JPS5924558Y2 - マ−ク彫刻工具 - Google Patents
マ−ク彫刻工具Info
- Publication number
- JPS5924558Y2 JPS5924558Y2 JP8060078U JP8060078U JPS5924558Y2 JP S5924558 Y2 JPS5924558 Y2 JP S5924558Y2 JP 8060078 U JP8060078 U JP 8060078U JP 8060078 U JP8060078 U JP 8060078U JP S5924558 Y2 JPS5924558 Y2 JP S5924558Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- tip
- marking
- engraving
- mark
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Turning (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は主に時計側の裏蓋表面に、キャリバ一番号、
固有番号等のマークを形成する工具に関するものである
。
固有番号等のマークを形成する工具に関するものである
。
従来裏蓋マークを得る手段として、プレスによる打刻、
刃具の回転による彫刻、エツチング等がある。
刃具の回転による彫刻、エツチング等がある。
しかしこれらの手段によると、打刻法は刻印パンチをプ
レスにより部品表面に打刻転写するために、座屈、返り
が発生し、美観も損われ、高級感に乏しかった。
レスにより部品表面に打刻転写するために、座屈、返り
が発生し、美観も損われ、高級感に乏しかった。
また彫刻では刃物による切削のため、刃物の寿命が著し
く短かく、作業能率も極めて悪いため量産上の問題があ
った。
く短かく、作業能率も極めて悪いため量産上の問題があ
った。
さらにエツチング法では工程数が多く単価が割高となり
、マーク自体が表面侵食によって形成されるため溝の両
サイドがギザギザとなって美観も損われた。
、マーク自体が表面侵食によって形成されるため溝の両
サイドがギザギザとなって美観も損われた。
以上のように従来の手段では、能率面、美観面でそれぞ
れ一長一短があり、高級品の量産においては加工上のネ
ックとなっていた。
れ一長一短があり、高級品の量産においては加工上のネ
ックとなっていた。
本考案は上記の欠点を除去するため、従来の彫刻の利点
を生かし彫刻の持つ美観をさらに向上させ、かつ刃具の
考案により均一なマークを能率良く生産することを目的
としたものである。
を生かし彫刻の持つ美観をさらに向上させ、かつ刃具の
考案により均一なマークを能率良く生産することを目的
としたものである。
以下図面に示す実施例に基づき、本考案を説明する。
第1図は従来の彫刻工具によるマーキングの断面であり
、従来の彫刻キリ2の回転によって裏蓋体1の表面を切
断し彫刻を行なうものである。
、従来の彫刻キリ2の回転によって裏蓋体1の表面を切
断し彫刻を行なうものである。
第2図は従来の一般的な彫刻キリの刃部先端2aを示し
たものである。
たものである。
これに対し本考案は第3図に示す新規に考案された端子
3を用い、彫刻機等によって回転をかけず裏蓋表面を一
定の圧力で押しつけた状態でこすりつけることによって
、均一なマークを形成するものである。
3を用い、彫刻機等によって回転をかけず裏蓋表面を一
定の圧力で押しつけた状態でこすりつけることによって
、均一なマークを形成するものである。
先端端子3aは内部に遊挿された弾性材3bによって伸
縮する。
縮する。
3Cは弾性材を固定し、かつバネの強さを調節するため
の小ネジである。
の小ネジである。
第4図は超硬製の端子を示し、通常60’の円錐の先端
部に100分のlQm/mのRを設けるのが最適である
。
部に100分のlQm/mのRを設けるのが最適である
。
またこの端子3aの先端は鏡面に研磨され圧入移動のと
き、被加工物が鏡面に転写されるようにしである。
き、被加工物が鏡面に転写されるようにしである。
また端子の被加工物への喰込み深さは100分の1〜3
m/mが適当であり、端子の上げ下げによって調節する
。
m/mが適当であり、端子の上げ下げによって調節する
。
また第5図のようにダイヤモンド端子4aを使用すれば
、より高級感のあるマークを得られる。
、より高級感のあるマークを得られる。
第6図は本考案の端子を使用したマーキングの一仕様例
である。
である。
本考案は上記のように弾性材によって伸縮する機構を持
ち、かつ鏡面に研摩された端子を圧して移動することに
より、マーク形成を行なうため、従来の切削による彫刻
に較べ数倍の早さの能率向上が計れるとともに刃具寿命
の点でも解梢され、はとんど半永久的な耐命度を持たせ
ることが可能である。
ち、かつ鏡面に研摩された端子を圧して移動することに
より、マーク形成を行なうため、従来の切削による彫刻
に較べ数倍の早さの能率向上が計れるとともに刃具寿命
の点でも解梢され、はとんど半永久的な耐命度を持たせ
ることが可能である。
さらに端子の伸縮機構のために、被加工物の平面凹凸を
吸収でき、均一で、高級感のある従来にはない新しい感
覚のマークを高能率で得られることか可能となった。
吸収でき、均一で、高級感のある従来にはない新しい感
覚のマークを高能率で得られることか可能となった。
第1図は従来の刃具回転による実施例断面図である。
第2図は従来の一般的彫刻キリを示す先端部の斜視図で
ある。 第3図は本考案のマーク形成工具を示す断面図である。 第4図は超硬端子先端部を示す側面図である。 また第5図はダイヤモンド使用例を示す工具先端部の側
面図である。 第6図は裏蓋マーク実施例の斜視図である。 1・・・・・・裏蓋、2・・・・・・彫刻キリ、2a・
・・・・・刃部、3・・・・・・こすりつけマーキング
用端子、3a・・・・・・先端端子、3b・・・・・・
弾性体、3C・・・・・・小ネジ、4a・・・・・・ダ
イヤ部。
ある。 第3図は本考案のマーク形成工具を示す断面図である。 第4図は超硬端子先端部を示す側面図である。 また第5図はダイヤモンド使用例を示す工具先端部の側
面図である。 第6図は裏蓋マーク実施例の斜視図である。 1・・・・・・裏蓋、2・・・・・・彫刻キリ、2a・
・・・・・刃部、3・・・・・・こすりつけマーキング
用端子、3a・・・・・・先端端子、3b・・・・・・
弾性体、3C・・・・・・小ネジ、4a・・・・・・ダ
イヤ部。
Claims (1)
- 先端部を円すい形に形成し、鏡面仕上げ又はダイヤモン
ド部を形成した先端端子と、前記先端端子を一端軸方向
に摺動自在に保持する円筒状のマーキング用端子と、前
記マーキング用端子の円筒内で前記先端端子を一端方向
に弾性的に保持する弾性体及び前記マーキング用端子の
他端に前記弾性体の弾性圧を調整するために設けた小ね
じとから成り、前記マーキング用端子を介して先端端子
を被加工物表面に定圧で押圧してマークを形成するよう
にしたマーク彫刻工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8060078U JPS5924558Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | マ−ク彫刻工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8060078U JPS5924558Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | マ−ク彫刻工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54181398U JPS54181398U (ja) | 1979-12-21 |
JPS5924558Y2 true JPS5924558Y2 (ja) | 1984-07-20 |
Family
ID=28999656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8060078U Expired JPS5924558Y2 (ja) | 1978-06-13 | 1978-06-13 | マ−ク彫刻工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5924558Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-06-13 JP JP8060078U patent/JPS5924558Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54181398U (ja) | 1979-12-21 |
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