JPH0337472A - 自動変速機のライン圧制御装置 - Google Patents

自動変速機のライン圧制御装置

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Publication number
JPH0337472A
JPH0337472A JP1170656A JP17065689A JPH0337472A JP H0337472 A JPH0337472 A JP H0337472A JP 1170656 A JP1170656 A JP 1170656A JP 17065689 A JP17065689 A JP 17065689A JP H0337472 A JPH0337472 A JP H0337472A
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JP
Japan
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line pressure
shift
line
gear
valve
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Pending
Application number
JP1170656A
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English (en)
Inventor
Takuji Fujiwara
藤原 卓治
Kozo Ishii
石居 弘三
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Priority to US07/545,629 priority patent/US5086669A/en
Publication of JPH0337472A publication Critical patent/JPH0337472A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/061Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using electric control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/68Inputs being a function of gearing status
    • F16H2059/6807Status of gear-change operation, e.g. clutch fully engaged
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/48Inputs being a function of acceleration
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/04Smoothing ratio shift
    • F16H61/08Timing control

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動変速機の摩擦締結要素の締結および解除
のために供給されるライン圧の制御を行う自動変速機の
ライン圧制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
車両に搭載される自動変速機は、トルクコンバークと変
速歯車機構とこれらが備えるクラッチやブレーキ等の複
数の摩擦締結要素に油圧を供給する油圧供給回路とを有
し、変速歯車機構の動力伝達経路が摩擦締結要素を選択
的に作動させて切り換えられることにより、所定の変速
段に自動的に変速するようになっている。上記の各摩擦
締結要素のアクチュエータには油圧供給回路が接続され
、この油圧制御回路は、オイルポンプの吐出圧を所定の
ライン圧に調整するレギュレータバルブ、手動操作によ
ってレンジを切り換えるマニュアルバルブ、運転状態に
応して作動し、上記各摩擦締結要素のアクチュエータに
通しる油路を切り換えることにより複数の摩擦締結要素
を選択的に作動させる複数のシフトバルブ、およびその
他の補助的な作用を行う各種のバルブ等から構成されて
いる。
上記の各摩擦締結要素に加わるライン圧は、レギュレー
タバルブによりエンジンの出力トルクに対応した圧力に
設定される。また、ライン圧は、摩擦締結要素に滑りが
生じるとエンジン出力を効率よく伝達させることができ
ないので、摩擦締結要素の滑りを無くすため、エンジン
の出カドlレクに対応する許容レベルが高く設定されて
いる。
そして、上記のライン圧は、例えば特公昭493005
1号公報に開示されているように、変速動作の際、変速
によるショックを低減するために低下され、変速終了後
に復帰されるようになっている。
ライン圧の低下される期間は、上記のように、変速の開
