JP2995510B2 - 気体圧力を受けている流体を入れた容器用の 制御弁及びこの種の弁を備えた容器 - Google Patents

気体圧力を受けている流体を入れた容器用の 制御弁及びこの種の弁を備えた容器

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JP2995510B2 JP3350582A JP35058291A JP2995510B2 JP 2995510 B2 JP2995510 B2 JP 2995510B2 JP 3350582 A JP3350582 A JP 3350582A JP 35058291 A JP35058291 A JP 35058291A JP 2995510 B2 JP2995510 B2 JP 2995510B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/14Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
    • B65D83/44Valves specially adapted therefor; Regulating devices
    • B65D83/48Lift valves, e.g. operated by push action

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、(イ)それぞれ一方の
弁棒端部に通じ、底部により隔離された互いに対向する
2つの中断した流路を軸線方向に設け、それぞれ1つの
前記流路に連通する2つの横方向のオリフィスを前記底
部の各側において弁棒側壁に設け、弁体から遠い方の前
記流路及び協働する前記横方向のオリフィスにより、分
与通路を形成し、他方の前記流路及び協働する前記横方
向のオリフィスにより、排出通路を形成し、前記弁体内
で可動な弁棒と、(ロ)前記弁体内に保持され前記弁棒
が横切る密封部材と、(ハ)前記弁棒の外向き運動に対
応する方向に前記弁体に対して前記弁棒を押すのに適す
る第1のばねと、(ニ)容器内部の圧力が所定値を越え
ない間は、前記弁棒の外向き運動を妨げるように配置し
た第2のばねとを備え、前記組合せ前体を、前記弁棒を
押すことにより、使用者が前記分与通路を前記弁体の内
部に連通させて製品を分与し、異常な過度の圧力の場合
に、前記第2ばねが圧縮され、前記弁棒が持上げられ
て、前記排出通路を大気圧にし、容器破裂を防ぐように
した、気体圧力を受けている流体を入れた容器用、とく
にエーロゾル缶用の制御弁に関する。
【0002】
【発明の背景】このような弁はたとえばFR−A−2,
059,787号明細書に記載してある。この弁は比較
的大きい軸線方向寸法を持つ。又2つのばねは互いに真
に無関係ではなくて、一方のばねの調整の変化により他
方のばねの調整が変化するようになる。
【0003】本発明の目的は、とくに前記した欠点をも
はや持たない又は一層少ない程度に示す前記したような
弁を提供することにある。
【0004】本発明によれば、気体圧力を受けている流
体を入れた容器用とくにエーロゾル缶用の前記したよう
な制御弁は、前記2つのばねを平列に配置し、前記第1
のばね及び第2ばねの第1の端部は前記弁棒の片側だけ
の止めにより止められる止め手段に押しつけられ、この
止め手段が、前記弁棒の外向き運動の場合には、この弁
棒に対して滑動することができ、前記第1のばねの第2
の端部は、前記弁体と一体の止めに押しつけられるが、
前記第2のばねの第2の端部は、前記弁棒に一体の止め
に押しつけられたことを特徴とする。
【0005】このような構造により、本発明制御弁は比
較的簡潔で各ばねを互いに独立にすることにより、相互
に影響を及ぼさないで各ばねの干渉の程度を精密に調整
することができるようにする。
【0006】第1及び第2のばねは同軸に配置したばね
が有利である。分与中に作動する第1のばねは、第2の
ばねの外側に配置され、又第1のばねの長さは、異常な
過度圧力の場合に排出するように作動する第2のばねの
長さより長い。
【0007】止め手段は、直径にわたり内部に向かい突
