JPH07121753B2 - 正立使用、倒立使用の両使用可能な流体噴出弁装置 - Google Patents

正立使用、倒立使用の両使用可能な流体噴出弁装置

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JPH07121753B2
JPH07121753B2 JP5041657A JP4165793A JPH07121753B2 JP H07121753 B2 JPH07121753 B2 JP H07121753B2 JP 5041657 A JP5041657 A JP 5041657A JP 4165793 A JP4165793 A JP 4165793A JP H07121753 B2 JPH07121753 B2 JP H07121753B2
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packing
fluid ejection
outer cylinder
opening
inner cylinder
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誠一 北林
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Maruichi Co Ltd
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Maruichi Co Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/32Dip-tubes

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正立使用、倒立使用の
両使用可能の流体噴出弁装置に関し、特に、炭酸ガスや
窒素ガスなどの気体ガスを内蔵したエアゾール容器に取
り付け得るようにした正立使用、倒立使用の両使用可能
の流体噴出弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されてきた正立使用、倒立
使用の両使用可能の流体噴出弁装置には、流路閉鎖用球
体と外筒の下部に設けた開口部とが設けられていて、そ
れらの間で前記球体で前記開口部を塞ぐ場合に、その開
口部を塞ぐ面が漏斗状になっていて逆円錐状になってい
るから、その逆円錐状の表面と流路閉鎖用球体との間
に、本来なら、気密性を保持しうるように幾何学的には
接触させ得るのであるが、現実には、全く隙間がないよ
うに遮断することは難しく、その結果は、逆円錐状の表
面と流路閉鎖用球体の表面の仕上り精度を高めることが
必要となり、その加工のための手間が倍加してきた。他
方で、前記球体の表面の仕上り精度を高める意味で、あ
らゆる技術的努力を重ねてみても、その素材が樹脂成形
体である以上、その樹脂成形体の成形過程でひけ或いは
歪などが生じて正確な逆円錐状の表面の形状を形成する
ことが望めないことが分かってきた。それと同様に、逆
円錐状の表面部分に接触させねばならない流路閉鎖用球
体の表面部分も同じような問題が生じるので、表面の仕
上り精度を高めることへの努力を重ねてみても、その成
果は、事実上、望めないことになる。また、最近、環境
汚染から脱却するためにも、エアゾール容器を用いた製
品には、従来、使用されてきた液化ガスを充填すること
とは異なって、環境汚染への影響の少ない炭酸ガスや窒
素ガスなどの気体ガスを内蔵したエアゾール容器が取り
扱われるようになってきた。ところが、そのようなエア
ゾール容器を正立状態で使用すると、流路閉鎖用球体の
表面部分と逆円錐状の表面部分との接触状態を、よほ
ど、確実にしておかないと、内容液中に溶け込んでいな
いで収容されている圧縮気化ガスがなくなってしまいエ
アゾール容器内に内容物を残したまま使用不能になって
しまうことがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述のよう
に、エアゾール容器を正立状態で使用しても、倒立状態
で使用しても、いずれの状態ででも使用可能な正立使
用、倒立使用の両使用可能の流体噴出弁装置は従来から
使用されている。しかし、気密性を保持させにくい流路
閉鎖用球体の表面部分と逆円錐状の表面部分との接触状
態をよくすることが必要であり、特に、気密性を十分保
持させるために、種々の技術的努力が必要になるが、そ
のような技術的努力にかかわらず、依然として、決定的
な成果は得ていない。本発明は、上記の問題を解決する
ことを第1の目的とし、正立使用、倒立使用の両使用可
能の流体噴出弁装置において流路閉鎖用球体の弁座に相
