JPH0339250Y2 - - Google Patents

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JPH0339250Y2
JPH0339250Y2 JP4768984U JP4768984U JPH0339250Y2 JP H0339250 Y2 JPH0339250 Y2 JP H0339250Y2 JP 4768984 U JP4768984 U JP 4768984U JP 4768984 U JP4768984 U JP 4768984U JP H0339250 Y2 JPH0339250 Y2 JP H0339250Y2
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armature
yoke
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JP4768984U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はインパクト型ドツトプリンタの印字
ヘツドに係り、特に多数のアーマチユアを高密度
に配置するのに適したアーマチユアおよびヨーク
の構成に関するものである。
[従来の技術及び考案が解決しようとする課題] 従来の印字ヘツドにおいては、アーマチユアを
その幅広面がヨークと電磁装置のコアとに対向す
る状態で一平面上に放射状に配列している。アー
マチユアとヨーク間の磁路断面積を必要量だけと
るために、幅広面の幅寸法が規制され、小形の印
字ヘツドにおいては配列できるアーマチユアの数
が制限される。
釈放型ヘツドのようにアーマチユア間に側磁路
を形成する補助ヨーク板を配置すると、アーマチ
ユアの幅を小さくできる(補助ヨーク板と対向す
る厚さ寸法を大きくする)。しかしアーマチユア
と補助ヨーク板とが摩擦接触しないように両者間
の隙間を高精度で維持し、アーマチユアを板ばね
に溶接しなければならない等、工作が複雑で高価
になる欠点がある。
[課題を解決するための手段] この考案は、有底円筒状をなすヨーク4の底壁
部に複数個の電磁装置5を配置するとともに、そ
のヨーク4の円筒壁部における前記底壁部とは反
対側の開放端に、前記各電磁装置5と対応位置す
る複数個のスリツト4bで隔てられた複数個の隔
壁部4aを前記円筒壁部の延長方向に設け、板状
部材よりなりその側面の幅が前記電磁装置5と対
向する面よりも広いアーマチユア18をその側面
が相互に対向する状態で支持部材17の放射状の
溝17a中に配置して揺動可能に支持し、 前記アーマチユア18の前記円筒壁側の端部を
その幅広の両側面が前記隔壁部4aと隣接対向し
た状態で前記スリツト4b内に挿入配置して、前
記ヨーク4の隔壁部4aとアーマチユア18の幅
広の両側面との間で磁路を形成したものである。
[作用] 上記構成により、アーマチユア18は電磁装置
5の吸引作用により溝17a内で案内されながら
揺動運動する。そのアーマチユア18の端部は幅
広の両側面がヨーク4の隔壁部4aと隣接対向し
ているので、磁路は十分に確保される一方、アー
マチユア18と隔壁部4aとの摩擦接触は回避さ
れ、揺動運動に支障をきたしたり、摩耗したりす
ることがなくなる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面に従つて詳細
に説明する。
さて、この実施例のドツトプリンタの印字ヘツ
ドは、電磁装置組立体1と、印字ワイヤ組立体2
と、両者1,2を組付けるための組立体3との3
つのユニツトから構成されている。
前記電磁装置組立体1はほぼ有底円筒状のヨー
ク4内に複数個(この実施例では24個)の電磁装
置5を配列して構成されている。各電磁装置5
は、ヨーク4の底壁部と一体に形成されたコア6
と、そのコア6にボビン7を介して巻装されたコ
イル8とからそれぞれ構成され、コイル8の両端
子はボビン7の端子ピン9にそれぞれ接続されて
いる。ヨーク4の底壁部の外面には絶縁板10,
12に挾まれたプリント基板11が固定され、こ
のプリント基板11に前記端子ピン9が接続され
ている。
ヨーク4の円筒壁部における前記底壁部とは反
対側の開放端には、各電磁装置5と対応位置する
複数個のスリツト4bで隔てられた複数個の隔壁
部4aが、その円筒壁部の延長方向に形成されて
いる。
前記印字ワイヤ組立体2は電磁装置組立体1内
に嵌挿配置される合成樹脂製のノーズ部材13を
備え、その内部には3個のワイヤガイド14,1
5,16が所定間隔をおいて配設固定されるとと
もに、基端外周にはフランジ状の支持部材17が
一体に形成されている。ノーズ部材13とは反対
側の支持部材17の面(以下背面という)には複
数個の保持溝17aが放射状に形成されるととも
に、各保持溝17aに対応して支持部材17の外
周には前記ヨーク4のスリツト4bに嵌合する突
片17bがそれぞれ突設され、各突片17bには
支持凹部17cが形成されている。
前記支持部材17の各保持溝17aには板状部
材よりなるアーマチユア18がその幅広の側面を
互いに隣接対応させた状態でそれぞれ収容配列さ
れ、それらの外端に形成された凸部18aを支持
部材17上の支持凹部17cに係合させてその支
持部材17上に揺動可能に支持されている。従つ
て、アーマチユア18の外周側端部はスリツト4
b内に位置し、そのアーマチユア18の両側面が
隔壁部4aの側面と対向している。各アーマチユ
ア18の中央には支持部材17上の透孔を介して
電磁装置5のコア6と対応する突出部19が形成
されている。又、各アーマチユア18の内端には
印字ワイヤ21が固定され、それらの印字ワイヤ
21はワイヤガイド16,15,14を通してプ
ラテン20側に延長されている。
各アーマチユア18に対応して支持部材17の
各保持溝17a内にばね22が設けられ、このば
