JPH0338022Y2 - - Google Patents

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JPH0338022Y2
JPH0338022Y2 JP6777684U JP6777684U JPH0338022Y2 JP H0338022 Y2 JPH0338022 Y2 JP H0338022Y2 JP 6777684 U JP6777684 U JP 6777684U JP 6777684 U JP6777684 U JP 6777684U JP H0338022 Y2 JPH0338022 Y2 JP H0338022Y2
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JP
Japan
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quarter
panel
fuel filler
filler bracket
fuel
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JP6777684U
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JPS60179528U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の燃料給入部位近傍の各パネ
ルの接合構造を改良した自動車の車体構造に関す
る。
第1図は自動車の車体1の外観を示すもので、
この車体1の後側部2には第2図に示すように燃
料供給部3が設けられている。また、車体1の後
側部2は第3図に示すように外部側のクオータア
ウタパネル4と内部側のクオータインナアツパパ
ネル5およびホイールハウスインナパネル6とに
よつて略袋状に形成されており、このホイールハ
ウスインナパネル6の内面側にリヤフロアパネル
7の端縁部がスポツト溶接によつて接合されてい
る。さらに、クオータアウタパネル4の板面には
給油用ドア8によつて開閉される開口部9が形成
されている。このクオータアウタパネル4の開口
部9の内側にはフユーエルフイラブラケツト10
が配設されている。このフユーエルフイラブラケ
ツト10は一面が開口された略箱形の部材で、こ
のフユーエルフイラブラケツト10の開口端面側
に形成された取付フランジ11がクオータアウタ
パネル4の開口部9の周縁部内面側に構造用接着
剤によつて接合されている。また、このフユーエ
ルフイラブラケツト10の下面には燃料導入用の
燃料管12を挿通する挿通孔13が形成されてい
る。さらに、このフユーエルフイラブラケツト1
0の下方にはクオータインナロアパネル14が配
設されている。このクオータインナロアパネル1
4は上端部がホイールハウスインナパネル6の上
端部とともにクオータインナアツパパネル5の下
端部にスポツト溶接によつて接合され、下端部が
クオータアウタパネル4の下端部にスポツト溶接
によつて接合されている。さらに、このクオータ
インナロアパネル14にはフユーエルフイラブラ
ケツト10の挿通孔13と対向する位置に同様に
燃料管12の挿通孔15が形成されており、これ
らの両挿通孔13,15の位置を合致させた状態
でクオータインナロアパネル14にフユーエルフ
イラブラケツト10がスポツト溶接によつて固着
されている。また、燃料管12の外周面には取付
フランジ16がスポツト溶接によつて固着されて
いる。そして、この燃料管12の先端部が下方か
らクオータインナロアパネル14の挿通孔15お
よびフユーエルフイラブラケツト10の挿通孔1
3に挿通され上方側に導出された状態で燃料管1
2の取付フランジ16がフユーエルフイラブラケ
ツト10およびクオータインナロアパネル14に
ねじ止めされて固定されている。なお、17は燃
料管12の先端の注入口に着脱可能に装着された
フイラキヤツプである。
ところで、上記従来構成のものにあつては車体
1の後側部2の製造作業時にクオータアウタパネ
ル4の上端部とクオータインナアツパパネル5の
上端部とをスポツト溶接した状態でフユーエルフ
イラブラケツト10とクオータインナロアパネル
14とをスポツト溶接した場合にはフユーエルフ
イラブラケツト10が邪魔になつてクオータイン
ナアツパパネル5とホイールハウスインナパネル
6およびクオータインナロアパネル14とのスポ
ツト溶接を行なうことができなくなる問題があつ
た。そのため、フユーエルフイラブラケツト10
とクオータインナロアパネル14とをスポツト溶
接する前にクオータインナアツパパネル5とホイ
ールハウスインナパネル6およびクオータインナ
ロアパネル14とのスポツト溶接を行なう必要が
あり、ホイールハウスインナパネル6とクオータ
アウタパネル4との間の最大幅寸法αを比較的大
きく設定し、かつ第4図に示すような特殊な形状
の溶接ガン18によつてフユーエルフイラブラケ
ツト10とクオータインナロアパネル14とのス
ポツト溶接を行なう必要があつた。しかしなが
ら、このように特殊な形状の溶接ガン18を製作
する場合にはその作業が面倒なものとなるうえ、
コスト高ともなる問題があつた。さらに、ホイー
ルハウスインナパネル6とクオータアウタパネル
4との間の最大幅寸法αが比較的大きくなつてい
たので、車体1の室内の内部空間が狭くなる問題
もあつた。
この考案は上記事情を考慮してなされたもの
で、その目的は、車体の後側部の製造作業の容易
化を図ることができるとともに、車体室内の内部
空間を広げることができ、加えてフユーエルフイ
ラブラケツトの結合強度を高めることができる自
動車の車体構造を提供することにある。
