JPH0337883Y2 - - Google Patents

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JPH0337883Y2
JPH0337883Y2 JP837086U JP837086U JPH0337883Y2 JP H0337883 Y2 JPH0337883 Y2 JP H0337883Y2 JP 837086 U JP837086 U JP 837086U JP 837086 U JP837086 U JP 837086U JP H0337883 Y2 JPH0337883 Y2 JP H0337883Y2
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JP
Japan
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model
protrusion
protrusions
groove
mold
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JP837086U
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JPS62123319U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、クツシヨン絞りなどの金型加工に
用いられ、プレス品に加工時のしわが発生しない
ようにプレス品を押さえておくしわ押さえ面を有
するプレス用の金型を、倣い加工により製造する
際に原型として使用されるプレス金型用倣いモデ
ルに関するものである。
従来の技術 周知のように、クツシヨン絞りなどの金型加工
に用いられるプレス金型は加工の際に被加工材に
しわが発生しないようにしわ押さえ面が形成され
ており、このしわ押さえ面には被加工材に当接さ
せる突部が形成されている。
このようなプレス金型を倣い加工で製造する場
合には、プレス金型の近似形状のモデルを原型と
して用い、このモデルに倣い端と接触させること
により加工をしてプレス金型を製造している。
このモデルには前記しわ押さえ面の基本となる
ようにモデル面が形成されており、このモデル面
に、プレス品への押さえになるように金型のしわ
押さえ面に形成される突部の基本となるように同
様に突部が形成されている。
従来、しわ押さえ面の基本となるモデル面に形
成されている突部は第4図A〜Cに示されるよう
に、モデル面10の所定箇所にケガキ具11a,
11aにより一定の間隔を持つて2本の平行なケ
ガキ線11,11を入れ(A図)、このケガキ線
間のモデル面を粗面にするように掘り込みきず1
2を入れ、前記ケガキ線11,11に沿つてシー
トワツクス13,13を用いて堰立てを行ない、
このシートワツクス13,13間に流動状のモデ
ル材料14を流し込むと、モデル材料14は固化
して前記掘り込みきず12によりモデル面10に
固着する(B図)。この固化したモデル材料14
を先端に平坦面15aと突部形状に合わせた凹面
15bとで形成された断面ゲージ15で形状修正
してその突部16が形成されている(C図)。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のプレス金型用モデルで
は、しわ押さえ面の基本となるモデル面10に形
成された突部16は例えば手作業でのケガキ線入
れや堰立て内へのモデル材料の流し込みや、さら
に断面ゲージでの形状修正などが行なわれている
ため、手作業に基づくヨタリなどが生じ、突部の
位置がずれたり形状が乱れてその精度は良好では
ない。このような突部に基づいて形成された金型
の突部によつてはプレス品を効果的にしわ押さえ
することが困難であり、プレス品に加工時のしわ
などが発生してしまい製品品質が低下するという
問題点がある。
また突部の形成には上記のように多工程を要す
るためリードタイムが長くなり作業効率も良好で
はないという問題点がある。
この考案は上記問題点を解決することを基本的
な目的とし、シワ押さえ面の基本となるモデル面
に位置および形状精度が優れた突部が形成されて
おり、しかもその突部の形成も効率よく行なうこ
とができるプレス金型用モデルを提供するもので
ある。
問題点を解決するための手段 すなわちこの考案のプレス金型用モデルは、倣
い加工によりしわ押さえ面の基本となるモデル面
の所定箇所に溝が形成されており、この溝に予め
用意された柔軟性材料が嵌め込まれるように固定
されて突部が形成されていることを特徴とするも
のである。
作 用 この考案によれば、金型のしわ押さえ面の基本
となるモデル面には予め用意された軟質性材料
を、そのモデル面の所定箇所に形成された溝に嵌
め込んで固定されるようにして突部が形成されて
いるので、その突部を形成することは嵌め込みに
より容易に行なうことができ、しかもこのような
形成により位置および形状の精度が優れた突部が
得られる。このような突部を有するモデルにより
形成された金型は効果的にしわ押さえをすること
ができ、品質が優れたプレス品を製造することが
できる。
さらに、このような突部は上記のような少ない
工程で形成することができるので、簡略な工程に
より作業効率がよくプレス金型用倣いモデルが製
造される。
