JPH0337821B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0337821B2 JPH0337821B2 JP61070445A JP7044586A JPH0337821B2 JP H0337821 B2 JPH0337821 B2 JP H0337821B2 JP 61070445 A JP61070445 A JP 61070445A JP 7044586 A JP7044586 A JP 7044586A JP H0337821 B2 JPH0337821 B2 JP H0337821B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- dam
- dam block
- endless
- sprocket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009749 continuous casting Methods 0.000 claims description 14
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 230000008859 change Effects 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/0648—Casting surfaces
- B22D11/066—Side dams
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本発明は下向きに傾斜して連続走行する鋳片鋳
造用モールドを形成する無限軌道式連続鋳造機に
関する。
造用モールドを形成する無限軌道式連続鋳造機に
関する。
従来この種の無限軌道式連続鋳造機には、モー
ルド領域の長辺壁を上下の無端ベルトにより形成
し、鋳片巾を決定する短辺壁はダムブロツクと称
し多数の四角いブロツクを数珠状につないだもの
を上下無端ベルトの両縁部の間に挟持しベルトと
共に移動させる移動短辺方式と、短辺壁が固定さ
れ上下ベルトは短辺壁に対して滑りながら移動す
る固定短辺方式の２方式があるが本発明は特に前
者の移動短辺方式の無限軌道式連続鋳造機に関す
るものである。
ルド領域の長辺壁を上下の無端ベルトにより形成
し、鋳片巾を決定する短辺壁はダムブロツクと称
し多数の四角いブロツクを数珠状につないだもの
を上下無端ベルトの両縁部の間に挟持しベルトと
共に移動させる移動短辺方式と、短辺壁が固定さ
れ上下ベルトは短辺壁に対して滑りながら移動す
る固定短辺方式の２方式があるが本発明は特に前
者の移動短辺方式の無限軌道式連続鋳造機に関す
るものである。
「従来の技術」
従来の無限軌道式連続鋳造機は上記２方式のい
ずれにおいても鋳片巾の寸法を変更する場合には
一旦鋳込作業を中断し、モールドを構成する両短
辺壁の巾方向の位置を配置し直した上で再度作業
を開始する手順を必要としており、このため生産
性の低下を免れなかつた。
ずれにおいても鋳片巾の寸法を変更する場合には
一旦鋳込作業を中断し、モールドを構成する両短
辺壁の巾方向の位置を配置し直した上で再度作業
を開始する手順を必要としており、このため生産
性の低下を免れなかつた。
この問題を解決するために本発明者等は先に特
開昭60−203345号公報において、移動短辺式のも
のにおいて鋳込中に短辺を巾方向に動かし鋳片巾
の寸法変更可能な無限軌道式連続鋳造機を提案し
大巾に生産性を向上せしめることに成功した。こ
の無限軌道式連続鋳造機はモールドの長辺壁を構
成する上下無端ベルトの面に直角な軸の周りを回
転する１対のスプロケツトの間に巻回された無端
チエーンを無端ベルトの両側部の各々に配置し、
モールドの短辺壁を構成するダムブロツクの各々
を前記無端チエーンの各リンクに対しガイドロツ
ドを介して外方に向つて前進後退可能に装架し、
更にダムブロツクを無端チエーンの往き行程にお
いては前進位置に戻り行程においては後退位置に
案内する案内装置を設けると共に無端チエーンの
走行中にダムブロツクの前進位置を変更するよう
に案内装置を調節できるようにして鋳込作業を中
断することなく鋳片巾の寸法変更可能としたもの
である。
開昭60−203345号公報において、移動短辺式のも
のにおいて鋳込中に短辺を巾方向に動かし鋳片巾
の寸法変更可能な無限軌道式連続鋳造機を提案し
大巾に生産性を向上せしめることに成功した。こ
の無限軌道式連続鋳造機はモールドの長辺壁を構
成する上下無端ベルトの面に直角な軸の周りを回
転する１対のスプロケツトの間に巻回された無端
チエーンを無端ベルトの両側部の各々に配置し、
モールドの短辺壁を構成するダムブロツクの各々
を前記無端チエーンの各リンクに対しガイドロツ
ドを介して外方に向つて前進後退可能に装架し、
更にダムブロツクを無端チエーンの往き行程にお
いては前進位置に戻り行程においては後退位置に
案内する案内装置を設けると共に無端チエーンの
走行中にダムブロツクの前進位置を変更するよう
に案内装置を調節できるようにして鋳込作業を中
断することなく鋳片巾の寸法変更可能としたもの
である。
「発明が解決しようとする問題点」
しかし上記特開昭60−203345号公報記載の装置
には実用上次の問題点が存在する。即ち第１にダ
ムブロツクは無端チエーンの各リンクに取り付け
られているため長期間の使用によりリンクの連結
ピンの部分に摩耗によるガタが生じピツチが徐々
に長くなつてくるため隣接するダムブロツクの間
にギヤツプが生じ溶融金属が洩れ込んで鋳片側面
の形状が不適切なものとなる。
には実用上次の問題点が存在する。即ち第１にダ
ムブロツクは無端チエーンの各リンクに取り付け
られているため長期間の使用によりリンクの連結
ピンの部分に摩耗によるガタが生じピツチが徐々