始時点から変速の終了時点までであるが、具体的には、
変速指令信号が発生してから、変速終了判定が行われた
後、さらに所定時間が経過した時点までとされる。即ち
、変速の終了は自動変速機のタービン回転数の変化率に
よって求められ、タービン回転数の変化率がほぼOとな
ったところとされているが、誤差を考慮して、変速終了
の判定時点から、さらに所定時間が経過した時点まで、
ライン圧低下の制御が行われている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、変速判定終了が行われた後、ライン圧が復帰
されるまでの所定時間の間にアクセルペダルが操作され
た場合には、変速終了と見なし得る状態であるにも関わ
らず、ライン圧が低くなっているために、自動変速機の
摩擦締結要素に滑りが生し、エンジンの出力が車輪へ適
切に伝達されないことになる。このとき、運転手にとっ
てはアクセルペダルを踏み込んでいるにも関わらず加速
感が得られないという問題点を有している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の自動変速機のライン圧制御装置は、上記の課題
を解決するために、摩擦締結要素の締結および解除を行
わせるためのライン圧を供給する油圧供給回路を備え〜
この油圧供給回路がライン圧制御用の電磁弁を有してい
る自動変速機に設けられる自動変速機のライン圧制御装
置において、2上記の電磁弁の作動を制御して、変速時
および変速終了判定後から所定時間が経過するまでの間
、ライン圧を低下させる変速時ライン圧制御手段と、エ
ンジン負荷検出手段と、このエンジン負荷検出手段から
の入力により、変速終了判定後の上記の所定時間中にお
けるエンジン負荷の変化状態を検出し、このエンジン負
荷が、上記の所定時間が経過するまでの間に、所定値以
上増大したときに、変速時ライン圧制御手段によるライ
ン圧低下制御を解除させて、変速時以外のライン圧に昇
圧させる変速時ライン圧解除手段とを備えていることを
特徴としている。
〔作 用〕
上記の構成によれば、変速時ライン圧制御手段は、自動
変速機の油圧供給回路におけるライン圧制御用の電磁弁
の作動を制御して、変速時および変速終了判定後から所
定時間が経過するまでの間、ライン圧を低下させる。変
速時ライン圧解除手段は、エンジン負荷検出手段からの
人力により、変速終了判定後の上記の所定時間中におけ
るエンジン負荷の変化状態を検出し、このエンジン負荷
が、上記の所定時間が経過するまでの間に、所定値以上
増大したときに、変速時ライン圧制御手段によるライン
圧低下制御を解除させて、変速時以外のライン圧に昇圧
させる。
即ち、変速終了判定後から所定時間が経過するまでの間
に、例えばアクセルペダルが操作され、エンジン回転数
が上昇すると、変速時ライン圧制御手段によりライン圧
が低下された状態では、摩擦締結要素のすべりが増大す
ることになるが、このときには、変速時ライン圧解除手
段により、変速時ライン圧制御手段によるライン圧低下
制御が解除されるので、摩擦締結要素のずベリが防止さ
れる。従って、このときにはアクセル操作に応じて車両
を加速させることができる。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて以下
に説明する。
本発明の自動変速機のライン圧制御装置は、第2図に示
すように、変速時ライン圧制御手段および変速時ライン
圧解除手段としてのコントロールユニット1と、自動変
速機10におけるトルクコンバータ20の後述のタービ
ン23の回転数を検出スるタービン回転センサ3と、エ
ンジン2の吸気通路に設けられ、スロットルバルブ7の
開度を検出するエンジン負荷検出手段としてのスロット
ル開度センサ4と、自動変速機10の出力軸側に設けら
れ、車速を検出する車速センサ5と、自動変速機10の
レンジを切り換えるセレクトレバー8の位置、すなわち
自動変速機10のレンジを検出するインヒビタースイッ
チ6とを備えている。
自動変速機10は、第3図に示すように、トルクコンバ
ータ20と、このトルクコンバータ20の出力により駆
動される変速歯車機構30とを有している。変速歯車機
構30には、動力伝達経路を切り換えるクラッチやブレ
ーキ等の複数の摩擦締結要素41〜46及びワンウェイ
クラッチ51.52が設けられており、これらにより、
走行レンジとしてのり、2.1、Rの各レンジと、Dレ
ンジでの1〜4速、2レンジでの1〜3速、1レンジで
の1〜2速が得られるようになっている。
上記のトルクコンバータ20は、エンジン出力軸に連結
されたケース21内に固設されたポンプ22と、このポ
ンプ22に対向状に配置されてこのポンプ22により作
動油を介して駆動されるタービン23と、このポンプ2
2とタービン23との間に介設され、かつ変速機ケース
11にワンウェイクラッチ24を介して支持されてトル
ク増大作用を有するステータ25と、上記ケース21と
タービン23との間に設けられケース21を介してエン
