JPS6040900B2 - デイスペンサ− - Google Patents
デイスペンサ−Info
- Publication number
- JPS6040900B2 JPS6040900B2 JP57005726A JP572682A JPS6040900B2 JP S6040900 B2 JPS6040900 B2 JP S6040900B2 JP 57005726 A JP57005726 A JP 57005726A JP 572682 A JP572682 A JP 572682A JP S6040900 B2 JPS6040900 B2 JP S6040900B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- cylinder
- piston
- elastic member
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B11/00—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
- B05B11/01—Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
- B05B11/10—Pump arrangements for transferring the contents from the container to a pump chamber by a sucking effect and forcing the contents out through the dispensing nozzle
- B05B11/1042—Components or details
- B05B11/1059—Means for locking a pump or its actuation means in a fixed position
- B05B11/106—Means for locking a pump or its actuation means in a fixed position in a retracted position, e.g. in an end-of-dispensing-stroke position
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は容器内に収納された殺虫剤、塗装液等の液体
をピストンの摺動によりシリンダ内に吸上げかつ圧力を
かけて放出するディスペンサーに関する。
をピストンの摺動によりシリンダ内に吸上げかつ圧力を
かけて放出するディスペンサーに関する。
一般にこの種のディスペンサーは、容器内に収納された
液体とシリンダとの蓮通を制御する一次弁と、シリンダ
と流出孔との達通を制御する二次弁とを備えている。
液体とシリンダとの蓮通を制御する一次弁と、シリンダ
と流出孔との達通を制御する二次弁とを備えている。
一次弁として鋼球を使用したデイスベンサ−が知られて
いる。鋼球はその自重により流体とシリンダとの蓮通を
遮断する。しかし、ディスペンサーを上下逆にした場合
、この鋼球は、その自重により流体とシリンダとの蓮通
を開放する方向へ動いてしまう。したがって、容器内の
液体が漏れてしまうことがある。また他の一次弁として
、独立の弾性部材によって容器内の液体とシリンダとの
蓮通を遮断する方向へ付勢され、ディスペンサーの不便
用時あるいは搬送時における容器内の液体の流出を防止
したものが知られている。しかし、このような一次弁を
備えたディスペンサーは独立の弾性部村を有しているた
め部品数が多くなり組立てが面髄であるとともに生産コ
ストが高くなる欠点がある。また、この弾性部材は、一
次弁を容器内の液体とシリンダとの蓮通を遮断する方向
へ付勢する機能しか備えていない。そして、一次弁の開
放はピストンの上昇時にシリンダ内に生じる負圧によっ
てのみ行なわれるため、一次弁の動作に誤動作を生じる
場合がある。この発明はこの点に鑑みてなされたもので
従釆技術の欠点を除去したディスペンサーの提供を目的
としている。
いる。鋼球はその自重により流体とシリンダとの蓮通を
遮断する。しかし、ディスペンサーを上下逆にした場合
、この鋼球は、その自重により流体とシリンダとの蓮通
を開放する方向へ動いてしまう。したがって、容器内の
