JPH0339383B2 - - Google Patents
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- JPH0339383B2 JPH0339383B2 JP19507082A JP19507082A JPH0339383B2 JP H0339383 B2 JPH0339383 B2 JP H0339383B2 JP 19507082 A JP19507082 A JP 19507082A JP 19507082 A JP19507082 A JP 19507082A JP H0339383 B2 JPH0339383 B2 JP H0339383B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J61/00—Gas-discharge or vapour-discharge lamps
- H01J61/02—Details
- H01J61/54—Igniting arrangements, e.g. promoting ionisation for starting
- H01J61/541—Igniting arrangements, e.g. promoting ionisation for starting using a bimetal switch
- H01J61/544—Igniting arrangements, e.g. promoting ionisation for starting using a bimetal switch and an auxiliary electrode outside the vessel
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- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、熱応動スイツチと熱応動スイツチ加
熱用抵抗体との直列体を有する始動装置を、発光
管と並列に接続して、真空の外管内に設けた始動
装置内蔵形高圧放電ランプに関するものである。
熱用抵抗体との直列体を有する始動装置を、発光
管と並列に接続して、真空の外管内に設けた始動
装置内蔵形高圧放電ランプに関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来のメタルハライドランプや、高圧ナトリウ
ムランプには、商用電源においてチヨーク形安定
器で点灯させるため、バイメタルスイツチなどの
熱応動スイツチと、これを加熱して開路させるた
めのタングステンフイラメントなどによる加熱用
抵抗体との直列体からなる始動装置を、発光管と
並列に接続して外管内に設けて、ランプに電圧を
印加した後、熱応動スイツチが開路した時に安定
器に発生するパルス電圧を利用して発光管の放電
を開始させる構成のものがある。
ムランプには、商用電源においてチヨーク形安定
器で点灯させるため、バイメタルスイツチなどの
熱応動スイツチと、これを加熱して開路させるた
めのタングステンフイラメントなどによる加熱用
抵抗体との直列体からなる始動装置を、発光管と
並列に接続して外管内に設けて、ランプに電圧を
印加した後、熱応動スイツチが開路した時に安定
器に発生するパルス電圧を利用して発光管の放電
を開始させる構成のものがある。
このような始動装置内蔵形高圧放電ランプにお
いて、ランプの動程中に発光管にクラツクが生じ
たり、発光管の封着部の気密性が低下したりし
て、発光管内に封入されている始動用希ガスが外
管内に流出した場合には、ランプの始動時に外管
内の導電体間で、発光管から流出した希ガスによ
る放電が生じる。このような放電は、多くの場
合、熱応動スイツチを開路するための加熱用抵抗
体として用いられているタングステンフイラメン
トが高温状態になつていることから、このタング
ステンフイラメントの一部と、これと反対電位に
ある他の導電体との間に生じ、放電の熱によりタ
ングステンフイラメントが断線して始動装置の機
能が喪失し放電が停止されるということになる
が、場合によつては、この放電が外管内の他の導
電体間に移行し、その放電熱によつて外管が破壊
されるに至るという危険性があつた。
いて、ランプの動程中に発光管にクラツクが生じ
たり、発光管の封着部の気密性が低下したりし
て、発光管内に封入されている始動用希ガスが外
管内に流出した場合には、ランプの始動時に外管
内の導電体間で、発光管から流出した希ガスによ
る放電が生じる。このような放電は、多くの場
合、熱応動スイツチを開路するための加熱用抵抗
体として用いられているタングステンフイラメン
トが高温状態になつていることから、このタング
ステンフイラメントの一部と、これと反対電位に
ある他の導電体との間に生じ、放電の熱によりタ
ングステンフイラメントが断線して始動装置の機
能が喪失し放電が停止されるということになる
が、場合によつては、この放電が外管内の他の導
電体間に移行し、その放電熱によつて外管が破壊
されるに至るという危険性があつた。
発明の目的
本発明はこのような危険性のない始動装置内蔵
形高圧放電ランプを提供するものである。
形高圧放電ランプを提供するものである。
発明の構成
本発明は電子親和性の高い元素を含むガスまた
はガスとなりやすい物質を封入したガラス容器と
これを加熱破壊させる抵抗体とを有するガス放出
装置を、始動装置と直列に接続して、外管内に設
けたもので、始動装置の抵抗体と他の導体間で放
