JPH0337815Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0337815Y2 JPH0337815Y2 JP1984140423U JP14042384U JPH0337815Y2 JP H0337815 Y2 JPH0337815 Y2 JP H0337815Y2 JP 1984140423 U JP1984140423 U JP 1984140423U JP 14042384 U JP14042384 U JP 14042384U JP H0337815 Y2 JPH0337815 Y2 JP H0337815Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- insert
- molten steel
- slide valve
- gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は溶鋼用スライドバルブの分割型インサ
ートノズルに関する。なお、本考案において内挿
型とはインサートノズルを溶融金属容器内方より
挿入、嵌合する型式のものを称し、外挿型とはイ
ンサートノズルを溶融金属容器底部鉄皮に外方よ
り挿入、嵌合する型式のものを言う。
ートノズルに関する。なお、本考案において内挿
型とはインサートノズルを溶融金属容器内方より
挿入、嵌合する型式のものを称し、外挿型とはイ
ンサートノズルを溶融金属容器底部鉄皮に外方よ
り挿入、嵌合する型式のものを言う。
従来の技術
溶鋼の鋳込制御方式としては：
ａ ストツパーノズル方式
ｂ スライドバルブ方式
がありスライドバルブのインサートノズルについ
ては第２図の内挿式と第３図の外挿式とがある
が、いずれも上部に開いた形状とする傾向で且つ
ガス吹込みにより閉塞を防止する傾向にある。
ては第２図の内挿式と第３図の外挿式とがある
が、いずれも上部に開いた形状とする傾向で且つ
ガス吹込みにより閉塞を防止する傾向にある。
また、実開昭53−125724号公報記載の如く上ノ
ズル及び固定盤に通気性耐火物を嵌装接合し、不
活性ガスを該通気性耐火物にそれぞれ吹込む機構
を具えたスライデイングノズルが知られている。
ズル及び固定盤に通気性耐火物を嵌装接合し、不
活性ガスを該通気性耐火物にそれぞれ吹込む機構
を具えたスライデイングノズルが知られている。
考案が解決しようとする問題点
前述の如き従来方式では、上ノズルをタンデイ
ツシユ内部から挿入、セツトした後、ガス導入管
を接続するものであり、取付スペースが狭くかつ
接続部が目視し得ないので、接続作業が難しく、
セツト作業に長時間を要する等種々の欠陥があ
る。
ツシユ内部から挿入、セツトした後、ガス導入管
を接続するものであり、取付スペースが狭くかつ
接続部が目視し得ないので、接続作業が難しく、
セツト作業に長時間を要する等種々の欠陥があ
る。
問題点を解決するための手段
現在の外挿、内挿ノズルの場合にインサートノ
ズルからガス吹込みを行なう時その目的は上下方
向にガスの泡流を生じ孔内の閉塞を防止する。閉
塞箇所は、１インサートノズルの上部、２スライ
ドプレート以降であり、インサートノズルからの
吐出ガスの量及び位置は泡の方向を決める重要な
因子で１，２の解決に重要な影響を及ぼす。
ズルからガス吹込みを行なう時その目的は上下方
向にガスの泡流を生じ孔内の閉塞を防止する。閉
塞箇所は、１インサートノズルの上部、２スライ
ドプレート以降であり、インサートノズルからの
吐出ガスの量及び位置は泡の方向を決める重要な
因子で１，２の解決に重要な影響を及ぼす。
これらの諸点に鑑み、本考案者等は種々検討、
実験の結果本考案の開発に成功したものであり、
本考案の技術的構成は前記実用新案登録請求の範
囲に明記したとおり、溶鋼用スライドバルブのイ
ンサートノズルを、内挿型の断熱性耐火物製上部
ノズル１と外挿型の通気性耐火物製下部ノズル２
との分割型とし、該外挿型の通気性耐火物製下部
ノズル２を溶融金属容器底部鉄皮に外側から嵌合
した溶鋼用スライドバルブの分割型インサートノ
ズルにある。本考案の一例を示す添付第１図に基
いて詳細に説明する。
実験の結果本考案の開発に成功したものであり、
本考案の技術的構成は前記実用新案登録請求の範
囲に明記したとおり、溶鋼用スライドバルブのイ
ンサートノズルを、内挿型の断熱性耐火物製上部
ノズル１と外挿型の通気性耐火物製下部ノズル２
との分割型とし、該外挿型の通気性耐火物製下部
ノズル２を溶融金属容器底部鉄皮に外側から嵌合
した溶鋼用スライドバルブの分割型インサートノ
ズルにある。本考案の一例を示す添付第１図に基
いて詳細に説明する。
本考案の構成では、上下に２分割することによ
り、一体物に比べ形状に制約がなく、上部に大き
く開口形状が出来る。上部ノズル１に断熱系煉瓦
を積極的に使用することにより溶鋼温度の低下を
防止出来、インサートノズル上部の閉塞防止に効
果がある。
り、一体物に比べ形状に制約がなく、上部に大き
く開口形状が出来る。上部ノズル１に断熱系煉瓦
を積極的に使用することにより溶鋼温度の低下を
防止出来、インサートノズル上部の閉塞防止に効
果がある。
閉塞についての機構は充分に解明されていない
が： ａ 溶鋼流れのヨドミ、 ｂ 溶鋼温度低下、 ｃ 煉瓦表面の性状 等により左右にされるものと考えられる。
が： ａ 溶鋼流れのヨドミ、 ｂ 溶鋼温度低下、 ｃ 煉瓦表面の性状 等により左右にされるものと考えられる。
断熱性上部ノズル１と通気性下部ノズル２の分
割する位置は特に限定はない。
割する位置は特に限定はない。
上部ノズル１は断熱系耐火物であり形状的に内
