JP2003086313A - Icソケット - Google Patents

Icソケット

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JP2003086313A
JP2003086313A JP2001271850A JP2001271850A JP2003086313A JP 2003086313 A JP2003086313 A JP 2003086313A JP 2001271850 A JP2001271850 A JP 2001271850A JP 2001271850 A JP2001271850 A JP 2001271850A JP 2003086313 A JP2003086313 A JP 2003086313A
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JP2001271850A
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Katsumi Suzuki
勝己 鈴木
Yuji Nakamura
雄二 中村
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Yamaichi Electronics Co Ltd
Original Assignee
Yamaichi Electronics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンタクトを金属板材から打抜き等のプレス
加工によって製作して、整列して配置してモジュールと
テストボードとに接続され、かつモジュールをがたつき
無く、しっかりと固持できる。 【解決手段】 装着されたモジュールの両面側に接触す
る複数個のコンタクトを有するICソケットにおいて、
上部に開口を有する細長いソケット本体内に前記コンタ
クトが整列して設けられ、前記コンタクトを板状と成
し、側辺接触部と下辺接触部と弾性押圧される斜辺部と
を有し、弾性押圧部材によって押圧される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モジュールの各種
テストのために、コンタクトが整列して設けられたソケ
ット本体をテストボードに取付けて成るICソケット、
特に、テストボードに取付けられたソケット本体にモジ
ュールが装着される高周波テストソケットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電気部品としてのIC素子を有す
るモジュールにおいては、モジュールの各種テストのた
めに、ソケット本体をテストボードに取付けて成るIC
ソケットに、モジュールが装着された高周波テストソケ
ット等のICソケットが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のこのようなIC
ソケットの一例が図10乃至図12に示されている。先
ず、図10は、従来におけるICソケットをテストボー
ドに取付ける時の断面図で、図11は、テストボードに
取付けられたICソケットにモジュールを装着する時の
断面図、図12は、図11の従来のICソケットにモジ
ュールを装着した時の断面図である。
【0004】図10乃至図12に示されるように、従来
におけるICソケット100は、テストボード101の
スルーホール102にICソケット100のコンタクト
106の端子107部分を通し、半田103により半田
付けして固定することによって図11等に示されるよう
に構成されている。
【0005】このような従来のICソケット100は、
絶縁性の材料で作られたソケット本体104と、このソ
ケット本体104内に配置された複数個のコンタクト1
06とから構成されており、ソケット本体104内の中
央の壁105に対して対応してコンタクト106が対に
それぞれ配置されている。
【0006】コンタクト106は、例えば弾性金属条片
から作られ、上方側の自由端が彎曲されて接触部108
を形成しており、下方の端部が固定されて端子107と
してさらに下方に延びている。
【0007】従って、このようなICソケット100に
おいてテスト等のために、例えば、図11に示されるよ
うに、テストボード101上に固着されたICソケット
100に対してモジュール110を上方から差し込んで
装着して、コンタクト106をモジュール110の両側
面に接触させてモジュール110のプリント回路の電極
または配線と接続させるようにしている。
【0008】このような従来のICソケット100にお
いては、コンタクト106の接触部108が弾力によっ
てモジュール110に接触されており、間に異物を噛み
込んだり、コンタクト106自体がへたって接触部10
8の弾力が弱まって、接触力が低下して十分な接触が得
られず、モジュール110がぐらついてしっかりと固持
できなかったり、端子107がテストボード101に半
田103によって半田付けされているためにICソケッ