出し弁棒の外部半径方向肩部に協働するのに適する半径
方向肩部を備えた剛性の座板(washer)により構
成するのが有利である。
【0008】弁棒の横方向のオリフィスの配置を、弁棒
の休止時に排出用の流路内に開口する横方向のオリフィ
スは密封部材の弁体と同じ側に位置するが、分与用の流
路の他方の横方向のオリフィスは前記密封部材により外
側を閉じてある。
【0009】この密封部材は、エラストマー質材料又は
類似物から成り、弁体の上縁部と容器の上部に設けた杯
状体との間の外周辺の付近に保持した座板から成ってい
る。
【0010】弁体と一体であり、第1ばねの支持体とし
て作用する止めを、弁体の内部に向かい半径方向に突出
する肩部により構成する。
【0011】好適とする実施例によれば、容器が弁体と
一体で弁体内に開口する浸漬管を備えるときは弁は異常
に過剰な圧力の場合に過度圧力を生ずる気体を外部に排
出し液体部分は容器の内部に留めることのできるように
してある。
【0012】このために弁棒の下部部分をエーロゾル缶
内の過度の内圧によって弁棒が持ち上げられるときに、
浸漬管に取付ける管と排出通路との間の連通を止めると
共に排出通路及び容器の上部部分間の連通を保ち、気体
だけを排出することができるように、弁棒と弁体との間
の密封区域の上方において弁体に付加的な気体入口を設
ける。
【0013】弁棒の下端部にはOリングを設けると共
に、弁棒の外向き運動方向に直径が減少する円すい台形
の通路を弁体内に設けるのが有利である。Oリングを設
けた弁棒の端部を、弁棒が持上げられるときに、前記通
路内で移動して、この通路を上部部分で閉じ、弁体の方
に向いた弁棒の中断した流路は弁体の内部容積に横方向
に連通している。
【0014】弁棒の端部を、横方向の流路を持ち、とく
にねじ込みにより中断した流路が通ずる弁棒部分に固定
した付加的部材により構成するのがよい。弁棒に加える
この部材の過剰な厚さにより形成した半径方向肩部は、
排出の場合に作動する第2ばね用の止めを形成する。
【0015】本発明は又、前記したような弁を設けた容
器とくに加圧気体エーロゾル缶に関する。
【0016】前記した構造のほかに、本発明は又、添付
図面について以下に詳しく説明する実施例だけに限定し
ない若干の他の構造を備えている。
【0017】実際の弁を述べるのに先だって、減圧弁を
設けたカートリッチ内に高圧のもとに入れた圧縮気体を
エーロゾル推進剤として使用できることを述べる。限定
しない案内として、このカートリッジは約20mlの容
積を持ち、ガスはカートリッジ全体内で40ないし90
バールの圧力のもとにある。必要に応じ使用中に減圧弁
により、エーロゾル缶の内部の圧力が一定のままになる
ことができるように定めた約2ないし5バールの或る量
の低圧のガスを送出す。
【0018】何等かの理由でこのカートリッジが破裂し
又は爆発するときは、このカートリッジはその含む高圧
の圧縮気体を瞬間的に放出する。この場合エーロゾル缶
の内部に、場合により容器を破裂させる過度の圧力が生
する。
【0019】同様に使用する調合及び推進剤に従ってエ
ーロゾル容器の温度の急激な増加により、エーロゾル容
器が耐えることのできない内圧を生じその破裂を招くこ
とが考えられる。
【0020】問題の場合に容器の内容物を爆発を防ぐよ
うに大気中に放出する安全弁が従来提案されている。
【0021】本発明の目的は、とくに簡潔で、分与及び
排出のために異なる圧力レベルを精密に調整できるよう
にするこの種の弁を提供することにある。
【0022】
【実施例】図1には弁体3にかしめにより締付けた杯状
体2を設けた容器(図示してない)用の制御弁1を示し
てある。弁体3は、円筒の形状を持ち、上部が開いてい
る。弁体3はその外周にその上端部の付近にかしめ部に
対するふくらみ部3を持つと共に上縁部3は、1種
の円形の止めを形成し、減少した表面に圧力を加えるこ
とができるようにする。弁体3の下部部分は、エーロゾ
ル状に噴霧しようとする液体を放出するように、容器の
底部まで延びる浸漬管(図示してない)に連結するよう
にした管継手5を設けた底部4から成っている。
【0023】制御弁1は弁体3内で軸線方向に並進移動