液体が漏れてしまうことがある。また他の一次弁として
、独立の弾性部材によって容器内の液体とシリンダとの
蓮通を遮断する方向へ付勢され、ディスペンサーの不便
用時あるいは搬送時における容器内の液体の流出を防止
したものが知られている。しかし、このような一次弁を
備えたディスペンサーは独立の弾性部村を有しているた
め部品数が多くなり組立てが面髄であるとともに生産コ
ストが高くなる欠点がある。また、この弾性部材は、一
次弁を容器内の液体とシリンダとの蓮通を遮断する方向
へ付勢する機能しか備えていない。そして、一次弁の開
放はピストンの上昇時にシリンダ内に生じる負圧によっ
てのみ行なわれるため、一次弁の動作に誤動作を生じる
場合がある。この発明はこの点に鑑みてなされたもので
従釆技術の欠点を除去したディスペンサーの提供を目的
としている。
上記目的を達成するためこの発明のディスペンサーによ
れば、シリンダの下方に配設されシリンダと容器内の液
体との運遍を制御する一次弁と、ピストンに形成されて
流出孔に運通する流路内に昇降可能に配設されシリング
と流出孔との蓮通を制御する二次弁と、一次弁と二次弁
の下端部との間に架設されそれらの弁を弾性的に連結し
た第１の弾性部材と、二次弁の上端部に取付けられ二次
弁をシリンダと流出孔との蓮通を遮断する方向へ付勢す
る第２の弾性部材と、を備えている。そして、少なくと
も一次弁、二次弁および第１の弾性部材は一体的に形成
されている。以下図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
れば、シリンダの下方に配設されシリンダと容器内の液
体との運遍を制御する一次弁と、ピストンに形成されて
流出孔に運通する流路内に昇降可能に配設されシリング
と流出孔との蓮通を制御する二次弁と、一次弁と二次弁
の下端部との間に架設されそれらの弁を弾性的に連結し
た第１の弾性部材と、二次弁の上端部に取付けられ二次
弁をシリンダと流出孔との蓮通を遮断する方向へ付勢す
る第２の弾性部材と、を備えている。そして、少なくと
も一次弁、二次弁および第１の弾性部材は一体的に形成
されている。以下図面を参照しながらこの発明の実施例
について詳細に説明する。
第１図に示すように、ディスベンサ−１０は段付きのシ
リンダ１２を備え、このシリンダ内にピストン１４が摺
動可能に配段されている。
リンダ１２を備え、このシリンダ内にピストン１４が摺
動可能に配段されている。
ピストン１４は、下端部と中間部とにスカート状シール
１６，１８をそれぞれ備え、スカート状シール１６はシ
リンダ１２の小径部に沿って、またスカート状シール１
８はシリンダの大軽部に沿ってそれそれ摺動する。ここ
でスカート状シール１８は負圧防止用シールとして作用
する。またピストン１４は、ピストンと同軸に形成され
た流路１９を備え、この流路は可動のピストンと固定の
シリンダ１２とによって規定された可変空間２０‘こ連
適している。シリンダ１２の下方に可変空間２０と運適
した流路２１が形成され、その流路２１内に一次弁２２
が配設されている。一次弁２２は、流路２１の内周面に
沿ってたとえば４個等間隔に形成された弁おさえ２３に
よって流路２１からの離脱が規制されている。この一次
弁２２は、第１図に示すような形状の弁に限定されるこ
となく他の形状の弁例えば玉弁としても良い。また、シ
リンダー２の大軽部の下端部周面に沿って４個等間隔に
倉圧孔２４が形成されている。そして、シリンダ１２の
上端にキャップ２６が、また下端に吸上げ管２７がそれ
ぞれ鉄合されている。
１６，１８をそれぞれ備え、スカート状シール１６はシ
リンダ１２の小径部に沿って、またスカート状シール１
８はシリンダの大軽部に沿ってそれそれ摺動する。ここ
でスカート状シール１８は負圧防止用シールとして作用
する。またピストン１４は、ピストンと同軸に形成され
た流路１９を備え、この流路は可動のピストンと固定の
シリンダ１２とによって規定された可変空間２０‘こ連
適している。シリンダ１２の下方に可変空間２０と運適
した流路２１が形成され、その流路２１内に一次弁２２
が配設されている。一次弁２２は、流路２１の内周面に
沿ってたとえば４個等間隔に形成された弁おさえ２３に
よって流路２１からの離脱が規制されている。この一次
弁２２は、第１図に示すような形状の弁に限定されるこ
となく他の形状の弁例えば玉弁としても良い。また、シ
