JPH0337602Y2 - - Google Patents

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JPH0337602Y2
JPH0337602Y2 JP1987104360U JP10436087U JPH0337602Y2 JP H0337602 Y2 JPH0337602 Y2 JP H0337602Y2 JP 1987104360 U JP1987104360 U JP 1987104360U JP 10436087 U JP10436087 U JP 10436087U JP H0337602 Y2 JPH0337602 Y2 JP H0337602Y2
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JP
Japan
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forceps
forceps insertion
branching block
endoscope
channel
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JP1987104360U
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JPS649608U (ja
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、内視鏡の鉗子挿入口部の構造に関
するものである。
[従来の技術] 内視鏡の鉗子挿通管路からは、吸引手段に連通
する吸引管路が分岐接続されている。その分岐部
を形成する分岐ブロツクは、鉗子チヤンネルの基
端部に連通接続されて、操作部と挿入部とを連結
する連結部に突設された鉗子挿入口部の根部内に
配置されている。そして、組立時に鉗子チヤンネ
ルや吸引管路にねじれ力が加わらないよう、分岐
ブロツクは回転しないようにしておかなければな
らない。
そこで従来は、例えば第6図に示されるよう
に、分岐ブロツク51が回転しないように係合す
る係合部52を、操作部と挿入部とを連結するフ
レーム53に形成して、そこに分岐ブロツクを係
合させていた。
[考案が解決しようとする問題点] 操作部と挿入部とを連結するフレームは強度を
必要とするので、金属により形成される。ところ
が、従来の内視鏡の鉗子挿入口部においては、分
岐ブロツクが係合する係合部をフレームに形成し
ていたので、フレームをフライス盤などを用いた
機械加工によつて製作しなければならず、部品が
はなはだ高価なものとなつて、製造コストを押し
あげていた。
この考案は、従来のそのような欠点を解消し、
低コストで製作することができる内視鏡の鉗子挿
入口部の構造を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上述の問題点を解決するための、本考案による
内視鏡の鉗子挿入口部の構造は、操作部と挿入部
とを連結する連結部の外装ケースに鉗子挿入口を
突出形成し、鉗子チヤンネルの基端部に連通接続
された鉗子挿通管路から吸引手段に連通する吸引
管路を分岐した分岐ブロツクを上記突出部の根部
の内側に配置した内視鏡において、上記分岐ブロ
ツクの外形形状を上記鉗子挿通管路の軸方向と直
交する断面において非円形に形成すると共に、上
記分岐ブロツクが回転しないように上記分岐ブロ
ツクの非円形部と面接触により係合する内面形状
を有する係合部を上記外装ケースに一体的に形成
すると共に、上記分岐ブロツクの上記鉗子挿通管
路の軸方向への移動を規制する軸方向移動規制手
段を上記外装ケースに取り付けたことを特徴とす
る。
〔作用〕
分岐ブロツクは、突出部の根部の内側に配置さ
れると、外装ケースの内面に形成された係合部と
面接触により係合して回転が規制され、外装ケー
スに取り付けられた軸方向移動規制手段によつて
軸方向への移動が規制される。
[実施例] 第2図は、本実施例の内視鏡の全体側面図であ
る。
図中、1は操作部、2は吸引操作弁、3は送気
送水操作弁、4は湾曲操作ノブ、5は接眼部であ
る。6は可撓性のある挿入部であり、その根部に
はテーパ状のゴム製の折れどめ12が装着されて
いる。操作部1と挿入部6との間には、筒状の外
装ケース7,8で外装された連結部9が形成され
ており、第1の外装ケース7に鉗子挿入口10が
突出形成されている。11はその突出部である。
2つの外装ケース7,8は、共に合成樹脂製であ
り、例えば射出成形によつて形成されている。
第1図は、連結部9付近の断面図である。13
は、挿入部の先端に開口する、例えば四フツ化エ
チレン樹脂製チユーブよりなる鉗子チヤンネルで
あり、その基端部はステンレス鋼製のパイプ14
を介して分岐ブロツク15に接続されている。分
岐ブロツク15には、パイプ14に真直に連通す
る鉗子挿通管路16と、そこから側方に分岐さ
れ、継ぎパイプ17と吸引チユーブ18により吸
引手段(図示せず)に連通する吸引管路19とが
形成されている。
この分岐ブロツク15は、外装ケース7に形成
された突出部11の根部の内側に配置されてお
り、その断面形状は、第3図に示されるように、
円形の両側部を平面状に切除した非円形に形成さ
れている。そして、外装ケース7の突出部11の
根部は、第1図のAで示される区間に、分岐ブロ
ツク15の非円形部が面接触により係合する係合
部20が形成されており、この係合部20に係合
すれば、分岐ブロツク15は回転することができ
ないように係止される。
21は、分岐ブロツク15に螺合する例えばス
テンレス鋼製の締め環であり、締め環21を上方
から分岐ブロツク15に螺合させることにより、
分岐ブロツク15が引き寄せられて、第1図に示
されるように、鉗子挿通管路16の軸方向への移
動が規制された状態に固定される。その組立作業
に際して、分岐ブロツク15は外装ケース7の係
合部20に面接触状態で係合しているので回転し
