JPH0337731Y2 - - Google Patents

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JPH0337731Y2
JPH0337731Y2 JP12711289U JP12711289U JPH0337731Y2 JP H0337731 Y2 JPH0337731 Y2 JP H0337731Y2 JP 12711289 U JP12711289 U JP 12711289U JP 12711289 U JP12711289 U JP 12711289U JP H0337731 Y2 JPH0337731 Y2 JP H0337731Y2
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valve
auxiliary
aerosol container
passage
housing
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/36Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant allowing operation in any orientation, e.g. discharge in inverted position
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/0753Control by change of position or inertia of system

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、かんの頂部部分又は弁杯状体内に上
端部を密封状態で固定できる弁ハウジングと、か
ん内容物用の主流通路と、この主通路内に位置し
ばねの力に逆つて手で駆動できる弁棒を持つ主弁
と、浸漬管と、かんから分与しようとする物質す
なわち分与剤の最高液位の上方のかん内容物すな
わち推進剤が流れるようにかん内の空間を前記主
通路に連結する第2の流通路と、前記弁ハウジン
グ内の補助弁室内に弁玉部片を持ち前記の主通路
及び第2通路の接合部に形成した補助弁弁座とを
備えた、エーロゾル容器用たとえばかん用の噴霧
弁装置において、補助弁弁座を弁玉部片の下方に
配置し、かんの正常な位置では前記弁玉部片が主
通路は妨げないで第2通路を塞ぐが、倒立位置で
は主通路が補助弁を過ぎて延びるようにした噴霧
弁装置に関する。
この種の公知の噴霧弁装置(米国特許第
3447551号明細書)では補助弁室は弁ハウジング
に対して同心に配置してある。従つて補助弁を過
ぎて延びる主通路の区間は弁ハウジングの外形寸
法が前もつて決まつているから極めて小さい流れ
断面にする必要がある。この場合流通流れを阻害
する。弁ハウジングの寸法は最低に保たなければ
ならないから、量産で作るこの種の分与器を作る
際に材料の消費をできるだけ少くすることを考慮
すると、主通路の前記した区間の流れ抵抗は比較
的高い。この場合弁装置の噴霧作用に望ましくな
い有害な影響を及ぼす圧力降下が生ずる。
補助弁玉部片を位置させるように形成した補助
弁室の上部穴は、主弁棒のもどしばねの圧力を受
ける第2の玉部片により閉じる。補助弁玉部片は
推進ガス又は圧力ガスにより弁座に下向きに押付
けられる。このガスは、かん内の分与液体の液位
の上方にあり第2通路により補助弁室内に入り、
従つて第2通路及び主通路間の連通はかんの正常
位置ではしや断され、そして圧力ガスはかん内の
頭部空間から流出することができない。又かんの
倒立位置では補助弁玉部片は下方に落下してこの
場合第2通路は主通路に連結され、流体は第2通
路により主通路に流れ主通路により放出すること
ができる。しかしこれと同時に特別の手段を取ら
なくても圧力ガスは又主通路を経てかんから流出
する。
この場合正常位置では、利用可能放出圧力はも
はやかん内の残留流体に対し十分でない。
本考案は、 (イ) 単一部分品であるプラスチツク製のハウジン
グと、 (ロ) エーロゾル容器の内容物の流通用の主通路
と、 (ハ) この主通路内のばねの力に逆らつて手動で駆
動可能な弁棒を持つ主弁と、 (ニ) 前記主通路から前記エーロゾル容器内へ延び
る浸漬管と、 (ホ) 前記エーロゾル容器の内容物を流通させるよ
うに、前記エーロゾル容器内の空間を前記主通
路に連結する、前記ハウジングの外壁に設けた
入口開口を持つ補助通路と、 (ヘ) 重力作用に応答して移動可能な密封部片と、
