JPH0337717Y2 - - Google Patents

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JPH0337717Y2
JPH0337717Y2 JP1985003835U JP383585U JPH0337717Y2 JP H0337717 Y2 JPH0337717 Y2 JP H0337717Y2 JP 1985003835 U JP1985003835 U JP 1985003835U JP 383585 U JP383585 U JP 383585U JP H0337717 Y2 JPH0337717 Y2 JP H0337717Y2
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JP
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scraper
mill
steel balls
minerals
wall
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JP1985003835U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、石炭等の鉱物を粉砕するためのチユ
ーブミル、特に湿式のチユーブミルに関する。
(従来技術の説明) 従来のチユーブミルを第2図に基づいて説明す
る。
円筒状のミル本体21の内壁に中心に向かつて
突出したスクレーパ22が固定されている。スク
レーパ22はミル本体21の長手方向に伸びて固
定されている。
このチユーブミルは、ミル本体21の内部に石
炭等の鉱物を粉砕するための鋼球が入れられてい
る。図示省略の入口部から石炭等の鉱物をミル本
体21の内部に供給し、また、図示省略の入口部
から水、油等の液体をミル本体21の内部に供給
する。ミル本体21を図示省略の駆動装置により
回転させ、スクレーパ22で下部の鋼球を持ち上
げ上部から落下させることにより鋼球を鉱物に衝
突させて鉱物を粉砕する。
(考案が解決しようとする問題点) 従来のチユーブミルはスクレーパ22がミル本
体21の内壁に固定されているため、下方に位置
するスクレーパ22に鋼球が直接衝突し、これに
よりスクレーパ22が損傷する恐れがあり、スク
レーパ22の損傷を小さくするためにスクレーパ
22の内方突出長さを短くして、下方に位置した
スクレーパ22の先端部が鉱物、鋼球で埋まるよ
うにして落下してくる鋼球が直接スクレーパ22
に衝突するのを防ぎスクレーパ22の損傷を防止
しているため、スクレーパ22による鋼球の持ち
上げが充分には行えず鉱物の粉砕能力の低下を招
く欠点がある。
(考案の目的) 本考案は、スクレーパの突出長さが大きくても
鋼球の衝突による損傷を防ぎ、粉砕能力の低下を
防いだチユーブミルを提供することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成させるために本考案は、複数の
鋼球を内在させて回転することによりその内部に
混在せしめた鉱物を粉砕するチユーブミルにおい
て、ミル本体内壁にヒンジを介してミル回転方向
に揺動自在にスクレーパを取り付け、同スクレー
パの動きを同スクレーパの先端がミル回転方向前
方のミル本体内壁に当接する状態とミル回転中心
方向に向く状態との間に制限するサポート手段を
設けたことを特徴とするチユーブミルを提供して
いる。
(考案の作用) 本考案のチユーブミルは、ミル本体内壁にヒン
ジを介して揺動自在にスクレーパを取り付け、ス
クレーパの動きを制限するサポート手段を設けた
ことにより、上方に移動しているスクレーパはミ
ル本体の中心に向かつて突出するように保持し、
下方に移動しているスクレーパをスクレーパの先
端部がミル本体内壁に当接させるようにヒンジを
介して揺動させて下方に位置するスクレーパを鉱
物、鋼球の中に埋没させる。
(実施例) 本考案を、第1図に示す実施例に基づいて説明
する。
円筒状のミル本体1の内壁にスクレーパ2がヒ
ンジ3を介して揺動可能に取り付けられ、いるス
クレーパ2の回転方向の上流側にはサポート4が
取り付けられている。なお、サポート手段として
は図に示すサポート4以外にも、例えば、ミル本
体1の外部にミル本体1の回転を利用してスクレ
ーパ2を適正位置で起こすレバーのような外部機
構のものでもよい。
このチユーブミルは、ミル本体1の内部に石炭
等の鉱物を粉砕するための鋼球が入れられてい
る。図示省略の入口部から石炭等の鉱物をミル本
体1の内部に供給し、また、図示省略の入口部か
ら水、油等の液体をミル本体1の内部に供給す
る。ミル本体1を図示省略の駆動装置により回転
させる。ミル本体1の回転に伴い、上方に移動す
るスクレーパ2は自重で起き上がりサポート4に
より起き上がり位置が適正に保持され、鋼球を持
ち上げ上部から落下させる。落下する鋼球は鉱物
に衝突し鉱物を粉砕する。頂部を過ぎて下方に移
動するスクレーパ2は自重により除々にミル本体
1の内壁に近づき最後にはスクレーパ2の先端部
がミル本体1の内壁に当接する。スクレーパ2の
先端部がミル本体1の内壁に当接した状態でさら
に下方へ移動してスクレーパ2が鉱物、鋼球の中
に埋没し、スクレーパ2は鉱物、鋼球に覆われ
る。鉱物、鋼球で覆われたスクレーパ2は上部か
ら落下してくる鋼球に直接衝突することはなく損
傷することもない。
スクレーパ2のミル本体1の中心方向への突出
長さを長くしてもスクレーパ2の損傷が防止でき
るので、従来のようにスクレーパ2の損傷防止の
ためにスクレーパ2のミル本体1の中心方向への
突出長さを短くすることは不要となり、粉砕能力
の低下を防止している。
(考案の効果) 本考案のチユーブミルは、上方に移動している
スクレーパはミル本体の中心に向かつて突出する
ように保持し、下方に移動しているスクレーパを
スクレーパの先端部がミル本体内壁に当接させる
ようにヒンジを介して揺動させて下方に位置する
スクレーパを鉱物、鋼球の中に埋没させることで
鋼球が直接衝突するのを防ぎスクレーパの損傷防
止が可能となり、スクレーパのミル本体の中心方
向の長さが充分大きく取れるので、粉砕能力低下
が防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の側面断面図、第2図
は従来の装置の側面断面図である。 1,21……ミル本体、2,22……スクレー
パ、3……ヒンジ、4……サポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の鋼球を内在させて回転することによりそ
    の内部に混在せしめた鉱物を粉砕するチユーブミ
    ルにおいて、ミル本体内壁にヒンジを介してミル
    回転方向に揺動自在にスクレーパを取り付け、同
    スクレーパの動きを同スクレーパの先端がミル回
    転方向前方のミル本体内壁に当接する状態とミル
    回転中心方向に向く状態との間に制限するサポー
    ト手段を設けたことを特徴とするチユーブミル。
JP1985003835U 1985-01-16 1985-01-16 Expired JPH0337717Y2 (ja)

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JP1985003835U JPH0337717Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

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JP1985003835U JPH0337717Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

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JPS61121950U JPS61121950U (ja) 1986-08-01
JPH0337717Y2 true JPH0337717Y2 (ja) 1991-08-09

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JP1985003835U Expired JPH0337717Y2 (ja) 1985-01-16 1985-01-16

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KR101219129B1 (ko) * 2012-03-22 2013-01-09 유한회사 남북철강 고철 선별장치
KR102005889B1 (ko) * 2018-11-08 2019-08-01 김형우 볼밀 회전드럼

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JPS61121950U (ja) 1986-08-01

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