電が生じた場合、ガス放出装置の抵抗体に異常電
流が流れ、この抵抗体の熱でガラス容器を破壊し
て、内部のガスを外管内に放出させることによ
り、発光管からの始動用希ガスのリークに基づく
外管内での異常放電を速やかに停止させるように
したものである。
はガスとなりやすい物質を封入したガラス容器と
これを加熱破壊させる抵抗体とを有するガス放出
装置を、始動装置と直列に接続して、外管内に設
けたもので、始動装置の抵抗体と他の導体間で放
電が生じた場合、ガス放出装置の抵抗体に異常電
流が流れ、この抵抗体の熱でガラス容器を破壊し
て、内部のガスを外管内に放出させることによ
り、発光管からの始動用希ガスのリークに基づく
外管内での異常放電を速やかに停止させるように
したものである。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
図において、１は両端部に電極を有し、内部に
発光金属とともに始動用希ガスが封入された発光
管である。２は始動装置で、バイメタルスイツチ
などからなる熱応動スイツチ３とタングステンフ
イラメントなどからなる熱応動スイツチ加熱用の
抵抗体４との直列体で構成されている。５はガス
放出装置で、水素、窒素、よう素などのガスを封
入したガラス容器６と、これを加熱破壊するため
の抵抗体７とで構成されている。この抵抗体７は
始動装置２と直列に接続されており、始動装置２
の抵抗体４の抵抗値で決定される通常の動作電流
では赤熱状態にならないが、安定器８の短絡電流
またはこれに近い電流では速やかに赤熱状態とな
り、この熱でガラス容器６にクラツクが生じるよ
うに構成されている。９は内部が真空に保持され
た外管で、この中に発光管１、始動装置２および
ガス放出装置５などが設けられている。
発光金属とともに始動用希ガスが封入された発光
管である。２は始動装置で、バイメタルスイツチ
などからなる熱応動スイツチ３とタングステンフ
イラメントなどからなる熱応動スイツチ加熱用の
抵抗体４との直列体で構成されている。５はガス
放出装置で、水素、窒素、よう素などのガスを封
入したガラス容器６と、これを加熱破壊するため
の抵抗体７とで構成されている。この抵抗体７は
始動装置２と直列に接続されており、始動装置２
の抵抗体４の抵抗値で決定される通常の動作電流
では赤熱状態にならないが、安定器８の短絡電流
またはこれに近い電流では速やかに赤熱状態とな
り、この熱でガラス容器６にクラツクが生じるよ
うに構成されている。９は内部が真空に保持され
た外管で、この中に発光管１、始動装置２および
ガス放出装置５などが設けられている。
次に、本発明の具体例について説明する。
アルミナセラミツク製の発光管１の内部には、
ナトリウム、水銀とともに始動用希ガスとして約
50tprrのキセノンガスが封入されている。始動装
置２の抵抗体４は、動作時の抵抗値が約280Ωの
タングステンフイラメントからなる。ガス放出装
置５は、内容積が１〜３cm3で１〜３気圧の窒素ガ
スが封入されたガラス容器６と、断面積が約0.15
mm2で長さが30mmのニツケル線からなる抵抗体７と
からなり、抵抗体７の一部がガラス容器６に巻き
つけられている。
ナトリウム、水銀とともに始動用希ガスとして約
50tprrのキセノンガスが封入されている。始動装
置２の抵抗体４は、動作時の抵抗値が約280Ωの
タングステンフイラメントからなる。ガス放出装
置５は、内容積が１〜３cm3で１〜３気圧の窒素ガ
スが封入されたガラス容器６と、断面積が約0.15
mm2で長さが30mmのニツケル線からなる抵抗体７と
からなり、抵抗体７の一部がガラス容器６に巻き
つけられている。
外管９の内部は真空にされており、この中に発
光管１、始動装置２およびガス放出装置５が設け
られて、400Wの高圧ナトリウムランプが構成さ
れる。
光管１、始動装置２およびガス放出装置５が設け
られて、400Wの高圧ナトリウムランプが構成さ
れる。
かかる高圧ナトリウムランプに400Wの水銀ラ
ンプ用の安定器８を介して200Vの商用電源電圧
を印加すると、ランプ始動時に、始動装置２に流
れる電流は約0.8Aとなり、この電流値ではガス
放出装置５になんら変化はなく、ランプは正常に
動作する。
ンプ用の安定器８を介して200Vの商用電源電圧
を印加すると、ランプ始動時に、始動装置２に流
れる電流は約0.8Aとなり、この電流値ではガス
放出装置５になんら変化はなく、ランプは正常に
動作する。
次に、ランプの放電開始直後に安定器８のイン
ピーダンスを急激に低下させて、発光管１に大き
な電流を流すことにより、発光管１にクラツクを
生じさせ、外管１内にキセノンガスを流出させ
た。
ピーダンスを急激に低下させて、発光管１に大き
な電流を流すことにより、発光管１にクラツクを
生じさせ、外管１内にキセノンガスを流出させ
た。
このようにして準備したランプを冷却させた
後、再度ランプに電源電圧を印加すると、始動時
のパルス電圧によつて外管９内に放電が生じる
が、始動装置２のタングステンフイラメントから
なる抵抗体４の一部と、これと反対電位にある他
の導電体との間の放電により、抵抗体４が断線し
た後にもその放電が持続した場合には、ガス放出
装置５の抵抗体７に安定器８の短絡電流に近い約
5Aの電流が流れ、これによりガラス容器６にク
ラツクが生じ、ガラス容器６内の窒素ガスが外管
９内に流出して放電を停止させることができ、外
管１にクラツクが生じるのを防止することができ
た。
後、再度ランプに電源電圧を印加すると、始動時
のパルス電圧によつて外管９内に放電が生じる