ジン出力軸9とタービン23とを直結するロックアツプ
クラッチ26とで構成されている。
そして、タービン23の回転は、タービンシャフト27
を介して上記変速歯車機構30側に出力されるようにな
っている。ここで、エンジン出力軸9には、グービンシ
ャフト2フ内を貫通するボンプシャフ1〜12が連結さ
れ、このシャフト12により、変速機後端部に備えられ
たオイルポンプ13が駆動されるようになっている。
上記変速歯車機構30は、ラビニョ型プラネタリギヤ装
置により構成されている。すなわち、この機構30は、
タービンシャフト27上に遊嵌された小径のスモールサ
ンギヤ31と、このサンギヤ31の後方において同しく
タービンシャフト27上に遊嵌された大径のラージサン
ギヤ32と、上記スモールサンギヤ31に噛合された複
数個のショートピニオンギヤ33と、前半部がこのショ
ートピニオンギヤ33に噛合されかつ後半部が上記ラー
ジサンギヤ32に噛合されたロングピニオンギヤ34と
、このロングピニオンギヤ34及び上記ショートピニオ
ンギヤ33を回転自在に支持するキャリヤ35と、ロン
グピニオンギヤ34の前半部に噛合されたりフグギヤ3
6とで構成されている。
そして、タービンシャフト27とスモールサンギヤ31
との間に、フォワードクラッチ41及び第1ワンウエイ
クラツチ51が直列に介設され、さらに、これらのクラ
ッチ41.51と並列にコーストクラッチ42が介設さ
れている。タービンシャフト27とラージサンギヤ32
との間には、リバースクラッチ44が介設され、さらに
、このラージチンギヤ32とリバースクラッチ44との
間には、ラージサンギヤ32を固定しバンドブレーキで
構成される2−4ブレーキ45が設けられている。ター
ビンシャフト27とキャリヤ35との間には、3−4ク
ラツチ43が介設され、この3−4クラツチ43のキャ
リヤ35と変速機ケース11との間には、このキャリヤ
35の反力を受は止める第2ワンウエイクラツチ52と
、キャリヤ35を固定するローリハースブレーキ46と
が並列に設けられている。そして、上記リングギャ36
が出力ギヤ14に連結され、この出力ギヤ14から差動
装置を介して左右の図示しない車輪に回転が伝達される
ようになっている。
次に、上記の各クラッチやブレーキ等のH擦締結要素4
1〜46及びワンウェイクラッチ51.52の作動状態
と変速段との関係を説明する。
まず、1速においては、フォワードクラッチ41が締結
され、かつ、第1、第2ワンウエイクラツチ51.52
がロック状態となる。このため、トルクコンバータ20
の出力回転は、タービンシャフト27から、フォワード
クラッチ41及び第1ワンウエイクラツチ51を介して
、変速歯車機構30のスモールサンギヤ31に入力され
る。この場合、第2ワンウエイクラツチ52の作用でキ
ャリヤ35が固定されるため、変速歯車機構30は、ス
モールサンギヤ31から、ショートピニオンギヤ33及
びロングピニオンギヤ34を介して、リングギヤ36に
回転を伝達する作動動作を行わない固定的なギヤ例とし
て作動する。この結果、スモールサンギヤ31とリング
ギヤ36との径■ の比に対応する大きな減速比の1速状態が得られる。
次に、2速においては、ノアワードクラッチ41が締結
され、第1ワンウエイクラツチ51がロック状態になり
、かつ、2−4ブレーキ45が締結され、変速歯車機構
30におけるラージサンギヤ32が固設されると共に、
第2ワンウエイクラツチ52が空転状態となる。このた
め、タービンシャフト27からスモールサイギヤ31に
伝達された回転は、ショートピニオンギヤ33を介して
ロングピニオンギヤ34に伝達されると共に、このロン
グピニオンギヤ34は、これに噛合うラージサンギヤ3
2が固定されているためラージサンギヤ32上を公転し
、これに伴ってキャリヤ35が回転する。この結果、1
速状態に比較してキャリヤ35の回転分(ロングピニオ
ンギヤ34の公転分)だけ、リングギヤ36の回転が増
速され、1速時よりも減速比が小さい2速状態が得られ
る。
さらに、3速においては、2速の状態から24ブレーキ
45が解放されると同時に、3−4クラツチ43が締結
される。このため、タービンシャフト27の回転は、フ
ォワードクラッチ41及び第1ワンウエイクラツチ51
を介してスモールサンギヤ31に入力されると同時に、
3−4/ラツチ43を介してキャリヤ35にも入力され
ることになる。この結果、変速歯車機構30の全体が一
体回転し、リングギヤ36がタービンシャフト27と同
じ速度で回転する3速状態が得られる。
さらに、4速においては、上記の3速で一旦解放された
2−4ブレーキ45が再び締結される。
このため、タービンシャフト27の回転は、34クラツ
ヂ43から変速歯車機構30のキャリヤ35に入力され
、ロングピニオンギヤ34が公転されることになるが、
このロングピニオンギヤ34が噛合ったラージサンギヤ
32が上記2−4ブレーキ45によって固定されている
ため、ロングピニオンギヤ34は、キャリヤ35と共に
