JP7136000B2 - 鋼の連続鋳造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鋼の連続鋳造方法に関し、取鍋からタンディッシュへ注入される溶鋼を、ロングノズル等の注入管を使用して空気を遮断しながら注入する鋼の連続鋳造方法に関するものである。詳細には、複数のヒートの鋼の連続鋳造方法において、浸漬開口を行う鍋交換で取鍋の不開口の発生を防止する方法に関するものである。
鋼の連続鋳造では、取鍋に収容された溶鋼を一旦タンディッシュに注入し、次いで、タンディッシュに注入された溶鋼を、タンディッシュ底部に設置されたノズルから鋳型内に注入する方法が広く用いられている。タンディッシュは、複数の鋳型に溶鋼を分配・供給する、溶鋼中の非金属介在物を浮上・分離させる、また複数のヒートの連続連続鋳造(以下、「連々鋳」と記す)時の溶鋼の供給を継続させる、などの目的がある。
取鍋からタンディッシュへ注入される溶鋼の、空気による酸化を防止するために、取鍋底部の溶鋼流出孔に接続させて耐火物製のロングノズルを配置し、ロングノズルの下端をタンディッシュ内の溶鋼に浸漬させ、取鍋からタンディッシュへ注入される溶鋼と空気とを遮断することによって、溶鋼の空気による酸化を防止する方法が広く行われている。
取鍋からタンディッシュへの溶鋼の注入量を制御するために、取鍋底部の溶鋼流出孔には、所謂、スライディングノズル(以下、「SN」と記す)或いはロータリーノズルなどと呼ばれる、摺動する耐火物製のプレート(以下、「摺動板」と記す)を供えた溶鋼流量制御装置が設置されている。この溶鋼流量制御装置は、摺動板の開口部を、固定されて配置された耐火物製のプレート(以下、「固定板」と記す)の開口部に合わせ、溶鋼を流出するようになっている。また、両者の開口部面積を調整することで、溶鋼の流出量が調整できるようになっている。
この溶鋼流量制御装置では、初期開口のために固定板の上部の溶鋼流出孔内には珪砂を主成分とする充填材が充填されており、固定板及び摺動板の開口部を合わせたときに、充填材自体の自重及び取鍋内の溶鋼による重力によって充填材が抜け出し、自然に開口するようになっている。尚、この自然に開口する場合の比率を「自然開口率」と称している。自然に開口しない場合には、充填材に酸素ガスを吹き込むなどして強制的に流出させる必要があり、そのときには、この部位の鋳片は空気或いは吹き込んだ酸素ガスによって酸化されるので品質が低下し、そのため、鋳片の表面手入れ方法を強化する、製品の検査を厳しくする、などの運用変更を余儀なくされる。
また、従来はSN開口時に急激にロングノズルの内圧が挙がって、取鍋SNとロングノズルの嵌合面から溶鋼が吹きだす懸念があるため、ロングノズルの先端がタンディッシュ内の溶鋼に浸漬させない状態でSNを開口していた。しかし、近年、連々鋳の取鍋交換部の鋳片に含まれる非金属介在物を低減させるニーズが高まり、その対策として、ロングノズルの下端を溶鋼中に浸漬してからSNを開口する、「浸漬開口」が行なわれるようになった。従来の「非浸漬開口」においては高い自然開口率が得られるが、浸漬開口では、ロングノズルの内部に閉じ込められた空気が、ロングノズルの内部に流入して溶鋼によって圧縮されると同時に、溶鋼及び予熱されているロングノズルによって加熱されて膨張し、ロングノズルの内部の圧力が上昇する。そのため、この状態で開口させると、ロングノズル内部の圧力上昇に起因して充填材が円滑に流下せず、開口不良を生じるという問題があった。
この問題を解決するために、本発明者等は特許文献1及びさらに特許文献1を改善した特許文献2を提案した。この技術は、取鍋SNが「閉」の時にはロングノズル内と外気との間の圧力差をなくすための「大気圧連通溝」をSNプレートに設け、次鍋を開口する際にロングノズルの内部が大気に対して正圧とならないようとする技術である。
特開2003-145255号公報 特開2006-231398号公報