するように可動な弁棒6を備えている。弁棒6は弁体3
と同軸である。
【0024】弁棒6は、相互に整合して対向しそれぞれ
弁棒の一端部に通ずる2つの中断した流路(reces
sed channel)17,18を軸線方向に形成
してある。弁体の底部から遠い方の流路7すなわち分与
流路は、大気に開放しているが、他方の流路8は弁体3
に開口している。2つの流路7,8は、弁棒6に沿いほ
ぼその中間部に設けた横方向の底部9により互いに隔離
してある。
【0025】それぞれ流路7,8に開口する2個の横方
向のオリフィス10,11は、弁棒の側壁に底部9の軸
線方向の各側に形成してある。各オリフィス10,11
は図1に例示したように角度的に180°だけ食い違わ
せてある。
【0026】第1の流路7と、これと協働する横方向の
オリフィス10とは、エーロゾルの正常な分与用の分与
通路を形成する。他方の流路8と、これと協働する横方
向のオリフィス11とは異常な過剰圧力の場合の排出通
路を形成する。
【0027】たわみ性材料とくにエラストマー質材料か
ら成る座板(washer)により形成した密封部材1
2は弁体の開端部に保持してある。座板すなわち密封部
材12は、杯状体2のフランジ形部分により弁体のリム
に当てがってある。密封部材12の内径部は、この
座板に滑り込ますことのできる弁棒6の外面に密封状態
で押込んである。
【0028】弁体3と同軸の第1のつる巻ばね13は、
弁棒6をこの弁棒による外向き運動に対応する方向に押
すようにしてある。
【0029】つる巻ばね13は、その底部4から遠い方
の端部を弁棒6の一方だけの止め15により止められる
剛性の座板から成る手段14に当てがってある。止め1
5は、弁棒6の外径の減少部に形成した肩部により形成
してある。剛性の座板14は、その内径部にわたり内部
に向かい突出し、弁棒の外部半径方向の肩部15と協働
するようにした半径方向の肩部16を備えている。
【0030】つる巻ばね13は、その他端部を弁体3と
と一体の止め17に押しつけられている。止め17は、
弁体3の内部に向かい半径方向に突出し規則正しい角度
間隔で配分してある。肩部18の上方外周縁部19は弁
棒6の方に向かい広がり、つる巻ばね13の下端部の良
好な心合せが確実にできるようにする。
【0031】オリフィスから成る付加的な気体入口4
は、2つの肩部18の間で弁体3の底部4に設けてあ
る。
【0032】第2のつる巻ばね20は、つる巻ばね13
にその内部で同軸に配置してある。つる巻ばね20の直
径は、つる巻ばね13の直径より小さい。つる巻ばね2
0の長さは、つる巻ばね13の長さより短い。
【0033】つる巻ばね20の上端部も又座板14に押
しつけられている。つる巻ばね20の第2の端部は、弁
棒6に一体の止め21に押しつけられている。止め21
は、下端部の付近に最小の直径を持つ弁棒6の表面にわ
たり外部に向かい半径方向に突出する肩部により形成す
るのが有利である。
【0034】この組合せ全体は、弁棒6の休止位置で、
横方向のオリフィス10が、このオリフィスを閉じる密
封座板12で外部に開口するが、横方向のオリフィス1
1は座板12の下方に位置し弁体3に開口するようにし
てある。
【0035】図1の弁の作用は次の通りである。
【0036】使用者が容器内に入れられた製品をエーロ
ゾル状に噴霧しようとするときは、使用者は一般に弁棒
6に取付けた頭部(図示してない)により弁棒6の底部
に向かい押圧力を加える。弁棒6は押圧され図2に示す
ように座板12内に滑動する。止め手段14は、弁棒6
により動かされ、つる巻ばね13だけを押す。つる巻ば
ね20は、弁棒6と共に変位し作動しない。
【0037】この場合横方向オリフィス10は弁体3の
内部容積と連通する。そして容器の内圧の作用のもとに
この容器内に含まれる製品は、外部に噴霧されるエーロ
ゾルを形式するように、オリフィス10及び分与用の流
路7を経て分与される。
【0038】使用者が弁棒6の押圧を止めるときは、弁
棒6はその図1の閉じた位置になる。
【0039】容器の内部に異常な過剰圧力が生ずる場合
には、この過剰圧力は、弁体3の内部に伝わりつる巻ば
ね20だけに対抗して弁棒6に作用する。
【0040】この過剰圧力が所定の値に達すると、つる