公転しながら自転することになる。この結果、ロングピ
ニオンギヤ34に噛合うリングギヤ36は、キャリヤ3
5の回転(タービンシャフト27の回転)にロングピニ
オンギヤ34の自転分だけ増速されて回転されることに
なり、これにより、オーバードライブ状態の4速が得ら
れる。なお、この場合に、フォワードクラッチ41は締
結された状態にあるが、これに直列の第1ワンウエイク
ラツチ51は、空転状態であり、また、コーストクラッ
チ42は、締結していないので、タービンシャフト27
の回転がスモールサンギヤ31に入力されることはない
゛また、後退時においては、リバースクラッチ44及び
ローリバースブレーキ46が締結されるので、タービン
シャツ1〜2フの回転が変速歯車機構30のラージサン
ギヤ32に入力されると共に、この変速歯車機構30の
キャリヤ35が固定される。このため、ラージサンギヤ
32からロングピニオンギヤ32を介してリングギヤ3
6に至る固定的なギヤ列を介して回転が伝達されること
になり、ラージサンギヤ34とリングギヤ36との径の
比に対応した減速比が得られる。この場合に、リングギ
ヤ36の回転方向は、タービンシャフト27およびラー
ジサンギヤ32の回転方向と反対になるので、後退状態
が得られることとなる。
なお、1〜3速時に回転を伝達する第1ワンウエイクラ
ツチ51及び1速時に反力を受3ノ止める第2ワンウエ
イクラツチ52は、コーステイング時に空転するため、
これらの変速段ではエンジンブレーキが作動しないこと
になる。しかしながら、Dレンジの3速、2レンジの2
.3速、及び1レンジの1.2速では、第1ワンウエイ
クラツチ51に並列のコーストクラッチ42が締結され
、また、1レンジの1速では第2ワンウエイクラツチ5
2に並列のローリバースブレーキ46が締結されるので
、これらの変速段でエンジンブレーキが得られることに
なる。
以上の各油圧締結要素41〜46及びワンウェイクラッ
チ51.52の作動と各変速段との関係をまとめると第
1表のようになる。
第 表 ヨーステインク1契諌云 また、自動変速機10は第4図に示す油圧供給回路60
を備えている。同図において、各アクチュエータのうち
、2−4ブレーキ45の油圧アクチュエータ45′は、
アプライポート45a′及びリリースポート45b′を
有するサーボピストンで構成されている。そして、アプ
ライポート45a’のみに油圧が供給されているときに
、24ブレーキ45は締結され、一方、両ボート45a
’、45b’ とも油圧が供給されていないとき及び両
ポーl−45a’、45b’ とも油圧が供給されてい
るときに、2−4ブレーキ45は解放されるようになっ
ている。また、その他の摩擦締結要素41〜44.46
のアクチュエータは、通常の油圧ピストンで構成され、
油圧が供給されたときに当摩擦締結要素を締結するよう
になっている。
この油圧供給回路60には、主たる構成要素として、オ
イルポンプ13(第3図も参照)からメインライン11
0に吐出された作動軸の圧力を所定のライン圧に調整す
るレギュレータバルブ61と、手動操作によってレンジ
の選択を行うマニュ7 アルバルブ62と、変速段に応じて作動して各摩擦締結
要素(アクチュエータ)41〜46に対する油圧の給排
を行う1−2.2−3.3−4の各シフトハルプロ3.
64.65とが備えられている。
上記マニュアルバルブ62は、メインライン110から
ライン圧が導入される人力ポートeと、第1〜第4出カ
ポ−1−a −dとを有し、スプール62aの移動によ
り、入力ポートeが、Dレンジ及び2レンジでは第1、
第2出カポ−)a、bに、1レンジでは第1、第3出力
ボートa、Cに、また、Rレンジでは第4出力ポートd
にそれぞれ連通されるようになっている。そして、各出
力ポートミルdには、それぞれ、第1〜第4出カライン
111〜114が接続されている。
また、1−2.2−3.3−4シフトバルブ63.64
.65は、それぞれ、そのスプール63a、64a、6
5aがスプリング(図示せず)により図中右側に付勢さ
れる構成であり、これらのスプール63a、64a、6
5aの右側には、パ8 イロットポート63b、64b、65bが設けられてい
る。そして、1−2シフトハルプロ3のパイロットポー
ト63bには、メインライン110から導かれた第1パ
イロットライン115が接続され、2−3.3−4シフ
トハルプロ4.65のパイロットポート64b、65b
には、それぞれ、第1出カライン111からライン11
6を介して分岐された第2、第3パイロツトライン11
7.118がそれぞれ接続されておりこれらのパイロッ
トライン115.117.118には、それぞれ、第1
、第2、第3ソレノイドバルブ66.67.68が設け
られている。これらのソレノイドバルブ66〜68は、
それぞれ、ON状態のときに、パイロットライン115
.117.118をドレンさせて、各対応するシフトバ
ルブ63〜65のパイロットポート63b〜65b内の
パイロット圧を排出することにより、スプール63a〜