特許文献1、2に提案された技術により、ロングノズルの先端をタンディッシュ内の溶鋼に浸漬させた状態で開口した場合に自然開口率は大幅に向上した。しかしこの方法では、SNプレートに連通溝を設けるのでSNプレートの加工費が生じ、連続鋳造のコストを押し上げるという課題があった。また圧力抜きの連通溝があることで、SNプレートの強度が低下による操業管理やメンテナンスが難しい問題がある。たとえば、SNプレートの摺動面に塗布する耐熱グリスが溝内に押し出されて、溝を塞ぐおそれがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、連々鋳の取鍋交換時に次ヒートの溶鋼をタンディッシュ内に注入するに当たり、スライディングプレートの強度低下によるトラブルを招くことなく取鍋の溶鋼流量制御装置に接続して取り付けたロングノズルの先端をタンディッシュ内の溶鋼に浸漬させて開口しても、高い自然開口率で開口させることができる、鋼の連続鋳造方法を提供することである。
このような課題を解決する本発明の特徴は、以下の通りである。
(1)溶鋼を収容した取鍋と、前記取鍋のスライディングノズルと、前記スライディングノズルの流出口側にロングノズルの上端を圧着して溶鋼をタンディッシュへ注入する鋼の連続鋳造方法であって
一の取鍋内の溶鋼の注入が終了した後に、前記一の取鍋を、タンディッシュへの溶鋼注入位置から退去させ、引き続いて溶鋼を収容した二の取鍋を前記溶鋼注入位置に載置し、前記二の取鍋の溶鋼のタンディッシュへの注入を開始するにあたり、前記ロングノズルを前記一の取鍋の前記スライディングノズルから脱着した後に溶鋼を収容した前記二の取鍋を前記溶鋼注入位置に載置し、前記二の取鍋の前記スライディングノズルの下部に前記ロングノズルを圧着してから前記ロングノズルの先端を前記タンディッシュに滞在する前記溶鋼に浸漬するまでの経過時間が、10秒以上あることを特徴とする鋼の連続鋳造方法。
本発明によれば、ロングノズル内部の圧力の上昇を防止し、且つ大気圧と同等になってからロングノズルの上端を取鍋のスライディングノズルに圧着し、溶鋼流量制御装置を作動させるので、溶鋼流量制御装置の作動時には、ロングノズルの内部の圧力は、ロングノズルの先端を溶鋼に浸漬させない場合と同等の圧力となり圧力抜きの連通溝を設けることなく高い自然開口率で開口させることができる。その結果、スライディングプレートの強度が低下を招くことが皆無になり操業管理やメンテナンスが容易となる、工業上有益な効果がもたらされる。
本発明を実施した連続鋳造設備の概略図である。 図1におけるロングノズルの取り付け構造の詳細図である。 本発明の実施の形態を示す図であって、スライディングノズルを閉止状態とし、ロングノズルの先端をタンディッシュ内の溶鋼に浸漬させた状態を示す図である。 ロングノズル下端がタンディッシュ内溶鋼に浸漬していない延べ時間と自然開口率を調査した結果を示す図である。 実施例における自然開口率を調査した結果を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明を具体的に説明する。図1は、本発明を実施した連続鋳造設備の概略図、図2は、図1におけるロングノズルの取り付け構造の詳細図である。
図1及び図2において、内面を耐火物で施工されたタンディッシュ1が、タンディッシュカー(図示せず)に搭載されて鋳型3の上方所定位置に配置され、また、タンディッシュ1の上方所定位置には、溶鋼8を収容した取鍋2が溶鋼保持容器として配置されている。取鍋2の底部には、鉄皮14を貫通し、取鍋耐火物15と嵌合する上ノズル7が設置され、この上ノズル7の下面に接して、固定板10、摺動板11及び整流ノズル12からなるスライディングノズル4が溶鋼流量制御装置として設置され、更に、スライディングノズル4の下面に接して、大気を遮断するためのロングノズル5が接続され、取鍋2からタンディッシュ1への溶鋼流出孔13が形成されている。摺動板11は、往復型アクチュエーター(図示せず)に接続されており、往復型アクチュエーターの作動により、固定板10と密に接触したまま移動し、固定板10の開口部と摺動板11の開口部との開口部面積を調整することにより溶鋼流出孔13を通過する溶鋼量が制御されるようになっている。このアクチュエータとしては油圧シリンダが用いられることが多いが、小型のSNでは電動モータが用いられることもある。
