JPH0338609A

JPH0338609A - 内視鏡プローブ

Info

Publication number: JPH0338609A
Application number: JP1172872A
Authority: JP
Inventors: Mikito Hayashi; 幹人林
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1989-07-06
Filing date: 1989-07-06
Publication date: 1991-02-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野〉本発明は、光学系部材により被検体像を受光する内視鏡
プローブに関し、特にこの光学系部材の移動機構に関す
る。

（従来の技術）周知のように、この種の内視鏡プローブにおいては、プ
ローブを被検体体腔内に挿入し体腔内観察等を行ってい
るが、この観察等の際の被検体の苦痛緩和のため、プロ
ーブは極力細経化が求められている。

このため、この種の内視鏡プローブにおいては、プロー
ブ先端に配設され被検体像を受光するレンズ等の光学系
部材を可動することによる焦点合せ機構、あるいはズー
ム機構は設けられていなかった。

（発明が解決しようとする課題）すなわち、従来、焦点合せ機構やズーム機構をプローブ
内にコンパクトに収納しようとしても、駆動手段として
モータを用いればプローブ導中部の大径化は免れず、こ
の大径化を避けて焦点合せ機構等をプローブ導中部に内
設せずに焦点の合った撮影を行おうとすると、プローブ
先端部を被検体から合焦距離範囲に保持しながら観察を
行ったり、あるいは、入射光量を絞るため多光量の照明
用光源が必要となるピンホール方式の構成をとるしかな
かった。

本発明はこのような従来技術の問題を考慮してなされた
ものであり、プローブの細経化を妨げたり大きい光源を
必要とすることなく、焦点合せないしズーム撮影できる
内視鏡プローブを提供することを目的とする。

［発明の構成］（課題を解決するための手段〉上記目的を達成するために本発明にかかる内視鏡プロー
ブにおいては、被検体像を受光する光学系部材の移動を
ｔＪｌ音波モータで駆動する焦点合せ機構を具備するこ
とを要旨としている。

また、別の本発明は、被検体像を受光する光学系部材の
移動を超音波モータで駆動するズーム機構を具備するこ
とを要旨としている。

（作用）上述のｉ戒を具備する内視鏡プローブであれば、以下の
ような作用を奏する。すなわち、周知のように、超音波
モータを用いる駆動であれば。

従来よりあるモータによる駆動と比較して大幅に部材機
構を単純小型化できるため、この超音波モータを用いる
焦点合せ機構ないしズーム機構を内視鏡プローブに具備
することで、７０一ブ導中部の超軽化を極力妨げること
なく、また、ピンホール方式のように大きい光源を必要
とせず、焦点合せないしズーム撮影できる。

（実施例）以下、本発明にかかる内視鏡プローブの一実施例につい
て、第１図ないし第２図を参照にしながら説明する。

第１図は、前記内視鏡プローブの要部構成を示す図であ
る。

この図において、プローブ先端部１には、被検体像を受
光する光学系部材として、対物レンズ３゜接眼レンズ５
．ＣＣＤ７等が内設されている。

また、このプローブ先端部１には、ズーム機構として、
互いに対峙しプローブ長手方向（以下、単に長手方向と
いう〉に沿って配設され前記接眼レンズ５の長手方向に
沿ったスライドをガイドするガイドレール９ａ、９ｂと
、円筒状を呈し片側の周端部に接眼レンズ５を付着する
とともに前記長手方向に向けて外表面にネジ切りされた
接眼レンズフレーム１１と、この接眼レンズフレーム１
１のネジ切りと螺合するネジ切りが内表面になされた回
転筒１３と、この回転筒１３の下面に配設され回転筒１
３の回転を駆動するリング状の超音波モータ１５と、こ
の超音波モータ１５をプローブ内の定位置に固定する固
定棒１７と、が具備されている。

また、このズーム機構のプローブ奥側には、焦点合せ機
構として、前記ガイドレール９の配設延長上に互いに対
峙して配設され前記ＣＣＤ７の長手方向に沿ったスライ
ドをガイドするガイドレール１９と、円筒状を呈し上面
にＣＣＤ７を固着するとともに長手方向に向けて外表面
にネジ切りされたＣＯＤ固定台２１と、このＣＣＤ固定
白２１のネジ切りと螺合するネジ切りが内表面になされ
た回転筒２３と、この回転筒２３の下面に配設され回転
筒２３の回転を駆動する超音波モータ２５と、この超音
波モータ２５をプローブ内の定位置に固定する固定棒２
７と、が具備されている。

