JPH02179353A - 取鍋注出ノズルの自然開口法 - Google Patents
取鍋注出ノズルの自然開口法Info
- Publication number
- JPH02179353A JPH02179353A JP33561988A JP33561988A JPH02179353A JP H02179353 A JPH02179353 A JP H02179353A JP 33561988 A JP33561988 A JP 33561988A JP 33561988 A JP33561988 A JP 33561988A JP H02179353 A JPH02179353 A JP H02179353A
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- nozzle
- pouring nozzle
- sand
- nozzle hole
- blowing
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Links
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Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、取鍋注出ノズルの自然開口法に関する。
[従来の技術]
取鍋に溶鋼を受は入れると、取鍋の底部に設けた長い筒
状の注出ノズル孔に溶鋼が侵入し注出ノズルの開口迄に
冷却、凝固してノズル孔が閉塞してしまいノズル孔下部
の開閉装置を開いても開口しない、これを防ぐために、
受鋼前に注出ノズル孔にケイ砂を詰めることによって溶
鋼がノズル孔内に侵入しないようにすることが行われて
いる。
状の注出ノズル孔に溶鋼が侵入し注出ノズルの開口迄に
冷却、凝固してノズル孔が閉塞してしまいノズル孔下部
の開閉装置を開いても開口しない、これを防ぐために、
受鋼前に注出ノズル孔にケイ砂を詰めることによって溶
鋼がノズル孔内に侵入しないようにすることが行われて
いる。
しかしながら、受鋼から開口までに要する時間は早いも
ので90分、受鋼してから脱ガスを行う場合は150分
もかかる。この間に注出ノズル孔上部に盛られた詰物砂
の表面が焼結して、厚い焼結膜ができる。Jvい焼結膜
ができると、開閉装置を開いて詰物砂を抜いても前記焼
結膜が残り、注出ノズル孔を塞いでいるために、溶鋼の
注出ができない、注出ノズル孔上部に生ずる焼結膜の生
成を抑制して、自然開口を行うものとして特開昭61−
242751がある。これは上部200〜300龍は、
5iOz成分値が98%以上のケイ砂を使用し、下部は
5i02成分値が98%未満のケイ砂を使用し、上部を
ブリキ板筒で覆い、下部を紙筒で覆って作った秒間をノ
ズル孔に挿入し、その後、5i02成分値が98%未満
のケイ砂を残りの空間に詰めて、ノズル孔の詰め物とす
るものである。詰物砂の上部に5102成分値の高いケ
イ抄部を設けることによって焼結膜の生成を抑制するも
のである。
ので90分、受鋼してから脱ガスを行う場合は150分
もかかる。この間に注出ノズル孔上部に盛られた詰物砂
の表面が焼結して、厚い焼結膜ができる。Jvい焼結膜
ができると、開閉装置を開いて詰物砂を抜いても前記焼
結膜が残り、注出ノズル孔を塞いでいるために、溶鋼の
注出ができない、注出ノズル孔上部に生ずる焼結膜の生
成を抑制して、自然開口を行うものとして特開昭61−
242751がある。これは上部200〜300龍は、
5iOz成分値が98%以上のケイ砂を使用し、下部は
5i02成分値が98%未満のケイ砂を使用し、上部を
ブリキ板筒で覆い、下部を紙筒で覆って作った秒間をノ
ズル孔に挿入し、その後、5i02成分値が98%未満
のケイ砂を残りの空間に詰めて、ノズル孔の詰め物とす
るものである。詰物砂の上部に5102成分値の高いケ
イ抄部を設けることによって焼結膜の生成を抑制するも
のである。
[発明が解決しようとする課M1
従来方法は、純度の高いケイ砂を使用した特別な砂筒を
使用しなければならないから、砂詰め作業費が高価とな
るという問題点がある。
使用しなければならないから、砂詰め作業費が高価とな
るという問題点がある。
この発明は、通常のケイ砂を使用しても、自然開口ので
きる方法を提供することを目的とするものである。
きる方法を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段および作用]この発明は上
記目的を達成しようとするもので、取鍋の注出ノズル孔
に砂詰めする直前に、注出ノズルの上部および下部まわ
りレンガにミストを吹付けて冷却することを特徴とする
取鍋注出ノズルの自然開口法である。
記目的を達成しようとするもので、取鍋の注出ノズル孔
に砂詰めする直前に、注出ノズルの上部および下部まわ
りレンガにミストを吹付けて冷却することを特徴とする
取鍋注出ノズルの自然開口法である。