即ち、取鍋2に収容された溶鋼8は、溶鋼流量制御装置として設置されたスライディングノズル4によって流量を調整されながら、タンディッシュ1に滞在する溶鋼8にその先端を浸漬させたロングノズル5を介してタンディッシュ1に注入され、タンディッシュ1に注入された溶鋼8は、タンディッシュ1の底部に設置された浸漬ノズル6を介して鋳型3に注入される。鋳型3に注入された溶鋼8は、鋳型3と接触して冷却されて凝固シェル(図示せず)を形成し、外殻を凝固シェルとして内部を未凝固の溶鋼8とする鋳片9は鋳型3の下方に連続的に引き抜かれ、やがて中心部まで完全に凝固して鋳片9が製造される。鋳片9の引き抜き中は鋳型内の溶鋼湯面位置をほぼ一定位置に制御する。取鍋2からタンディッシュ1への溶鋼8の注入流はロングノズル5によって大気と遮断され、タンディッシュ1から鋳型3への溶鋼8の注入流は浸漬ノズル6によって大気と遮断されている。
このようにして鋳造することで、取鍋2に収容された溶鋼8はやがて無くなる。更に、
連続鋳造を続ける場合、下記の手順により取鍋2の交換を行う。
空になった取鍋2のスライディングノズル4を閉とした後、ロングノズル5をスライディングノズル4より脱着後、下降する。次に、溶鋼8を収容した別の取鍋2をタンディッシュ1の上方所定位置に配置し、スライディングノズル4の下部にロングノズル5を装着する。次に、装着したロングノズル5の先端をタンディッシュ1に滞在する溶鋼8に浸漬させる。この場合、新たに配置される取鍋2のスライディングノズル4は閉止の状態になっている。この状態、即ち、スライディングノズル4を閉止状態とし、ロングノズル5の先端をタンディッシュ1に滞在する溶鋼8に浸漬させた状態を図3に示す。図3に示すように、上ノズル7の部位の溶鋼流出孔13には、初期開口のために、珪砂を主成分とする充填材16が充填されている。
以上の図1~3の鋼の連続鋳造設備を踏まえて本発明方法について説明する。
取鍋2内の溶鋼がなくなった場合には、空の取鍋を別のヒートの溶鋼が収容された取鍋と交換して連続鋳造が行われる。
このようにして取鍋2からタンディッシュ1への溶鋼8の注入を開始するので、スライディングノズル4の作動時には、ロングノズル5の内部に閉じ込められた空気が、ロングノズルの内部に流入して溶鋼によって圧縮されると同時に、溶鋼及び予熱されているロングノズルによって加熱されて膨張し、ロングノズルの内部の圧力が上昇し、そのため、この状態で開口させると、ロングノズル内部の圧力上昇に起因して充填材が円滑に流下せず、開口不良を生じる。
本発明者らは、図1~3に示す連続鋳造装置を用いて、連続鋳造時の開口不良に対するロングノズルの非浸漬期間の影響について調査した。ロングノズルの非浸漬期間は、空になった取鍋2のスライディングノズル4を閉じた後、ロングノズル5をスライディング4より脱着してから溶鋼8を収容した別の取鍋2をタンディッシュ1の上方所定位置に配置し、スライディングノズル4の下部にロングノズル5を圧着し、装着したロングノズル5の先端をタンディッシュ1に滞在する溶鋼8に浸漬するまでの経過時間である。
以下に、実験例として説明する。
図1~3の連続鋳造装置を用いて下記の操業条件により非浸漬期間の影響を調査した。尚、非浸漬期間は連続鋳造においてロングノズルが非浸漬状態である時間であり、その間においてロングノズルが浸漬した場合はその時間を除いた時間とする。(以下、ロングノズル非浸漬延べ時間とする)
(1)試験条件
使用した溶鋼及び条件は下記のとおりである。
・上底吹き転炉にて溶鋼を溶製
・個々の取鍋につき転炉出鋼から鋳造開始までのリードタイム:90分~120分
・鋳造ヒート数:780ヒート
・充填材:平均粒径0.5mm珪砂を50kg投入
・タンディッシュへの注入管:下広ロングノズル
・SN形式:2層式
(2)調査項目