ね22の作用により各アーマチユア18が印字ワ
イヤ21の後退方向に付勢されている。そして、
前記電磁装置5の励磁に伴いアーマチユア18が
ばね22の作用に抗してコア6側に吸着回動さ
れ、印字ワイヤ21がプラテン20に向かつて突
出動作されるようになつている。
又、前記アーマチユア18を保持溝17a内に
保持するための合成樹脂製の保持部材23は、そ
の中央に支持部材17の背面中央部に当接するリ
ング状の規制部24を有し、その外周には支持部
材17外周の係合部25に係合する3個の係止爪
26が突出形成されている。そして、この規制部
24に前記ばね22の作用によつてアーマチユア
18が当接することにより、その後退位置が規制
される。規制部24の外周には24個の弾性を有す
る押圧腕27が一体に突出形成され、各アーマチ
ユア18の外端の凸部18aを支持部材17の支
持凹部17cに向かつて押圧し、それらのアーマ
チユア18を支持部材17上の所定位置に保持し
ている。
前記組付体3は、板ばね材よりなる組付部材2
8と、その組付部材28の外面に取付けられた金
属製の蓋体29とより構成されている。組付部材
28の外周には3個の弾性を有する脚部30が突
出形成され、その先端のT字状の係止部30aを
ヨーク4外周に設けられた段差状の係合部31に
係合し、印字ワイヤ組立体2を電磁装置組立体1
との間で挾着保持するようになつている。
さて、この実施例においては前記のように、電
磁装置組立体1のヨーク4の円筒壁部に複数個の
スリツト4bで隔てられた隔壁部4aが形成さ
れ、それらのスリツト4b内に支持部材17外周
の突片17bがそれぞれ嵌合されている。そし
て、支持部材17上に放射状に配列された板状部
材よりなる複数個のアーマチユア18は、それら
の基端部においてその幅広の両側面が隔壁部4b
と対応するように、スリツト4b内にそれぞれ挿
入配置され、ヨーク4の隔壁部4aとアーマチユ
ア18の幅広の両側面との間で磁路が形成される
ようになつている。
従つて、ヨーク4の開放端面にアーマチユア1
8の幅狭面が対応しているにもかかわらず、電磁
装置5の励磁に基づきアーマチユア18を正確に
吸引動作させるのに必要な磁路を確保することが
でき、しかもアーマチユア18の揺動運動は保持
溝17aで案内され、隔壁部4aとの間に摩擦が
生じることがなく、円滑に動作する。その結果、
多数のアーマチユア18を狭いスペース内で放射
状に容易に配列することができて、印字ヘツドの
外形を小さくすることができる。
[考案の効果] 以上詳述したようにこの考案は、吸引型の印字
ヘツドにおいて高密度にアーマチユアを配置して
も必要な磁路を確保することができ、しかも、摩
擦等によつて動作が不円滑になることがないもの
で、その結果多数のアーマチユアを狭いスペース
内に容易に配列することができて、印字ヘツドの
外形を小さくすることができ、漢字用ドツトプリ
ンタ等に好適なものにすることができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した印字ヘツドの縦
断面図、第2図は第1図のA−A線における断面
図、第3図は部分分解斜視図、第4図は印字ワイ
ヤを取付けたアーマチユアの斜視図である。 図中、1は電磁装置組立体、2は印字ワイヤ組
立体、4はヨーク、4aは隔壁部、4bはスリツ
ト、5は電磁装置、17は支持部材、18はアー
マチユア、21は印字ワイヤである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 有底円筒状をなすヨーク4の底壁部に複数個の
    電磁装置5を配置するとともに、そのヨーク4の
    円筒壁部における前記底壁部とは反対側の開放端
    に、前記各電磁装置5と対応位置する複数個のス
    リツト4bで隔てられた複数個の隔壁部4aを前
    記円筒壁部の延長方向に設け、 板状部材よりなりその側面の幅が前記電磁装置
    5と対向する面よりも広いアーマチユア18をそ
    の側面が相互に対向する状態で支持部材17の放
    射状の溝17a中に配置して揺動可能に支持し、 前記アーマチユア18の前記円筒壁側の端部を
    その幅広の両側面が前記隔壁部4aと隣接対向し
    た状態で前記スリツト4b内に挿入配置して、前
    記ヨーク4の隔壁部4aとアーマチユア18の幅
    広の両側面との間で磁路を形成したことを特徴と
    する印字ヘツド。
JP4768984U 1984-03-31 1984-03-31 印字ヘツド Granted JPS60159636U (ja)

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JP4768984U JPS60159636U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 印字ヘツド

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JP4768984U JPS60159636U (ja) 1984-03-31 1984-03-31 印字ヘツド

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Publication Number Publication Date
JPS60159636U JPS60159636U (ja) 1985-10-23
JPH0339250Y2 true JPH0339250Y2 (ja) 1991-08-19

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JPS60159636U (ja) 1985-10-23

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