補助弁座とを持ち、前記補助通路を密封できる
補助弁と、 を備え、 前記エーロゾル容器の正常位置において、前記
密封部片が前記主通路を妨害しないで、前記補助
通路をふさぐように、前記補助弁座を、前記密封
部片の下方に配置し、 前記エーロゾル容器の倒立位置において、前記
補助弁を開放し、 前記主通路を、前記補助弁の横側を通過させる
ようにし、 前記エーロゾル容器の上方部分に密封状態で固
定的にはめ込むことができる、エーロゾル容器用
噴霧弁装置において、 前記補助弁を、円筒形の弁ハウジング部分によ
つて囲むと共にこの補助弁の一部分を前記弁ハウ
ジング部分によつて形成し、 前記補助弁を、前記単一部品であるハウジング
内に偏心して位置させ、 前記弁棒を囲む前記弁ハウジング部分の内壁に
より、前記補助弁の壁の一部分を形成し、 前記偏心の程度を、前記弁ハウジング部分の内
側半径と前記補助弁の内側半径との差にほぼ等し
くし、 前記補助弁の室の外径と、前記弁ハウジング部
分の内径との差を、前記補助弁の前記密封部片の
直径より小さくしたことを特徴とする、エーロゾ
ル容器用噴霧弁装置にある。
したがつて本考案によれば、単一部分品である
ハウジング内に偏心して補助弁を位置させること
により、標準の弁ハウジングを使用し、正常位置
すなわち直立位置においても充分に広い流路を形
成することができ、しかもその内部に補助弁を設
けるだけでよいから、さらに別の部品を必要とす
ることなく安価なエーロゾル容器用噴霧弁装置を
提供することができる。
本考案の説明を簡単にするように、用語『上
方』及び『下方』と竪方向における相対配置の同
様な表現とは、直立位置におけるすなわち容器軸
線を竪方向にした容器に弁装置をこれが最上部に
なるように取付けた場合に占める向きにこの弁装
置があるときの前記各部品の位置に関するもので
ある。
本考案により、ハウジングの外径に対する主通
路の流れ横断面を補助弁を通過する比較的長い区
間で増すことができる。従つてこの区間では流れ
抵抗従つて流れ損失は、ハウジングの外径がその
他の点で同じであるときに同心構造に比べて一層
低い。従つて同じ圧力では流体は一層高い速度従
つて一層微細に霧化した形でかんから放出するこ
とができる。この構造は、補助弁室の内径よりわ
ずかしか小さくない直径を持つ補助弁玉部片が組
立て時に補助弁室のそばの主通路内に導入できな
いようにしてある。この場合偏心の程度を外部弁
ハウジング部分及び補助弁室の各内半径間の差に
ほぼ等しくすることが望ましい。この点で外部弁
ハウジング部分の外側壁が同時に補助弁室の壁の
一部を形成する。この場合、補正弁の壁の一部分
を形成するのに必要な空間が使用されないから、
その分だけ内容物の流れに対する空間を多くする
ことができるために、内容物の流体抵抗を減少さ
せ、流量を増加させることができる。この結果一
層低い推進剤ガス圧力で噴霧弁装置を動作させる
ことできると共に使用される推進剤ガスの量を少
なくできる。さらに補助弁の一部を別に形成する
必要がないので、材料をかなり節約できる。
補助弁室の外径と外部弁ハウジング部分の内径
との間の差は、補助弁の玉部片の直径より小さ
い。このようにして補助弁の玉部片の組付けが容
易になる。この玉部片は、上端部の開いた弁ハウ
ジング内に入れるだけでよくしかも、この玉部片
を前もつて保持しなくても所望の取付け位置にお
いて補助弁室と同じ偏心度の位置で補助弁室の挿
入穴の上方に自動的に整合できる。したがつて密
封部片たとえば玉部片を補助弁室内に位置させる
のに特別の処理をする必要がないので、製造費用
を減少させることができる。
以上のとおり、標準部品である円筒形の弁ハウ
ジングを使用し、補助弁の材料を節約し、密封部
片を補助弁室内に自動的に整合させる等の点は、
噴霧弁装置を多量生産するに際しては莫大な費用
の節約となり、その効果の重要性は高く評価でき
るのである。
第2通路の補助弁室への開口は玉部片の下方で
ある。この点でかんの倒立位置で主弁を駆動した
ときに圧力ガスが逃げることがあつても許容され
ると、補助弁室の玉部片挿入穴に対ししや断玉部
片又は類似物を省くことができる。エーロゾルか
んを多量に作る際に、単一の部品を省くことは、
最後の解析で従来知られている構造に比べて材料
費及び組立て費に関して著しい節約になることを
意味する。補助弁の玉部片の重量はこの補助弁が
適当な寸法を持つ場合にエーロゾルかんを正常位
置にして主弁を駆動したときに第2通路及び主通
路の連通を高い信頼性のもとにしや断するのに十