当するパッキングの中央部分に形成された開口部分を流
路閉鎖用球体が閉鎖した際に、気密性を確保し、パッキ
ングの取り付けに際し、取り付けを容易にし、かつ、パ
ッキングの気密性の確保について信頼性を維持し得るこ
とを第2の目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、給液流路17
を有する外筒4とその外筒4に内蔵した流体噴出弁を有
する内筒18とからなり、その内筒18の上部に支持し
たラバー製環状部3を有するバルブステム2をマウンテ
ンキャップ1の中央円筒突出部分の内部に嵌め込み、そ
の内筒18の外側に下方から内筒18を嵌め合わせて、
外筒4の下底部の内側に前記給液流路17を形成し、外
筒4と内筒18の周壁部分の適宜位置に互いに連通し得
るように連通給液流路を設け、それらの外筒4と内筒1
8に設けた流体噴出弁との間で、正立使用の時でも、倒
立使用の時でも、流路を開き得るようにし、常時は、流
体噴出流路を閉鎖し得るようにし、前記外筒4に内蔵し
た弾性材料製パッキング8の中央部の開口に対し前記外
筒4内の内筒18に設けた空間部に収容させた流路閉鎖
用球体7を移動させて前記パッキング8の中央部の開口
を開いたり或いは閉じたりし得るようにし、正立使用の
時に、前記閉鎖用球体7を前記パッキング8の中央部の
開口に接触させて閉鎖させるようにして前記外筒4が有
する給液流路から流体噴出流路へ流体を供給し、外部に
流体を噴出させるようにし、倒立使用の時に、前記外筒
4内の空間部に収容させた閉鎖用球体7を前記外筒4に
内蔵したパッキング8の中央部の開口から離脱させて、
その開口を流路にし、流体噴出流路へ流体を供給し、外
部に流体を噴出させることを特徴にした正立使用、倒立
使用の両使用可能な流体噴出弁装置である。
【0005】
【作用】本発明の正立使用、倒立使用の両使用可能な流
体噴出弁装置は、給液流路17を有する外筒4とその外
筒4に内蔵した流体噴出弁を有する内筒18とからな
り、それらの外筒4と内筒18に設けた流体噴出弁との
間で、正立使用の時でも、倒立使用の時でも、流路を開
き得るし、常時は、流体噴出流路を閉鎖し得るので、正
立使用、倒立使用の両使用が可能な便利さと広い用途で
使用し得る。そして、正立使用の時に、前記外筒4に内
蔵した弾性材料製パッキング8の中央部の開口に対し前
記外筒4内の内筒18に設けた空間部に収容させた閉鎖
用球体7を移動させて接離し、前記パッキング8の中央
部の開口を開いたり或いは閉じたりし得るので、構造が
簡単で、しかも、丈夫であるから長期使用に適し、そし
て、製造が容易であり、使用に際して、故障するような
恐れも少ない。また、正立使用の時に、前記閉鎖用球体
7を前記パッキング8の中央部の開口に接触させて閉鎖
させるので、前記外筒4が有する別の給液流路から流体
噴出流路へ流体を供給し、外部に流体を噴出させること
が出来る。そして、倒立使用の時に、前記外筒4内の空
間部に収容させた閉鎖用球体7を前記外筒4に内蔵した
パッキング8の中央部の開口から離脱させて、その開口
を流路にしたので、流体噴出流路へ流体を供給し、外部
に流体を噴出させたので、本発明の流体噴出弁装置を正
立使用および倒立使用のいずれの状態でも流体噴出流路
を開き、外部に流体を容易に噴出させ得る。また、本発
明の流体噴出弁装置は、複数の流体噴出流路を形成し、
それらの流体噴出流路の一方の流体噴出流路である球体
7を収容した空間部分を介した流路ではない他方の流体
噴出流路が、流体噴出容器を正立使用の時に、流体噴出
流路とし、ばね部分を内筒18と一体構造にした前記流
体噴出弁支持構造が有するばね部分の働きで、流体噴出
弁の開口部分の開口をなし得る。また、本発明の正立使
用、倒立使用の両使用可能の流体噴出弁装置は、流体噴
出容器を倒立使用する時は、流体噴出流路の球体7を収
容した空間部分を介して流体噴出流路の中で球体7を下
降させて、その球体によって閉鎖されていた弾性材料製
パッキングの通孔を開口させて流体噴出流路にさせるこ
とにより、正立使用の時に閉鎖されてる流路を開き得る
ようにし、常時は、流体噴出流路を閉鎖し得るようにし
たので、流体噴出弁装置を正立使用、倒立使用の両方の
状態で容易に流体を噴出させ得るとともに、常時は、流
体噴出流路の球体7によって弾性材料製パッキング8の
通孔を確実に閉鎖し得る。また、本発明の正立使用、倒
立使用可能の流体噴出弁装置は、それらの外筒4とその
外筒4の中の内筒18との間で、正立使用の時でも、倒
立使用の時でも、流路を開き得るようにし、常時は、流
体噴出流路を閉鎖し得るようにした流体噴出弁構造を設
けており、流体噴出容器を正立使用にする時は、流路閉
鎖用球体7とその下方位置にある弾性材料製パッキング