ない。22はシール用のOリングである。
23は、突出部11の上端部にナツト24によ
り押圧固定された鉗子挿入口金であり、例えばス
テンレス鋼により形成されている。この鉗子挿入
口金23の頭部23aには、ゴム製又は合成樹脂
製の鉗子栓(図示せず)が着脱自在に装着できる
ようになつている。また、鍔部23bは断面形状
が非円形に形成されて、突出部11内に回転しな
いように係合している。
鉗子挿入口金23と締め環21との間には、電
気絶縁性の合成樹脂よりなる絶縁性継ぎ管25が
介挿されて、分岐ブロツクの鉗子挿通管路16と
鉗子挿入口金23との間を電気的に絶縁して連通
接続している。そして、この接続部に装着された
3つのOリング26…によつて、周囲に対しては
水密性が保たれている。
27は、操作部1と挿入部6の基端側口金6a
とを接続するフレームであり、このフレーム27
は、金属板の素材を第4図に示されるようにプレ
ス加工により打ち抜き、折り曲げ成形したもので
ある。フレーム27の上端部には操作部1にビス
止め固定するためのビス穴28…が穿設されてお
り、下端部には、挿入部の口金6aをナツト29
で締め付けて固定する受け金30が、例えば銀ロ
ー付により固着されている。そして、受け金30
に螺合するナツト31が2つの外装ケース7,8
を、下方から上方に向けて直列に、操作部1の底
部に押し付けて固定している。
第5図は、第1図における−線切断面図で
あり、外装ケース7の内面には、フレーム27が
係合する溝32が形成されており、その溝32内
にフレーム27が係合している。これによつて外
装ケース7は回転方向の動きを規制されて固定さ
れている。また、上述の各接続部には各々Oリン
グ33…が装着されて、内部に水が入らないよう
にシールされている。
[考案の効果] 本考案の内視鏡の鉗子挿入口部の構造によれ
ば、鉗子挿通管路と吸引管路とを分岐する分岐ブ
ロツクと面接触により係合してその回転を阻止す
る係合部を外装ケースに一体的に形成したので、
内視鏡の製造コストを低減することができ、しか
も係合部の耐久性がよく、組立作業も簡単になる
等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断面図、第2図
はその実施例の内視鏡の全体側面図、第3図は第
1図の−線切断面図、第4図はその実施例の
フレームの斜視図、第5図は第1図の−線切
断面図、第6図は従来のフレームの斜視図であ
る。 1……操作部、6……挿入部、6a……基端側
口金、7……外装ケース、9……連結部、10…
…鉗子挿入口、11……突出部、13……鉗子チ
ヤンネル、15……分岐ブロツク、16……鉗子
挿通管路、19……吸引管路、20……係合部、
23……鉗子挿入口金、25……絶縁性継ぎ管、
27……フレーム、30……受け金、32……
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作部と挿入部とを連結する連結部の外装ケー
    スに鉗子挿入口を突出形成し、鉗子チヤンネルの
    基端部に連通接続された鉗子挿通管路から吸引手
    段に連通する吸引管路を分岐した分岐ブロツクを
    上記突出部の根部の内側に配置した内視鏡におい
    て、上記分岐ブロツクの外形形状を上記鉗子挿通
    管路の軸方向と直交する断面において非円形に形
    成すると共に、上記分岐ブロツクが回転しないよ
    うに上記分岐ブロツクの非円形部と面接触により
    係合する内面形状を有する係合部を上記外装ケー
    スに一体的に形成すると共に、上記分岐ブロツク
    の上記鉗子挿通管路の軸方向への移動を規制する
    軸方向移動規制手段を上記外装ケースに取り付け
    たことを特徴とする内視鏡の鉗子挿入口部の構
    造。
JP1987104360U 1987-07-06 1987-07-06 Expired JPH0337602Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987104360U JPH0337602Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06

Applications Claiming Priority (1)

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JP1987104360U JPH0337602Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS649608U JPS649608U (ja) 1989-01-19
JPH0337602Y2 true JPH0337602Y2 (ja) 1991-08-08

Family

ID=31336006

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JP1987104360U Expired JPH0337602Y2 (ja) 1987-07-06 1987-07-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58175541A (ja) * 1982-04-09 1983-10-14 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58175541A (ja) * 1982-04-09 1983-10-14 オリンパス光学工業株式会社 内視鏡

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Publication number Publication date
JPS649608U (ja) 1989-01-19

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