ト100をテストボード101から簡単に取り外すこと
ができない等の問題が見られる。
【0009】従って、本発明の目的は、先に述べた従来
における問題を解決するために、コンタクトを金属板材
から打抜き等のプレス加工によって製作して、整列して
配置してモジュールとテストボードとに面接触をもって
接続され、かつモジュールをがたつき無く、しっかりと
固持できる高周波テストソケットのようなICソケット
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のICソケットは、装着されたモジュール
の両面側に接触する複数個のコンタクトを有するICソ
ケットにおいて、上部に開口を有する細長いソケット本
体内に前記コンタクトが整列して設けられ、前記コンタ
クトを板状と成し、側辺接触部と下辺接触部と弾性押圧
部とを有し、弾性押圧部材によって押圧されることを特
徴とする。
【0011】また、本発明のICソケットは、前記コン
タクトが、金属板材から作られて、互いに向き合うよう
に配列されていることを特徴とする。
【0012】さらに、本発明のICソケットは、前記コ
ンタクトが、内側の側辺部においてモジュールと接触
し、下辺接触部がテストボードと接触して接続されるこ
とを特徴とする。
【0013】さらにまた、本発明のICソケットは、前
記コンタクトが、前記弾性押圧部材によって押圧されて
前記モジュールとテストボードとに接触される押圧力が
作用されることを特徴とする。
【0014】本発明のICソケットは、前記弾性押圧部
材による押圧力が、前記モジュールに対する横方向の押
圧力と、前記テストボードに対する縦方向の押圧力とに
分けられて作用されることを特徴とする。
【0015】また、本発明のICソケットは、前記弾性
押圧部材が前記コンタクトの斜辺部に対して係合して押
圧することを特徴とする。
【0016】さらに、本発明のICソケットは、前記コ
ンタクトの側辺接触部と下辺接触部は、突出した形状を
成していることを特徴とする。
【0017】さらにまた、本発明のICソケットは、前
記弾性押圧部材が、整列する前記コンタクトの斜辺部に
係合していることを特徴とする。
【0018】本発明のICソケットは、前記弾性押圧部
材が、ゴムまたはシリコン等の弾性体であることを特徴
とする。
【0019】また、本発明のICソケットは、前記コン
タクトが、前記ソケット本体内に整列するように隔絶し
て収納されていることを特徴とする。
【0020】本発明のその他の目的や特徴および利点
は、添付図面に示される本発明のICソケットの実施形
態についての以下の詳細な説明から明らかになろう。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施例)本発明におけるICソ
ケットの一例が図1乃至図9に示されている。先ず、図
1は、本発明におけるICソケットの外観を示す斜視図
で、図2は、図1の本発明におけるICソケットを分解
して示す分解斜視図、図3は、図1の本発明のICソケ
ットのコンタクト部分を分解して示す斜視図で、図4
は、図3の本発明におけるコンタクトの組立て途中の斜
視図、図5は、図4のコンタクトの組立て状態を示す斜
視図で、図6は、本発明におけるICソケットをテスト
ボードに組立てるための手順の最初の工程としてICソ
ケットとテストボードを組立てる斜視図で、図7は、テ
ストボードに取付けた本発明のICソケットにモジュー
ルを装着する状態を示す斜視図、図8は、図7に続いて
本発明におけるICソケットにモジュールを装着した斜
視図で、図9は、図8に示されるように本発明における
ICソケットに装着されたモジュールに対する力の作用
状態を示す中央縦断面図である。
【0022】図1および図2は、本発明のICソケット
の外観を示す斜視図と、分解して示す分解斜視図であ
る。
【0023】図1および図2に示されるように、本発明
の一実施例におけるICソケット1は、上部に開口3を
有する細長いソケット本体2と、このソケット本体2内
に対向して配列された多数のコンタクト4と、これらコ
ンタクト4を押圧するゴムまたはシリコン等のような弾
性体から成る弾性押圧部材5とから構成されている。ソ
ケット本体2は、開口3が設けられた上部絶縁基板6
と、多数のコンタクト4を収容する下部絶縁基板7とか
ら形成されており、コンタクト4と弾性押圧部材5と
を、上部絶縁基板6と下部絶縁基板7との内部に収容す
るように上部絶縁基板6と下部絶縁基板7とを突き合せ
てピン9により位置決めをし、ねじ8によって固着され
ている。
【0024】このような本発明のICソケット1におい
て、ソケット本体2は、図示されるように、例えば適宜
な合成樹脂の絶縁材料から共に作られた細長い上部絶縁
基板6と下部絶縁基板7とら成り、上部絶縁基板6に外
方に開くようにテーパーの付けられた開口3が長手方向
に沿って設けられている。また、上部絶縁基板6と下部
絶縁基板7には、開口3と連通する内部空所10が設け