8の通孔の周囲の部分を接触させ、前記流路閉鎖用球体
7とその下方に位置する前記弾性材料製パッキング8の
通孔との接触部分に全く隙間をつくらないで気密性を保
持し得るようにし、前記外筒4に設けた上端開口部分の
開口と流体噴出弁装置の流体噴出弁への給液流路を閉鎖
するために、前記弾性材料製パッキング8と前記流路閉
鎖用球体7との間で気密性を保持し得るように接触させ
て、流体の移動を確実に遮断し、前記給液流路と前記外
筒4に設けた上端開口部分の開口とを連通させないよう
にし得る。特に、内筒18に設けた流体噴出弁への流路
の途中に噴出縦孔を設け、給液流路を有する外筒とその
外筒に内蔵した内筒との間にパッキング8を配設し、前
記内筒4に内蔵した流路閉鎖用球体7とその球体7の弁
座となるパッキング8の開口とを接離させ得るように
し、前記球体7と前記パッキング8の開口が接触した
時、外筒4、内筒18との嵌合面から前記噴出縦孔に向
けて微量たりとも漏洩しないように前記パッキング8の
気密性を保持させ得るようにしたので、流体噴出容器内
の加圧ガスをみだりにを外部に漏洩させない。また、パ
ッキング押え構造部分12に下向きに開口させた環状溝
11を内筒18の下端に形成し、そのパッキング押え構
造部分12の下方に、その中央部を開口させた弾性材料
製パッキング8を配設し、その中央部を開口させた前記
パッキング8の下に外筒4の下底部に設けた給液流路形
成用突出部20を設け、それらの突出部20の間の給液
流路と前記内筒4に設けた一つ或いは複数の噴出縦孔を
連絡させて流体噴出流路を形成し、前記パッキング8に
設けたを一つ或いは複数の通孔を無方向性にして前記パ
ッキングの配設状態をその上下面の転倒が生じても支障
がないようにし、環状溝11を形成したパッキング押え
構造部分12とその下方のパッキングの一つ或いは複数
の通孔とを如何なる組み立て状態にしてでも連通させう
るようにしたので、製造組立過程での支障をなくし、使
用時での支障もなくし得る。
【0006】
【実施例1】本発明は、その下方に給液管21を備えた
給液流路17を有する外筒4の上端周側面部に横溝状開
口部を設け、その横溝状開口部を設けた大口径円筒部分
を前記外筒4の上部部分に形成し、その外筒4の上部部
分の大口径円筒部分の内側空間部の下端開口部に、その
上端開口部5が重り合って連通するように横向きの開口
部19を内筒18に有し、かつ、その横向きの開口部1
9とは別に下向きの開口部を有するパッキング押え構造
部分12を備えた内筒18を前記外筒4に内蔵し、前記
内筒18に内蔵した流路閉鎖用球体7の下方位置に弾性
材料製パッキング8を配設し、そのパッキング8を前記
外筒4の下底部に設けた給液流路形成用突出部20と前
記内筒18の環状溝11を形成したパッキング押え構造
部分12との間に配設し、流体噴出容器を正立使用にす
る時は、流体噴出流路での閉鎖用球体7を介した流路と
は別の流体噴出流路を開通した流体噴出流路とし得るよ
うにし、前記内筒18と一体のばね部材の働きで、流体
噴出弁の開口をなし得るようにし、流体噴出容器を倒立
使用にする時は、閉鎖用球体7を下降させることによ
り、その球体7によって閉鎖されていた流体噴出流路を
開口させて、流体噴出流路の閉鎖用球体7による閉鎖を
解除してできた流体噴出流路を介して流体を外部に噴出
させ得るようにし、常時は、流体噴出流路を閉鎖し得る
ことを特徴にした正立使用、倒立使用の両使用可能な流
体噴出弁装置である。
【0007】
【実施例2】本発明は、その下方に給液管21を備えた
給液流路17を有する外筒4の上端周側面部に横溝状開
口部5を設け、その横溝状開口部5を設けた大口径円筒
部分を前記外筒4の上部部分に形成し、その外筒4の上
部部分の大口径円筒部分の内側空間部の下端開口部に、
その上端開口部が重なり合って連通するように横向きの
開口部を有し、かつ、その横向きの開口部とは別に下向
きの開口部を有するパッキング押え構造部分12を備え
た内筒18を前記外筒4に内蔵し、前記内筒18に内蔵
した閉鎖用球体7の下方位置に弾性材料製パッキング8
を配設し、前記外筒4の下底部に設けた給液流路形成用
突出部20と前記内筒18の環状溝11を形成したパッ
キング押え構造部分12との間の前記パッキング8に設
けた中央開口部に対し前記閉鎖用球体7を接離自在に配
設し、前記パッキング8に設けた中央開口部とは別の通
孔を前記パッキング8に設け、その別の通孔と前記内筒
18に設けたパッキング押え構造部分12に形成した環
状溝11とを常時連通させ得るようにし、その環状溝1
1と内筒18の上部に設けた流体噴出弁とを流路で接続
し、流体噴出容器を正立使用にする時は、流体噴出流路
での閉鎖用球体7を介した流路とは別の流体噴出流路を