リンダー２の大軽部の下端部周面に沿って４個等間隔に
倉圧孔２４が形成されている。そして、シリンダ１２の
上端にキャップ２６が、また下端に吸上げ管２７がそれ
ぞれ鉄合されている。
キャップ２６は、液体、例えば殺虫剤が収納された容器
２８に螺合される。キャップ２６の容器２８への取付け
は螺合に限らず例えば取外し可能な庄入としても良い。
また、キャップ２６は環状体３０を備え、環状体はシリ
ンダ１２と同心状に形成されれキャップから上方へ延出
している。この環状体３川ま、その外周面に沿って４個
等間隔に形成された突出部３２を有しており、それぞれ
の突出部はその下面に係合溝３３を備えている。この係
合溝３３は後述するようにヘッド３８の係合突起４８と
孫合可能に形成されている。ピストン１４は、キャップ
２６に形成きれた貫通孔３４を貫通し、キャップの上方
へ延出している。また、ピストン１４は、シリンダ１２
内に配設された圧縮コイルばね３６によって上方への付
勢力を受けている。そして、ピストン１４の上端部にヘ
ッド３８が取付けられている。このヘッド３８は、ノズ
ル４０を有しておりピストン１４と一体的に昇降動作を
行う。また、ノズル４０の流出孔４２は、ヘッド３８に
形成された流略４４，４５を介して流離４４，４５を介
して流路１９と蓮適している。更に、ヘッド３８は有底
筒体４６を備えている。この有底筒体４６はその内周面
に円周方向に沿って２個等間隔に形成された係合突起４
８を備えており、これらの係合突起は、前記突起部３２
の係合溌３３と係合している。これにより、ヘッド３８
およびピストン１４は、圧縮コイルばね３６の付勢力に
抗して図示の下降位置にロックされている。つまり、係
合溝３３を有する突出部３２と係合突起４８とはピスト
ン１４をその下降位置にロックするロック手段として作
用している。ピストン１４に形成された流略１９内に弁
綾５０が昇降可能に配設されており、その上端部は流路
４５内に位置している。
２８に螺合される。キャップ２６の容器２８への取付け
は螺合に限らず例えば取外し可能な庄入としても良い。
また、キャップ２６は環状体３０を備え、環状体はシリ
ンダ１２と同心状に形成されれキャップから上方へ延出
している。この環状体３川ま、その外周面に沿って４個
等間隔に形成された突出部３２を有しており、それぞれ
の突出部はその下面に係合溝３３を備えている。この係
合溝３３は後述するようにヘッド３８の係合突起４８と
孫合可能に形成されている。ピストン１４は、キャップ
２６に形成きれた貫通孔３４を貫通し、キャップの上方
へ延出している。また、ピストン１４は、シリンダ１２
内に配設された圧縮コイルばね３６によって上方への付
勢力を受けている。そして、ピストン１４の上端部にヘ
ッド３８が取付けられている。このヘッド３８は、ノズ
ル４０を有しておりピストン１４と一体的に昇降動作を
行う。また、ノズル４０の流出孔４２は、ヘッド３８に
形成された流略４４，４５を介して流離４４，４５を介
して流路１９と蓮適している。更に、ヘッド３８は有底
筒体４６を備えている。この有底筒体４６はその内周面
に円周方向に沿って２個等間隔に形成された係合突起４
８を備えており、これらの係合突起は、前記突起部３２
の係合溌３３と係合している。これにより、ヘッド３８
およびピストン１４は、圧縮コイルばね３６の付勢力に
抗して図示の下降位置にロックされている。つまり、係
合溝３３を有する突出部３２と係合突起４８とはピスト
ン１４をその下降位置にロックするロック手段として作
用している。ピストン１４に形成された流略１９内に弁
綾５０が昇降可能に配設されており、その上端部は流路
４５内に位置している。
弁綾５川ま肩部５２を有し、この肩部はピストン１４の
上端に当援可能に形成されている。弁棒５川ま二次弁と
して作用し、肩部５２がピストン１４の上端に当俵する
ことにより流略１９と流出孔４２との蓮通を遮断してい
る。弁棒５０‘ま、第１図および第２図に示すように、
その上端部を除いて、断面が十字形状となるように形成
されている。そのため、流路１９内でも液体は円滑に流
れることができる。そして、弁棒５０の下端部実施例で
は下端と一次弁２２との間に第１の弾性部村、例えば波
形ばね５４、が架橋されており、弁棒と一次弁とを弾性
的に連結している。この波形ばね５４は、第１図に示す
ピストン１４がＴ彰奪位置にロックされた状態において