に長くなつてくるため隣接するダムブロツクの間
にギヤツプが生じ溶融金属が洩れ込んで鋳片側面
の形状が不適切なものとなる。
第２のダムブロツクは往き行程を終りスプロケ
ツトと共に旋回し戻り行程に入るまでに後退位置
に戻る必要があるが、この作用は上記公報記載の
装置ではスプロケツトの周りに徐々にスプロケツ
トの中心に近づくように配置された一連のガイド
ロールにダムブロツクの前面を次々と係合させる
ことによつて行われる。しかしながらガイドロー
ルの回転不良や摩耗等によつてダムブロツクの円
滑な旋回を妨げ、ダムブロツクが上下無端ベルト
と同調して移動することができなくなるというト
ラブルが発生する。
ツトと共に旋回し戻り行程に入るまでに後退位置
に戻る必要があるが、この作用は上記公報記載の
装置ではスプロケツトの周りに徐々にスプロケツ
トの中心に近づくように配置された一連のガイド
ロールにダムブロツクの前面を次々と係合させる
ことによつて行われる。しかしながらガイドロー
ルの回転不良や摩耗等によつてダムブロツクの円
滑な旋回を妨げ、ダムブロツクが上下無端ベルト
と同調して移動することができなくなるというト
ラブルが発生する。
第３に、鋳込中に鋳片巾を狭める方向にダムブ
ロツクを移動させると上流側のダムブロツクの方
が鋳片の巾方向に押し込まれるように隣接するダ
ムブロツクの間に段差が生ずるために同様の段差
が鋳片側面に生ずる。一方無端ベルトと共に出口
方向に平行移動していたダムブロツクは出口側ス
プロケツトによる旋回運動に移ると鋳片移動速度
より急激に速度を増そうとするが鋳片段差に当つ
て増速を妨げられこの結果過度の応力を受けて破
損することがある。
ロツクを移動させると上流側のダムブロツクの方
が鋳片の巾方向に押し込まれるように隣接するダ
ムブロツクの間に段差が生ずるために同様の段差
が鋳片側面に生ずる。一方無端ベルトと共に出口
方向に平行移動していたダムブロツクは出口側ス
プロケツトによる旋回運動に移ると鋳片移動速度
より急激に速度を増そうとするが鋳片段差に当つ
て増速を妨げられこの結果過度の応力を受けて破
損することがある。
「問題点を解決するための手段」
本願の第１の発明は上記第１の問題点を解決す
るためにモールドの入口側においてダムブロツク
が上下無端ベルトに挟持される直前に各ダムブロ
ツクと無端チエーンの各リンクとを接続するガイ
ドロツドと噛み合う歯形を有し前記無端ベルトの
速度より早い接線速度で回転する歯車を設けたこ
とを特徴とするものである。
るためにモールドの入口側においてダムブロツク
が上下無端ベルトに挟持される直前に各ダムブロ
ツクと無端チエーンの各リンクとを接続するガイ
ドロツドと噛み合う歯形を有し前記無端ベルトの
速度より早い接線速度で回転する歯車を設けたこ
とを特徴とするものである。
第２の発明は、上記第２の問題点を解決するた
めに、出口側のスプロケツトと同期して回転し該
スプロケツトの歯と同数のカムローブをもつたカ
ム板と、一端に前記カムローブに係合するカムフ
オロワーを他端にラツクをもつた往復杆と、一端
を前記ラツクに噛み合うピニオンに固定され旋回
しつつあるダムブロツクの前面に係合転動するロ
ーラをもつた揺動杆とから成るダムブロツク押し
込み装置を設け、前記押し込み装置がモールド出
口側において上下無端ベルトから釈放され出口側
スプロケツトと共に旋回しつつあるダムブロツク
の前面に係合し該ダムブロツクを後退位置に押し
込めることを特徴としている。
めに、出口側のスプロケツトと同期して回転し該
スプロケツトの歯と同数のカムローブをもつたカ
ム板と、一端に前記カムローブに係合するカムフ
オロワーを他端にラツクをもつた往復杆と、一端
を前記ラツクに噛み合うピニオンに固定され旋回
しつつあるダムブロツクの前面に係合転動するロ
ーラをもつた揺動杆とから成るダムブロツク押し
込み装置を設け、前記押し込み装置がモールド出
口側において上下無端ベルトから釈放され出口側
スプロケツトと共に旋回しつつあるダムブロツク
の前面に係合し該ダムブロツクを後退位置に押し
込めることを特徴としている。
第３の発明は、上記第３の問題点を解決するた
めに、無端チエーンの往き行程において無端チエ
ーンの各リンクに設けたローラが走行するチエー
ンガイドをモールドの出口近くにおいてモールド
の中心軸線から離れる方向に傾斜させると共に傾
斜面の延長線上において各リンクが出口側スプロ
ケツトと係合するように該スプロケツトの回転軸
線をモールドの中心軸線に対して入口側スプロケ
ツトの回転軸線より外側にずらせたことを特徴と
するものである。
めに、無端チエーンの往き行程において無端チエ
ーンの各リンクに設けたローラが走行するチエー
ンガイドをモールドの出口近くにおいてモールド
の中心軸線から離れる方向に傾斜させると共に傾
斜面の延長線上において各リンクが出口側スプロ
ケツトと係合するように該スプロケツトの回転軸
線をモールドの中心軸線に対して入口側スプロケ
ツトの回転軸線より外側にずらせたことを特徴と
するものである。
「作用」
上記第１の発明によれば隣接したダムブロツク
の間にギヤツプが生じても無端ベルトの移動速度
より早い接線速度で回転する歯車が後続のダムブ
ロツクを先行のダムブロツクに向けて押し付けダ
ムブロツクが無端ベルトに挟持される前にはギヤ
ツプをなくすことができる。
の間にギヤツプが生じても無端ベルトの移動速度
より早い接線速度で回転する歯車が後続のダムブ
ロツクを先行のダムブロツクに向けて押し付けダ
ムブロツクが無端ベルトに挟持される前にはギヤ
ツプをなくすことができる。
上記第２の発明によれば、ダムブロツクは押し
込み装置によつて確実に後退位置に押し込めるこ
とができるので従来のガイドローラを使用する場
合に生ずるトラブルは全く生じない。
込み装置によつて確実に後退位置に押し込めるこ