開通した流体噴出流路とし得るようにし、前記内筒18
と一体のばね部材14の働きで、流体噴出弁の開口をな
し得るようにし、流体噴出容器を倒立使用にする時は、
流路閉鎖用球体7を下降させることにより、それまで、
その球体7によって閉鎖されていた前記パッキング8の
中央開口部を開口させ、その中央開口部を閉鎖していた
閉鎖用球体7による閉鎖状態を解除してできた流体噴出
流路を介して流体を外部に噴出させ得るようにし、常時
は、流体噴出流路を閉鎖し得ることを特徴にした正立使
用、倒立使用の両使用可能な流体噴出弁装置である。
【0008】
【実施例3】本発明は、給液流路17を有する外筒4と
その外筒4の内部に設けた内筒18とからなり、その内
筒18に内蔵した流体噴出弁と前記外筒4との間で、正
立使用の時でも、倒立使用の時でも、噴出流体の流体噴
出流路を開き得るようにし、常時は、流体噴出流路を閉
鎖し得るようにし、前記外筒4に内蔵した内筒18の下
端部分をパッキング押え構造部分12にし、そのパッキ
ング押え構造部分12には下向きに開口させた環状溝1
1を形成し、そのパッキング押え構造部分12の下方
に、その中央部を開口させた弾性材料製パッキング8を
配設し、その中央部を開口させた前記パッキング8の下
に外筒4の下底部に設けた給液流路形成用突出部20を
設け、それらの突出部20の間の給液流路17と前記内
筒18に内蔵した流体噴出弁への噴出流体の流体噴出流
路とを連通させ、正立使用の時は、前記パッキング8の
開口部と流路閉鎖用球体7とを接触させて気密性を保持
し得るように前記パッキング8の開口部を閉鎖し、前記
給液流路と前記外筒4の上部部分の大口径円筒部分の内
側空間部の下端開口部からの給液流路とを前記流路閉鎖
用球体7による前記パッキング8の開口部の閉鎖により
流路を遮断し、倒立使用の時は、流路閉鎖用球体7を下
降させて、その球体7によって閉鎖されていた流体噴出
流路を開口させ、流体噴出流路の閉鎖用球体7による閉
鎖を解除してできた流体噴出流路を介して外筒4の上端
に設けた上端開口部5から流入した流体を外部に噴出さ
せ得るようにし、常時は、流体噴出流路を閉鎖し得るこ
とを特徴にした正立使用、倒立使用の両使用可能な流体
噴出弁装置である。
【0009】
【実施例4】本発明は、給液流路17を有する外筒4と
その外筒4に内蔵した流体噴出弁を有する内筒18とか
らなり、その内筒18の上部に支持したラバー製環状部
3を有するバルブステム2をマウンテンキャップ1の中
央円筒突出部分の内部に嵌め込み、その内筒18の外側
に下方から内筒18を嵌め合わせて、外筒4の下底部の
内側に前記給液流路17を形成し、外筒4と内筒18の
周壁部分の適宜位置に互いに連通し得るように連通給液
流路を設け、それらの外筒4と内筒18に設け、その内
筒18に内蔵した流体噴出弁と前記外筒4との間で、正
立使用の時でも、倒立使用の時でも、噴出流体の流体噴
出流路を開きうるようにし、常時は、流体噴出流路を閉
鎖しうるようにし、前記外筒4内の内筒18に設けた空
間部に収容された閉鎖用球体7を移動させて前記パッキ
ング8の中央部の開口を開いたり、閉じうるようにし、
前記外筒に内蔵した内筒18の下端部分をパッキング押
え構造部分12にし、そのパッキング押え構造部分12
の下方に、その中央部を開口させた弾性材料製パッキン
グ8を配設し、そのパッキング8の中央部の開口に対し
閉鎖用球体7を自重で接離して前記パッキング8の中央
部の開口を開閉させて、前記パッキング8の下に、その
パッキング8を支持するための上向き突起をその下底部
に形成した外筒4を配設し、前記上向き突起の複数の突
起の間に給液流路を形成し、その給液流路と前記内筒1
8に設けた縦方向流路を前記パッキング8に設けた通孔
を介して流体噴出流路に連絡させ得ることを特徴にした
正立使用、倒立使用の両使用可能な流体噴出弁装置であ
る。
【0010】
【実施例5】本発明は、給液流路17を有する外筒4と
その外筒4の内部に設けた内筒18とからなり、その内
筒18に内蔵した流体噴出弁と前記外筒4との間で、正
立使用にする時でも、倒立使用にする時でも、噴出流体
の流体噴出流路を開き得るようにし、常時は、流体噴出
流路を閉鎖し得るようにし、前記外筒4に内蔵した内筒
18の下端部分をパッキング押え構造部分12にし、そ
のパッキング押え構造部分12に下向きに開口させた内
筒18の環状溝11を形成し、前記パッキング押え構造
部分12の下方に、その中央部を開口させた弾性材料製
パッキング8を配設し、その中央部を開口させた前記パ
ッキング8の下に前記外筒4の下底部に設けた給液流路
形成用突出部20を設け、それらの突出部20の間の給
液流路17と前記内筒18に設けた一つ或いは複数の噴
