JPH0338197Y2 - - Google Patents

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JPH0338197Y2
JPH0338197Y2 JP1984173978U JP17397884U JPH0338197Y2 JP H0338197 Y2 JPH0338197 Y2 JP H0338197Y2 JP 1984173978 U JP1984173978 U JP 1984173978U JP 17397884 U JP17397884 U JP 17397884U JP H0338197 Y2 JPH0338197 Y2 JP H0338197Y2
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JP
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film
carrier tape
strip
film carrier
sprocket
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JP1984173978U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、帯状のフイルムに金属箔を付着させ
て成る部品構成体が複数個配列されているフイル
ムキヤリアテープに係り、特にフイルムの両側縁
部に形成された移送用の小穴が金属箔にて補強さ
れているフイルムキヤリアテープに関する。
〔従来技術〕
第4A図(平面図)、第4B図(B−B断面図)
ならびに第4C図(C−C断面図)は従来のフイ
ルムキヤリアテープ1を示したものである。この
フイルムキヤリアテープ1はポリイミドやポリエ
ステルなどから成る帯状フイルム2を基材として
いるものである。この帯状フイルム2の表面なら
びに裏面には、銅箔が付着して形成された部品構
成体3a,3bが複数配列されている。この部品
構成体3a,3bは、帯状フイルム2の表裏面に
付着された銅箔をエツチングすることによつて形
成されている。この部品構成体3a,3bが、帯
状フイルム2から打ち抜かれて薄いプリント部品
が形成されるものである。この種のプリント部品
の例としては、小型モータのロータの中心に設け
られて複数のコアレスコイルを結線するコンミテ
ータや、あるいはスイツチの接点などがある。
また、帯状フイルム2の両側縁部には複数個の
小穴2aが所定のピツチにて穿設されている。第
5図に示すように、上記小穴2aには移送用のス
プロケツト4の爪4aが係止されて、スプロケツ
ト4の回転に応じて帯状フイルム2が送り出され
るようになつている。そして、スプロケツト4に
よる移送動作に連動してプレス装置が動作し、部
品構成体3a,3b部分がフイルムキヤリアテー
プ1から打ち抜かれるようになつている。
〔従来技術の問題点〕
しかしながら、従来のフイルムキヤリアテープ
1では、スプロケツト4の爪4aが係合するため
の小穴2aが帯状フイルム2自体に穿設されてい
るだけである。このように小穴2aの周囲は薄い
フイルムだけによつて形成されているため、穴周
囲の強度は弱いものである。このため、スプロケ
ツト4の爪4aによつて送り力を与える際に、小
穴2aの周囲が欠損したり変形することが多くな
る。このような場合には、スプロケツト4の回転
位置とフイルムキヤリアテープ1の送り位置との
間に誤差が生じることになり、プレス装置に対す
る部品構成体3a,3bの供給ピツチに狂いが生
じることになる。よつて、帯状フイルム2から打
ち抜かれたプリント部品に寸法の不良などが生じ
やすくなる。
〔本考案の目的〕
本考案は上記従来の問題点に着目してなされた
ものであり、帯状フイルムの両側端部に形成され
た小穴が補強されて、スプロツトの爪が係合した
際に、穴周囲に変形や損傷が生じないようにされ
たフイルムキヤリアテープを提供することを目的
としている。
〔本考案の構成〕
本考案によるフイルムキヤリアテープは、帯状
のフイルムの表面に、金属箔が付着して形成され
た部品構成体が配列されており、且つフイルムの
両側縁部には、フイルムを移送するための小穴が
所定のピツチにて形成されているものにおいて、
前記小穴の周囲部分に、前記部品構成体を形成す
る金属箔と同じ金属箔が付着して成る補強層が形
成されていることを特徴としており、スプロケツ
トの爪が係合した際に、小穴の周囲の損傷や変形
が防止されて、部品構成体が正確な送りピツチに
て移送さるようになつているものである。
〔本考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1A図は本考案によるフイルムキヤリアテー
プの一実施例を示す平面図、第1B図はそのB−
B断面図、第1C図はそのC−C断面図、第2図
はフイルムキヤリアテープを打ち抜くプレス装置
を示す正面図、第3図はフイルムキヤリアテープ
の小穴とスプロケツトとの係合状態を示す断面図
である。
フイルムキヤリアテープ10はポリイミドやポ
リエステルなどから成る帯状フイルム2が基材と
して構成されている。この帯状フイルム2自体は
第4A図に示した従来のものと同じである。この
帯状フイルム2には所定の模様が形成され、また
必要に応じて穴が穿設されている。帯状フイルム
2の両側端にはフイルム送り用の小穴2aが所定
のピツチにて穿設されている。
帯状フイルム2の表面ならびに裏面には、銅箔
が付着して形成された部品構成体3a,3bが複
数配列されている。この部品構成体3a,3bは
間隔を開け、あるいは間隔を開けることなく所定
ピツチにて配列されている。この部品構成体3
a,3bが形成されている部分は、後に第2図に
示すプレス装置11によつて帯状フイルム2から
打ち抜かれ、薄いプリント部品10aとなるもの
である。前述の如く、この種のプリント部品10
は、小型モータのロータの中心に設けられて複数
のコアレスコイルを結線するコンミテータや、ス
イツチの接点などとして使用される。
また、帯状フイルム2の両側縁部の表裏面には
銅箔が付着した帯状の補強層5が形成されてい
る。この補強層5は小穴2aを囲むように形成さ