実施例 次にこの考案の一実施例を添附図面に基づいて
説明する。
モデル本体1はプレス金型(図示しない)の製
造に際し倣い加工の原型となるようにプレス金型
に近似した形状にされており、このモデル本体1
のモデル面2はプレス金型のしわ押さえ面の基本
となるものである。
このモデル面2の所定箇所にNC加工などによ
り刃具7所定深さおよび所定幅で溝3が形成され
ている。
予めこの溝3に適合するようにして用意された
ビニールチユーブ4を溝3に嵌め込み、接着剤5
により固定する。この際に溝はビニールチユーブ
4に合わせて用意されており、しかもビニールチ
ユーブ4は柔軟性材料であるので直線状に形成さ
れていない溝3にも容易かつ正確に嵌め込むこと
ができる。このビニールチユーブ4の溝3に対す
る嵌め込みにより溝3からはみ出したビニールチ
ユーブ4の一部により突部6が形成される。
このようにして形成された突部6は所定箇所に
正確に形成でき、ビニールチユーブ4の一定のは
み出し量およびその形状により突部6の形状精度
も良好となる。
また突部6を形成するための工数を上述のよう
に少なくすることができ、効率よく突部を形成で
き、ひいてはプレス金型用モデルを効率よい製造
工程により得ることができる。
この突部6によりプレス金型のしわ押さえ面に
位置および形状品質が優れた突部を形成すること
ができ、プレス品のしわ押さえを効果的に行なえ
るので、品質の優れたプレス製品を得ることがで
きる。
なお、この実施例では溝に嵌め込む柔軟性材料
としてビニールチユーブを用いたが、その形状が
筒状のものに限定されるものではなく、突部の所
望形状に合わせ、モデル面に溝を形成したり、予
め柔軟性材料を用意すればよく、例えば台形状の
突部が形成されたものであつてもよい。
さらに柔軟性材料の材質もビニールに限定され
るものではなく、要はモデル面に形成されいる直
線状でないような溝にも容易に嵌め込むことがで
きるように柔軟性を有しているとともに倣い加工
において正確な倣いが可能な材質からなるもので
あればよい。
このような柔軟性材料の溝への固定方法も前述
の実施例に示すように接着剤による接着に限定さ
れるものではない。
さらにこのようにプレス金型用モデルのモデル
面に形成される突部の位置に合わせて形成される
溝の位置も図示したものに限定されるものではな
く、しわ押さえを効率よく行なえるように所望位
置に適宜形成することができ、このような溝にも
柔軟性材料により精度の優れた突部を形成するこ
とができる。
考案の効果 以上説明したようにこの考案によれば倣い加工
によりしわ押さえ面の基本となるモデル面に、そ
の面に形成された溝に柔軟性材料を嵌め込むよう
に固定して突部を形成したので突部を形成する際
にも嵌め込みにより容易に行なうことができ、作
業効率が向上する。しかもこのようにして形成さ
れた突部はその位置および形状の精度が優れてお
り、このモデルにより製造された金型はしわ押さ
せを効果的に行なうことができ、ひいては品質の
優れたプレス製品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は突部の形成過程を示す一部断面図、第3図
はこのようにして形成された突部を示すための一
部断面図、第4図A〜Cは従来の突部の形成過程
を示す一部断面図である。 1……モデル本体、2……モデル面、3……
溝、4……ビニールチユーブ、5……接着剤、6
……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 倣い加工によりプレス金型のしわ押さえ面の基
    本となるモデル面の所定箇所に溝が形成されてお
    り、この溝に予め用意された柔軟性材料が嵌め込
    まれるように固定されて突部が形成されているこ
    とを特徴とするプレス金型用倣いモデル。
JP837086U 1986-01-23 1986-01-23 Expired JPH0337883Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP837086U JPH0337883Y2 (ja) 1986-01-23 1986-01-23

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP837086U JPH0337883Y2 (ja) 1986-01-23 1986-01-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62123319U JPS62123319U (ja) 1987-08-05
JPH0337883Y2 true JPH0337883Y2 (ja) 1991-08-09

Family

ID=30792682

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP837086U Expired JPH0337883Y2 (ja) 1986-01-23 1986-01-23

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JPS62123319U (ja) 1987-08-05

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