られており、この内部空所10によって形成される空間
内に多数のコンタクト4が整列して、かつ隔絶して配列
されると共に、弾性押圧部材5が図示されるように長手
方向に沿って延びるように整列して設けられており、弾
性押圧部材5の一部、すなわち内側下方の角部5aがコ
ンタクト4の斜辺部16に当接するように配置されてい
る。さらにまた、コンタクト4は、各組毎に互いに対向
して設けられており、従って、これら対向した2つのコ
ンタクト4をもって一対としている。
【0025】図2、3および図9に示されるように、本
発明のICソケット1において、コンタクト4は、ソケ
ット本体2内に開口3を挟んで対向した状態に設けられ
ており、このようなコンタクト4の組が開口3に沿って
長手方向に一定の間隔を置いて配列され、かつ隣接のコ
ンタクト4の組と隔壁12によって互いに隔絶されてい
る。このような隔壁12は、下部絶縁基板7の溝孔に差
し込まれて一定の間隔を置いて配列されており、隣接の
隔壁12との間にコンタクト4を収容する間隙を形成し
ている。なお、隔壁12は下部絶縁基板7と一体的に設
けることもできる。また、コンタクト4は、導電性の金
属薄板から型打ちプレス等のプレス加工によって図示の
ような形状に作られており、一方の側部に側辺接触部1
4が設けられ、下方に突出して先端部分が彎曲している
下辺接触部15が下部に設けられていると共に、他方の
側に傾斜した斜辺部16が形成されており、さらにま
た、上部に耳状に突き出ている突部17が設けられてい
る。
【0026】このような本発明におけるコンタクト4
は、図9に明示されるように、側辺接触部14が内側に
位置するように設けられていて、相対するコンタクト4
の側辺接触部14と対向して配置されてモジュールMの
電極mや配線部分と良好に面接触として接触されるよう
に形成されている。また、コンタクト4は、下方に突出
する下辺接触部15が下部絶縁基板7の孔21部分に嵌
合されており、この先端の下辺接触部15がテストボー
ドBの電極bや配線等に好適に面接触として接触される
ように設けられている。
【0027】さらに、コンタクト4は、斜辺部16に弾
性押圧部材5の角部5aが当接して押圧されており、コ
ンタクト4が内方に向って弾性的に押されていて、対向
するコンタクト4との間にモジュールMが挿入された時
に、側辺接触部14がモジュールMに対して接触するよ
うに形成されている。また、コンタクト4の上部の突部
17は、コンタクト4が内方に向って弾性押圧部材5に
よって押圧される時にモジュールMが挿入されていない
場合には、上部絶縁基板6の突出部11と当接してコン
タクト4が過度に傾いて外れないように形成されてい
る。
【0028】図3乃至図5に、本発明のICソケット1
におけるコンタクト4の組立て順序が示されている。な
お、これらの図においては、一方の側のコンタクト4の
みが示されているが、コンタクト4と弾性押圧部材5と
が対向して対称的にそれぞれ設けられることは勿論であ
る。
【0029】先ず、図3は、本発明のICソケットのコ
ンタクト部分を分解して示す斜視図で、図4は、図3の
本発明におけるコンタクトの組立て途中の斜視図、図5
は、図4のコンタクトの組立て状態を示す斜視図であ
る。
【0030】図示されるように、本発明のICソケット
1の組立てに際しては、先ず、図3に示される如く、下
部絶縁基板7に一定の間隔を置いて隔壁12が取付けら
れ、隔壁12間の隙間にコンタクト4が上方から差し込
まれてコンタクト4の下辺接触部15が下部絶縁基板7
の孔21に差し込まれる(図4)。次いで、弾性押圧部
材5が、上部絶縁部材6と共に取付けられて、弾性押圧
部材5の角部5aがコンタクト4の斜辺部16に当接さ
れてコンタクト4を弾性附勢し、ねじ8によって上部絶
縁部材6が下部絶縁部材7に対して固着されて、図5に
示されるようにICソケット1が形成される。この時
に、弾性押圧部材5は、角部5aがコンタクト4の斜辺
部16によって押圧されて弾性変形されることによって
コンタクト4に弾性押圧力を作用するようになる。
【0031】このように構成された本発明のICソケッ
ト1は、テストボードBに対して以下のようにして取付
けられ、モジュールMが挿入されるようになる。
【0032】図6乃至図8は、本発明のICソケット1
をテストボードBに対して組立て、モジュールMを高周
波テストするための手順を示す図で、図6は、最初の工
程としてICソケット1とテストボードBを組立てる斜
視図、図7は、テストボードBに取付けられた本発明の
ICソケット1にモジュールMを装着する状態を示す斜
視図で、図8は、図7に続いて本発明におけるICソケ
ット1にモジュールMを装着した斜視図である。
【0033】先ず、図6に示されるように、本発明のI
Cソケット1において、上部絶縁基板6と下部絶縁基板
7がねじ8によって固着されてコンタクト4を内蔵する
ように構成されたソケット本体2が、ねじ18やボル
ト、ナット等によってテストボードBに取付けられて固
着されるようになる。このようにして、テストボードB
