JPH0338768Y2 - - Google Patents

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JPH0338768Y2
JPH0338768Y2 JP1986156200U JP15620086U JPH0338768Y2 JP H0338768 Y2 JPH0338768 Y2 JP H0338768Y2 JP 1986156200 U JP1986156200 U JP 1986156200U JP 15620086 U JP15620086 U JP 15620086U JP H0338768 Y2 JPH0338768 Y2 JP H0338768Y2
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JP
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contact
rubber connector
cabinet
protruding
rubber
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JP1986156200U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、コンピユータと外部記憶素子回路等
の接続に用いられ、絶縁性ゴムと導電性ゴムを交
互に積層してなるゴムコネクタの構造に関する。
〈従来の技術〉 従来、この種のゴムコネクタとしては、第3図
に示すように、絶縁性シリコンゴムなどからなる
絶縁部11と導電性シリコンゴムなどからなる導
電部12を交互に貼り合せて積層構造としたもの
が知られている。この棒状のゴムコネクタ13
は、第4図に示すように、回路基板14を収容し
たコンピユータ本体キヤビネツト15に設けられ
た開口部15aに、その導電部12を上記回路基
板14の接触端子16に接触させ、かつその上面
を開口部から僅かに突出させて挿入される。そし
て、上記導電部12に接触すべき突出する接触端
子17を有する回路基板18を下面に収容した外
部記憶素子キヤビネツト19が、矢印Aの如く上
記コンピユータ本体キヤビネツト15の上面に圧
着されて固定され、両回路基板14,18はゴム
コネクタ13を介してはんだ付けすることなく容
易に電気的に接続されるようになつている。
しかし、上記従来のゴムコネクタ13は、絶縁
部11と導電部12の高さが同じ棒状のものであ
り、全体を開口部15aから突出させる必要があ
るため、コンピユータ本体キヤビネツト15と外
部記憶素子キヤビネツト19の双方に略全幅にわ
たつて開口部を形成しなければならず、そのため
この部分のキヤビネツトの強度に問題があつた。
そこで、この問題を解決すべく第5図に示すよ
うなゴムコネクタ20が提案されている。このゴ
ムコネクタ20は、第3図の導電部12を絶縁部
11の片側に突出させて突出導電部21としたも
のであり、第6図に示すように、上記突出導電部
21のみをコンピユータ本体キヤビネツト22上
面に設けた複数の穴22aから突出させてこのキ
ヤビネツト内に収容される。そして、外部記憶素
子キヤビネツト23下面に設けた複数の穴23a
に上記突出導電部21を挿入して両キヤビネツト
22,23を固定することによつて、穴23a内
にある回路基板18の接触端子17に突出導電部
21の先端を密着させるようにして、両回路基板
14,18を電気的に接続するとともに、キヤビ
ネツト強度の向上を図つている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが、上記ゴムコネクタ20は、突出導電
部21の幅が外部記憶素子側の接触端子17に合
わせて狭く、しかも突出部の長さが絶縁部11の
高さ以上に長く形成され、極めて細長い形状であ
るため、上記接触端子17に密着せしめられた場
合、突出部に均一に圧力がかかりにくく、第7図
に示すように、折れ曲がるように変形して接触不
良を起こすという欠点がある。また、上記ゴムコ
ネクタ20は、両キヤビネツト22,23の着脱
の繰り返しによつて繰り返し圧縮応力を受ける
が、その形状が細長いため疲労劣化や疲労破断を
生じやすく、耐久性に劣るという欠点がある。
そこで、本考案の目的は、キヤビネツト強度の
向上を図ることができるとともに、圧着時の接触
導電部の異形変形を防止できて、接触不良を解消
でき、繰り返し圧縮に対する耐久性をも向上でき
る信頼性の高いゴムコネクタの構造を提供するこ
とである。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するため、絶縁部で絶縁される
ゴム製の接触導電部を備え、この接触導電部の突
出部を上記絶縁部の片側に突出させてなる本考案
のゴムコネクタの構造は、上記突出部の先端に段
をなす細径部を形成したことを特徴とする。
〈作用〉 本考案のゴムコネクタは、接触導電部の突出部
の先端に形成された段をなす細径部を、一方のキ
ヤビネツトの表面の穴から外部へ突出させるとと
もに、上記接触導電部の基端を、このキヤビネツ
トに収容された回路基板の接触端子に接触させ
て、上記一方のキヤビネツト内に装入される。接
続されるべき回路基板を収容した他方のキヤビネ
ツトの表面には、この回路基板の接触端子位置に
対応して穴が設けられており、他方のキヤビネツ
トは、この穴に上記ゴムコネクタの細径部が嵌り
込むように上記一方のキヤビネツトの表面に圧着
されて固定され、これによつて上記細径部先端が
上記接触端子に密着して、両回路基板は電気的に
接続される。このとき、上記細径部は、接触導電
部の突出部の一方のキヤビネツトから突出した先
端のごく僅かな部分であり、その基部は太径部と
なつているため、従来のような細長い形状ではな
く、従つて接触端子に密着せしめられても、圧力
が均一にかかつて、異形変形せず、接触不良を起
こすことがない、また、それ故、両キヤビネツト
の繰り返し着脱による繰り返し圧縮応力を受けて
も、疲労劣化や疲労破断を生じにくく、耐久性に
すぐれる。また、キヤビネツトに穴を設けている
ため、接続部全体を開口部にする必要がなく、キ
ヤビネツトの強度の向上と信頼性の向上を図れる
のはいうまでもない。
〈実施例〉 以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明