とができるので従来のガイドローラを使用する場
合に生ずるトラブルは全く生じない。
上記第３の発明によれば、モールド出口におい
てダムブロツクが旋回運動に入る前に鋳片側面か
ら離れることができるのでダムブロツクの旋回運
動に何等障害は生じない。
てダムブロツクが旋回運動に入る前に鋳片側面か
ら離れることができるのでダムブロツクの旋回運
動に何等障害は生じない。
「実施例」
第５図は本発明が適用される軌道式連続鋳造機
の概要を示す側面図で１はプーリ２，２間に掛け
渡された下側の無端ベルト、３は下側無端ベルト
１と平行にプーリ４，４間に掛け渡された上側の
無端ベルトである。プーリ２，４はベルト１，３
が一方向に向つて水平より下向きに傾斜するよう
に支台８に装架されかつ図示しない駆動装置によ
つて回転されて両ベルト１，３を同方向に同速度
で走行せしめる。傾斜したベルト１，３の高い方
の端部には溶湯３１を貯溜した容器３０が設けら
れ、かつ上側ベルト３はこの容器３０側の端部に
おいて下側ベルト１よりＬだけ短かくなつてい
る。
の概要を示す側面図で１はプーリ２，２間に掛け
渡された下側の無端ベルト、３は下側無端ベルト
１と平行にプーリ４，４間に掛け渡された上側の
無端ベルトである。プーリ２，４はベルト１，３
が一方向に向つて水平より下向きに傾斜するよう
に支台８に装架されかつ図示しない駆動装置によ
つて回転されて両ベルト１，３を同方向に同速度
で走行せしめる。傾斜したベルト１，３の高い方
の端部には溶湯３１を貯溜した容器３０が設けら
れ、かつ上側ベルト３はこの容器３０側の端部に
おいて下側ベルト１よりＬだけ短かくなつてい
る。
第６図は第５図の装置の平面図で上下ベルト
１，３の両側部の各々に上下ベルト１，３の面に
直角な方向の回転軸をもつた１対のスプロケツト
９，９が配置され、これ等のスプロケツトに掛け
渡された無端チエーンの各リンクに取り付けたダ
ムブロツク５が上下ベルト１，３の側縁部の間に
挟持され矢印の方向に走行する上下ベルト１，３
と共に走行し可動モールドの側壁を構成する。
１，３の両側部の各々に上下ベルト１，３の面に
直角な方向の回転軸をもつた１対のスプロケツト
９，９が配置され、これ等のスプロケツトに掛け
渡された無端チエーンの各リンクに取り付けたダ
ムブロツク５が上下ベルト１，３の側縁部の間に
挟持され矢印の方向に走行する上下ベルト１，３
と共に走行し可動モールドの側壁を構成する。
第７図はダムブロツク５を取付けた無端チエー
ンの詳細を示す平面図である。無端チエーン１１
の各リンク１２は第９図および第１０図に拡大し
て示すように２枚のＴ字形の板で構成されこれ等
の板の両端部に取り付けられ隣りのリンクのＴ字
形板と接続するピンの周りにおいて回転可能なロ
ーラ２１が２枚のＴ字形板の間に取り付けられ
る。２枚のＴ字形板の立上り部分の間にはガイド
ロツド軸受１３が挟着されピン１４で固定され
る。ガイドロツド軸受１３には各ダムブロツク５
の後面に突設された２本のガイドロツド１９が摺
動自在に嵌挿される２本の孔１５，１５が形成さ
れ更にその孔１５，１５の上方に延長した孔を有
する２つ割の弾性スリーブ１６，１６（第１１図
参照）がガイドロツド軸受１３に固定される。ガ
イドロツド軸受１３の上には弾性スリーブ１６，
１６が隙間なく嵌挿される孔の明いたラバーシー
ル１７が取り付けられる。かくしてガイドロツド
１９は弾性スリーブ１６を通り更にガイドロツド
軸受１３の孔１５を通して挿通される。更にダム
ブロツク５の後部中央にガイドローラ２０が取り
付けられその軸はナツト１８で固定される。ガイ
ドローラ２０はダムブロツク５の上面より上に突
出しないように位置され後述するようにガイイド
レール２５，２６の上を転動する。ラバーシール
１７の厚さt1はダムブロツク５の厚さt0より圧縮
代αだけ大きくされ、ラバーシール１７の長さl1
はダムブロツク５の１個分の長さｌに略等しい。
ンの詳細を示す平面図である。無端チエーン１１
の各リンク１２は第９図および第１０図に拡大し
て示すように２枚のＴ字形の板で構成されこれ等
の板の両端部に取り付けられ隣りのリンクのＴ字
形板と接続するピンの周りにおいて回転可能なロ
ーラ２１が２枚のＴ字形板の間に取り付けられ
る。２枚のＴ字形板の立上り部分の間にはガイド
ロツド軸受１３が挟着されピン１４で固定され
る。ガイドロツド軸受１３には各ダムブロツク５
の後面に突設された２本のガイドロツド１９が摺
動自在に嵌挿される２本の孔１５，１５が形成さ
れ更にその孔１５，１５の上方に延長した孔を有
する２つ割の弾性スリーブ１６，１６（第１１図
参照）がガイドロツド軸受１３に固定される。ガ
イドロツド軸受１３の上には弾性スリーブ１６，
１６が隙間なく嵌挿される孔の明いたラバーシー
ル１７が取り付けられる。かくしてガイドロツド
１９は弾性スリーブ１６を通り更にガイドロツド
軸受１３の孔１５を通して挿通される。更にダム
ブロツク５の後部中央にガイドローラ２０が取り
付けられその軸はナツト１８で固定される。ガイ
ドローラ２０はダムブロツク５の上面より上に突
出しないように位置され後述するようにガイイド
レール２５，２６の上を転動する。ラバーシール
１７の厚さt1はダムブロツク５の厚さt0より圧縮
代αだけ大きくされ、ラバーシール１７の長さl1
はダムブロツク５の１個分の長さｌに略等しい。
更に第７図および第８図を参照して、スプロケ
ツト９，９およびこの周りを巻回走行する無端チ
エーン１１およびそのリンク１２に取り付けられ
るダムブロツク５を含む各部品は上蓋７Ａおよび
下蓋７Ｂとから成るダムブロツクカセツトフレー
ムの中に収納される。下蓋７Ｂには無端チエーン
の往き行程において各リンク１１のローラ２１を
案内するチエーンガイド２２とスプロケツトの周
りを回転して戻り行程に向う際各ダムブロツク５
の前面（モールドの側面を構成する面）を案内す
