JPH0338556A - ニトリル基を含むオレフインの選択的水素化方法 - Google Patents

ニトリル基を含むオレフインの選択的水素化方法

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JPH0338556A
JPH0338556A JP2164334A JP16433490A JPH0338556A JP H0338556 A JPH0338556 A JP H0338556A JP 2164334 A JP2164334 A JP 2164334A JP 16433490 A JP16433490 A JP 16433490A JP H0338556 A JPH0338556 A JP H0338556A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は少なくとも一つのオレフィン系C−C二重結合
、及び少なくとも一つのニトリル基を含む化合物を、ル
テニウム化合物の存在において、ニトリル基をそのまま
保存しながら水素化する方法に関する。
ニトリル基を含むオレフィンの選択的水素化方法(即ち
、ニトリル結合を保存しなからC−C二重結合を水素化
する方法)は既知である。米国特許第3,700,63
7号に、ロジウム/ハロゲン錯体触媒がジエン/(メタ
)アクリロニトリル共重合体の選択的水素化に推奨され
ている。均質又は不均質な白金、ルテニウム、イリジウ
ム、パラジウム、レニウム、コバルト又は銅のような他
の金属の適合性にも言及されている。
ブタジェン/アクリウニトル共重合体のビニル系及びト
ランス形C−C二重結合は溶剤としてクロロベンゼンを
使用すれば、シスC−C二重結合及びCミN三重結合を
保存したまま、ロジウム/ハロゲン錯体触媒で定量的に
水素化できるが:他の溶剤、特にケトンでは低度の水素
化が得られるのみであるということが、ドイツ特許第2
,539.132号から既知である。
欧州特許EP−A第134.023号は触媒としてトリ
フェニルホスフィンを用いてトリス−(トリフェニルホ
スフィン)−ロジウム(I)ハロゲン化物の存在におい
て、芳香族溶剤中におけるニトリルゴムの選択的水素化
を記載している。
米国特許第4.464.515号は(i)−価のロジウ
ム水素化物錯体触媒、(i)第二の配位子及び(iii
)として(i)、(ii)及び共重合体の溶剤の存在に
おける、共役ジエン及び共重合可能な単量体の選択的水
素化を記載している。米国特許第4.503.196号
は、第二の配位子(0)の不存在下における同じ水素化
に関するものである。
ロジウムの産出は極めて限られており、且つロジウムは
化学工業のみならず、主として電気工業、ガラス工業及
びセラミック工業において、及び最近では特に自動車工
業(排出ガス抑制触媒)において使用されているから、
将来この貴金属の欠乏を来すことが考えられる。従って
ロジウム触媒を使用しない、ニトリル基を含むオレフィ
ンの選択的水素化方法、特にニトリルゴムの選択的水素
化方法を開発することが必要とされてきた。この点に関
して既に各種の提案がなされている:欧州特許EP−A
第174.576号は、溶剤として低分子量ケトン及び
触媒として下記式%式%(1) 上式中、 Xは水素、ハロゲンであり、 Llは水素、ハロゲン、随時置換されたシクロペンタジ
ェニルであり、 L2はホスフィン、ビスホスフィン又はアルシンであり
、及び nは1,2又は3であり、 及び[(L’)(t”)、1はシクロペンタジェニル 
ビスホスフィンでアル、 に対応する化合物を用いる、ニトリル基を含む不飽和重
合体の選択的水素化を記載している。
米国特許第4.795,788号は式(1)Xは水素、
ハロゲン又は5nC1,であり、Llは随時置換された
インデニルであり、L2はホスフィン、ビスホスフィン
又はアルシンであり、及び nはl又は2である、 に対応する触媒の存在においてニトリル基を含む不飽和
重合体の選択的水素化を記載している。
ドイツ特許公開公報DE−O5第3,540.918号
は下記式 %式%() 上式中、 Lはホスフィン又はアルシンであり、及びnはl又は2
である、 に対応する触媒の存在においてニトリル基を含む不飽和
化合物の選択的水素化、より詳細にはニトリルゴムの選
択的水素化を記載している。
ドイツ特許公開公報DE−O3第3.529,252号
は下記式 %式%([) 上式中、 R1はアルキル、アリール、シクロアルキル又はアラル
キルであり、 Lはホスフィン又はアルシンであり、 mはO又はlであり、 nはl又は2であり、及び pは2又は3である、 に対応する触媒の存在におけるニトリル基を含む不飽和