が、始動装置２のタングステンフイラメントから
なる抵抗体４の一部と、これと反対電位にある他
の導電体との間の放電により、抵抗体４が断線し
た後にもその放電が持続した場合には、ガス放出
装置５の抵抗体７に安定器８の短絡電流に近い約
5Aの電流が流れ、これによりガラス容器６にク
ラツクが生じ、ガラス容器６内の窒素ガスが外管
９内に流出して放電を停止させることができ、外
管１にクラツクが生じるのを防止することができ
た。
なお、上記実施例では外管内の放電を停止させ
るためのガスとして窒素ガスを用いたが、この目
的のためのガスとしては、水素、よう素などその
他放電の持続を阻害する性質のものであれば何で
も良い。また、常温ではガスでなくてランプの動
作中の温度、または外管内の放電による温度によ
つて蒸発しガスとなりやすい物質、たとえばよう
化水銀などの金属ハロゲン化物を用いてもよい。
るためのガスとして窒素ガスを用いたが、この目
的のためのガスとしては、水素、よう素などその
他放電の持続を阻害する性質のものであれば何で
も良い。また、常温ではガスでなくてランプの動
作中の温度、または外管内の放電による温度によ
つて蒸発しガスとなりやすい物質、たとえばよう
化水銀などの金属ハロゲン化物を用いてもよい。
発明の効果
以上説明したように、本発明は、ランプ動程中
に発光管内の始動用希ガスが外管内に流出して、
ランプ始動時のパルスによつて外管内に放電を生
じた場合に、外管内の放電を速やかに停止させる
ことにより、外管の破壊を防止することのできる
始動装置内蔵形高圧放電ランプを提供することが
できるものである。
に発光管内の始動用希ガスが外管内に流出して、
ランプ始動時のパルスによつて外管内に放電を生
じた場合に、外管内の放電を速やかに停止させる
ことにより、外管の破壊を防止することのできる
始動装置内蔵形高圧放電ランプを提供することが
できるものである。
図は本発明の一実施例である始動装置内蔵形高
圧放電ランプの点灯回路図である。 １……発光管、２……始動装置、３……熱応動
スイツチ、４……抵抗体、５……ガス放出装置、
６……ガラス容器、７……抵抗体、９……外管。
圧放電ランプの点灯回路図である。 １……発光管、２……始動装置、３……熱応動
スイツチ、４……抵抗体、５……ガス放出装置、
６……ガラス容器、７……抵抗体、９……外管。
Claims (1)
- １ 内部が真空にされた外管内に、内部に発光金
属とともに始動用希ガスが封入された発光管、熱
応動スイツチと熱応動スイツチ加熱用抵抗体との
直列体を有する始動装置、および、電子親和性の
高い元素を含むガスまたはガスとなりやすい物質
が封入されたガラス容器とこのガラス容器を加熱
破壊するための抵抗体とを有するガス放出装置を
設け、前記始動装置と前記ガス放出装置の抵抗体
とを直列に接続してこの直列体を前記発光管に並
列に接続し、前記ガラス容器は、前記抵抗体に異
常電流が流れたときに破壊されて内部のガスが前
記外管内に放出されるように構成されていること
を特徴とする始動装置内蔵形高圧放電ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19507082A JPS5986151A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 始動装置内蔵形高圧放電ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19507082A JPS5986151A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 始動装置内蔵形高圧放電ランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5986151A JPS5986151A (ja) | 1984-05-18 |
| JPH0339383B2 true JPH0339383B2 (ja) | 1991-06-13 |
Family
ID=16335051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19507082A Granted JPS5986151A (ja) | 1982-11-05 | 1982-11-05 | 始動装置内蔵形高圧放電ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5986151A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998030117A1 (fr) * | 1997-01-08 | 1998-07-16 | Wacoal Corp. | Vetement a bonnets |
-
1982
- 1982-11-05 JP JP19507082A patent/JPS5986151A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998030117A1 (fr) * | 1997-01-08 | 1998-07-16 | Wacoal Corp. | Vetement a bonnets |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5986151A (ja) | 1984-05-18 |
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