るガイドローラ２３および戻り行程において各ダ
ムブロツクの下面を案内する支持ローラ２４が設
けられる。
ツト９，９およびこの周りを巻回走行する無端チ
エーン１１およびそのリンク１２に取り付けられ
るダムブロツク５を含む各部品は上蓋７Ａおよび
下蓋７Ｂとから成るダムブロツクカセツトフレー
ムの中に収納される。下蓋７Ｂには無端チエーン
の往き行程において各リンク１１のローラ２１を
案内するチエーンガイド２２とスプロケツトの周
りを回転して戻り行程に向う際各ダムブロツク５
の前面（モールドの側面を構成する面）を案内す
るガイドローラ２３および戻り行程において各ダ
ムブロツクの下面を案内する支持ローラ２４が設
けられる。
カセツトフレーム上蓋７Ａのモールド入口側に
は各ダムブロツク５のガイドローラ２０が転動案
内される傾斜ガイドレール２５と平行ガイドレー
ル２６とが設けられる。平行ガイドレール２６
は、ガイドローラ２９によりモールド巾方向に移
動するよう案内される移動片２７の先端に固定さ
れ移動片２７は油圧シリンダー等の駆動装置２８
により前進後退する。傾斜ガイドレール２５は上
蓋７ａに長手方向に形成されたスロツト２６′に
沿つて摺動するピン２５′を一端に有し他端は移
動片２７の先端にピン２７′で枢着され平行ガイ
ドレール２６の端部と連続した案内面を形成する
ようになつている。平行ガイドレール２６の他端
は上ベルト３のプーリ４の中心線を含むモールド
断面即ち上ベルト３と下ベルト１とで形成される
モールドの入口付近まで延びている。
は各ダムブロツク５のガイドローラ２０が転動案
内される傾斜ガイドレール２５と平行ガイドレー
ル２６とが設けられる。平行ガイドレール２６
は、ガイドローラ２９によりモールド巾方向に移
動するよう案内される移動片２７の先端に固定さ
れ移動片２７は油圧シリンダー等の駆動装置２８
により前進後退する。傾斜ガイドレール２５は上
蓋７ａに長手方向に形成されたスロツト２６′に
沿つて摺動するピン２５′を一端に有し他端は移
動片２７の先端にピン２７′で枢着され平行ガイ
ドレール２６の端部と連続した案内面を形成する
ようになつている。平行ガイドレール２６の他端
は上ベルト３のプーリ４の中心線を含むモールド
断面即ち上ベルト３と下ベルト１とで形成される
モールドの入口付近まで延びている。
以上のように構成された無限軌道式鋳造機は次
のように作動する。戻り行程において後退位置に
あるダムブロツク５は入口側スプロケツト９を周
り傾斜ガイドレール２５の一端に至るとガイドロ
ーラ２０がガイドレール２５上を転動しガイドロ
ツド１９を軸受孔１５から引き出しながらモール
ド巾方向に徐々に前進し、最前進したところでガ
イドローラ２０が平行ガイドレール２６に乗り移
りモールド入口に向つて平行移動する。次いでダ
ムブロツク５が上下のベルト１，３に挟持される
に至るとラバーシール１７が上下ベルト１，３に
よつて圧縮され弾性スリーブ１６が撓んでガイド
ロツド１９を強く把持してモールド内の溶湯圧力
によるダムブロツク５の後退を阻止する。こうし
てラバーシール１７が上下ベルト１，３面に密着
することによりチエーンリンク１２が駆動され、
ローラ２１をチエーンガイド２２上を転動させな
がらダムブロツク５を上下ベルト１，３と共に走
行させモールド出口に至らしめる。モールド出口
においてダムブロツク５は上下ベルトから釈放さ
れて出口側スプロケツト９によつて旋回される。
旋回中ダムブロツクのガイドロツド１９は弾性ス
リーブによる把持から釈放され自由に動くように
なつているのでダムブロツクは前面を一連のガイ
ドローラ２３に次々と衝合させながら後退し戻り
行程に入る。戻り行程においてはダムブロツク５
の下面が支持ローラ２４によつて案内され、戻り
行程が終ると再び入口側スプロケツト９によつて
旋回され傾斜ガイドレール２５に導かれる。
のように作動する。戻り行程において後退位置に
あるダムブロツク５は入口側スプロケツト９を周
り傾斜ガイドレール２５の一端に至るとガイドロ
ーラ２０がガイドレール２５上を転動しガイドロ
ツド１９を軸受孔１５から引き出しながらモール
ド巾方向に徐々に前進し、最前進したところでガ
イドローラ２０が平行ガイドレール２６に乗り移
りモールド入口に向つて平行移動する。次いでダ
ムブロツク５が上下のベルト１，３に挟持される
に至るとラバーシール１７が上下ベルト１，３に
よつて圧縮され弾性スリーブ１６が撓んでガイド
ロツド１９を強く把持してモールド内の溶湯圧力
によるダムブロツク５の後退を阻止する。こうし
てラバーシール１７が上下ベルト１，３面に密着
することによりチエーンリンク１２が駆動され、
ローラ２１をチエーンガイド２２上を転動させな
がらダムブロツク５を上下ベルト１，３と共に走
行させモールド出口に至らしめる。モールド出口
においてダムブロツク５は上下ベルトから釈放さ
れて出口側スプロケツト９によつて旋回される。
旋回中ダムブロツクのガイドロツド１９は弾性ス
リーブによる把持から釈放され自由に動くように
なつているのでダムブロツクは前面を一連のガイ
ドローラ２３に次々と衝合させながら後退し戻り
行程に入る。戻り行程においてはダムブロツク５
の下面が支持ローラ２４によつて案内され、戻り
行程が終ると再び入口側スプロケツト９によつて
旋回され傾斜ガイドレール２５に導かれる。
鋳込作業中駆動装置２８を作動して移動片２７
を動かし平行ガイドレール２６をモールド巾方向
の位置を変更することによつて鋳造される鋳片の
巾を容易かつ確実に変更できることが上記装置の
特徴である。なお第７図中５０は鋳片を示す。し
かしながら前述の如く上記装置は実用上いくつか
の問題点が存在する。
を動かし平行ガイドレール２６をモールド巾方向
の位置を変更することによつて鋳造される鋳片の
巾を容易かつ確実に変更できることが上記装置の
特徴である。なお第７図中５０は鋳片を示す。し
