JPH0338795Y2 - - Google Patents

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JPH0338795Y2
JPH0338795Y2 JP3425687U JP3425687U JPH0338795Y2 JP H0338795 Y2 JPH0338795 Y2 JP H0338795Y2 JP 3425687 U JP3425687 U JP 3425687U JP 3425687 U JP3425687 U JP 3425687U JP H0338795 Y2 JPH0338795 Y2 JP H0338795Y2
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JP
Japan
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heating wire
insulating plate
holes
heating
heat generation
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JP3425687U
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JPS63141593U (ja
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  • Resistance Heating (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電気発熱体に関するものである。
[従来の技術] 従来より電熱線を櫛の歯状にジクザクに折曲し
た電気発熱体は公知であるが、この電熱線を保持
する形式において充分な構成がなく、例えば、今
迄では第3図に示す様に2枚の絶縁板3,3に半
ピツチずらして孔2…を設け、これらの孔2に電
熱線の折曲部分4…に近い位置を保持させていた
ものである。
この様な構成にすると製作に手間暇がかかり、
又上下の2枚の絶縁板3,3によつて発熱効果が
阻害される恐れもあつた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は以上の事項に鑑み開発されたもので、
電熱線によつて熱を得ようとする場合、電熱線の
表面積を大きくする必要があるため、電熱線を螺
旋状に巻き、之を更に螺旋状に形成したりして、
その表面積を大とする工夫がなされてきたが、表
面積を大きくすればする程その保持が困難になる
もので、一定の空間において電熱線の表面積とこ
れを保持する構成とが互いに障害にならない様に
することが重要なことで、電熱線の表面積を非常
に大きくしたとしても、それを保持する構成によ
つて、その発熱が大きく阻害されるようなことに
なると問題点の解決にはならない。
従来において、電熱線を櫛の歯状にジクザクに
したものは、2枚の絶縁板を使用して保持してい
たものであるが、従来の様にピツチをずらして設
けた板に電熱線を挿入することは極めて多くの手
間暇がかかり、製品が高価になるばかりでなく、
このような形態にすると発熱の効果を阻害する恐
れもあり、又この形式のものを製作する時、電熱
線の折り返し部が絶縁板の孔より抜けることが多
く、製作に手間暇がかかるものであつた。
本考案はこれを絶縁板の孔より大なる膨出部を
成型し、該部と全体を保持する一枚の絶縁板とに
よつて、発熱の障害を少なくして、製作の容易な
経済的にも安価な製品を提供することを目的とし
たものである。
[問題点を解決するための手段] 次に本考案の構成について説明する。
櫛の歯状に折曲して形成した電熱線1を、一定
の間隔をおき、且つ適宜数列に孔2…を穿つた絶
縁板3の前記孔2…に貫挿させて、その中央部を
保持させ、すくなくとも電熱線1の折り返し部5
における折曲部4と前記絶縁板3との間を前記孔
2の直径より大なる形状に成型した膨出部6とし
たものである。
[作用] 本考案は以上の様な構成でこれが使用に際して
は、従来のものと同様に使用するものであるが、
本考案品を利用した発熱体は、電熱線を保持する
絶縁板が一枚であるので、発熱の効果を阻害する
ことが少なく、発熱効果が大きくなり、又絶縁板
の使用量が少なくてすむので、経済的にも安価に
提供できるものである。
[実施例] 次に図面に基づいて、本考案の実施例について
説明する。
櫛の歯状に折曲して形成した電熱線1を、一定
の間隔で、且つ2列に孔2…を穿つた絶縁板3の
夫々の孔2…に、前記電熱線1の折曲した部分を
挿入し、これらを中央部において保持させ、且つ
電熱線1の折り返し部5において、挿入した電熱
線1の折曲部4が抜け出さないように電熱線1の
折曲部4と前記絶縁板3との間を絶縁板3の孔2
の直径より大なる形状に成型した膨出部6とした
もので、これらの両端部と両面側とに保持具7・
と保持板8・を設け、電熱線1の両端にリード線
9を接続してなるものである。
第2図に示す本考案は第1図の実施例より発熱
量の大なるものを示し、4列に孔を設けているも
ので、この場合は、折り返し部5が両側に存在す
るから、すくなくとも膨出部6は6個所必要であ
り、また必要に応じて、他の部分にも膨出部6を
成型することがある。尚、第2図に示す点線は2
列目及び4列目の電熱線1を示し、実線は第1列
目及び第3列目の電熱線1を示したもので、説明
のわかり易い様に点線と実線とで表示したもので
ある。
[考案の効果] 本考案は以上の様な構成であるから、従来の構
成に比して、簡易であり、作成も容易で、絶縁板
の使用量も少なくてすみ、電熱線を保持する絶縁
板が一枚であるので、発熱の効果を阻害する構成
が少なくなり、したがつて、発熱効果が上がり、
且つ安全な製品を提供出来る等著しい効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜面図で、一
部を仮想線で示す、第2図は同本考案の第2の実
施例を示す正面図、第3図は従来の製品の断面図
を示す。 1…電熱線、2…孔、3…絶縁板、4…折曲
部、5…折り返し部、6…膨出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 櫛の歯状に折曲して形成した電熱線1を、一定
    の間隔をおき、且つ適宜数列に孔2…を穿つた絶
    縁板3の前記孔2…に貫挿させて、その中央部を
    保持させ、すくなくとも電熱線1の折り返し部5
    における折曲部4と前記絶縁板3との間を前記孔
    2の直径より大なる形状に成型した膨出部6とし
    たことを特徴とする電気発熱体。
JP3425687U 1987-03-09 1987-03-09 Expired JPH0338795Y2 (ja)

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JP3425687U JPH0338795Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

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JP3425687U JPH0338795Y2 (ja) 1987-03-09 1987-03-09

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Publication Number Publication Date
JPS63141593U JPS63141593U (ja) 1988-09-19
JPH0338795Y2 true JPH0338795Y2 (ja) 1991-08-15

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JPS63141593U (ja) 1988-09-19

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