出縦孔13を連絡させて流体噴出流路を形成し、前記パ
ッキング8に設けたを一つ或いは複数の通孔などの給液
流路用開口部分10を無方向性にして前記パッキング8
の配設状態をその上下面の転倒が生じても支障がないよ
うにし、環状溝11を形成したパッキング押え構造部分
12とその下方のパッキング8の一つ或いは複数の通孔
などの給液流路用開口部分10とを如何なる組み立て状
態にしてでも流路を連通させ得ることを特徴にした正立
使用、倒立使用の両使用可能な流体噴出弁装置である。
【0011】
【効果】本発明の正立使用、倒立使用の両使用可能な流
体噴出弁装置は、給液流路17を有する外筒4とその外
筒4に内蔵した流体噴出弁を有する内筒18とからな
り、それらの外筒4と内筒18に設けた流体噴出弁との
間で、正立使用の時でも、倒立使用の時でも、流路を開
き得る効果がある。そして、常時は、流体噴出流路を閉
鎖し得るので、正立使用、倒立使用の両使用が可能な便
利さと広い用途で使用し得る効果がある。そして、正立
使用の時に、前記外筒4に内蔵した弾性材料製パッキン
グ8の中央部の開口に対し前記外筒4内の内筒18に設
けた空間部に収容させた閉鎖用球体7を移動させて接離
し、前記パッキング8の中央部の開口を開いたり或いは
閉じたりし得るので、構造が簡単で、しかも、丈夫であ
るから長期使用に適し、そして、製造が容易であり、使
用に際して、故障するような恐れも少ないなどの効果が
ある。また、正立使用の時に、前記閉鎖用球体7を前記
パッキング8の中央部の開口に接触させて閉鎖させるの
で、前記外筒4が有する別の給液流路から流体噴出流路
へ流体を供給し、外部に流体を噴出させることが出来る
効果がある。そして、倒立使用の時に、前記外筒4内の
空間部に収容させた閉鎖用球体7を前記外筒4に内蔵し
たパッキング8の中央部の開口から離脱させて、その開
口を流路にしたので、流体噴出流路へ流体を供給し、外
部に流体を噴出させたので、本発明の流体噴出弁装置を
正立使用および倒立使用のいずれの状態でも流体噴出流
路を開き、外部に流体を容易に噴出させ得る効果があ
る。また、本発明の流体噴出弁装置は、複数の流体噴出
流路を形成し、それらの流体噴出流路の一方の流体噴出
流路である球体7を収容した空間部分を介した流路では
ない他方の流体噴出流路が、流体噴出容器を正立使用の
時に、流体噴出流路とし、ばね部分を内筒18と一体構
造にした前記流体噴出弁支持構造が有するばね部分の働
きで、流体噴出弁の開口部分の開口をなし得る効果があ
る。また、本発明の正立使用、倒立使用の両使用可能の
流体噴出弁装置は、流体噴出容器を倒立使用する時は、
流体噴出流路の球体7を収容した空間部分を介して流体
噴出流路の中で球体7を下降させて、その球体によって
閉鎖されていた弾性材料製パッキングの通孔を開口させ
て流体噴出流路にさせることにより、正立使用の時に閉
鎖されてる流路を開き得るようにし、常時は、流体噴出
流路を閉鎖し得るようにしたので、流体噴出弁装置を正
立使用、倒立使用の両方の状態で容易に流体を噴出させ
得るとともに、常時は、流体噴出流路の球体7によって
弾性材料製パッキング8の通孔を確実に閉鎖し得る効果
がある。また、本発明の正立使用、倒立使用可能の流体
噴出弁装置は、それらの外筒4とその外筒4の中の内筒
18との間で、正立使用の時でも、倒立使用の時でも、
流路を開き得るようにし、常時は、流体噴出流路を閉鎖
し得るようにした流体噴出弁構造を設けており、流体噴
出容器を正立使用にする時は、流路閉鎖用球体7とその
下方位置にある弾性材料製パッキング8の通孔の周囲の
部分を接触させ、前記流路閉鎖用球体7とその下方に位
置する前記弾性材料製パッキング8の通孔との接触部分
に全く隙間をつくらないで気密性を保持し得るように
し、前記外筒4に設けた上端開口部分の開口と流体噴出
弁装置の流体噴出弁への給液流路を閉鎖するために、前
記弾性材料製パッキング8と前記流路閉鎖用球体7との
間で気密性を保持し得るように接触させて、流体の移動
を確実に遮断し、前記給液流路と前記外筒4に設けた上
端開口部分の開口とを連通させないようにし得る効果が
ある。特に、内筒18に設けた流体噴出弁への流路の途
中に噴出縦孔を設け、給液流路を有する外筒とその外筒
に内蔵した内筒との間にパッキング8を配設し、前記内
筒4に内蔵した流路閉鎖用球体7とその球体7の弁座と
なるパッキング8の開口とを接離させ得るようにし、前
記球体7と前記パッキング8の開口が接触した時、外筒
4、内筒18との嵌合面から前記噴出縦孔に向けて微量
たりとも漏洩しないように前記パッキング8の気密性を
保持させ得るようにしたので、流体噴出容器内の加圧ガ
スをみだりにを外部に漏洩させない効果がある。また、