以下、この考案の一実施例を第5図乃至第7図
を参照して説明する。なお、第5図乃至第7図中
で第1図乃至第4図と同一部分には同一の符号を
付してその説明を省略する。すなわち、この考案
はフユーエルフイラブラケツト10にクオータイ
ンナロアパネル14の上端部とともにクオータイ
ンナアツパパネル5の下端部およびホイールハウ
スインナパネル6の上端部をそれぞれスポツト溶
接によつて固着したことを特徴とするものであ
る。この場合、クオータインナロアパネル14に
おけるフユーエルフイラブラケツト10との接合
部分はフユーエルフイラブラケツト10の外面形
状に沿つて略同形状に形成されており、フユーエ
ルフイラブラケツト10とクオータインナロアパ
ネル14との接合部分は重ね合わされた状態でス
ポツト溶接によつて強固に固着されている。
そこで、上記構成のものにあつてはフユーエル
フイラブラケツト10にクオータインナロアパネ
ル14の上端部とともにクオータインナアツパパ
ネル5の下端部およびホイールハウスインナパネ
ル6の上端部がそれぞれスポツト溶接によつて固
着される構成になつているので、フユーエルフイ
ラブラケツト10にホイールハウスインナパネル
6をスポツト溶接する前にフユーエルフイラブラ
ケツト10とクオータインナロアパネル14とを
スポツト溶接によつて接合することができる。そ
のため、第7図に示すようにフユーエルフイラブ
ラケツト10とクオータインナロアパネル14と
のスポツト溶接作業を通常の溶接ガン19で行な
うことができ、従来に比べて溶接作業の容易化お
よびコスト低下を図ることができる。また、フユ
ーエルフイラブラケツト10とクオータインナロ
アパネル14とを接合した状態でホイールハウス
インナパネル6とスポツト溶接することができる
ので、従来に比べてホイールハウスインナパネル
6とクオータアウタパネル4との間の最大幅寸法
βを比較的狭くすることができ、車体1の室内の
内部空間を広くすることができる。さらに、従来
に比べてフユーエルフイラブラケツト10のスポ
ツト溶接部分を増加することができるので、フユ
ーエルフイラブラケツト10の結合強度を高める
ことができ、安全性の一層の向上を図ることがで
きる。
なお、この考案は上記実施例に限定されるもの
ではなく、この考案の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形実施できることは勿論である。
以上説明したように、この考案によれば燃料導
入用の燃料管の先端部が取付けられたフユーエル
フイラブラケツトにクオータインナロアパネルの
上端部とともにクオータインナアツパパネルの下
端部およびホイールハウスインナパネルの上端部
をそれぞれ固着したので、車体の後側部における
燃料供給部位近傍部位の製造作業の容易化を図る
ことができるとともに、車体室内の内部空間を広
げることができ、加えてフユーエルフイラブラケ
ツトの結合強度を高めて安全性を一層高めること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は従来例を示すもので、第1
図は自動車の車体の外観を示す側面図、第2図は
燃料供給部を示す側面図、第3図は第2図の−
線断面図、第4図はフユーエルフイラブラケツ
トとクオータインナロアパネルとのスポツト溶接
の作業状態を示す要部の縦断面図、第5図乃至第
7図はこの考案の一実施例を示すもので、第5図
は要部の縦断面図、第6図は同分解斜視図、第7
図はフユーエルフイラブラケツトとクオータイン
ナロアパネルとのスポツト溶接の作業状態を示す
要部の縦断面図である。 1……車体、2……後側部、4……クオータア
ウタパネル、5……クオータインナアツパパネ
ル、6……ホイールハウスインナパネル、8……
給油用ドア、9……開口部、10……フユーエル
フイラブラケツト、12……燃料管、14……ク
オータインナロアパネル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の後側部が外部側のクオータアウタパネル
    と内部側のクオータインナアツパパネルおよびホ
    イールハウスインナパネルとによつて略袋状に形
    成されるとともに、前記クオータアウタパネルに
    給油用ドアによつて開閉される開口部が形成さ
    れ、燃料導入用の燃料管の先端部が取付けられた
    略箱形のフユーエルフイラブラケツトが前記クオ
    ータアウタパネルの開口部の内側に配設され、か
    つ上端部が前記クオータインナアツパパネル、下
    端部が前記クオータアウタパネルにそれぞれ接合
    されたクオータインナロアパネルに前記フユーエ
    ルフイラブラケツトが固着された自動車の車体構
    造において、前記フユーエルフイラブラケツトに
    前記クオータインナロアパネルの上端部とともに
    前記クオータインナアツパパネルの下端部および
    前記ホイールハウスインナパネルの上端部をそれ
    ぞれ固着したことを特徴とする自動車の車体構
    造。
JP6777684U 1984-05-11 1984-05-11 自動車の車体構造 Granted JPS60179528U (ja)

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JPS60179528U JPS60179528U (ja) 1985-11-28
JPH0338022Y2 true JPH0338022Y2 (ja) 1991-08-12

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