、一次弁２２を下方へ付勢して弁座に当接させている。
それにより、可変空間２０と容器２８内の液体との運通
は確実に遮断されている。また、弁棒５０の上端部実施
例では上端に第２の弾性部材、例えば波形ばね５６が取
付けられている。波形はね５６の延出端には支持プレー
ト５８が取付けられている。この波形ばね５６は、第１
図に示す状態において、支持プレート５８が流路４５の
上端に当接しているため、弁暖５０を下方へ、つまり肩
部５２がピストン１４の上端に当接して、流路１９と流
出孔４２との運適を遮断する方向へ付勢している。なお
、第１図に示すピストン１４がその下降位置にロックさ
れた状態におし・て、波形ばね５４は圧縮されて一次弁
２２を下方へ付勢しているとともに弁棒５０を上方へ付
勢している。そのため、波形ばね５６は、波形ばね５４
の付勢力に抗して弁榛５０を下方へ付勢し流略１９と流
出孔４２との蓮通を遮断するように例えばばね定数を適
当な値に設定することにより波形ばね５４よりも大きい
付勢力を有している。そして、一次弁２２、波形ばね５
４、弁榛５０、波形ばね５６および支持プレート５８は
、合成樹脂により一体成形されている。なお、第１およ
び第２の弾性部村は波形ばねに限定されることなく第３
図に示すようなリングを蓮設した形状のものを用いても
良い。以上のように構成されたディスペンサー１０の不
便用時あるいは搬送時は、第１図に示すようにピストン
１４をその下降位瞳にロックする。
上端に当援可能に形成されている。弁棒５川ま二次弁と
して作用し、肩部５２がピストン１４の上端に当俵する
ことにより流略１９と流出孔４２との蓮通を遮断してい
る。弁棒５０‘ま、第１図および第２図に示すように、
その上端部を除いて、断面が十字形状となるように形成
されている。そのため、流路１９内でも液体は円滑に流
れることができる。そして、弁棒５０の下端部実施例で
は下端と一次弁２２との間に第１の弾性部村、例えば波
形ばね５４、が架橋されており、弁棒と一次弁とを弾性
的に連結している。この波形ばね５４は、第１図に示す
ピストン１４がＴ彰奪位置にロックされた状態において
、一次弁２２を下方へ付勢して弁座に当接させている。
それにより、可変空間２０と容器２８内の液体との運通
は確実に遮断されている。また、弁棒５０の上端部実施
例では上端に第２の弾性部材、例えば波形ばね５６が取
付けられている。波形はね５６の延出端には支持プレー
ト５８が取付けられている。この波形ばね５６は、第１
図に示す状態において、支持プレート５８が流路４５の
上端に当接しているため、弁暖５０を下方へ、つまり肩
部５２がピストン１４の上端に当接して、流路１９と流
出孔４２との運適を遮断する方向へ付勢している。なお
、第１図に示すピストン１４がその下降位置にロックさ
れた状態におし・て、波形ばね５４は圧縮されて一次弁
２２を下方へ付勢しているとともに弁棒５０を上方へ付
勢している。そのため、波形ばね５６は、波形ばね５４
の付勢力に抗して弁榛５０を下方へ付勢し流略１９と流
出孔４２との蓮通を遮断するように例えばばね定数を適
当な値に設定することにより波形ばね５４よりも大きい
付勢力を有している。そして、一次弁２２、波形ばね５
４、弁榛５０、波形ばね５６および支持プレート５８は
、合成樹脂により一体成形されている。なお、第１およ
び第２の弾性部村は波形ばねに限定されることなく第３
図に示すようなリングを蓮設した形状のものを用いても
良い。以上のように構成されたディスペンサー１０の不
便用時あるいは搬送時は、第１図に示すようにピストン
１４をその下降位瞳にロックする。
それにより容器２８内の液体と可変空間２０との簾通は
一次弁２２によって、また、流路１９と流出孔４２との
運通は二次弁である弁榛５０によってそれぞれ遮断され
る。したがって、ディスペンサー１０を転倒または上下
逆向きにした場合でも容器２８内の液体が流出孔４２を
介して外部に流出することはない。以下にディスペンサ
ー１０の放出操作について説明する。
一次弁２２によって、また、流路１９と流出孔４２との
運通は二次弁である弁榛５０によってそれぞれ遮断され
る。したがって、ディスペンサー１０を転倒または上下
逆向きにした場合でも容器２８内の液体が流出孔４２を
介して外部に流出することはない。以下にディスペンサ
ー１０の放出操作について説明する。
まず、第１図に示す状態において、ピストン１４のロッ