巻ばね20の調整に従って、つる巻ばね20が圧縮さ
れ、止め手段14は図3に示すようになお座板12に押
しつけられる。
【0041】弁棒6は、弁体3からさらに出る。横方向
のオリフィス11が密封座板12を横切るときは、オリ
フィス11は大気と連通し、容器の内部の圧力が許容で
きる値に戻るまで気体排出用の流路8及びオリフィス1
1を経て内部の加圧気体を大気に逃がすことができる。
次いで弁棒6はふたたび図1の位置を占める。
【0042】図1ないし3に示した弁は従って浸漬管を
浸した容器内に含まれる液体の全部又は一部をが容器外
部にこぼれ出すのを見ることはなお不快であるが爆発に
対して保証を与える。
【0043】図4ないし6の変型は容器が異常な過剰圧
力の場合に爆発しないことだけでなく、又容器内に含ま
れる気相だけしか問題の場合1容器又は缶が上下方向位
置になるようにしてあるたとえば使用されていない場合
に逃げることができないことを保証するようにしてあ
る。
【0044】図1ないし3について述べ又図4ないし6
にも記載してある各部材の大部分は同じ参照数字で示し
てありこれ等についての説明は繰返さない。
【0045】弁棒6の下部部分22は、容器内の過度の
内圧によって弁棒6が持上げられたときに、管継手5
(そしてこの継手に連結した図示してない浸漬管)と排
出用の流路8との間の連通を止めるようにしてある。
【0046】下部部分22は、つる巻ばね20の直径よ
り大きい外径を持つ端部取付具23から成っている。端
部取付具23は、剛管継手5の反対側に、弁棒6の端部
の外面に設けたねじ込んだねじを形成した盲穴24を備
えている。
【0047】肩部21は、端部取付具23の上部横方向
面から成っている。
【0048】端部取付具23には、直径に沿う流路25
が形成され、穴24の底部に連通し、端部取付具23の
円筒面に各側で開口するようにしてある。
【0049】端部取付具23は、その下端部の近くに、
Oリング27たとえばエラストマー質材料から成るシー
ルを、取付けた環状のみぞ26を形成してある。
【0050】端部取付具23の下端部は、円すい台形の
通路28内で移動するようにしてある。通路28の直径
は弁棒6の外向き運動の方向に減少する。通路28は、
弁体3の底部4に押しつけられたスリーブ29内に形成
するのが有利である。スリーブ29の円筒形の外面は、
弁体3の内面の輪郭に追従する。スリーブ29の上部前
端部は、第1のつる巻ばね13の止め17を形成する。
【0051】円すい台形の通路28の大きい底部の直径
は、Oリング27の外径より大きいが、通路28の小さ
い底部(上部底部)の直径はOリング27の外径より小
さく又端部取付具23の外径より大きい。
【0052】図4に例示した弁棒6の休止位置すなわち
閉位置ではOリング27は通路28のほぼ中間部に位置
している。
【0053】弁体3の円筒壁には止め17の上方にすな
わち、Oリング27及び円すい台形の通路28の間で密
封作用の行われる区域の上方に付加的な気体入口4
設けてある。このようにして流路25が通ずる弁体3の
下部部分は、容器の内容積に連通したままになる。
【0054】この場合図4の弁の作用は次の通りであ
る。
【0055】図4によれば休止位置すなわち閉位置では
横方向のオリフィス10は、密封座板すなわち密封部材
12に対向して位置する。つる巻ばね13は、弁棒6、
座板14、つる巻ばね20、端部と取付具23及びOリ
ング27から形成したアセンブリを密封部材12の内面
に当てがう。
【0056】使用者が図5に示すように弁棒6を押すと
きは、つる巻ばね13が圧縮され、上部の横方向のオリ
フィス10は開放され、弁体3の内部に開口する。この
場合容器の内部が大気に連通する。
【0057】この場合エーロゾルが噴霧される。液体は
管継手5を経て外部に向かい推進され、浸漬管から放出
する。
【0058】図6は、上下方向の位置を占めるたとえば
使用されていない容器内の異常な過度の圧力による動作
に伴う問題の場合を示す。
【0059】図4に例示した休止位置から容器内の圧力
に異常な増加があるときは、つる巻ばね20が圧縮され
弁棒6は端部取付具23と共に上向きに移動し、すなわ