重合体の選択的水素化を推奨している。
欧州特許EP−A第298.386号は各種のルテニウ
ムカルボニル錯体の存在における不飽和共重合体の選択
的水素化を記載している。
水素化触媒として記載されたルテニウム錯体は空気に敏
感であり、及び/又は比較的触媒活性に乏しいので、大
量に使用しなければならない。
本発明に課された問題は、ロジウムの使用を内容とせず
、及び重合体の水素化にも使用できる、ニトリル基を含
むオレフィンの選択的水素化方法を提供することであっ
た;この水素化工程に必要な錯体は、一方では空気によ
り影響されず、及び他方では、高い触媒活性を示すもの
でなければならない。
驚くべきことには、この問題は特に選択されたルテニウ
ム触媒が水素化触媒として使用されるならば、溶剤とし
てケトンを用いて均一相中で水素化することにより成功
裏に解決されることが新規に見出された。
従って本発明は (i)有機溶剤として脂肪族C3−、ケトン及び/又は
脂環式CS−aケトンが使用され、(i)水素化触媒と
して下記式 %式%(2) 上式中、 Xは水素、ハロゲン(弗素、塩素、 5nC13であり、 Llは下記式 () ) 但しQは酸素、硫黄又はNHである、 に対応する陰イオン性残基であり、 L2はホスフィン、ビスホスフィン又はアルシンであり
、 mは0% l又は2であり、 nはl又は2であり、 pはO又はlであり、及び qはl又は2である、 に対応する化合物が使用されることを特徴とする、水素
化触媒の存在において有機溶剤中でニトリル基を含むオ
レフィンを水素で選択的に水素化する方法に関する。
L2配位子は例えば下記式 %式% に対応するものであり、R1、R1及びR3は同−又は
異なっていてもよく、そして(随時置換された)アルキ
ル、シクロアルキル、アリール又はアラルキル残基を表
す。
アルキル残基R1ないしR3は例えば、直鎖状又は分校
状の、■ないし20.好適には1ないし12、及び−層
好適には1ないし6の炭素原子を含む飽和炭化水素残基
である。
脂環式残基R′ないしR3は例えば、5ないし12、及
び好適には5ないし7の炭素原子を含む環式飽和炭化水
素残基である。
アリール残基R1ないしR3は例えば、6ないし18、
好適には6ないし12炭素原子を含むベンゼン系の芳香
族炭化水素残基である。
アラルキル残基R1ないしR3は例えば、脂肪族部分が
直鎖状又は分枝状C+−a炭化水素残基から皮り、芳香
族部分がベンゼン系の残基、好適にはフェニルである、
アリール置換アルキル残基である。
上記のアルキル、シクロアルキル、アリール及びアラル
キル残基は随時C1−、アルキル、ヒドロキシ、C+−
aアルコキシ、C,−、カルボアルコキシ、弗素又は塩
素により置換されていてもよい。
好適なL2配位子はトリフェニルホスフィン、ジエチル
フェニルホスフィン ン、トリナフチルホスフィン、ジフェニルホスフィン、
トリブチルホスフィン、トリス−(トリメトキシフェニ
ル)−ホスフィン、ビス−(トリメチルフェニル)−ホ
スフィン、ビス−(トリメトキシフェニル)−ホスフィ
ン、トリメチルフェニル−ジフェニルホスフィン、ヒス
−(ジメトキシフェニル)−7エニルホスフイン、ジメ
チルフェニル−ジフェニルホスフィン、ジメトキシフェ
ニル−ジフェニルホスフィン、トリノエニルアルシン、
ジトリルフェニルアルシン、トリス−(4−エトキシ)
−アルシン、ジフェニル−シクロへキシルアルシン、ジ
ブチルフェニルアルシン及びジエチル−フェニルアルシ
ンである。
L2配位子の他の例は下記式 上式中、 mは1ないしIOの整数であり、及び置換基R6ないし
R7はR′と同じ意味を有する、に対応するビスホスフ
ィンである。
ビスホスフィンの例は1.2−ビス−(ジフェニルホス
フィノ)−エタン、1.2−ビス−(ジフニルホスフィ
ノ)−エタン、好適には1.3− ヒス−(ジフェニル
ホスフィノ)−プロパン、及び特に1、a−ビス−(ジ
フェニルホスフィノ)−ブタンである。
好適な配位子LlはQが酸素である残基(V)である。
特に好適な触媒はビス−(2−ヒドロキシ−ピリジナト
)−ビス−(トリノエニルホスファン)−ルテニウム(
II)である。
本発明によって使用される水素化触媒及びそれ蔦の製造
方法は既知であるか又は既知の製造方法と類似の方法で
製造を行うことができる;v、アルテバーマキアン(A
ILeparmakian)、P、ミューラ(Mura
)、B、G、オルビー(Olby)及びS、D、ロビン
ンン(R。
binson)、Inorg、 ChiIIl、 Ac
ta 104 (1985) L5参照。
本発明による方法に適当なニトリル基を含むオレフィン