かしながら前述の如く上記装置は実用上いくつか
の問題点が存在する。
第１図および第２図はこのうちチエーンリンク
連結ピンのガタや摩耗に基づき往き行程において
生ずる隣接ダムブロツクのギヤツプを防止する装
置を示す。この装置はモールド入口側にダムブロ
ツク５のガイドロツド１９のピツチＰに等しいピ
ツチの歯を有する歯車３２を設けたものである。
即ち歯車３２はガイドロツド１９をピンラツクと
して噛み合いトルクモータ３５の回転トルクをカ
ツプリング３４、減速機３３を介して伝達され
る。歯車３２の接線速度vtは鋳造速度、即ちダム
ブロツク５の移動速度vcより若干大きくなるよう
に設定されているためガイドロツド１９が歯車３
２と噛み合うと接続するダムブロツク５は先行す
るダムブロツク５に追いつき噛み合い前に存在し
ていたギヤツプｇをなくすことができる。
連結ピンのガタや摩耗に基づき往き行程において
生ずる隣接ダムブロツクのギヤツプを防止する装
置を示す。この装置はモールド入口側にダムブロ
ツク５のガイドロツド１９のピツチＰに等しいピ
ツチの歯を有する歯車３２を設けたものである。
即ち歯車３２はガイドロツド１９をピンラツクと
して噛み合いトルクモータ３５の回転トルクをカ
ツプリング３４、減速機３３を介して伝達され
る。歯車３２の接線速度vtは鋳造速度、即ちダム
ブロツク５の移動速度vcより若干大きくなるよう
に設定されているためガイドロツド１９が歯車３
２と噛み合うと接続するダムブロツク５は先行す
るダムブロツク５に追いつき噛み合い前に存在し
ていたギヤツプｇをなくすことができる。
第３図は戻り行程に入る前にダムブロツクの確
実な後退運動を行いかつ鋳片の巾が変更された場
合に生ずる段差を避けてモールド出口においてダ
ムブロツクが円滑に旋回できるようにモールド出
口側に施した改良構造を示すものである。第４図
は同改良を施した出口側スプロケツト付近の構造
を示す側面図である。出口側スプロケツト９の回
転軸４８の軸端に一体に回転するカム板３６が固
定されている。カム板３６はスプロケツトの歯数
に等しい数のカムローブを有する。一方揺動腕３
７の先端にカムフオロワ３８が取り付けられカム
フオロワ３８はフレーム４５に取り付けた軸受４
６で案内されバネ４０で付勢された往復杆３９に
よりカム板３６のカムローブに押し付けられてい
る。往復杆３９の他端にはラツク４１が取り付け
られており、このラツク４１に噛み合うピニオン
４２の軸に揺動杆４３の基部が固定されその先端
にローラ４４が取り付けられている。以上の構造
により揺動杆４３はスプロケツト９が１歯分回転
する度に所定角度範囲で１往復しスプロケツト９
と共に旋回中のダムブロツク５の動きと同調した
動きを行う。即ち揺動杆４３の揺動開始点ではダ
ムブロツク５がガイドロツド１９の全長まで伸び
切つた状態で回転してきてもローラ４４はダムブ
ロツク５の前面に対向する位置にもたらされ、次
いでダムブロツクは回転しながら揺動杆４３の揺
動運動に伴なつて押し込まれ、揺動運動の終点で
は完全に後退位置まで押し込まれる。以上のよう
に本発明によればダムブロツク５は往き行程から
戻り行程に移る際前進位置から後退位置に強制的
に戻されるので従来の一連のガイドローラによる
案内方式に比べて確実な動作を行うことができ
る。
実な後退運動を行いかつ鋳片の巾が変更された場
合に生ずる段差を避けてモールド出口においてダ
ムブロツクが円滑に旋回できるようにモールド出
口側に施した改良構造を示すものである。第４図
は同改良を施した出口側スプロケツト付近の構造
を示す側面図である。出口側スプロケツト９の回
転軸４８の軸端に一体に回転するカム板３６が固
定されている。カム板３６はスプロケツトの歯数
に等しい数のカムローブを有する。一方揺動腕３
７の先端にカムフオロワ３８が取り付けられカム
フオロワ３８はフレーム４５に取り付けた軸受４
６で案内されバネ４０で付勢された往復杆３９に
よりカム板３６のカムローブに押し付けられてい
る。往復杆３９の他端にはラツク４１が取り付け
られており、このラツク４１に噛み合うピニオン
４２の軸に揺動杆４３の基部が固定されその先端
にローラ４４が取り付けられている。以上の構造
により揺動杆４３はスプロケツト９が１歯分回転
する度に所定角度範囲で１往復しスプロケツト９
と共に旋回中のダムブロツク５の動きと同調した
動きを行う。即ち揺動杆４３の揺動開始点ではダ
ムブロツク５がガイドロツド１９の全長まで伸び
切つた状態で回転してきてもローラ４４はダムブ
ロツク５の前面に対向する位置にもたらされ、次
いでダムブロツクは回転しながら揺動杆４３の揺
動運動に伴なつて押し込まれ、揺動運動の終点で
は完全に後退位置まで押し込まれる。以上のよう
に本発明によればダムブロツク５は往き行程から
戻り行程に移る際前進位置から後退位置に強制的
に戻されるので従来の一連のガイドローラによる
案内方式に比べて確実な動作を行うことができ
る。
更に第３図を参照するとチエーンガイド２２は
出口側スプロケツト９より上流Ｃの範囲でモール
ド中心軸線から離れる方向に傾斜した傾斜面４９
となつている。そして出口側スプロケツト９の回
転軸線は傾斜による巾方向の偏位Ｈに相当するだ
けオフセツトされる。従つてダムブロツクを鋳片
の巾を狭める方向に動作させたとき形成される鋳
片側面の段差を避けてダムブロツクを旋回せしめ
ることができる。
出口側スプロケツト９より上流Ｃの範囲でモール
ド中心軸線から離れる方向に傾斜した傾斜面４９
となつている。そして出口側スプロケツト９の回
転軸線は傾斜による巾方向の偏位Ｈに相当するだ
けオフセツトされる。従つてダムブロツクを鋳片
の巾を狭める方向に動作させたとき形成される鋳
片側面の段差を避けてダムブロツクを旋回せしめ
ることができる。
「発明の効果」
以上の通り本発明は従来の移動短辺方式による