ち端部取付具23は除除に杯状体2から出る。
【0060】通路28を狭めることによって、Oリング
27は、図6に示すようにこの通路の上端部の近くに位
置する区域に密封状態に当てがわれる。このアセンブリ
は、この位置で横方向の通路11が密封部材12を横切
り大気に開口する。
【0061】次いで付加的な気体入口4b、流路25及
び通路11だけを経て排出が行われる。
【0062】管継手5を経て浸漬管から出る液体の通路
は、Oリング27及び端部取付具23により閉じる。
【0063】このようにして気相だけが大気中に逃げ
る。この場合図1の弁の場合と同様になお爆発を防ぐと
共に外部への液相の分散を防ぐ利点がある。
【0064】採用する解決法に関係なく弁の全軸線方向
寸法は並列配置のばねにより短縮される、これ等のばね
の独立の作用によりこれ等のばねの介在の程度を精密に
調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】弁棒が閉位置で休止状態にある本発明制御弁の
1実施例を一部を切欠いて示す上下方向軸断面図であ
る。
【図2】図1と同様に、本発明制御弁をその弁棒が使用
者に押され分与位置を占める状態で示す。
【図3】図1と同様に本発明制御弁をその弁棒が容器内
の異常な過度の圧力によって動かされ排出位置を占める
状態で示す。
【図4】図1と同様に図4で休止位置従って閉位置で示
した本発明制御弁の1変型は、異常な過度の圧力の場合
に通路を閉じるようにしてある。
【図5】図4の制御弁を弁棒を押した分与位置で示す。
【図6】図4の制御弁を弁棒を外向きに動かした排出位
置で示す。
【符号の説明】
1 制御弁 3 弁体 6 弁棒 7,8 流路 9 底部 10,11 横方向のオリフィス 12 密封部材 13 第1のばね 14 止め手段 15 片側だけの止め 17 止め 20 第2のばね 21 止め
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65D 83/44 F16K 21/16 B05B 7/00 - 7/04

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)それぞれ一方の弁棒端部に通じ、
    底部(9)により隔離された互いに対向する2つの中断
    した流路(7),(8)を、軸線方向に設け、それぞれ
    1つの前記流路に連通する2つの横方向オリフィス(1
    0),(11)を前記底部(9)の各側において弁棒側
    壁に設け、弁体(3)から遠い方の前記流路(7)及び
    これと協働する前記横方向のオリフィス(10)によ
    り、分与通路を形成し、他方の前記流路(8)及びこれ
    と協働する前記横方向のオリフィス(11)により排出
    通路を形成し、前記弁体(3)内で可動な弁棒(6)
    と、(ロ)前記弁体内に保持され、前記弁棒(6)が横
    切る密封部材(12)と、(ハ)前記弁棒(6)の外向
    き運動に対応する方向に、前記弁体(3)に対して前記
    弁棒(6)を押すのに適する第1のばね(13)と、容
    器内部の圧力が所定値を越えない間は、前記弁棒(6)
    の外向き運動を妨げるように配置した第2のばね(2
    0)とを備え、前記組合せ全体を、前記弁棒(6)を押
    すことにより、使用者か前記分与通路(10,7)を前
    記弁体の内部に連通させて製品を分与し、異常な過度の
    圧力の場合に、前記第2のばね(20)が圧縮され、前
    記弁棒(6)が持上げられて、前記排出通路(8,1
    1)を大気圧にし、容器破裂を防ぐようにした、気体圧
    力を受けている流体を入れた容器用、とくにエーロゾル
    缶用の制御弁において、前記2つのばね(13),(2
    0)を並列に配置し、前記第1のばね(13)及び第2
    のばね(20)の第1の端部は、前記弁棒の片側だけの
    止め(15)により止められる止め手段(14)に押し
    つけられ、この止め手段(14)が、前記弁棒(6)の
    外向き運動の場合には、この弁棒に対して滑動すること