は、例えばアクリロニトリル、メタクリロニエリル及ヒ
シクロヘキス−3−エンニトリルを含んでいる。
本発明による方法に適当な、ニトリル基を含む好適なオ
レフィン類は、数平均ぷ、として測定された500ない
しsoo、oooの範囲、好適には1000ないし20
0,000の範囲、及び−層好適には30,000ない
し150.000の範囲の平均分子量を有する重合体で
ある。分子量爾、は標準としてポリスチレンを使用する
、ゲル透過クロマトグラフィーにより測定することがで
きる。
ニトリル基を含む好適なオレフィン系不飽和重合体は、
85ないし50重量%、及び好適には82ないし55重
量%の少なくとも一つの共役ジエン、15ないし50重
量%、及び好適には18ないし45重量%の少なくとも
一つの不飽和ニトリル、及び0ないし10重量%、及び
好適には0ないし8重量%の、共役ジエン及び不飽和ニ
トリルと共重合可能な少なくとも一つの他の単量体を含
んでいる。
適当な共役ジエンは例えば、1.3−ブタジェン、2−
メチル−1,3−ブタジェン、2.3−ジメチル−1,
3−ブタジェン及び1.3−ペンタジェンである;適当
な不飽和ニトリルはアクリロニトリル及びメタクリロニ
トリルである。
他の単量体はスチレン、o−lm−又はp−メチルスチ
レン、エチルスチレン、ビニルナフタレン及びビニルピ
リジンのような芳香族ビニル化合物、アクリル酸メタク
リル酸及びクロトン酸のような3ないし5の炭素原子を
含むa、β−不飽和モノカルボン酸、及びマレイン酸、
フマル酸、シトラコン酸及びイタコン酸のような4ない
し5の炭素原子を含むa、β−不飽和ジカルボン酸であ
り、又塩化ビニル、塩化ビニリデン、N−メチロールア
クリルアミド、及びアルキル部分に1ないし4炭素原子
を含むビニルアルキルエーテルであってもよい。
最も好適なニトリル基を含むオレフィン系不飽和重合体
は0℃以下、好適には−10°C以下にガラス転移温度
を有するニトリルゴムである。好適なニトリルゴムは5
ないし601i量%、及び好適には10ないし50ji
量%の共重合したアクリロニトリルを含むブタジェン/
アクリロニトリル共重合体である。それらは一般にIO
ないし150及び好適には25ないし80 (ML1+
4/100℃)のムーニー粘度(ドイツ工業標準規格D
IN  53523)を有する。
出発生成物として使用されるニトリル基を含むオレフィ
ン、及びそれから製造された水素化生成物の両者は、使
用される有機溶剤中で比較的高い溶解性を呈するもので
なければならない。従って、好適な溶剤はアセトン、ブ
タノン、ペンタノン、シクロペンタノン及びシクロヘキ
サノンである。
触媒の濃度(水素化されるべきニトリル基を含むオレフ
ィンを基準として、ルテニウムとして計算しI;濃度)
は一般に10ないし11000ppであり、及び好適に
は40ないし600ppmである。溶液全体を基準とし
た、ニトリル基を含むオレフィンの濃度は一般に1ない
し90重量%及び好適には5ないし40重量%である。
水素化は20ないし350パール、及び好適には30な
いし250バールの水素圧下に、80ないし200℃、
好適には100ないし180℃、及び−層好適には12
0ないし160℃で良好に行われる。
水素化の程度(出発物質中に始めに存在するC−C二重
結合の総数を基準として、水素化されたC−C二重結合
の百分率)は最高100%に達することができる。しか
し必要に応じ水素化反応を早期の段階で停止することも
できる。80%以上の水素化度を有する生成物が本発明
の方法により好適に製造される。水素化度はIR分光法
で測定することができる。
水素化反応の後、反応生成物は例えば蒸留、蒸発による
濃縮(随時減圧下で)、蒸気の噴射及び沈澱剤(非溶剤
)の添加によって溶液から分離できる。次いで反応生成
物を乾燥して残留する溶剤又は水を除去することができ
る。
水素化生成物がゴムの場合は、過酸化物又は硫黄加硫に
より又は放射線架橋により通常の方法で加硫することが
できる。優れた耐候性、耐オゾン性、耐油性及び寒冷気
候での加熱空気に対する抵抗性のために、これらの水素
化重合体は既知のようにシール、ホース、膜のような高
品質のゴム製品どして、ケーブル絶縁及びケーブル外装
用として使用できる。
実施例 l 及び2 一例トt、て、 シクロへキス−3−エン ニトリルの
水素化について本発明による方法を記載する。
実施例 1 0.51モルのシクロへキス−3−エン ニトリル及び
0.163ミリモルのRu (pyo)!(p y o
 = C* H4N  2−0  ) (= 0−03
モル%又は300ppmのRu)のアセトン溶液を0.