パッキング押え構造部分12に下向きに開口させた環状
溝11を内筒18の下端に形成し、そのパッキング押え
構造部分12の下方に、その中央部を開口させた弾性材
料製パッキング8を配設し、その中央部を開口させた前
記パッキング8の下に外筒4の下底部に設けた給液流路
形成用突出部20を設け、それらの突出部20の間の給
液流路と前記内筒4に設けた一つ或いは複数の噴出縦孔
を連絡させて流体噴出流路を形成し、前記パッキング8
に設けたを一つ或いは複数の通孔を無方向性にして前記
パッキングの配設状態をその上下面の転倒が生じても支
障がないようにし、環状溝11を形成したパッキング押
え構造部分12とその下方のパッキングの一つ或いは複
数の通孔とを如何なる組み立て状態にしてでも連通させ
得るので、製造組立過程での支障をなくし得るとともに
使用時での支障もなくし得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の正立使用、倒立使用の両使用
可能な流体噴出弁装置の1実施例の縦断面図である。
【図2】図2は、図1の本発明の正立使用、倒立使用の
両使用可能な流体噴出弁装置の1実施例の縦断面図のI
−Iの部分を切断して上方から見た横断面図である。
【図3】図3は、図1の本発明の正立使用、倒立使用の
両使用可能な流体噴出弁装置の1実施例の縦断面図のI
I−IIの部分を切断して上方から見た横断面図であ
る。
【図4】図4は、図1の本発明の正立使用、倒立使用の
両使用可能な流体噴出弁装置の1実施例の縦断面図のI
II−IIIの部分を切断して上方から見た横断面図で
ある。
【図5】図5は、図1の本発明の正立使用、倒立使用の
両使用可能な流体噴出弁装置の1実施例の縦断面図に記
載された外筒の部分の平面図である。
【図6】図6は、図1の本発明の正立使用、倒立使用の
両使用可能な流体噴出弁装置の1実施例の縦断面図に記
載された内筒の部分の底面図である。
【符号の説明】
1 マウンテンキャツプ 2 バルブス
テム 3 ラバー製環状部 4 外筒 5 外筒の上端開口部 6 外筒の上
端面横溝部 7 流路閉鎖用球体 8 弾性材料
製パッキング 9 パッキングの中央開口部分 10 パッキン
グの給液流路用開口部分 11 内筒の環状溝 12 内筒のパ
ッキング押え構造部分 13 噴出縦孔 14 弾性突出
部材 15 外筒の下向き突出部 16 噴射頭部
の下底部 17 外筒の下底部の給液流路 18 内筒 19 内筒の給液流路用開口部分 20 外筒の下
底部の上向き突起 21 給液管 22 内筒の上
部周面溝部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給液流路17を有する外筒4とその外筒4
    に内蔵した流体噴出弁を有する内筒18とからなり、そ
    の内筒18の上部に支持したラバー製環状部3を有する
    バルブステム2をマウンテンキャップ1の中央円筒突出
    部分の内部に嵌め込み、その内筒18の外側に下方から
    内筒18を嵌め合わせて、外筒4の下底部の内側に前記
    給液流路17を形成し、外筒4と内筒18の周壁部分の
    適宜位置に互いに連通し得るように連通給液流路を設
    け、それらの外筒4と内筒18に設けた流体噴出弁との
    間で、正立使用の時でも、倒立使用の時でも、流路を開
    き得るようにし、常時は、流体噴出流路を閉鎖し得るよ
    うにし、前記外筒4に内蔵した弾性材料製パッキング8
    の中央部の開口に対し前記外筒4内の内筒18に設けた
    空間部に収容させた流路閉鎖用球体7を移動させて前記
    パッキング8の中央部の開口を開いたり或いは閉じたり
    し得るようにし、正立使用の時に、前記閉鎖用球体7を
    前記パッキング8の中央部の開口に接触させて閉鎖させ
    るようにして前記外筒4が有する給液流路から流体噴出
    流路へ流体を供給し、外部に流体を噴出させるように
    し、倒立使用の時に、前記外筒4内の空間部に収容させ
    た閉鎖用球体7を前記外筒4に内蔵したパッキング8の
    中央部の開口から離脱させて、その開口を流路にし、流
    体噴出流路へ流体を供給し、外部に流体を噴出させるこ
    とを特徴にした正立使用、倒立使用の両使用可能な流体
    噴出弁装置。
  2. 【請求項2】給液流路17を有する外筒4とその外筒4
    に内蔵した流体噴出弁を有する内筒18とからなり、そ
    の内筒18の上部に支持したラバー製環状部3を有する
    バルブステム2をマウンテンキャップ1の中央円筒突出
    部分の内部に嵌め込み、その内筒18の外側に下方から