分である。
原理的には第2通路は補助弁座の円すい面で開
くことができるが、第2通路の口は補助弁座の最
下部位置に終る方がよい。この構造ではエーロゾ
ルかんが竪方向の正常位置にあるときに、玉部片
はその重量により生ずる力の成分によつてではな
くその全重量によつてガス圧力に従つて補助弁を
閉じる。
玉部片の上方に配置した保持部片により弁が補
助弁室内に保持され倒立位置で玉部片が弁室から
落下できない場合には、保持部片は、主弁に対す
るハウジング内の空間から補助弁室まで玉部片に
対する装置穴を形成する。保持部片を形成するの
に付加的な部品を設ける必要がない。しかしこの
構造により組立て時に玉部片を補助弁室内に容易
に導入することができるだけでなく、又さらに主
弁をかんの倒立位置で駆動するときに比較的大き
い流れ断面により流体を補助弁室を経て放出する
ことができる。
穴が軸線に平行で保持部片をこの穴内で半径方
向内向きに突出する1つ又は複数の突起により形
成する場合に、組立て時に玉部片は各突起を越え
て補助弁室内に容易に押込むことができる。
前記した保持部片により補助弁室内に玉部片を
取付ける代りに、又ハウジング挿入体を設けても
よい。このハウジング挿入体は、室を形成しこの
室の外側に流路用の調整穴又は制御穴を設けるの
がよい。これ等の穴は噴霧弁の所期の目的に従つ
て一層大きく又は一層小さくすればよい。
弁ハウジングはその内側壁に環状突起を備える
のがよい。そしてハウジング挿入体は、組立て時
に突起を越えて押すことができ又このハウジング
挿入体を軸線方向の定位置に固定するように突起
後方にもどり止めの状態に連関させることができ
る。主弁棒をもどすように設けたばねはこのハウ
ジング挿入体に当てがう。この構造によりさら
に、ハウジング挿入体を補助弁の室の上壁に対し
確実に密封できる。
又第2通路の最も狭い部分の横断面は、弁ハウ
ジング内で流れの方向に第2通路につながる主通
路区間の最も狭い部分の横断面より大きくするの
が有利である。この構造により、第2通路の開口
の下方から遠ざかる向きに主通路内に流入できる
よりつねに一層多量の流体が第2通路により主通
路内に流入するので、容器が倒立位置にあるとき
にも容器からのガスの損耗に関して保証できる。
他の実施例で補助弁室を仕切るハウジング挿入
体を備えた構造ではハウジング挿入体は、玉部片
の上方に第2の補助弁座を持ち補助弁室への主通
路の開口を囲む。この場合この構造により又かん
の倒立位置で玉部片自体の重量により同じ玉部片
が補助弁室への主通路の開口を確実に閉じ、容器
内の液位が倒立位置で弁ハウジング内への第2通
路の入口の少くとも下方に下がるまで圧力ガスが
流出できないようにする。正常位置で補助弁室内
に第2通路が下方から開口し主通路が上方から開
口する場合に主弁が開いたときに補助弁室により
流出する流体の流れ圧力が玉部片自体の重量と共
に、エーロゾルかんを竪方向の正常位置に保持す
るか逆の位置(倒立位置)に保持するかに関係な
くガス圧力により弁座から持上げられる玉部片に
対して作用する。
第1の補助弁座内の第2通路の開口と第2の補
助弁座内の主通路の開口とは相互に同軸にするの
が有利である。このようにして放出時の流体流れ
圧力は弁玉部片に対するガス圧力に逆つて精密に
作用し、流れ圧力が閉鎖圧力として十分有効に作
用しガスの放出を妨げる。これと同時にこの構造
により、玉部片を弁ハウジングの上部穴に当てが
うだけでただしハウジング挿入体を取付け位置に
挿入する前に、補助弁の下部弁座のこの玉部片を
精密に中心に当てがうことができる。
弁ハウジングは、第2通路を形成する横方向に
延びるみぞ穴及び軸線方向の穴を持つのがよい。
プラスチツク材から成る弁ハウジングを作る際
には従つて横方向みぞ穴に対する簡単な板状滑動
部片と軸線方向の穴に対する円筒形の丸い心棒と
を型の中子に設けるだけでよい。心棒は、相互に
或る角度を挾む2つの円筒形の穴の配置とは異つ
て、心棒端面を板部片に当てがい大きい接触面積
を生ずる。この場合中子心棒の偏平な端面に単に
線接触するようになる対応する円筒形の滑動部片
を設けて、前記端面が2つの穴の間に大きい面積
の流れ横断面を生ずるように費用のかかる対応す
る円筒形の形状を持たなければならなくなる。
本考案は、主通路をこの主通路及び第2通路の
接合部の下方に設け、第2の金属製玉部片とこの
玉部片の上方の第2の補助弁弁座とを持つ第2の
偏心弁を備えるのがよい。このようにしてガスの
放出はかんの正常位置だけでなく又倒立位置でも