無限軌道式連続鋳造機の実用上の妨げとなつてい
た各種の問題を解決し円滑かつ確実な作動を実現
し得るようにした点で当業界に寄与するところは
極めて大きい。
無限軌道式連続鋳造機の実用上の妨げとなつてい
た各種の問題を解決し円滑かつ確実な作動を実現
し得るようにした点で当業界に寄与するところは
極めて大きい。
第１図は第１発明の実施例を示す平面図、第２
図は同実施例の斜視図、第３図は第２発明および
第３発明の実施例を示す平面断面図、第４図は第
３図の−線に沿つてみた側面図、第５図およ
び第６図は本発明が適用される従来の移動短辺方
式による無限軌道式連続鋳造機の概要を示す夫々
側面図および平面図、第７図は第６図に示すダム
ブロツクを駆動する装置の詳細を示す平面断面
図、第８図は出口側スプロケツトを収容した状態
を示すダムブロツクカセツトフレームの側面断面
図、第９図および第１０図はダムブロツクを装架
した１個のチエーンリンクの平面図、および一部
断面側面図、第１１図は第１０図のXI−XI線に沿
つて切断した断面図である。 １……下側無端ベルト、３……上側無端ベル
ト、５……ダムブロツク、９……スプロケツト、
１１……無端チエーン、１２……チエーンリン
ク、１９……ガイドロツド、２２……チエーンガ
イド、３２……歯車、３５……トルクモータ、３
６……カム板、３７……揺動腕、３８……カムフ
オロワ、３９……往復杆、４１……ラツク、４２
……ピニオン、４３……揺動杆、４４……ロー
ラ、４９……チエーンガイド傾斜面。
図は同実施例の斜視図、第３図は第２発明および
第３発明の実施例を示す平面断面図、第４図は第
３図の−線に沿つてみた側面図、第５図およ
び第６図は本発明が適用される従来の移動短辺方
式による無限軌道式連続鋳造機の概要を示す夫々
側面図および平面図、第７図は第６図に示すダム
ブロツクを駆動する装置の詳細を示す平面断面
図、第８図は出口側スプロケツトを収容した状態
を示すダムブロツクカセツトフレームの側面断面
図、第９図および第１０図はダムブロツクを装架
した１個のチエーンリンクの平面図、および一部
断面側面図、第１１図は第１０図のXI−XI線に沿
つて切断した断面図である。 １……下側無端ベルト、３……上側無端ベル
ト、５……ダムブロツク、９……スプロケツト、
１１……無端チエーン、１２……チエーンリン
ク、１９……ガイドロツド、２２……チエーンガ
イド、３２……歯車、３５……トルクモータ、３
６……カム板、３７……揺動腕、３８……カムフ
オロワ、３９……往復杆、４１……ラツク、４２
……ピニオン、４３……揺動杆、４４……ロー
ラ、４９……チエーンガイド傾斜面。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 上下に所定間隔を置いて対向し下向きに傾斜
した方向に走行する１対の無端ベルトの両側縁の
間に密接配列された一連のダムブロツクを挟持す
ることによつて連続走行する鋳片鋳造用モールド
を形成し、前記ダムブロツクの各々は前記無端ベ
ルトの両側部の各々において該無端ベルトの面に
直角な軸の周りを回転する１対のスプロケツトの
間に巻回された無端チエーンの各リンクに対しガ
イドロツドを介して外方に向つて前進後退可能に
装架され、更に前記無端チエーンの往き行程にお
いては前進位置に、戻り行程においては後退位置
に前記ダムブロツクを案内すると共に前記モール
ドの走行中モールドの入口側においてダムブロツ
クの前進位置を変更することによつて前記モール
ドの巾を変更できるようにした無限軌道式連続鋳
造機において、前記ダムブロツクが前記モールド
の入口側において上下１対の前記無端ベルトに挟
持される直前に各ダムブロツクの前記ガイドロツ
ドと噛み合う歯形を有し前記無端ベルトの速度よ
り早い接線速度で回転する歯車を設けたことを特
徴とする連続鋳造機。 ２ 上下に所定間隔を置いて対向し下向きに傾斜
した方向に走行する１対の無端ベルトの両側縁の
間に密接配列された一連のダムブロツクを挟持す
ることによつて連続走行する鋳片鋳造用モールド
を形成し、前記ダムブロツクの各々は前記無端ベ
ルトの両側部の各々において該無端ベルトの面に
直角な軸の周りを回転する１対のスプロケツトの
間に巻回された無端チエーンの各リンクに対しガ
イドロツトを介して外方に向つて前進後退可能に
装架され、更に前記無端チエーンの往き行程にお
いては前進位置に、戻り行程においては後退位置
に前記ダムブロツクを案内すると共に前記モール
ドの走行中モールドの入口側においてダムブロツ
クの前進位置を変更することによつて前記モール
ドの巾を変更できるようにした無限軌道式連続鋳
造機において、出口側の前記スプロケツトと同期
して回転し該スプロケツトの歯と同数のカムロー
ブをもつたカム板と、一端に前記カムローブに係
合するカムフオロワーを他端にラツクをもつた往
復杆と、一端を前記ラツクに噛み合うピニオンに
固定され他端に旋回しつつあるダムブロツクの前
面に係合転動するローラをもつた揺動杆とから成
るダムブロツク押し込み装置を設け、前記押し込
み装置はモールド出口側において前記無端ベルト
から釈放され出口側スプロケツトと共に旋回しつ
つあるダムブロツクの前面に係合し該ダムブロツ
クを後退位置に押し込めることを特徴とする連続
鋳造機。 ３ 上下に所定間隔を置いて対向し下向きに傾斜
した方向に走行する１対の無端ベルトの両側縁の
間に密接配列された一連のダムブロツクを挟持す
ることによつて連続走行する鋳片鋳造用モールド
を形成し、前記ダムブロツクの各々は前記無端ベ
ルトの両側部の各々において該無端ベルトの面に
直角な軸の周りを回転する１対のスプロケツトの
間に巻回された無端チエーンの各リンクに対しガ
イドロツドを介して外方に向つて前進後退可能に
装架され、更に前記無端チエーンの往き行程にお
いて無端チエーンの各リンクに設けたローラが走