    ができ、前記第1のばね(13)の第2の端部は、前記
    弁体(3)と一体の止め(17)に押しつけられるが、
    前記第2のばね(20)の第2の端部は、前記弁棒
    (6)に一体の止め(21)に押しつけられたことを特
    徴とする制御弁。
  2. 【請求項2】 前記第1及び第2のばね(13),(2
    0)を同軸に配置したつる巻ばねとしたことを特徴とす
    る、請求項1の制御弁。
  3. 【請求項3】 分与中に作動する前記第1のばね(1
    3)を、前記第2のばね(20)の外側に配置し、前記
    第1のばね(13)の長さを異常な過度圧力の場合に排
    出するように作動する前記第2のばる(20)の長さよ
    り長くしたことを特徴とする、請求項2の制御弁。
  4. 【請求項4】 前記止め手段(14)を、内径にわたり
    内部に向かい突出し、前記弁棒の外部半径方向肩部(1
    5)と協働するのに適する半径方向肩部(16)を持つ
    剛性の座板により構成したことを特徴とする、前記各請
    求項のいずれか1つの制御弁。
  5. 【請求項5】 前記弁棒の横方向のオリフィス(10,
    11)の配置を、前記弁棒(6)の休止時に、排出用の
    前記流路(8)に開口する前記横方向のオリフィス(1
    1)は、前記密封部材(12)の前記弁体(3)と同じ
    側に位置するが、分与用の前記流路の他方の前記横方向
    のオリフィス(10)は前記密封部材(12)により外
    側を閉じたことを特徴とする、前記各請求項のいずれか
    1つの制御弁。
  6. 【請求項6】 前記密封部材(12)を、前記弁体の上
    縁部(3)と前記容器の上部部分に設けた杯状体
    (2)との間で外周の付近に保持したエラストマー質材
    料から成る座板により構成したことを特徴とする、前記
    各請求項のいずれか1つの制御弁。
  7. 【請求項7】 前記弁体(3)と一体であり、前記第1
    のばね(13)に対する支持体として作用する止め(1
    7)を、前記弁体の内部に向かい半径方向に突出する肩
    部により構成したことを特徴とする、前記各請求項のい
    ずれか1つの制御弁。
  8. 【請求項8】 前記弁棒(6)の下部部分(22)を、
    前記エーロゾル缶内の過度の内圧によって前記弁棒が持
    上げられるときに、浸漬管の管継手(5)と前記排出通
    路(8,11)との間の連通を止めるのに適するように
    し、前記排出通路(8,11)及び前記容器の上部部分
    間の連通を保ち、気体だけの排出を許容するように、前
    記弁棒(6)と前記弁体(3)との間の密封区域の上方
    において付加的な気体入口(4)を弁体に設けたこと
    を特徴とする、前記各請求項のいずれか1つの制御弁。
  9. 【請求項9】 前記弁棒(6)にOリング(27)を設
    けると共に、前記弁棒の外向き運動の方向に減少する直
    径を持つ円すい台形の通路(28)を、前記弁体内に設
    け、前記Oリングを設けた前記弁棒の端部を、前記弁棒
    (6)が持上げられるときは、前記通路内で移動してこ
    の通路を上部部分で閉じ、前記弁体の方に向いた前記弁
    棒(6)の前記中断した流路(8)が前記弁体の内部容
    積に横方向に連通するようにしたことを特徴とする、請
    求項8の制御弁。
  10. 【請求項10】 前記弁棒の端部を、横方向の流路(2
    5)を持ち、前記中断した流路(8)が通ずる弁棒部分
    に固定した付加的部材(23)により構成し、前記弁棒
    に加えられるこの付加的部材の過剰な厚さにより形成し
    た半径方向肩部が、排出の場合に作動する前記第2のば
    ね(20)用の止めを形成したことを特徴とする、請求
    項9の制御弁。
  11. 【請求項11】 前記各請求項のいずれか1つの制御弁
    を設けた、ガス圧力を受けている流体を入れた容器、と
    くにエーロゾル缶。
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