注出ノズル孔の上部および下部まわりレンガを冷却する
ことにより、詰物砂上部の温度上昇が抑制され、溶鋼注
出時の焼結膜の厚さが薄くなるので、自然開口が可能と
なる。
ことにより、詰物砂上部の温度上昇が抑制され、溶鋼注
出時の焼結膜の厚さが薄くなるので、自然開口が可能と
なる。
[実施例]
本発明の実施例を以下に説明する。第1図は本発明の方
法により冷却する注出ノズル部を示す図である。1は取
鍋の底部レンガ、2は上部受はレンガ、3は上部受はレ
ンガである。4は耐火レンガ製の注出ノズルで、内部に
溶鋼を注出する注出ノズル孔5が形成されている。上部
レンガ2および下部レンガ3の中心部には、テーパー状
の嵌合穴が形成されており、注出ノズル4はこの嵌合穴
に挿着されるようになっている0本発明は、it出ノズ
ルに砂詰めする直前に、注出ノズル4の上部まわりレン
ガ(範囲A)および注出ノズルの下部まわりレンガ(範
囲B)にミスト(水と空気のミスト)を吹付けて冷却す
るものである。冷却の程度を範囲Aについていえば、砂
詰め直前、注出ノズル4の上部まわりレンガの温度は通
常700〜800℃であるが、本発明ではこの部分にミ
ストを吹付けることにより、400℃程度に下げるもの
である。吹付けるミストは、例えば、容積比で空気が7
0(こ対し水が30または空気が80に対し水が20の
ミストを吹付ける。
法により冷却する注出ノズル部を示す図である。1は取
鍋の底部レンガ、2は上部受はレンガ、3は上部受はレ
ンガである。4は耐火レンガ製の注出ノズルで、内部に
溶鋼を注出する注出ノズル孔5が形成されている。上部
レンガ2および下部レンガ3の中心部には、テーパー状
の嵌合穴が形成されており、注出ノズル4はこの嵌合穴
に挿着されるようになっている0本発明は、it出ノズ
ルに砂詰めする直前に、注出ノズル4の上部まわりレン
ガ(範囲A)および注出ノズルの下部まわりレンガ(範
囲B)にミスト(水と空気のミスト)を吹付けて冷却す
るものである。冷却の程度を範囲Aについていえば、砂
詰め直前、注出ノズル4の上部まわりレンガの温度は通
常700〜800℃であるが、本発明ではこの部分にミ
ストを吹付けることにより、400℃程度に下げるもの
である。吹付けるミストは、例えば、容積比で空気が7
0(こ対し水が30または空気が80に対し水が20の
ミストを吹付ける。
第2図は注出ノズルの上下部にミスト吹付けするミスト
吹付は装置の例を示す図である。管6の上端には内側に
回動可能な成敗の上部吹付はノズル11が設けられ、下
部には注出ノズル4の下部にミストを吹(=fける複数
の下部吹付はノズル12が同心円に配設されている。7
は水供給管、9は水量調整弁、8は圧力空気供給管、1
0は空気量調整弁である。このように構成されなミスト
吹付は装置の上部吹付はノズル11を内側に回動させて
縮径して、ノズル孔5に挿入し、上部吹付はノズル11
を注出ノズル4の上方に突出させ、上部ノズル11を吹
付は角度に開き、図に示す位置にセットする。その後、
水量調整弁9および空気量調整弁10を調整してミスト
を作り、上部吹付はノズル11および下部吹付はノズル
12から注出ノズル4の上下部(第1図のA、B部)に
吹付は冷却する。
吹付は装置の例を示す図である。管6の上端には内側に
回動可能な成敗の上部吹付はノズル11が設けられ、下
部には注出ノズル4の下部にミストを吹(=fける複数
の下部吹付はノズル12が同心円に配設されている。7
は水供給管、9は水量調整弁、8は圧力空気供給管、1
0は空気量調整弁である。このように構成されなミスト
吹付は装置の上部吹付はノズル11を内側に回動させて
縮径して、ノズル孔5に挿入し、上部吹付はノズル11
を注出ノズル4の上方に突出させ、上部ノズル11を吹
付は角度に開き、図に示す位置にセットする。その後、
水量調整弁9および空気量調整弁10を調整してミスト
を作り、上部吹付はノズル11および下部吹付はノズル
12から注出ノズル4の上下部(第1図のA、B部)に
吹付は冷却する。
注出ノズルの上部および下部まわりレンガを冷却した後
、注出ノズル孔に砂詰めして受鋼すれば、注出ノズル孔
の上部に盛られたケイ砂は、溶鋼と接して加熱されても
注出ノズルの上部および下部の冷却部に吸熱されて温度
上昇が抑制されるから、注出ノズル孔の上部に盛られた
ケイ砂の表層に形成される焼結膜のJ7さは、冷却しな
い場合の1/2以下(冷却しない場合の焼結膜の厚さ;
10〜20 as 、本発明の場合の焼結膜の厚さ:5
〜Loam、なお使用する詰物砂は通常のケイ砂である
。)となり、自然開口が可能となる。
、注出ノズル孔に砂詰めして受鋼すれば、注出ノズル孔
の上部に盛られたケイ砂は、溶鋼と接して加熱されても
注出ノズルの上部および下部の冷却部に吸熱されて温度
上昇が抑制されるから、注出ノズル孔の上部に盛られた
ケイ砂の表層に形成される焼結膜のJ7さは、冷却しな
い場合の1/2以下(冷却しない場合の焼結膜の厚さ;
10〜20 as 、本発明の場合の焼結膜の厚さ:5