クを解除する。すると、ピストン１４は圧縮コイルばね
３６の付勢力によりシリンダ１２内を上方へ漣勤する。
ピストン１４の上昇につれて可変空間２０の全容積は次
第に増大し可変空間内は負圧化される。そのため、一次
弁２２は可変空間２０内に生じた吸引力により弁おさえ
２３に当援するまで引き上げられる。また、ピストン１
４が上昇すると、肩部５２がピストンの上端に当接して
いるため弁綾５０も上昇する。弁綾５０の上昇につれて
波形ばね５４が伸び、その自由長さを越えると、波形ば
ね５４は一次弁２２を上方へ付勢する。したがって、一
次弁２２は、波形ばね５４により強制的に引き上げられ
る。このように、一次弁２２は、波形ばね５４により強
制的に引き上げられるため、開放動作に誤動作を生じる
ことはない。したがって、容器２８内の液体は、吸上げ
管２７、流路２１を介して可変空間２０内に流入し、第
４図に示すような放出工程のための準備が完了する。こ
こで、ピストンＩ４は、稀路１９と流出孔４２との蓮通
が遮断された状態で上昇するため、流出孔、流離１９を
介して可変空間２０内に空気が流入することはない。ま
た、容器２８内の負圧は、負圧孔２４を介して空気が流
入することにより、除去されるため、可変空間２０内へ
の液体の流入は確実に行われる。そして、第４図に示す
状態から、ヘッド３８と押圧し圧縮コイルばね３６の付
勢力に抗してピストン１４を下降させる。ピストン１４
の下降に伴って可変空間２０の全容積は減少し、可変空
間の液体は加圧される。そして、可変空間２０内の液体
は次第に高圧化され、この加圧液は波形ばね５６の付勢
力に抗して弁棒５０を押上げる。ここで、一次弁２２は
加圧液により下方へ押圧され容器２８内の液体と可変空
間２０との蓮通を遮断している。また、ピストン１４の
下降に伴って波形ばね５４は収縮して一次弁２２を下方
へ付勢する。そのため、容器２８内の液体と可変空間２
０との蓮通が一層確実に遮断される。そして、弁綾５０
が押上げられることにより肩部５２はピストン１４の上
端から離間し、流路１９と流出孔４３との蓮通が許容さ
れる。したがって、可変空間２０内の加圧液は流路１９
，４５，４４を介してノズル４０の流出孔４２から放出
される。ここで、キャップ２６の貫通孔３４を介してシ
リンダ１２の大蚤部に流入した空気は、負圧孔２４を介
して容器２８内に流入し、容器内の負圧化が防止される
。なお、流出孔４２にスビンナあるいは発泡手段を装着
することにより、ディスペンサーＩＱは噴霧器あるいは
発泡器としても使用できることは言うまでもない。
クを解除する。すると、ピストン１４は圧縮コイルばね
３６の付勢力によりシリンダ１２内を上方へ漣勤する。
ピストン１４の上昇につれて可変空間２０の全容積は次
第に増大し可変空間内は負圧化される。そのため、一次
弁２２は可変空間２０内に生じた吸引力により弁おさえ
２３に当援するまで引き上げられる。また、ピストン１
４が上昇すると、肩部５２がピストンの上端に当接して
いるため弁綾５０も上昇する。弁綾５０の上昇につれて
波形ばね５４が伸び、その自由長さを越えると、波形ば
ね５４は一次弁２２を上方へ付勢する。したがって、一
次弁２２は、波形ばね５４により強制的に引き上げられ
る。このように、一次弁２２は、波形ばね５４により強
制的に引き上げられるため、開放動作に誤動作を生じる
ことはない。したがって、容器２８内の液体は、吸上げ
管２７、流路２１を介して可変空間２０内に流入し、第
４図に示すような放出工程のための準備が完了する。こ
こで、ピストンＩ４は、稀路１９と流出孔４２との蓮通
が遮断された状態で上昇するため、流出孔、流離１９を
介して可変空間２０内に空気が流入することはない。ま
た、容器２８内の負圧は、負圧孔２４を介して空気が流
入することにより、除去されるため、可変空間２０内へ
の液体の流入は確実に行われる。そして、第４図に示す
状態から、ヘッド３８と押圧し圧縮コイルばね３６の付
勢力に抗してピストン１４を下降させる。ピストン１４
の下降に伴って可変空間２０の全容積は減少し、可変空
間の液体は加圧される。そして、可変空間２０内の液体
は次第に高圧化され、この加圧液は波形ばね５６の付勢
力に抗して弁棒５０を押上げる。ここで、一次弁２２は
加圧液により下方へ押圧され容器２８内の液体と可変空
間２０との蓮通を遮断している。また、ピストン１４の