第1又は第2の弁玉部片により防ぐことができ
る。しかしこの構造ではハウジング挿入体は省い
てもよい。
この場合各補助弁は軸線方向には互にずらせ半
径方向には重ね合わせることが望ましい。このよ
うにして主通路に対する流れ横断面は、弁ハウジ
ング及び2個の補助弁に関連する外径が小さくて
も保持される。
外部弁ハウジング部分の内径の第1弁玉部片の
直径に対する比は、1.5ないし2の範囲であり
1.75が好適である。弁ハウジングの最大直径に対
してこの比の値より、対応して重い重量を持ち良
好な信頼性の高い閉鎖効果を生ずる比較的大きい
玉部片が使える。
本考案のとくに有利な構造は、第2通路の入口
がかんの頂部部分のすぐ近くにある場合である。
この構造では実際上流体の全部をかんの倒立位置
で残留物を残さないでかんから放出することがで
きる。その理由は、第2通路の入口がかんの最低
位置を占める(倒立位置において)からである。
第2通路の入口を低い位置にすることは、たと
えば補助弁室への第2通路の入口を弁ハウジング
の外側壁に軸線方向の穴を形成することによつて
できる。しかし第2通路の初めの区間を弁ハウジ
ングの外側に形成したみぞによつて形成する一層
簡単な構造が得られる。このみぞは、かんの頂部
部分の内側に始まり、弁ハウジング上に押付ける
浸漬管によりかんの頂部部分の付近まで覆う。プ
ラスチツク材製ハウジングには穴よりもみぞを形
成する方が容易である。
1個の補助弁室又は両方の補助弁室は2個のハ
ウジング挿入体により部分的に形成する。この場
合弁ハウジングが簡単になるだけでなく又2個の
補助弁室の場合に弁ハウジングの開いた一方の側
だけから弁玉部片を挿入しやすくなる。
以下本考案弁装置の実施例を添付図面について
詳細に説明する。
第1図及び第1a図には、エーロゾルかんの取
付けカツプ1(一部分だけ示してある)に取付け
た実施例として、一部分だけ断面で示した駆動弁
棒2と、弾性環状円板の形の閉鎖部片すなわちガ
スケツト3とプラスチツク材から作つた弁ハウジ
ング4とを持つ本発明弁装置を開いた位置で示し
てある。
弁ハウジング4は、互に一体の上部弁ハウジン
グ部分5と下部弁ハウジング部分6とを持つ。
上部弁ハウジング部分5は、かん取付けカツプ
1内の位置に密封状態でフランジで止め又は縁曲
げ部で取付けてある。下部弁ハウジング部分6
は、一部だけ示した浸漬管8用の連結ニツプル7
を備えている。浸漬管8は、かんの底部の付近ま
で、分与しようとするかん内容物内に延びてい
る。
弁棒2は、ハウジング4内で弁棒下端部により
案内される。この下端部はその外部に上部弁ハウ
ジング部分5内で竪方向リブを持つが、弁棒上端
部は噴霧孔を形成した主弁駆動ヘツド9内にはめ
てある。
弁棒2の下端部は、弁棒2のもどり運動ができ
るようにばね10によりハウジング挿入体11か
ら支えてある。弁棒2の下端部は、下部弁ハウジ
ング部分6の内部肩部12にハウジング挿入体1
1を密封状態で押付ける。
下部弁ハウジング部分6と共にハウジング挿入
体11は、切換え弁として作用する補助弁の補助
弁室13を仕切る。この補助弁は、金属製なるべ
くは鋼製の弁玉部片14と、下部弁ハウジング部
分6内で玉部片14の下方の第1の円すい台形弁
座15と、ハウジング挿入体11内で玉部片14
の上方の第2の円すい台形弁座16とを備えてい
る。
図示のように本考案弁装置の竪方向位置でかん
内の分与しようとする充てん分与剤の最高液位の
上方に配置した補助通路すなわち第2通路17
は、推進剤ガスを充てんしたかん内部の領域を図
示の竪方向位置で下部の弁座15に連通させ、第
2通路17の開口18を玉部片14の下方の弁座
15の最低位置に配置してある。第2通路17は
その初めの部分で、竪穴20に出会う横方向に延
びる又は水平のみぞ穴19に形成してある。
かんの内容物の流通用の主通路21の径路は破
線で示してある。主通路21の区間22は、補助
弁のそばを下部弁ハウジング部分6の軸線方向通
路23と軸線方向みぞ穴24とハウジング挿入体
11の半径方向穴25及び軸線方向穴26とを経
て上部弁座16の開口17に側方に延びている。
開口27は開口18と同軸で玉部片14の上方に
ある。主通路21はハウジング挿入体11の壁の
半径方向くぼみ28とハウジング挿入体11に形
成した軸線方向みぞ穴29とにつながつている。
くぼみ28及びみぞ穴29は、補助弁室13から
ハウジング4内の主弁空間33への直接の流通路
を形成する。組立て時に通路23及びみぞ穴24
が相互に確実に整合するように、ハウジング挿入