〜Loam、なお使用する詰物砂は通常のケイ砂である
。)となり、自然開口が可能となる。
[発明の効果]
本発明は以上のように構成されているがら、通常のケイ
砂を使用して砂詰めしても、た1結殻の厚さが薄くなり
、自然開口が可能となる。従って、従来より砂詰め作業
費が安くなる。
砂を使用して砂詰めしても、た1結殻の厚さが薄くなり
、自然開口が可能となる。従って、従来より砂詰め作業
費が安くなる。
第1図は本発明の方法により冷却する部位を示す図、第
2図は注出ノズルの上下部にミスト吹付けするミスト吹
付は装置の例を示す図である。 1・・・取鍋の底部レンガ、2・・・上部受はレンガ、
・・上部受はレンガ、 4・・・注出ノズル、 5・・・注出ノズル孔、 ・・上部冷却範囲、 第1図 B・・・下部冷却範囲。
2図は注出ノズルの上下部にミスト吹付けするミスト吹
付は装置の例を示す図である。 1・・・取鍋の底部レンガ、2・・・上部受はレンガ、
・・上部受はレンガ、 4・・・注出ノズル、 5・・・注出ノズル孔、 ・・上部冷却範囲、 第1図 B・・・下部冷却範囲。
Claims (1)
- 取鍋の注出ノズル孔に砂詰めする直前に、注出ノズルの
上部および下部まわりレンガにミストを吹付けて冷却す
ることを特徴とする取鍋注出ノズルの自然開口法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33561988A JPH02179353A (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 取鍋注出ノズルの自然開口法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33561988A JPH02179353A (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 取鍋注出ノズルの自然開口法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02179353A true JPH02179353A (ja) | 1990-07-12 |
Family
ID=18290612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33561988A Pending JPH02179353A (ja) | 1988-12-29 | 1988-12-29 | 取鍋注出ノズルの自然開口法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02179353A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103433476A (zh) * | 2013-09-02 | 2013-12-11 | 周宇辉 | 伞形钢包浇铸组合引流塞及设置方法 |
CN103447518A (zh) * | 2013-09-02 | 2013-12-18 | 周宇辉 | 灯笼形钢包浇铸组合引流塞及制作、设置方法 |
CN103934445A (zh) * | 2014-04-09 | 2014-07-23 | 张家港联峰钢铁研究所有限公司 | 一种浸入式水口冷却装置 |
CN104148625A (zh) * | 2014-08-26 | 2014-11-19 | 马鞍山市宁生耐火材料有限责任公司 | 一种精炼铬质引流砂的制备方法 |
CN109202055A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-01-15 | 河南通宇冶材集团有限公司 | 一种优特钢引流剂及其制备方法 |
-
1988
- 1988-12-29 JP JP33561988A patent/JPH02179353A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103433476A (zh) * | 2013-09-02 | 2013-12-11 | 周宇辉 | 伞形钢包浇铸组合引流塞及设置方法 |
CN103447518A (zh) * | 2013-09-02 | 2013-12-18 | 周宇辉 | 灯笼形钢包浇铸组合引流塞及制作、设置方法 |
CN103934445A (zh) * | 2014-04-09 | 2014-07-23 | 张家港联峰钢铁研究所有限公司 | 一种浸入式水口冷却装置 |
CN104148625A (zh) * | 2014-08-26 | 2014-11-19 | 马鞍山市宁生耐火材料有限责任公司 | 一种精炼铬质引流砂的制备方法 |
CN109202055A (zh) * | 2018-11-27 | 2019-01-15 | 河南通宇冶材集团有限公司 | 一种优特钢引流剂及其制备方法 |
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