ロングノズル内部の圧力が高い状態で浸漬開口を行うと開口不良が生じると考えられ、その原因としては次のことが推定される。図3の示すように、取鍋の充填材(珪砂)は取鍋の流出口の位置まで充填され、流出口には珪砂の山ができ、さらに珪砂の山と接する溶鋼は薄く凝固し、また珪砂の山の、溶鋼に近い表面付近には珪砂の焼結層が生じやすくなる。その状態でSNを開とすると、溶鋼が抜けた時点では薄く凝固していた珪砂の山の地金や焼結層がドーム状になっているため、ロングノズル内部の圧力が高くなると、この地金ドームを支えるように作用するため、もともとドーム状の形状であるため崩壊しにくい地金ドームがさらに崩壊しにくくなり、取鍋の自然開口率が低下するものと考えられる。
本発明者は、ロングノズル内部圧力の上昇が防止し、且つ大気圧に同等となった時点において開口すると自然開口率が改善されると考えロングノズル非浸漬時間の影響を調査した。具体的には、ロングノズル非浸漬延べ時間を0秒、10秒、30秒、60秒と変更し自然開口率への影響を調査した。
結果を図4に示す。図4に示すように自然開口率はロングノズル非浸漬延べ時間0秒、10秒、30秒、60秒ではそれぞれ93.0%、99.0%、99.5%、99.8%であった。但し、自然開口率98.0%以上を合格とした。
自然開口率はロングノズル非浸漬延べ時間を大きくするほど良好となり、ロングノズル非浸漬延べ時間が10秒以上で自然開口率99.0%以上となり、60秒以上とすることにより自然開口率99.8%以上であった。
本発明においては注入管として下広ロングノズルを用いたがストレート形状のロングノズルや直径が約500mm以上ある土管形状のシュラウドを使用可能である。
図1~3に示す連続鋳造設備を用いて本発明を実施した(本発明例)。下広ロングノズル非浸漬時間を10秒経過した時点(本発明例1)及び60秒経過した時点(本発明例2)で、スライディングノズルを作動させ、取鍋からタンディッシュへの注入を開始した。また、比較のために、ロングノズル非浸漬時間を0秒(下広ロングノズル 鍋交換時にロングノズル下端溶鋼へ浸漬)(従来例)と、固定板に大気連通溝が設置されているものの、ロングノズルの先端を浸漬させて10秒経過した時点でスライディングノズルを作動させた場合(比較例)も実施した。そして、各々100ヒート以上の浸漬開口作業を実施し、自然開口をしなかった比率(自然開口失敗率)を調査し比較した。図5に調査結果を示す。
図5に示すように、本発明を適用することにより、本発明例1では自然開口率は99.0%で従来例に対し5.3%向上し、本発明例2では自然開口率は99.8%で従来例に対し6.1%向上した。また、本発明例は比較例に対し本発明例1では自然開口率はほぼ同等(本発明例1は比較例に対し0.2%向上)であったが、本発明例2では1.0%向上し、また、比較例はロングノズルプレートに連通溝を設けるため加工費のアップ及び圧力抜きの連通溝があることで、スライディングプレートの強度が低下による操業管理やメンテナンスが難しい問題が生じ操業安定性に問題があった。
1 タンディッシュ
2 取鍋
3 鋳型
4 スライディングノズル
5 ロングノズル
6 浸漬ノズル
7 上ノズル
8 溶鋼
9 鋳片
10 固定板
11 摺動板
12 整流ノズル
13 溶鋼流出孔
14 鉄皮
15 取鍋耐火物
16 充填材

Claims (1)

  1. 溶鋼を収容した取鍋と、前記取鍋のスライディングノズルと、前記スライディングノズルの流出口側にロングノズルの上端を圧着して溶鋼をタンディッシュへ注入する連続鋳造方法であって
    一の取鍋内の溶鋼の注入が終了した後に、前記一の取鍋を、タンディッシュへの溶鋼注入位置から退去させ、引き続いて溶鋼を収容した二の取鍋を前記溶鋼注入位置に載置し、前記二の取鍋の溶鋼のタンディッシュへの注入を開始するにあたり、前記ロングノズルを前記一の取鍋の前記スライディングノズルから脱着した後に溶鋼を収容した前記二の取鍋を前記溶鋼注入位置に載置し、前記二の取鍋の前記スライディングノズルの下部に前記ロングノズルを圧着してから前記ロングノズルの先端を前記タンディッシュに滞在する前記溶鋼に浸漬するまでの経過時間が、10秒以上あることを特徴とする鋼の連続鋳造方法。
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