下降に伴って波形ばね５４は収縮して一次弁２２を下方
へ付勢する。そのため、容器２８内の液体と可変空間２
０との蓮通が一層確実に遮断される。そして、弁綾５０
が押上げられることにより肩部５２はピストン１４の上
端から離間し、流路１９と流出孔４３との蓮通が許容さ
れる。したがって、可変空間２０内の加圧液は流路１９
，４５，４４を介してノズル４０の流出孔４２から放出
される。ここで、キャップ２６の貫通孔３４を介してシ
リンダ１２の大蚤部に流入した空気は、負圧孔２４を介
して容器２８内に流入し、容器内の負圧化が防止される
。なお、流出孔４２にスビンナあるいは発泡手段を装着
することにより、ディスペンサーＩＱは噴霧器あるいは
発泡器としても使用できることは言うまでもない。
その後ヘッド３８に加えられていた押圧を除去すれば、
圧縮コイルばね３４の付勢力により、ピストン１４はヘ
ッド３８とともに上昇する。
圧縮コイルばね３４の付勢力により、ピストン１４はヘ
ッド３８とともに上昇する。
ピストン１４が上昇すると、前述したように、可変空間
２０内に流体が流入して次の放出工程のための準備が成
され、必要に応じて連続的な放出を行うことができる。
以上詳述したようにこの発明のディスペンサーによれば
、シリンダの下方に配設されシリングと容器内の液体と
の蓮通を制御する一次弁と、ピストンに形成されて流出
孔に蓮通した流離内に昇降可能に配設されシリンダと流
出孔との蓮通を制御する二次弁と、一次弁と二次弁の下
端部との間に架設されそれらの弁を弾性的に連結した第
１の弾性部材と、二次弁の上端部に取付けられ二次弁を
シリンダと流出孔との蓮通を遮断する方向へ付勢する第
２の弾性部材と、を備えている。
２０内に流体が流入して次の放出工程のための準備が成
され、必要に応じて連続的な放出を行うことができる。
以上詳述したようにこの発明のディスペンサーによれば
、シリンダの下方に配設されシリングと容器内の液体と
の蓮通を制御する一次弁と、ピストンに形成されて流出
孔に蓮通した流離内に昇降可能に配設されシリンダと流
出孔との蓮通を制御する二次弁と、一次弁と二次弁の下
端部との間に架設されそれらの弁を弾性的に連結した第
１の弾性部材と、二次弁の上端部に取付けられ二次弁を
シリンダと流出孔との蓮通を遮断する方向へ付勢する第
２の弾性部材と、を備えている。
そして、少なくとも一次弁、二次弁および第１の弾性部
材は一体的に形成されている。このように、一次弁、二
次弁および第１の弾性部材は一体的に形成されているた
め、ディスペンサーの部品数が減少して生産コストが低
減するとともに組立てが簡単化する。また、一次弁と二
次弁とを弾性的に連結した第１の弾性部材は、ピストン
の下降位置において一次弁を容器内の液体とシリンダと
の蓮通を遮断する方向へ付勢するとともに、ピストンの
上昇につれて一次弁を容器の液体とシリンダとの蓮通を
許容する方向へ付勢する。そのため、一次弁は誤動作を
生じることなく確実に開閉動作を行なう。そして、第１
の弾性部材は、上記のように一つの機能だけでなく二つ
の機能を有し、有効に利用されている。更に、一次弁と
二次弁とは弾性部村で連結されかつ二次弁の上端に他の
弾性部材が取付けられているため、関連部材の公差、取
付け誤差等を大きくとることができる。上述した実施例
はこの発明を説明するためのものでこの発明を何んら限
定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造
等の施されたものも全てこの発明に包含されることは言
うまでもない。
材は一体的に形成されている。このように、一次弁、二
次弁および第１の弾性部材は一体的に形成されているた
め、ディスペンサーの部品数が減少して生産コストが低
減するとともに組立てが簡単化する。また、一次弁と二
次弁とを弾性的に連結した第１の弾性部材は、ピストン
の下降位置において一次弁を容器内の液体とシリンダと
の蓮通を遮断する方向へ付勢するとともに、ピストンの
上昇につれて一次弁を容器の液体とシリンダとの蓮通を
許容する方向へ付勢する。そのため、一次弁は誤動作を
生じることなく確実に開閉動作を行なう。そして、第１
の弾性部材は、上記のように一つの機能だけでなく二つ
の機能を有し、有効に利用されている。更に、一次弁と
二次弁とは弾性部村で連結されかつ二次弁の上端に他の
弾性部材が取付けられているため、関連部材の公差、取