なお、上記超音波モータ１５，２５の作動を正逆転を選
択しながら指令するスイッチ等の指令手段を、この内視
鏡プローブに設けられる手元操作部等に配設するとよい
。

次に、上記実施例の作用について説明する。

焦点合せをする際には、前記指令手段で指令して超音波
モータ２５を作動させる。この超音波モータ２５の作動
により回転筒２３が正回転または逆回転すると、この回
転の回転方向に伴いＣＣＤ固定白２１が上方向または下
方向に移動するため、このようにして適宜ＣＣＤ７位置
を長平方向でスライドさせることで、被検体Ｐ像の焦点
合せを行える。

また、ズーム撮影する際には、指令手段で指令して超音
波モータ１５を作動させる。この超音波モータ１５の作
動により回転筒１３が正回転または逆回転すると、この
回転の回転方向に伴い接眼レンズフレーム１１が上方向
または下方向に移動するため、このように適宜接眼レン
ズ５ｔｉ置を長平方向でスライドさせることで、被検体
Ｐ像のズーム撮影を行える。

第２図は、上記実施例と別の実施例を示している、なお
、上山の第１図に示した各部材と同等の部材には同符号
を付した。

この図において、接眼レンズ５ａ、５ｂは接眼レンズフ
レーム３１により長手方向に保持されているが、これら
の接眼レンズ５ａ、５ｂを長手方向に沿ってスライド駆
動するために、棒状の超音波モータ３３が、プローブ先
端部ｌに長手方向に沿って互いに対峙して配設されてい
る。また、このようなズーム機構のプローブ先端部には
、ＣＣＤ固定台３５上に固着されるＣＣＤ７を長手方向
に沿ってスライド駆動する棒状の超音波モータ３７が、
長手方向に沿って互いに対峙して配設されている。なお
、接眼レンズ５ａ、５ｂとＣＣＤ７との間には、絞り３
９と、この絞り３９の片面に付設され絞り３９の開閉を
駆動するリング状の超音波モータ４１とが具備されてい
る。

この内視鏡プローブにおいても、上記実施例に述べたリ
ング状の超音波モータ１５．２５の作動と同様に棒状の
超音波モータ３３．３７を作動させれば、焦点合せおよ
びズーム撮影がなされる。

また、この内視鏡プローブの場合、絞り機構により、ハ
レーションを起こしている箇所の観察を行うことができ
る。

したがって、以上の本実施例においては、従来よりある
モータによる駆動と比較して大幅に部材機構を単純小型
化できる超音波モータを用い焦点合せ機構およびズーム
ｔｉ槽を構成しているため、１０一ブ導中部の細径化を
極力妨げることがない。

また、ピンホール方式でないため、大きい光源による多
量の照明光を用意しなくとも、十分な明るさで観察を行
える。

このため、プローブ先端部を被検体から合焦距離範囲に
保持しながら観察を行わなくと′も被検体から任意の位
置で焦点の合った観察を行え、検査時間の短縮、オペレ
ータの負担軽減がなされる。

また、観察したい箇所を任意の拡大率で拡大して観察す
ることが可能となり、検査の信頼性が高められる。

［発明の効果］以上説明したように１本発明にかかる内視鏡プローブに
おいては、被検体像を受光する光学系部材の移動を超音
波モータで駆動する焦点合せ機構を具備する構成、ない
し、被検体像を受光する光学系部材の移動を超音波モー
タで駆動するズーム機構を具備する構成としている。

したがって１周知のように、超音波モータを用いる駆動
であれば、従来よりあるモータによる駆動と比較して大
幅に部材機構を単純小型化できるため、この超音波モー
タを用いる焦点合せ機構ないしズーム機構を内視鏡プロ
ーブに具備することで、プローブ導中部の細径化を極力
妨げることなく、また、ピンホール方式のように大きい
光源を必要とせず、焦点合せないしズーム撮影できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる内視鏡プローブの一実施例の要
部構成説明図、第２図は第１図と別の一実施例を示す要
部構成説明図である。３・・・対物レンズ５．５ａ、５ｂ・・・接眼レンズ７・・・ＣＣＤ１５゜２５゜３３゜３７゜４１・・・超音波モータ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）被検体像を受光する光学系部材の移動を超音波モ
ータで駆動する焦点合せ機構を具備することを特徴とす
る内視鏡プローブ。
（２）被検体像を受光する光学系部材の移動を超音波モ
ータで駆動するズーム機構を具備することを特徴とする
内視鏡プローブ。