挿に限定される。下部ノズル２は通気性煉瓦で、
あらかじめガス導入管８をセツトしたものを外挿
して上部ノズル１にモルタルで接着装備する。
挿に限定される。下部ノズル２は通気性煉瓦で、
あらかじめガス導入管８をセツトしたものを外挿
して上部ノズル１にモルタルで接着装備する。
下部ノズル２から吹込まれたアルゴンガスは煉
瓦内の空洞から気泡となつて内壁より均一に鋳込
孔内に吐出される。この場合上部より吐出された
ガスは上部ノズル１位置迄上昇する。また下部よ
り吐出されたガスは溶鋼の流れによつてボトムプ
レート４から下方へ下降する。
瓦内の空洞から気泡となつて内壁より均一に鋳込
孔内に吐出される。この場合上部より吐出された
ガスは上部ノズル１位置迄上昇する。また下部よ
り吐出されたガスは溶鋼の流れによつてボトムプ
レート４から下方へ下降する。
考案の効果
本考案によりインサートノズルを上下２分割す
ると共に上部に断熱性耐火材を使用することによ
り、上部の湯溜部を大きくとれ且つ材質面で溶鋼
温度低下を防止出来、鋳込み孔の閉塞、特にイン
サートノズル上部の閉塞は防止が可能となる。ま
た下部に通気性ノズルを使用することにより、鋳
込み孔の閉塞、特にスライドプレートより下部の
閉塞は防止が可能となる。
ると共に上部に断熱性耐火材を使用することによ
り、上部の湯溜部を大きくとれ且つ材質面で溶鋼
温度低下を防止出来、鋳込み孔の閉塞、特にイン
サートノズル上部の閉塞は防止が可能となる。ま
た下部に通気性ノズルを使用することにより、鋳
込み孔の閉塞、特にスライドプレートより下部の
閉塞は防止が可能となる。
更に、本考案の如く２分割型とすることにより
スライドバルブの組立に当り、下部ノズル（通気
性煉瓦）２に予じめガス導入管８を取付けて（接
続その他の手段）から、溶鋼容器に外部から挿入
することができ、ガス導入管の接続作業が容易か
つ確実とすることができ、ガス洩れ等事故は皆無
となる。
スライドバルブの組立に当り、下部ノズル（通気
性煉瓦）２に予じめガス導入管８を取付けて（接
続その他の手段）から、溶鋼容器に外部から挿入
することができ、ガス導入管の接続作業が容易か
つ確実とすることができ、ガス洩れ等事故は皆無
となる。
第１図は本考案のインサートノズルを１（上
部）、２（下部）に２分割に構成した一例を示す
断面図、第２図は従来の内挿形断面図、第３図は
従来の外挿形断面図、 図中、１……断熱性上部ノズル（インサートノ
ズル）、２……通気性下部ノズル（インサートノ
ズル）、３……ノズル受、４……ボトムプレート、
５……スライドプレート、６……シールプレー
ト、７……整流ノズル、８……ガス導入管、１１
……インサートノズル。
部）、２（下部）に２分割に構成した一例を示す
断面図、第２図は従来の内挿形断面図、第３図は
従来の外挿形断面図、 図中、１……断熱性上部ノズル（インサートノ
ズル）、２……通気性下部ノズル（インサートノ
ズル）、３……ノズル受、４……ボトムプレート、
５……スライドプレート、６……シールプレー
ト、７……整流ノズル、８……ガス導入管、１１
……インサートノズル。
Claims (1)
- 溶鋼用スライドバルブのインサートノズルを、
内挿型の断熱性耐火物製上部ノズル１と外挿型の
通気性耐火物製下部ノズル２との分割型とし、該
外挿型の通気性耐火物製下部ノズル２を溶融金属
容器底部鉄皮に外側から嵌合した溶鋼用スライド
バルブの分割型インサートノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984140423U JPH0337815Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984140423U JPH0337815Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6158959U JPS6158959U (ja) | 1986-04-21 |
| JPH0337815Y2 true JPH0337815Y2 (ja) | 1991-08-09 |
Family
ID=30698772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984140423U Expired JPH0337815Y2 (ja) | 1984-09-18 | 1984-09-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0337815Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4921016A (ja) * | 1972-04-17 | 1974-02-25 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53125724U (ja) * | 1977-03-14 | 1978-10-05 |
-
1984
- 1984-09-18 JP JP1984140423U patent/JPH0337815Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4921016A (ja) * | 1972-04-17 | 1974-02-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6158959U (ja) | 1986-04-21 |
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