付け誤差等を大きくとることができる。上述した実施例
はこの発明を説明するためのものでこの発明を何んら限
定するものでなく、この発明の技術範囲内で変形、改造
等の施されたものも全てこの発明に包含されることは言
うまでもない。
例えば、上記実施例において、第２の弾性部村は、二次
弁、二次弁および第１の弾性部材とともに一体的に成形
され一層部品数を減少させるようにしたが、第２の弾性
部材は別体に形成されたものとしても良い。
弁、二次弁および第１の弾性部材とともに一体的に成形
され一層部品数を減少させるようにしたが、第２の弾性
部材は別体に形成されたものとしても良い。
第１図および第４図はこの発明の実施例に係るディスペ
ンサーの異なる動作状態をそれぞれ示す縦断面図、第２
図は一次弁、弁榛、第１の弾性部材および第２の弾性部
材の斜視図、第３図は第１の弾性部材の変形例を示す概
略斜視図である。 １０……デイスベンサー、１２……シリンダ、１４……
ピストン、１９，４０，４４，４５……流路、２２・…
・・一次弁、４２・・・・・・流出孔、５０・・・・・
・弁棒、５４，５６・・・・・・波形ばね。 第２図第３図 第１図 第４図
ンサーの異なる動作状態をそれぞれ示す縦断面図、第２
図は一次弁、弁榛、第１の弾性部材および第２の弾性部
材の斜視図、第３図は第１の弾性部材の変形例を示す概
略斜視図である。 １０……デイスベンサー、１２……シリンダ、１４……
ピストン、１９，４０，４４，４５……流路、２２・…
・・一次弁、４２・・・・・・流出孔、５０・・・・・
・弁棒、５４，５６・・・・・・波形ばね。 第２図第３図 第１図 第４図
Claims (1)
- １ 容器に収納された液体をピストンの摺動によりシリ
ンダ内に吸上げかつ圧力をかけて流出孔から放出するデ
イスペンサーにおいて、 シリンダの下方に配設された
シリンダと容器内の液体との導通を制御する一次弁と、
ピストンに形成されて流出孔に連通する流路内に昇降可
能に配設されシリンダと流出孔との連通を制御する二次
弁と、一次弁と二次弁の下端部との間に架設されそれら
の弁を弾性的に連結した第１の弾性部材と、二次弁の上
端部に取付けられ二次弁をシリンダと流出孔との連通を
遮断する方向へ付勢する第２の弾性部材と、を備え少な
くとも一次弁、二次弁および第１の弾性部材は一体的に
形成されていることを特徴とするデイスペンサー。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57005726A JPS6040900B2 (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | デイスペンサ− |
| US06/401,902 US4524888A (en) | 1981-07-30 | 1982-07-26 | Dispenser |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57005726A JPS6040900B2 (ja) | 1982-01-18 | 1982-01-18 | デイスペンサ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58122066A JPS58122066A (ja) | 1983-07-20 |
| JPS6040900B2 true JPS6040900B2 (ja) | 1985-09-13 |
Family
ID=11619122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57005726A Expired JPS6040900B2 (ja) | 1981-07-30 | 1982-01-18 | デイスペンサ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040900B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996022924A1 (fr) * | 1995-01-27 | 1996-08-01 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Pompe a jet pour liquide |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6119463U (ja) * | 1984-07-07 | 1986-02-04 | 正弘 古沢 | 噴霧器 |