体11の下側の軸線方向突起が肩部12の頂部の
くぼみに連関する。
ハウジング挿入体11の頂部部分は、ばね10
を当てがう杯状体の形にしてある。
上部弁ハウジング部分5に周辺方向に延びる環
状の突出部の形に形成した直径に沿い互に対向す
る内向き面の半径方向のもどり止め突起31は、
ハウジング挿入体11を軸線方向に固定するよう
にハウジング挿入体11の上縁部のすぐ上方に連
関する。ハウジング挿入体11をはめ込むとき
は、突起31は半径方向外向きにハウジング挿入
体11を突起31を過ぎて動かすことができるよ
うな程度まで圧縮される。
補助弁室13はハウジング4の外部部分と弁ハ
ウジング部分6とに対して偏心して配置してあ
る。この偏心度は、補助弁室13及び弁ハウジン
グ部分6の各内半径の差にほぼ等しいから、弁ハ
ウジング部分6の外側壁は同時に補助弁室13の
壁の一部(第1図の左方の部分)を形成する。
軸線方向みぞ穴24,29は、弁ハウジング4
の上部部分5の内側に半径方向外方縁部を密封状
態で当てがつた壁43により互に隔離してある。
みぞ穴29は上方が開口しているが、みぞ穴24
は挿入体11の横壁44により上方が閉じてい
る。補助弁室13の偏心により、主通路区間22
は、補助弁室13及び弁ハウジング4が同心配置
のときより一層大きい流れ断面積を持つ。さらに
弁ハウジング4に必要な材料の量は同心配置の場
合より少ない。
補助弁室13の高さ位置で補助弁室13の外径
と弁ハウジング部分6の内径との差は、玉部片1
4の直径より小さいから、本弁装置の作動の際に
玉部片14は、ハウジング挿入体11をはめ込む
前に上方から弁ハウジング4内に単に落すだけで
あり、補助弁室13が偏心していても特定の案内
部片を設けないでたとえば押抜き具により補助弁
室13内に容易に押込むことができる。
図示のようにエーロゾルかん又は本考案弁装置
の正常な竪方向位置では、玉部片14の重量によ
り玉部片14はガス圧力に逆つて第2通路17を
閉じるからガスが逃げることができない。又玉部
片14は主通路21を開口27で開き、図示のよ
うに本考案弁装置の主弁をヘツド9を押すことに
より開くと、かん内の流体はガス圧力のもとにか
んから主通路21により放出することができる。
又主弁を開くときにかんを倒立位置にすなわち
ヘツド9を下方にして保持し従つて第2通路17
を流体中に浸すが浸漬管8の入口がかん内の流体
の液位の上方にあると、玉部片14は弁座16に
向い転動するから、かんがこの位置にあるときは
圧力ガスでなくて流体だけを第2通路17と補助
弁室3とくぼみ28及びみぞ穴29とにより放出
することができる。
第2図に示した実施例と以下の全部の実施例と
では第1図に示したような主弁駆動ヘツド9は図
面を一層簡単化するために省いてある。本考案弁
装置の各部品が第1図に示した各部品に対応する
限りは、これ等の部品に同じ参照数字をつけてあ
る。
第2図の実施例は第1図の実施例に比べて、補
助弁が一方向だけに作用し補助弁室13からハウ
ジング4内の主弁空間33まで一層広いまつすぐ
な通路34を設けてある点が異つている。
補助弁室13の開いた上縁部に通路34を仕切
る内方に突出する環状ビード35の内径は弁玉部
片14の直径より幾分小さいから、環状ビード3
5は保持部片として作用し玉部片14が補助通路
17により玉部片14に対して押圧する流体の圧
力のもとに補助弁室13から確実にはずれないよ
うにする。
第2図の噴霧弁装置が図示の正常位置にある
と、かん内の流体は、弁棒2を持つ主弁の開いた
ときにかん内の流体の上方のガス圧力のもとに浸
漬管8により主通路21を経てかんから流出す
る。これと共に弁玉部片14は玉部片自体の重量
により補助弁を閉じた状態に保持し、推進剤ガス
が第2通路17により逃げることができないよう
にする。又かんの倒立位置で主弁を開いたときに
玉部片14がこの場合弁座15から離れるので第
2通路17により流体を放出できる。この場合第
2通路17により補助弁室13内に付勢された流
体は、補助弁室13の壁の側方みぞ穴36により
主弁ハウジング部分33内に放出する。
第2図の実施例ではかんの倒立位置で若干のガ
スが主通路21により逃げる。しかしこの実施例
は実用的であり、ハウジング挿入体11がないの
で製造及び組立てが比較的簡単である。
しかし第3図の実施例では主通路区間22内に
第2の玉部片37を持つ第2の補助弁を取付ける
ことによりかんの倒立位置で推進剤ガスが主通路
21によりかんから逃げないようにする。図示の
正常位置で流体が放出できるように、ニツプル7