にソケット本体2が固着された本発明のICソケット1
に対して、図7に示されるように、高周波テストされる
モジュールMがICソケット1の開口3に挿入される。
【0034】このようにして、テストボードBに取付け
られた本発明のICソケット1に、図8に示されるよう
にモジュールMが挿入されて高周波テストを良好に行う
ことができる。本発明のICソケット1に挿入されたモ
ジュールMは、両側からコンタクト4によってしっかり
と固持されて、かつ良好に接触されるので、テストボー
ドBに対して良好に接続できる。また、このような本発
明のICソケット1において、高周波テストが行なわれ
る周波数帯域は、20メガヘルツ(MH)〜800メ
ガヘルツ(MH)の範囲が好適である。
【0035】このように構成された本発明のICソケッ
ト1においては、モジュールMが挿入された時に、弾性
押圧部材5によってコンタクト4に作用される力は、以
下の通りに作用するようになる。図9に、この時の力の
作用する機能状態が示されている。
【0036】すなわち、コンタクト4の斜辺部16によ
って弾性押圧部材5の角部5aが押されて図9に示され
るように変形されるので、これによってコンタクト4の
斜辺部16に対して直角な方向に反力Fが作用されるよ
うになる。このような反力Fは、コンタクト4の斜辺部
16を介して水平な方向の分力F1と、垂直な方向の分
力F2とに分けられ、水平な方向の分力F1が、コンタ
クト4の側辺接触部14に対する接触力としてモジュー
ルMに作用してモジュールMの電極mに良好に接触する
ように作用し、また、垂直な方向の分力F2が、コンタ
クト4の下辺接触部15に対する接触力としてテストボ
ードBに作用してテストボードBの電極bと良好に接触
するように作用する。さらにまた、これら分力F1、F
2は、いずれもモジュールMとテストボードBとに対し
て直角な方向にそれぞれ作用するので、モジュールMや
テストボードBの電極m、bまたは配線に対してそれぞ
れ分力F1、F2が良好に作用して、十分な接触を得る
ことができる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の請求項
1に記載のICソケットは、装着されたモジュールの両
面側に接触する複数個のコンタクトを有するICソケッ
トにおいて、上部に開口を有する細長いソケット本体内
に前記コンタクトが整列して設けられ、前記コンタクト
を板状と成し、側辺接触部と下辺接触部と弾性押圧され
る斜辺部とを有し、弾性押圧部材によって押圧されるの
で、これによって作用される接触力がモジュールとテス
トボードに対して良好に作用されてコンタクトが好適に
面接触することができると共に、モジュールをしっかり
と固持することができる。
【0038】本発明の請求項2に記載のICソケット
は、前記コンタクトが、金属板材から作られて、互いに
向き合うように配列されているので、コンタクトがモジ
ュールの両側に当接して良好に接触し、コンタクトを好
適に製作することができる。
【0039】本発明の請求項3に記載のICソケット
は、前記コンタクトが、内側の側辺部においてモジュー
ルと接触し、下辺接触部がテストボードと接触して接続
されるので、コンタクトがモジュールとテストボードに
対して良好に面接触して接続でき、かつ容易に製作する
ことができる。
【0040】本発明の請求項4に記載のICソケット
は、前記コンタクトが、前記弾性押圧部材によって押圧
されて前記モジュールとテストボードとに接触される押
圧力が作用されるので、コンタクトがモジュールとテス
トボードに対して良好に接触できる。
【0041】本発明の請求項5に記載のICソケット
は、前記弾性押圧部材による押圧力が、前記モジュール
に対する横方向の押圧力と、前記テストボードに対する
縦方向の押圧力とに分けられて作用されるので、コンタ
クトがモジュールとテストボードに対して好適に押圧さ
れて接触することができる。
【0042】本発明の請求項6に記載のICソケット
は、前記弾性押圧部材が前記コンタクトの斜辺部に対し
て係合して押圧するので、弾性押圧部材によって押圧力
を良好に作用して接触することができる。
【0043】本発明の請求項7に記載のICソケット
は、前記コンタクトの側辺接触部と下辺接触部が、突出
した形状を成しているので、コンタクトがモジュールと
テストボードに対して良好に接触することができる。
【0044】本発明の請求項8に記載のICソケット
は、前記弾性押圧部材が、整列する前記コンタクトの斜
辺部に係合しているので、弾性押圧部材がコンタクトに
良好に押圧力を作用することができ、良好な接触を得る
ことができる。
【0045】本発明の請求項9に記載のICソケット
は、前記弾性押圧部材は、ゴムまたはシリコン等の弾性
体であるので、安価に、好適に製作することができる。
【0046】本発明の請求項10に記載のICソケット
は、前記コンタクトが、前記ソケット本体内に整列する
ように隔絶して収納されているので、コンタクトが個々