    内筒18を嵌め合わせて、外筒4の下底部の内側に前記
    給液流路17を形成し、外筒4と内筒18の周壁部分の
    適宜位置に互いに連通し得るように連通給液流路を設
    け、それらの外筒4と内筒18に設け、その内筒18に
    内蔵した流体噴出弁と前記外筒4との間で、正立使用の
    時でも、倒立使用の時でも、噴出流体の流体噴出流路を
    開くようにし、常時は、流体噴出流路を閉鎖するように
    し、前記外筒4内の内筒18に設けた空間部に収容され
    た閉鎖用球体7を移動させて前記パッキング8の中央部
    の開口を開いたり、閉じるようにし、前記外筒に内蔵し
    た内筒18の下端部分をパッキング押え構造部分12に
    し、そのパッキング押え構造部分12の下方に、その中
    央部を開口させた弾性材料製パッキング8を配設し、そ
    のパッキング8の中央部の開口に対し閉鎖用球体7を自
    重で接離して前記パッキング8の中央部の開口を開閉さ
    せて、前記パッキング8の下に、そのパッキング8を支
    持するための上向き突起20をその下底部に形成した外
    筒4を配設し、前記上向き突起20の複数の突起の間に
    給液流路を形成し、その給液流路17と前記内筒18に
    設けた縦方向流路13を前記パッキング8に設けた通孔
    10を介して流体噴出流路17に連絡させ得ることを特
    徴にした請求項1記載の正立使用、倒立使用の両使用可
    能な流体噴出弁装置。
  3. 【請求項3】給液流路17を有する外筒4とその外筒4
    の内部に設けた内筒18とからなり、その内筒18に内
    蔵した流体噴出弁と前記外筒4との間で、正立使用にす
    る時でも、倒立使用にする時でも、噴出流体の流体噴出
    流路を開き得るようにし、常時は、流体噴出流路を閉鎖
    し得るようにし、前記外筒4に内蔵した内筒18の下端
    部分をパッキング押え構造部分12にし、そのパッキン
    グ押え構造部分12に下向きに開口させた内筒18の環
    状溝11を形成し、前記パッキング押え構造部分12の
    下方に、その中央部を開口させた弾性材料製パッキング
    8を配設し、その中央部を開口させた前記パッキング8
    の下に前記外筒4の下底部に設けた給液流路形成用突出
    部20を設け、それらの突出部20の間の給液流路17
    と前記内筒18に設けた一つ或いは複数の噴出縦孔13
    を連絡させて流体噴出流路を形成し、前記パッキング8
    に設けたを一つ或いは複数の通孔などの給液流路用開口
    部分10を無方向性にして前記パッキング8の配設状態
    をその上下面の転倒が生じても支障がないようにし、環
    状溝11を形成したパッキング押え構造部分12とその
    下方のパッキング8の一つ或いは複数の通孔などの給液
    流路用開口部分10とを如何なる組み立て状態にしてで
    も流路を連通させ得ることを特徴にした請求項1記載の
    正立使用、倒立使用の両使用可能な流体噴出弁装置。
  4. 【請求項4】その下方に給液管21を備えた給液流路1
    7を有する外筒4の上端周側面部に横溝状開口部を設
    け、その横溝状開口部を設けた大口径円筒部分を前記外
    筒4の上部部分に形成し、その外筒4の上部部分の大口
    径筒部分の内側空間 部の下端開口部に、その上端開口部
    5が重り合って連通するように横向きの開口部19を内
    筒18に有し、かつ、その横向きの開口部19とは別に
    下向きの開口部を有するパッキング押え構造部分12を
    備えた内筒18を前記外筒4に内蔵し、前記内筒18に
    内蔵した流路閉鎖用球体7の下方位置に弾性材料製パッ
    キング8を配設し、そのパッキング8を前記外筒4の下
    底部に設けた給液流路形成用突出部20と前記内筒18
    の環状溝11を形成したパッキング押え構造部分12と
    の間に配設し、流体噴出容器を正立使用にする時は、流
    体噴出流路での閉鎖用球体7を介した流路とは別の流体
    噴出流路を開通した流体噴出流路とし得るようにし、前
    記内筒18と一体のばね部材の働きで、流体噴出弁の開
    口をなし得るようにし、流体噴出容器を倒立使用にする
    時は、閉鎖用球体7を下降させることにより、その球体
    7によって閉鎖されていた流体噴出流路を開口させて、
    流体噴出流路の閉鎖用球体7による閉鎖を解除してでき
    た流体噴出流路を介して流体を外部に噴出させ得るよう
    にし、常時は、流体噴出流路を閉鎖し得ることを特徴に