はその底部まで連続して下方に延びるみぞ穴38
を下端部に形成してある。みぞ穴38を形成した
第2の補助弁室39の壁部分は、開口の下縁部で
半径方向内向きに突出し弁玉部片37の保持部片
として作用する突起40を備えている。ニツプル
7の上方に押される浸漬管8はみぞ穴38の外面
を閉じる。
第3図の実施例に協働する第2図の実施例の変
型では補助弁室13の壁には半径方向みぞ穴36
を形成しないで軸線方向リブ41が形成してあ
る。軸線方向リブ41はその間に、補助弁室13
の開口の上縁部まで軸線方向に延びるみぞ穴42
を形成する。第2図の実施例の単一の弁室13と
同様に2個の補助弁室13,39は互に偏心し直
径に沿い相互に対向して配置してある。ニツプル
の偏心構造によつてみぞ穴19は全く省いてあ
る。各補助弁室は軸線方向には互にずれているが
半径方向には互に重なりあつている。
第4図に示した実施例と第3図に示した実施例
との間の違いは次のことだけである。下部弁ハウ
ジング部分6とニツプル7とは第3図の実施例の
場合より直径が大きくて、浸漬管8はニツプル7
内に掃入でき、第1補助弁室は弁ハウジング部分
6により部分的に囲んである。
第5図に示した実施例は第2図に示した実施例
に比べて、玉部片保持部片の代りに、主通路を形
成する流通みぞ29を持つばね10の圧力のもと
に補助弁室13を閉じる挿入体11を設けた点が
異つている。第2通路17は弁玉部片14の上方
で補助弁室13に開口している。ハウジング挿入
体11は同時に図示の正常位置で補助弁室13を
密封する。この正常位置では推進剤ガスが第2通
路17により補助弁室13内に入り玉部片14を
玉部片自体の重量のほかに弁座15に向つて押
す。これと同時にハウジング挿入体11により玉
部片14は組立て中にその配置位置に確実に留ま
る。
第6図に示した実施例は、第4図の第2補助弁
に類似の構造を持つ第2補助弁16,37を使う
ことにより第5図に示した実施例と異なる。従つ
てこの点でこの第2補助弁は第4図の実施例の第
2補助弁と同じ機能を持つ。
第7図に示した実施例は第6図の実施例に比べ
て主として、第2のハウジング挿入体47が第1
弁室13と第2の弁室39の一部と主通路区間2
2とを仕切る内部弁ハウジング部分を形成する点
だけが異つている。この場合弁ハウジング4をプ
ラスチツク材から作るのが簡単になり第2玉部片
37の下方への挿入すなわち第1玉部片14の挿
入方向と同じ方向への挿入が容易になり、弁ハウ
ジング14は組立て作業中に回す必要がない。こ
の場合半径方向脚部分49によりニツプル7の壁
に連結した中間保持部片48は下部保持部片40
に対応する。各みぞ穴38は各軸線方向リブ間の
空間により形成してある。
第8図は第5図の実施例の変型を示す。この変
型では弁ハウジング14に外側に軸線方向みぞ4
5を形成してある。軸線方向みぞ45は、第2通
路17の初めの区間を形成しかんの貯部部分の内
側に始まる。みぞ45はかんの頂部部分1の付近
の位置まで浸漬管8により覆われ、入口46は覆
われないままになつている。この構造でかんを倒
立位置に保持すると、かんの倒立状態で入口46
が実際上最下部位置にあるから、かんに残るとい
えるほどの残留物を残さないで実際上全部の流体
が第2通路17によりこのかんから逃げることが
できる。第5図に示した実施例より勝る別の利点
はニツプル7を省くことができることである。
第2図、第5図及び第8図に示したような弁装
置では単位時間当たり極めて高い噴霧量を容器を
逆さにしたときにもガスの損失を伴わないで生じ
させなければならない場合に、第1図、第3図、
第4図、第6図及び第7図に示した弁装置を使う
ことが望ましい。しかし低い噴霧割合で十分な効
果が得られる場合にはこれ等の比較的高価な弁装
置を使うのを避けることができる。第2図、第5
図及び第8図の実施例は又容器を逆さにしたとき
に圧力ガスの損失を伴わないで噴霧するのに使う
ことができる。補助弁の流れ領域で通路17,2
0,36(第2図)又は通路45,17,17a
(第5図及び第8図)の最も狭い部分を流れ方向
に隣接する主通路区間22a(第2図)又は区間
22a,22,29(第5図及び第8図)の最も
狭い部分より広い横断面を持つようにしてある。
次の寸法は図示の各実施例で好適である。
玉部片14,37の直径D 3ないし4.5mmな
るべくは3.5mm 外部ハウジング部分5,6の内径 D=3.5mm
のときに6ないし9mmなるべくは6.9mm 主通路21の最小幅 1.5mm 補助弁室13,39の内径 D=3.5mmのとき