に絶縁して配置され、かつ良好に整列することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるICソケットの外観を示す斜視
図である。
【図2】図1の本発明におけるICソケットを分解して
示す分解斜視図である。
【図3】図1の本発明のICソケットのコンタクト部分
を分解して示す斜視図である。
【図4】図3の本発明におけるコンタクトの組立て途中
の斜視図である。
【図5】図4のコンタクトの組立て状態を示す斜視図で
ある。
【図6】本発明におけるICソケットをテストボードに
組立てるための手順の最初の工程としてICソケットと
テストボードを組立てる斜視図である。
【図7】テストボードに取付けた本発明のICソケット
にモジュールを装着する状態を示す斜視図である。
【図8】図7に続いて本発明におけるICソケットにモ
ジュールを装着した斜視図である。
【図9】図8に示されるように本発明におけるICソケ
ットに装着されたモジュールに対する力の作用状態を示
す中央縦断面図である。
【図10】従来のICソケットをテストボードに取付け
る時の中央縦断面図である。
【図11】図10のテストボードに取付けられた従来の
ICソケットにモジュールを装着する時の中央縦断面図
である。
【図12】図11のテストボードに取付けられた従来の
ICソケットにモジュールが装着された時の中央縦断面
図である。
【符号の説明】
1 ICソケット 2 ソケット本体 3 開口 4 コンタクト 5 弾性押圧部材 6 上部絶縁基板 7 下部絶縁基板 8 ねじ 9 ピン 10 内部空所 11 突出部 12 隔壁 14 側辺接触部 15 下辺接触部 16 斜辺部 17 突部 18 ねじ 21 孔 M モジュール m 電極 B テストボード b 電極 100 ICソケット 101 テストボード 102 スルーホール 104 ソケット本体 105 壁 106 コンタクト 107 端子 108 接触部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AD09 AG01 AG07 AG08 AG12 AG20 AH05 2G011 AA04 AA14 AA15 AB06 AB07 AC14 AC32 AE03 AF02 5E024 CA01 CB03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装着されたモジュールの両面側に接触す
    る複数個のコンタクトを有するICソケットにおいて、 上部に開口を有する細長いソケット本体内に前記コンタ
    クトが整列して設けられ、前記コンタクトを板状と成
    し、側辺接触部と下辺接触部と弾性押圧される斜辺部と
    を有し、弾性押圧部材によって押圧されることを特徴と
    するICソケット。
  2. 【請求項2】 前記コンタクトは、金属板材から作られ
    て、互いに向き合うように配列されていることを特徴と
    する請求項1記載のICソケット。
  3. 【請求項3】 前記コンタクトは、内側の側辺部におい
    てモジュールと接触し、下辺接触部がテストボードと接
    触して接続されることを特徴とする請求項1に記載のI
    Cソケット。
  4. 【請求項4】 前記コンタクトは、前記弾性押圧部材に
    よって押圧されて前記モジュールとテストボードとに接
    触される押圧力が作用されることを特徴とする請求項1
    に記載のICソケット。
  5. 【請求項5】 前記弾性押圧部材による押圧力が、前記
    モジュールに対する横方向の押圧力と、前記テストボー
    ドに対する縦方向の押圧力とに分けられて作用されるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のICソケット。
  6. 【請求項6】 前記弾性押圧部材が前記コンタクトの斜
    辺部に対して係合して押圧することを特徴とする請求項
    5に記載のICソケット。
  7. 【請求項7】 前記コンタクトの側辺接触部と下辺接触
    部は、突出した形状を成していることを特徴とする請求
    項1記載のICソケット。
  8. 【請求項8】 前記弾性押圧部材は、整列する前記コン
    タクトの斜辺部に係合していることを特徴とする請求項
    6記載のICソケット。
  9. 【請求項9】 前記弾性押圧部材は、ゴムまたはシリコ
    ン等の弾性体であることを特徴とする請求項1記載のI
    Cソケット。
  10. 【請求項10】 前記コンタクトは、前記ソケット本体
    内に整列するように隔絶して収納されていることを特徴
    とする請求項1記載のICソケット。
JP2001271850A 2001-09-07 2001-09-07 Icソケット Pending JP2003086313A (ja)

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