7Qのステンレス鋼製の撹拌式オートクレーブ中に窒素
下で導入する。30バールの水素圧に達した後に、オー
トクレーブの内容物を130℃に加熱し、水素圧を90
ないしlOバールに増大し、次いで4時間保持する。冷
却後、オートクレーブをガス抜きし、ガスクロマトグラ
フィーにより反応溶液を分析する。シクロへキス−3−
エンニトリルの転化は99%以上である。
実施例 2 触媒としてRu (pyNH)*(PPhs)x(py
NH=csH,N−2NH)を使用する以外は、実施例
1のような方法で行われる。シクロヘキス−3−エンニ
トリルの転化は99%以上である。
実施例 3ないしに れらの実施例はブタジェン/アクリロニトリル共重合体
の水素化を記載する: 実施例 3 0.2579のRu (p y 0)t(P P h 
5)t(= 200ppmのRu)を1.6 kgの窒
素−パージしたア・七トン中に溶解する。次いで34.
9重量%の共重合したアクリロニトリルを含み、29(
ML1+4 100℃)のムーニー粘度を有する160
gのブタジェン/アクリロニトリルランダム共重合体を
溶解する。得られる溶液を312のステンレス鋼製の撹
拌式オートクレーブ中に移す。水素圧が80バールに達
した後、オートクレーブの内容物を135°Cに加熱し
、その後圧力を170−180バールに増大し、そして
6時間保持する。IR分光法により測定された水素化の
程度は99%以上である。
実施例 4 実施例3の1609のブタジェン/アクリロニトリルラ
ンダム共重合体をり、6kgの窒素−パージしたアセト
ンに溶解する。得られる溶液を34のオートクレーブに
移す。水素圧が40パールに達した後、オートクレーブ
の内容物を100℃に加熱し、その後圧力を100バー
ルに増大する。
次いで30rmQのクロロベンゼンに溶解した0、38
6gのRu(pyo)z(PPhx)z(=300pp
mのRu)を水素過圧下にオートクレーブ中に導入する
。反応温度を135°Cに上げ、圧力を180バールに
上げる。4時間後、水素化度は98%以上である。
実施例 5 Ru (p y 0)z(P P h 3)2を0.2
579(’200ppmのRu)だけ使用する以外は実
施例4の方法を実施する。6時間後の水素化度は80%
である。
実施例 6 Ru(pyo)z(PPh3)2をO,193g(:1
50ppmのRu)だけ使用する以外は実施例4の方法
を実施する。6時間後の水素化度は70%である。
本発明の主なる特徴及び態様は以下の通りである。
(i)有機溶剤として脂肪族C3−、ケトン及び/又は
脂環式Cト・ケトンが使用され、 (U)水素化触媒として下記式 %式%() 上式中、 Xは水素、ハロゲン(弗素、塩素、臭素)又は5nC1
,であり、 Llは下記式 但しQは酸素、硫黄又はNHである、 に対応する陰イオン性残基であり、 L2はホスフィン、ビスホスフィン又はアルシンであり
、 mは0、l又は2であり、 nはl又は2であり、 pは0又はlであり、及び qはl又は2である、 に対応する化合物が使用されることを特徴とする、水素
化触媒の存在において有機溶剤中でニトリル基を含むオ
レフィンを水素、で選択的に水素化する方法。
2、L2がトリフェニルホスフィンである、上記lに記
載の方法。
3、pがOであり、qが2である、上記l及び2に記載
の方法。
4、rrHがOであり、nが2であり、pがOであり、
及びqが2である、上記l及び2に記載の方法。
5、溶剤としてアセトン及び/又はブタノンが使用され
る、上記lないし4に記載の方法。
6.20ないし350バールの水素圧が使用される、上
記lないし5に記載の方法。
7.80ないし200℃の温度が使用される、上記lな
いし6に記載の方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 (i)有機溶剤として脂肪族C_3_−_6ケトン及び
    /又は脂環式C_5_−_6ケトンが使用され、(ii
    )水素化触媒として下記式 RuX_m(L^1)_o(CO)_p(L^2)_q
    (IV)上式中、 Xは水素、ハロゲン(弗素、塩素、臭素)又はSnCl
    _3であり、 L^1は下記式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) 但しQは酸素、硫黄又はNHである、 に対応する陰イオン性残基であり、 L^2はホスフィン、ビスホスフィン又はアルシンであ
    り、 mは0、1又は2であり、 nは1又は2であり、 pは0又は1であり、及び qは1又は2である、 に対応する化合物が使用されることを特徴とする、水素
    化触媒の存在において有機溶剤中でニトリル基を含むオ
    レフィンを水素で選択的に水素化する方法。
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