に3.75mm 外部ハウジング部分6に一致しない補助弁室1
3,39の壁の厚さ D=3.5mmのときに0.7ない
し0.8mm 第1図のみぞ穴23,24,29の半径方向深
さ D=3.5mmのときに0.8mm なお第3図及び第4図の補助弁室の壁は第2図
の補助弁室13の壁と同じ構造でよいし又その逆
でもよい。さらに第2図の補助弁室13の壁にも
第3図の補助弁室39の壁と同様にみぞ穴38を
形成してもよいし又その逆にしてもよい。
以上本考案はその実施例について詳細に説明し
たが本考案はなおその精神を逸脱しないで種種の
変化変型を行なうことができるのはもちろんであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案噴霧弁装置の第1の実施例を示
す後述第1a図のB−B線に沿う断面図、第1a
図は第1図のA−A線に沿う断面図である。第2
図は本考案噴霧弁装置の第2の実施例の軸断面
図、第3図、第4図、第5図、第6図、第7図及
び第8図は本考案噴霧弁装置のそれぞれ第3、第
4、第5、第6、第7及び第8の実施例の軸断面
図である。 2…弁棒、3…ガスケツト、4…弁ハウジン
グ、8…浸漬管、13…補助弁室、14…弁玉部
片(密封部片)、15…補助弁座、17…第2通
路(補助通路)、21…主通路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) (イ) 単一部分品であるプラスチツク製のハウ
    ジングと、 (ロ) エーロゾル容器の内容物の流通用の主通路
    と、 (ハ) この主通路内のばねの力に逆らつて手動で
    駆動可能な弁棒を持つ主弁と、 (ニ) 前記主通路から前記エーロゾ容器内へ延び
    る浸漬管と、 (ホ) 前記エーロゾル容器の内容物を流通させる
    ように、前記エーロゾル容器内の空間を前記
    主通路に連結する、前記ハウジングの外壁に
    設けた入口開口を持つ補助通路と、 (ヘ) 重力作用に応答して移動可能な密封部片
    と、補助弁座とを持ち、前記補助通路を密封
    できる補助弁と 備え、 前記エーロゾル容器の正常位置において、前記
    密封部片が前記主通路を妨害しないで、前記補助
    通路をふさぐように、前記補助弁座を、前記密封
    部片の下方に配置し、 前記エーロゾル容器の倒立位置において、前記
    補助弁を開放し、 前記主通路を、前記補助弁の横側を通過させる
    ようにし、 前記エーロゾル容器の上方部分に密封状態で固
    定的にはめ込むことができる、エーロゾル容器用
    噴霧弁装置において、 前記補助弁を、円筒形の弁ハウジング部分によ
    つて囲むと共にこの補助弁の一部分を前記弁ハウ
    ジング部分によつて形成し、 前記補助弁を、前記単一部分品であるハウジン
    グ内に偏心して位置させ、 前記弁棒を囲む前記弁ハウジング部分の内壁に
    より、前記補助弁の壁の一部分を形成し、 前記偏心の程度を、前記弁ハウジング部分の内
    側半径と前記補助弁の内側半径との差にほぼ等し
    くし、 前記補助弁の室の外径と、前記弁ハウジング部
    分の内径との差を、前記補助弁の前記密封部片の
    直径より小さくしたことを特徴とする、エーロゾ
    ル容器用噴霧弁装置。 (2) 前記補助弁の室内に通ずる前記補助通路の入
    口開口を、前記密封部片を構成する弁玉部片の
    下方に配置した実用新案登録請求の範囲第(1)項
    記載のエーロゾル容器用噴霧弁装置。 (3) 前記ハウジングに、横方向に延びるみぞ穴
    と、軸線方向の穴とを設け、これ等のみぞ穴と
    穴とにより前記補助通路を形成した実用新案登
    録請求の範囲第(2)項記載のエーロゾル容器用噴
    霧弁装置。 (4) 前記補助通路の出口開口を、前記補助弁座の
    最下方位置から前記密封部片を構成する弁玉部
    片の下方の前記主通路の空間内へ開放した実用
    新案登録請求の範囲第(1)項記載のエーロゾル容
    器用噴霧弁装置。 (5) 前記密封部片を構成する弁玉部片を、この弁
    玉部片の上方に配置した保持手段によつて、前
    記補助弁の室内に保持し、前記保持手段が、前
    記弁玉部片用の貫通穴を、前記主弁用の前記ハ
    ウジング内の空間から前記補助弁の室まで開放
    するようにした実用新案登録請求の範囲第(1)項
    記載のエーロゾル容器用噴霧弁装置。 (6) 前記貫通穴を、前記補助弁の軸線に平行に配