れており、この補強層5の肉厚部分だけ小穴2a
の周縁は補強されて変形や損傷しにくくなつてい
る。
上記の補強層5と部品構成体3a,3bは共通
の工程によつて形成される。すなわち、製造工程
においては、帯状フイルム2の表裏全面に銅箔が
付着される。前記小穴2aは、帯状フイルム2と
銅箔とを同時に打ち抜くことによつて穿設され
る。そしてエツチングにより、銅箔を残して前記
部品構成体3a,3bと補強層5が形成される。
次に本考案の作用について説明する。
フイルムキヤリアテープ10は、第2図に示す
供給ロール12に巻かれ、プレス装置11により
打ち抜かれた後に巻取りロール13によつて巻き
取られる。フイルムキヤリアテープ10はスプロ
ケツト4によつて移送される。このスプロケツト
4の爪4aは、フイルムキヤリアテープ10の小
穴2aに係合し(第3図参照)、フイルムキヤリ
アテープ10を正確に移送する。このスプロケツ
ト4によるフイルムキヤリアテープ10の移送に
合せてプレス装置11が動作し、フイルムキヤリ
アテープ10のうちの部品構成体3a,3bの部
分が打ち抜かれてプリント部品10aが形成され
る。
上記スプロケツト4によつてフイルムキヤリア
テープ10が移送される際、小穴2aの周囲は銅
箔による補強層5によつて補強されているので、
爪4aの圧力によつて小穴2aの周囲が損傷した
り変形したりすることがない。したがつて、フイ
ルムキヤリアテープ10の移送ピツチは正確なも
のになり、プレス装置による打ち抜き位置の誤差
がなくなり、プリント部品10aの不良が生じな
くなる。
〔本考案の効果〕
以上のように本考案によれば以下に列記する効
果を奏するようになる。
1 帯状フイルムの両側縁部に形成させている送
り用の小穴の周囲が補強層によつて補強されて
いるので、スプロケツトにより帯状フイルムに
送り力を与える場合に、小穴の周縁部が損傷し
たり変形することがない。したがつて、プレス
工程にてフイルムキヤリアテープを正確に送り
出すことができるようになり、プレス装置によ
つて打ち抜かれるプリント部品に不良が生じな
くなる。
2 小穴の周囲を補強する補強層は前記部品構成
体を形成する金属箔と同じ金属箔によつて形成
されるので、この補強層を回路構成体と共にエ
ツチング形成できる。よつて、補強層の形成の
ための特別な工程は不要であり、コストを高く
することもない。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本考案の一実施例によるフイルムキ
ヤリアテープを示す平面図、第1B図は第1A図
のB−B断面図、第1C図は第1A図のC−C断
面図、第2図はフイルムキヤリアテープを打ち抜
くプレス装置を示す正面図、第3図はスプロケツ
トによつてフイルムキヤリアテープが送られる状
態を示す断面図、第4A図は従来のフイルムキヤ
リアテープを示す平面図、第4B図は第4A図の
B−B断面図、第4C図は第4A図のC−C断面
図、第5図は従来のフイルムキヤリアテープをス
プロケツトにて送る状態を示す断面図である。 2…帯状フイルム、2a…小穴、3a,3b…
部品構成体、4…スプロケツト、5…補強層、1
0…フイルムキヤリアテープ、11…プレス装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯状のフイルムの表面に、金属箔が付着して形
    成された部品構成体が配列されており、且つフイ
    ルムの両側縁部には、フイルムを移送するための
    小穴が所定のピツチにて形成されているフイルム
    キヤリアテープにおいて、前記小穴の周囲部分に
    は、前記部品構成体を形成する金属箔と同じ金属
    箔が付着して成る補強層が形成されていることを
    特徴とするフイルムキヤリアテープ。
JP1984173978U 1984-11-16 1984-11-16 Expired JPH0338197Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984173978U JPH0338197Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984173978U JPH0338197Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

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Publication Number Publication Date
JPS6188948U JPS6188948U (ja) 1986-06-10
JPH0338197Y2 true JPH0338197Y2 (ja) 1991-08-13

Family

ID=30731610

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JP1984173978U Expired JPH0338197Y2 (ja) 1984-11-16 1984-11-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831130B2 (ja) * 1977-06-29 1983-07-04 新東工業株式会社 送受信装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831130U (ja) * 1981-08-24 1983-03-01 日本スチレンペ−パ−株式会社 連続成型用発泡合成樹脂シ−ト

Patent Citations (1)

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JPS5831130B2 (ja) * 1977-06-29 1983-07-04 新東工業株式会社 送受信装置

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JPS6188948U (ja) 1986-06-10

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