| JPS6119462U (ja) * | 1984-07-07 | 1986-02-04 | 正弘 古沢 | 噴霧器 |
| JPS6228368A (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-06 | 多田 哲也 | ディスペンサ |
| JPS62251369A (ja) * | 1986-04-21 | 1987-11-02 | 株式会社 多田技術研究所 | デイスペンサ |
| US4854484A (en) * | 1987-01-28 | 1989-08-08 | Chesebrough-Pond's Inc. | Viscous product dispenser |
| JPH0716610Y2 (ja) * | 1987-08-06 | 1995-04-19 | 株式会社吉野工業所 | 縦型ポンプ式液体噴出容器 |
| JPH0615858Y2 (ja) * | 1987-08-26 | 1994-04-27 | 株式会社吉野工業所 | クリ−ム状物注出容器 |
| JPH0754126Y2 (ja) * | 1987-09-03 | 1995-12-13 | 株式会社吉野工業所 | ポンプ式液体吐出容器 |
| JPH078463Y2 (ja) * | 1988-06-24 | 1995-03-01 | 釜屋化学工業株式会社 | 吐出容器 |
| JP2514494B2 (ja) * | 1991-07-24 | 1996-07-10 | 株式会社吉野工業所 | 手動式液体噴出器 |
| JPH0524584U (ja) * | 1991-11-28 | 1993-03-30 | 株式会社多田技術研究所 | デイスペンサ |
| US5655688A (en) * | 1994-10-19 | 1997-08-12 | Aptargroup, Inc. | Atomizing pump with high stroke speed enhancement and valve system therefor |
| IT1393228B1 (it) * | 2009-03-02 | 2012-04-11 | Taplast Srl | Unita' per l'erogazione di fluidi o miscele e relativo dispositivo di erogazione. |
| JP5674150B2 (ja) * | 2011-05-31 | 2015-02-25 | 株式会社吉野工業所 | ポンプユニット並びに正倒立両用噴霧装置 |
| JP6543100B2 (ja) * | 2015-06-08 | 2019-07-10 | キャニヨン株式会社 | ポンプディスペンサ |
-
1982
- 1982-01-18 JP JP57005726A patent/JPS6040900B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1996022924A1 (fr) * | 1995-01-27 | 1996-08-01 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Pompe a jet pour liquide |
| US6119902A (en) * | 1995-01-27 | 2000-09-19 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Liquid jet pump |
| US6938803B2 (en) | 1995-01-27 | 2005-09-06 | Yoshino Kogyosho Co., Ltd. | Non-leaking non-dripping liquid jet pump |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58122066A (ja) | 1983-07-20 |
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