    置し、前記保持手段を、前記貫通穴において半
    径方向にかつ内向きに突出する少なくとも1つ
    のたわみ性突起により形成した実用新案登録請
    求の範囲第(5)項記載のエーロゾル容器用噴霧弁
    装置。 (7) 前記補助通路の最も狭い部分の横断面を、前
    記ハウジング内において流れの方向に前記補助
    通路に隣接する前記主通路の最も狭い部分の横
    断面よりも大きくした実用新案登録請求の範囲
    第(1)項記載のエーロゾル容器用噴霧弁装置。 (8) 金属製の別の弁玉部片を持つ偏心した別の補
    助弁と、前記別の弁玉部片の上方の別の補助弁
    座とによつて、前記主通路を、前記主通路と前
    記補助通路との接続箇所の下方に設けた実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載のエーロゾル容器
    用噴霧弁装置。 (9) 前記両補助弁を、軸線方向には変位させ、半
    径方向には互いに部分的に重なるようにした実
    用新案登録請求の範囲第(8)項記載のエーロゾル
    容器用噴霧弁装置。 (10) 前記弁ハウジング部分の内径と最初の前記弁
    玉部片の直径との比を、約1.5ないし2の範囲
    にした実用新案登録請求の範囲第(1)項記載のエ
    ーロゾル容器用噴霧弁装置。 (11) (イ) 単一部分品であるプラスチツク製のハウ
    ジングと、 (ロ) エーロゾル容器の内容物の流通用の主通路
    と、 (ハ) この主通路内のばねの力に逆らつて手動で
    駆動可能な弁棒を持つ主弁と、 (ニ) 前記主通路から前記エーロゾル容器内へ延
    びる浸漬管と、 (ホ) 前記エーロゾル容器の内容物を流通させる
    ように、前記エーロゾル容器内の空間を前記
    主通路に連結する、前記ハウジングの外壁に
    設けた入口開口を持つ補助通路と、 (ヘ) 重力作用に応答して移動可能な密封部片を
    持ち、前記補助通路を密封できる補助弁と、 を備え、 前記エーロゾル容器の正常位置において、前記
    密封部片が前記主通路を妨害しないで、前記補助
    通路をふさぐように、補助弁座を、前記密封部片
    の下方に配置し、 前記エーロゾル容器の倒立位置において、前記
    補助弁を開放し、 前記主通路を、前記補助弁の横側を通過させる
    ようにし、 前記エーロゾル容器の上方部分に密封状態で固
    定的にはめ込むことができる、エーロゾル容器用
    噴霧弁装置において、 前記補助弁を、前記ハウジング内に偏心して位
    置させ、 前記弁棒を囲む円筒形の弁ハウジング部分の内
    壁により、前記補助弁の壁の一部分を形成し、前
    記偏心の程度を、前記弁ハウジング部分の内側半
    径と前記補助弁の内側半径との差にほぼ等しく
    し、 前記補助弁の室の外径と、前記弁ハウジング部
    分の内径との差を、前記補助弁の前記密封部片の
    直径より小さくし、 前記補助弁の室の範囲を定めると共にこの補助
    弁の室の外側の流路に対する制御穴を備えたハウ
    ジング挿入体を設けたことを特徴とする、実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載のエーロゾル容器用
    噴霧弁装置。 (12) 前記ハウジングの内壁に突起を設け、この突
    起によつて、前記ハウジング挿入体を、もどり
    止係合状態にすることができるようにした実用
    新案登録請求の範囲第(11)項記載のエーロゾル容
    器用噴霧弁装置。 (13) 前記ばねが、前記ハウジング挿入体に載置
    されている実用新案登録請求の範囲第(11)項記載
    のエーロゾル容器用噴霧弁装置。 (14) 前記ハウジング挿入体が、前記密封部片で
    ある弁玉部片の上方に別の補助弁座を備えると
    共に前記補助弁の室内への前記主通路の開口を
    囲むようにした実用新案登録請求の範囲第(11)項
    記載のエーロゾル容器用噴霧弁装置。 (15) 前記最初の補助弁座内の前記補助通路の開
    口と、前記別の補助弁座内の前記主通路の開口
    とを互いに同軸にした実用新案登録請求の範囲
    第(14)項記載のエーロゾル容器用噴霧弁装
    置。
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