示される
二重環縫に比較してもほどけにくい性質を有する
ことになり、従来の2本針4本糸安全縫(JIS記
号D12+E12A)及び2本針5本糸安全縫(JIS記
号D12A+E13)と比較しても合わせ縫として十
分な強度及び安全性を有すると共に必要とする糸
の本数も3本で、これらの安全縫の4本及び5本
より少なく、しかも布端から前記単環縫部までの
かがり幅は、これらの安全縫に比らべて小さく、
合わせ縫に有用であるばかりでなく縁かがり縫と
しても十分に利用することができる。
縁かがり縫の一部が近接して縫われると共に第1
の針糸ループの中に第1の針糸T1と共に第2の
針糸T2が通つているため、縫合わせが強固であ
り、仮に第1の針糸T1が切断しても、該第1の
針糸には第2の針糸T2及び布地Wによる摩擦力
が作用するので、単環縫部は、JIS記号C11で示
される単環縫のみならずJIS記号D12で示される
二重環縫に比較してもほどけにくい性質を有する
ことになり、従来の2本針4本糸安全縫(JIS記
号D12+E12A)及び2本針5本糸安全縫(JIS記
号D12A+E13)と比較しても合わせ縫として十
分な強度及び安全性を有すると共に必要とする糸
の本数も3本で、これらの安全縫の4本及び5本
より少なく、しかも布端から前記単環縫部までの
かがり幅は、これらの安全縫に比らべて小さく、
合わせ縫に有用であるばかりでなく縁かがり縫と
しても十分に利用することができる。
(効果)
以上のように本発明によれば、単環縫と1本針
2本糸縁かがり縫を同時に形成し、かつ該縁かが
り縫を構成する縫糸の一部を前記単環縫を形成す
るためのループにくぐらせて縫目を構成したこと
により、縫合わせが強固であり、単環縫の縫糸の
切断に対しても縫目がほどけにくく、合わせ縫と
して十分な強度及び安定性を有すると共に必要と
する糸の本数が従来の安全縫に比らべ少なくなる
ようにし、更に布端から前記単環縫までのかがり
幅がこれらの安全縫に比らべ小さくなるようにし
たので、合わせ縫に有用であるばかりでなく縁か
がり縫としても十分に利用し得る有用で応用範囲
の広い縫目を提供することができる。
2本糸縁かがり縫を同時に形成し、かつ該縁かが
り縫を構成する縫糸の一部を前記単環縫を形成す
るためのループにくぐらせて縫目を構成したこと
により、縫合わせが強固であり、単環縫の縫糸の
切断に対しても縫目がほどけにくく、合わせ縫と
して十分な強度及び安定性を有すると共に必要と
する糸の本数が従来の安全縫に比らべ少なくなる
ようにし、更に布端から前記単環縫までのかがり
幅がこれらの安全縫に比らべ小さくなるようにし
たので、合わせ縫に有用であるばかりでなく縁か
がり縫としても十分に利用し得る有用で応用範囲
の広い縫目を提供することができる。
図面は本考案の実施例に係り、第1図は縫目構
成を示す斜視図、第2図は第1図の主要部を示す
斜視図、第3図は縫目の形成過程を示す説明図、
第4図は縫目の形成過程における送り方向に平行
な針板付近の縦断面図である。 図中、lは単環縫用のループ、L1は第1のル
ーパ、L2は第2のルーパ、N1は第1の針、N2は
第2の針、T1は第1の針糸、T2は第2の針糸、
TLはルーパ糸を示す。
成を示す斜視図、第2図は第1図の主要部を示す
斜視図、第3図は縫目の形成過程を示す説明図、
第4図は縫目の形成過程における送り方向に平行
な針板付近の縦断面図である。 図中、lは単環縫用のループ、L1は第1のル
ーパ、L2は第2のルーパ、N1は第1の針、N2は
第2の針、T1は第1の針糸、T2は第2の針糸、
TLはルーパ糸を示す。
Claims (1)
- 1 第1の針と第2の針とが縫成物の送り方向に
略々一列に配設され、該第1の針は第1の針糸を
有し、第1のルーバ等と協働してJIS記号C11で
示される単環縫を形成し、同時に第2の針は第2
の針糸を有し、ルーバ糸を有する第2のルーバと
協働してJIS記号E12Aで示される1本針2本糸縁
かがり縫を形成し、かつ第2の針を第1の針と共
に第1の針糸の単環縫用のループをくぐらせて構
成したことを特徴とする安全縁かがり縫の縫目。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22636182A JPS59118189A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 安全縁かがり縫の縫目 |
DE19833346813 DE3346813A1 (de) | 1982-12-24 | 1983-12-23 | Verstaerkter, von einer naehmaschine gebildeter hohlsaum |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22636182A JPS59118189A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 安全縁かがり縫の縫目 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59118189A JPS59118189A (ja) | 1984-07-07 |
JPH0339714B2 true JPH0339714B2 (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=16843940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22636182A Granted JPS59118189A (ja) | 1982-12-24 | 1982-12-24 | 安全縁かがり縫の縫目 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59118189A (ja) |
DE (1) | DE3346813A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IT1197008B (it) * | 1986-07-28 | 1988-11-25 | Complett Spa | Tipo di punto a sopraggitto nonche' procedimento e dispositivo per la sua produzione |
US5383414A (en) * | 1993-05-17 | 1995-01-24 | Union Special Corporation | Apparatus for making a three needle stitch with cover thread |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3126850A (en) * | 1961-05-08 | 1964-03-31 | Safety stitch sewing machines |
-
1982
- 1982-12-24 JP JP22636182A patent/JPS59118189A/ja active Granted
-
1983
- 1983-12-23 DE DE19833346813 patent/DE3346813A1/de active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3346813C2 (ja) | 1990-01-11 |
JPS59118189A (ja) | 1984-07-07 |
DE3346813A1 (de) | 1984-06-28 |
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