行するチエーンガイドが設けられ、前記各ダムブ
ロツクは無端チエーンの往き行程においては前進
位置に戻り行程においては後退位置に案内される
と共に前記モールドの走行中モールドの巾を変更
できるように前記ダムブロツクの前進位置がモー
ルドの入口側において変更できるようになつてい
る無限軌道式連続鋳造機において、前記チエーン
ガイドをモールドの出口近くにおいてモールドの
中心軸線から離れる方向に傾斜させると共に傾斜
面の延長線上において各リンクが出口側スプロケ
ツトと係合するように該スプロケツトの回転軸線
をモールドの中心軸線に対して入口側スプロケツ
トの回転軸線より外側にずらせたことを特徴とす
る連続鋳造機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61070445A JPS62227557A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 無限軌道式連続鋳造機 |
| US06/866,649 US4727925A (en) | 1986-03-28 | 1986-05-27 | Endless track continuous casting machine |
| EP86107283A EP0238705A3 (en) | 1986-03-28 | 1986-05-28 | Endless track continuous casting machine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61070445A JPS62227557A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 無限軌道式連続鋳造機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62227557A JPS62227557A (ja) | 1987-10-06 |
| JPH0337821B2 true JPH0337821B2 (ja) | 1991-06-06 |
Family
ID=13431701
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61070445A Granted JPS62227557A (ja) | 1986-03-28 | 1986-03-28 | 無限軌道式連続鋳造機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4727925A (ja) |
| EP (1) | EP0238705A3 (ja) |
| JP (1) | JPS62227557A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0636965B2 (ja) * | 1987-01-27 | 1994-05-18 | 三菱重工業株式会社 | ベルト式連続鋳造機 |
| JPH01205856A (ja) * | 1988-02-12 | 1989-08-18 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 無限軌道式連鋳機 |
| US6857464B2 (en) * | 2002-09-19 | 2005-02-22 | Hatch Associates Ltd. | Adjustable casting mold |
| DE102008031476A1 (de) * | 2007-08-16 | 2009-02-19 | Sms Demag Ag | Gießvorrichtung |
| US8122938B2 (en) * | 2009-03-27 | 2012-02-28 | Novelis Inc. | Stationary side dam for continuous casting apparatus |
| US8579012B2 (en) | 2009-03-27 | 2013-11-12 | Novelis Inc. | Continuous casting apparatus for casting strip of variable width |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59206148A (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-21 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 水平連続鋳造装置 |
| JPS60203345A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-14 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 無限軌道式連続鋳造機の鋳片巾寸法変更装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56154263A (en) * | 1980-05-01 | 1981-11-28 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | Endless track type mold in horizontal continuous casting plant |
| JPS6049841A (ja) * | 1983-08-29 | 1985-03-19 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ツインベルト連続鋳造機の鋳込幅変更装置 |