する。
第1図は本考案のゴムコネクタの構造を示す縦
断面図であり、1は絶縁性シリコンゴムなどから
なる柱状の絶縁部、2,2,…はこの絶縁部1に
一定間隔をあけて設けられた貫通穴1a,1a,
…に片側を突出させて嵌着した導電性シリコンゴ
ムなどからなる円柱状の接触導電部、3,3,…
はこの接触導電部2,2,…の突出部の先端に段
をなして形成した円柱状の細径部であり、このゴ
ムコネクタ4は2色成型法などによつて成型され
る。
第2図は上記ゴムコネクタ4を用いて2つの回
路基板を接続する要領を示した縦断面図であり、
ゴムコネクタ4は、上記接触導電部2,2,…の
先端の細径部3,3,…を、コンピユータ本体キ
ヤビネツト5の上面に設けられた穴5a,5a,
…から突出させるとともに、上記接触導電部2,
2,…の基端を、このキヤビネツト5に収容され
た回路基板6の接触端子7,7,…に接触させ
て、このキヤビネツト5内に装入される。一方、
接続されるべき回路基板9を収容した外部記憶素
子キヤビネツト8の下面には、この回路基板9の
接触端子10,10,…の位置に対応して穴8
a,8a,…が設けられており、この外部記憶素
子キヤビネツト8は、穴8a,8a,…に上記ゴ
ムコネクタ4の細径部3,3,…が嵌り込むよう
に、矢印Aで示す如くコンピユータ本体キヤビネ
ツト5の上面に圧着されて固定され、これによつ
て上記細径部3,3,…の先端が接触端子10,
10,…に密着して、両回路基板6,9が電気的
に接続されるようになつている。
上記構成のゴムコネクタ4の作用について次に
述べる。
ゴムコネクタ4を装入したコンピユータ本体キ
ヤビネツト5の上面に、第2図の矢印Aで示すよ
うに、外部記憶素子キヤビネツト8を圧着して固
定する場合、細径部3,3,…は、絶縁部1から
突出する接触導電部2,2,…の突出部の略上半
分のコンピユータ本体キヤビネツト5から出た僅
かな部分にすぎず、その基部は略2倍の径を有す
る太径部となつているため、従来のような細長い
形状ではなく、上記太径部で確実に支えられ、従
つて接触端子10,10,…に密着せしめられて
も、圧力が均一にかかつて折れ曲がるような異形
変形を生じず、接触不良を起こすことがない。ま
た、異形変形を生じないため、両キヤビネツト
5,8の繰り返し着脱による繰り返し圧縮応力を
受けても、疲労劣化や疲労破断を生じにくく、耐
久性にすぐれる。また、両キヤビネツト5,8の
接続部には全幅にわたる開口部を設けず、複数の
穴5a,8aを設けているので、キヤビネツトの
強度の向上とごみ侵入防止による信頼性の向上を
図ることができるのはいうまでもない。
なお、上記実施例では、接触導電部2を円柱状
としたが、これを第5図に示すような絶縁部との
交互積層構造とし、その突出部先端に段をなす狭
幅部を形成するようにしてもよい。
〈考案の効果〉 以上の説明で明らかなように、絶縁部で絶縁さ
れるゴム製の接触導電部を備え、この接触導電部
の突出部を上記絶縁部の片側に突出させてなる本
考案のゴムコネクタの構造は、上記突出部の先端
に段をなす細径部を形成しているので、2つのキ
ヤビネツト内に夫々収容された回路基板間に上記
ゴムコネクタを挾んで両キヤビネツトを互いに固
定し、両回路基板の接触端子を上記接触導電部に
圧着させて、両回路基板を電気的に接続する場
合、一方のキヤビネツトから突出する接触導電部
の上記細径部が従来のように細長い形状にならな
いため異形変形せず、接触不良が解消できるとと
もに、両キヤビネツトの繰り返し着脱に伴う繰り
返し圧縮に対する耐久性をも向上でき、また両キ
ヤビネツトの接続部に全幅にわたる開口部を設け
る必要がないため、キヤビネツトの強度の向上と
信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のゴムコネクタの構造を示す縦
断面図、第2図は上記ゴムコネクタを用いて2つ
の回路基板を接続する要領を示した縦断面図、第
3図、第5図、第7図は従来のゴムコネクタの縦
断面図、第4図、第6図は上記従来のゴムコネク
タを用いて2つの回路基板を接続する要領を示し
た縦断面図である。 1……絶縁部、2……接触導電部、3……細径
部、4……ゴムコネクタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 絶縁部で絶縁されるゴム製の接触導電部を備
    え、この接触導電部の突出部を上記絶縁部の片側
    に突出させてなるゴムコネクタの構造において、 上記突出部の先端に段をなす細径部を形成した
    ことを特徴とするゴムコネクタの構造。
JP1986156200U 1986-10-13 1986-10-13 Expired JPH0338768Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986156200U JPH0338768Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13
US07/107,765 US4927368A (en) 1986-10-13 1987-10-09 Connector
FR8714060A FR2605149B1 (fr) 1986-10-13 1987-10-12 Connecteur en caoutchouc
US07/455,177 US5033675A (en) 1986-10-13 1989-12-22 Connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986156200U JPH0338768Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6361770U JPS6361770U (ja) 1988-04-23
JPH0338768Y2 true JPH0338768Y2 (ja) 1991-08-15

Family

ID=31077599

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JP1986156200U Expired JPH0338768Y2 (ja) 1986-10-13 1986-10-13

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