    した請求項1記載の正立使用、倒立使用の両使用可能な
    流体噴出弁装置。
  5. 【請求項5】その下方に給液管21を備えた給液流路1
    7を有する外筒4の上端周側面部に横溝状開口部5を設
    け、その横溝状開口部5を設けた大口径円筒部分を前記
    外筒4の上部部分に形成し、その外筒4の上部部分の大
    口径円筒部分の内側空間部の下端開口部に、その上端開
    口部が重なり合って連通するように横向きの開口部を有
    し、かつ、その横向きの開口部とは別に下向きの開口部
    を有するパッキング押え構造部分12を備えた内筒18
    を前記外筒4に内蔵し、前記内筒18に内蔵した閉鎖用
    球体7の下方位置に弾性材料製パッキング8を配設し、
    前記外筒4の下底部に設けた給液流路形成用突出部20
    と前記内筒18の環状溝11を形成したパッキング押え
    構造部分12との間の前記パッキング8に設けた中央開
    口部に対し前記閉鎖用球体7を接離自在に配設し、前記
    パッキング8に設けた中央開口部とは別の通孔を前記パ
    ッキング8に設け、その別の通孔と前記内筒18に設け
    たパッキング押え構造部分12に形成した環状溝11と
    を常時連通させ得るようにし、その環状溝11と内筒1
    8の上部に設けた流体噴出弁とを流路で接続し、流体噴
    出容器を正立使用にする時は、流体噴出流路での閉鎖用
    球体7を介した流路とは別の流体噴出流路を開通した流
    体噴出流路とし得るようにし、前 記内筒18と一体のば
    ね部材14の働きで、流体噴出弁の開口をなし得るよう
    にし、流体噴出容器を倒立使用にする時は、流路閉鎖用
    球体7を下降させることにより、それまで、その球体7
    によって閉鎖されていた前記パッキング8の中央開口部
    を開口させ、その中央開口部を閉鎖していた閉鎖用球体
    7による閉鎖状態を解除してできた流体噴出流路を介し
    て流体を外部に噴出させ得るようにし、常時は、流体噴
    出流路を閉鎖し得ることを特徴にした請求項1記載の正
    立使用、倒立使用の両使用可能な流体噴出弁装置。
  6. 【請求項6】給液流路17を有する外筒4とその外筒4
    の内部に設けた内筒18とからなり、その内筒18に内
    蔵した流体噴出弁と前記外筒4との間で、正立使用の時
    でも、倒立使用の時でも、噴出流体の流体噴出流路を開
    き得るようにし、常時は、流体噴出流路を閉鎖し得るよ
    うにし、前記外筒4に内蔵した内筒18の下端部分をパ
    ッキング押え構造部分12にし、そのパッキング押え構
    造部分12には下向きに開口させた環状溝11を形成
    し、そのパッキング押え構造部分12の下方に、その中
    央部を開口させた弾性材料製パッキング8を配設し、そ
    の中央部を開口させた前記パッキング8の下に外筒4の
    下底部に設けた給液流路形成用突出部20を設け、それ
    らの突出部20の間の給液流路17と前記内筒18に内
    蔵した流体噴出弁への噴出流体の流体噴出流路とを連通
    させ、正立使用の時は、前記パッキング8の開口部と流
    路閉鎖用球体7とを接触させて気密性を保持し得るよう
    に前記パッキング8の開口部を閉鎖し、前記給液流路と
    前記外筒4の上部部分の大口径円筒部分の内側空間部の
    下端開口部からの給液流路とを前記流路閉鎖用球体7に
    よる前記パッキング8の開口部の閉鎖により流路を遮断
    し、倒立使用の時は、流路閉鎖用球体7を下降させて、
    その球体7によって閉鎖されていた流体噴出流路を開口
    させ、流体噴出流路の閉鎖用球体7による閉鎖を解除し
    てできた流体噴出流路を介して外筒4の上端に設けた上
    端開口部5から流入した流体を外部に噴出させ得るよう
    にし、常時は、流体噴出流路を閉鎖し得ることを特徴に
    した請求項1記載の正立使用、倒立使用の両使用可能な
    流体噴出弁装置。
JP5041657A 1993-01-22 1993-01-22 正立使用、倒立使用の両使用可能な流体噴出弁装置 Expired - Lifetime JPH07121753B2 (ja)

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JP2506031Y2 (ja) * 1990-12-10 1996-08-07 誠一 北林 正倒立使用を可能にしたエアゾ―ルバルブ
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