| JPS6064751A (ja) * | 1983-09-17 | 1985-04-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | ツインベルトキャスタのダムブロック送込み装置 |
| US4620583A (en) * | 1984-02-28 | 1986-11-04 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Loop type continuous metal casting machine |
-
1986
- 1986-03-28 JP JP61070445A patent/JPS62227557A/ja active Granted
- 1986-05-27 US US06/866,649 patent/US4727925A/en not_active Expired - Fee Related
- 1986-05-28 EP EP86107283A patent/EP0238705A3/en not_active Ceased
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59206148A (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-21 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 水平連続鋳造装置 |
| JPS60203345A (ja) * | 1984-03-29 | 1985-10-14 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 無限軌道式連続鋳造機の鋳片巾寸法変更装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0238705A2 (en) | 1987-09-30 |
| US4727925A (en) | 1988-03-01 |
| JPS62227557A (ja) | 1987-10-06 |
| EP0238705A3 (en) | 1989-02-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5843292B2 (ja) | カミタバ マタハ ソノルイジブツノラツピングソウチ | |
| US4570436A (en) | Apparatus for assembling conveyor chain | |
| JPH0337821B2 (ja) | ||
| DE2445912C2 (de) | Vorrichtung zum Führen der Seitendämme in einer Stranggießmaschine | |
| GB2200309A (en) | Belt type continuous casting machine with adjustable side-dams | |
| US3722254A (en) | Material forming apparatus | |
| DE2630391C2 (de) | Stranggießkokille für Bänder aus einer Metall-, insbesondere Aluminiumlegierung | |
| EP0676274B1 (en) | Sheet material butt-joining apparatus | |
| DE2420240A1 (de) | Vorrichtung zum transport eines werkstueckes, z.b. aus einer druckgiessmaschine in eine abgratpresse | |
| DE2505451A1 (de) | Transportbahn | |
| JP2764354B2 (ja) | 折曲機の型長さ調整装置 | |
| JP2602116Y2 (ja) | ローリングカットシャー装置 | |
| US4407064A (en) | Apparatus for pulling transverse fins onto a plurality of pipes | |
| US4293983A (en) | High speed gill box | |
| CA1295457C (en) | Method and apparatus for forming frogs in the sides of a concrete element | |
| DE19546208A1 (de) | Verfahren und Vorrichtung zum seitlichen Ausrichten der Randkante von bewegten Flachmaterialbahnen | |
| JP2986758B2 (ja) | 抽伸機 | |
| JPH01166866A (ja) | ベルト式連鋳機のサイドダム装置 | |
| SU829259A1 (ru) | Устройство дл изготовлени зигзаго-ОбРАзНыХ дЕТАлЕй | |
| JPH0342140B2 (ja) | ||
| JP3044986U (ja) | 往工程の後に復帰工程をそなえる加工装置 | |
| SU846438A1 (ru) | Шаговый конвейер | |
| SU1047654A1 (ru) | Автооператор | |
| SU716705A1 (ru) | Многопозиционна центробежна машина дл отливки труб | |
| JPH01306053A (ja) | 無限軌道式連鋳機 |