65aを図中右側に位置させる。一方、ソレノイドバル
ブ66〜68は、それぞれ、OFF状態のときに、パイ
ロットポート63b〜65bに各パイロットライン11
5.117.118からパイロット圧を導入させて、ス
プール63a〜65aをそれぞれ図中左側に位置させる
ようになっている。
これらのソレノイドバルブ66〜68は、後述のコント
ロールユニット1からの信号により、自動車の車速及び
エンジンのスロットル開度に応して予め設定されたマツ
プに基づいて、0N10FF作動されるように構成され
ている。このソレノイドバルブ66〜68のON10 
F F作動にともなって、各シフトハルプロ3〜65の
スプール63a〜65aの位置が切り換わり、各摩擦締
結要素41〜46に通じる油路が切り換えられる。これ
により、これらの摩擦締結要素41〜46が上記第1表
に示す組み合わせで締結され、変速段が運転状態に応し
て切り換えられるようになっている。そして、この場合
の各変速段と各ソレノイドバルブ66〜68の0N10
FF状態の組み合わせパターンとの関係は、第2表に示
されるように設定されている。なお、3−2シフトダウ
ン変速0 時には、 同表に示す中間パターンを経由するようになっている。
第 表 *3 2シフトダウン用 ? 次に、上記マニュアルバルブ62における各出カボート
a −dに接続された第1〜第4出カライン111〜1
14のうち、D、2、■の各前進レンジで、メインライ
ン110に連通される第1出カライン111からは、ラ
イン116が分岐され、このライン116がフォワード
クラッチラインとされて、ワンウェイオリフィス71を
介してフォワードクラッチ41に導かれている。従って
、D、1.2レンジでは、フォワードクラッチ41が常
時締結されることが理解される。
また、第1出カライン111は、■−2シフトバルブ6
3に導かれており、第1ソレノイドパルプ66がON状
態になってスプール63aが右側に位置したときに、こ
の第1出カライン111は、サーホアプライライン12
0に連通し、ワンウェイオリフィス73を介して、サー
ボピストン45′のアプライポート45a′に至る。従
って、D、2.1レンジで第1ソレノイドパルプ66が
ON状態のときに、即ち、Dレンジでの2.3.4速、
2レンジの2.3速、及び1レンジでの22 速では、アプライボート45a′に油圧(サーボアプラ
イ圧)が導入され、このとき、リリースボー)45b’
に油圧(サーボリリース圧)が導入されていない場合に
は、2−4ブレーキ45が締結されることとなる。
また、D、2レンジでメインライン110に連通する第
2出カライン112は、2−3シフトハルプロ4に導か
れている。このライン112は、第2ソレノイドバルブ
67がOFF状態であってスプール64aが左側に位置
するときに、ワンウェイオリフィス75を介して、3−
4クラツチライン121に連通するようになっている。
このライン121は、さらに、ワンウェイオリフィス7
6を介して3−4クラツチ43に至る。従って、D、2
レンジで第2ソレノイドバルブ67がOFF状態のとき
に、即ち、Dレンジの3.4速、および2レンジの3速
では、3−4クラツチ43が締結されることになる。
ここで、3−4クラツチライン121からは、第1、第
2ドレンライン122.123が分岐さ3 れ、これらのうち第1ドレンライン122は、34シフ
トバルブ65に導かれ、第3ソレノイドバルブ68がO
FF状態(スプール65aが左側)のときに、ライン1
24に連通して、2−3シフトハルプロ4のドレンボー
トに通じる。また、第2ドレンライン123は、ワンウ
ェイオリフィス77、固定オリフィス78及びワンウェ
イオリフィス79を介して、同じく3−4シフトバルブ
65に導かれ、第3ソレノイドバルブ68がON状態(
スプール65aが右側)のときに、ライン124に連通
して、2−3シフトバルブ64のドレンボートに通じる
すなわち、3−4クラツチ43から油圧(34クラツチ
圧)が排出される3−2,4−2シフトダウン変速時の
うち、第2表に示す第3ソレノイドハルプロ8がOFF
状態の中間パターンを経由する3−2シフトダウン時に
は、第1ドレンライン122により、3−4クラツチ圧
が排出され、また、第3ソレノイドバルブ68がON状
態に保持される4−2シフトダウン時には、第2ドレ4 アライン123により、3−4クラツチ圧が排出される
ことになる。
また、第1ドレンライン122に接続されたライン12
5は、3−4クラツチライン121と同様に、第2ソレ
ノイドバルブ67がOFF状態で2−3シフトバルブ6
4のスプール64aが左側に位置するときに、第2出カ
ライン112に連通するようになっている。このライン
125は、34シフトバルブ65に導かれ、第3ソレノ
イドバルブ68がOFF状態でスプール65aが左側に
位置するときに、サーボリリースライン126に連通す
る。このライン126は、ワンウェイオリフィス81.
82を介して、サーボピストン45′のリリースボート
45b′に至る。従って、D、2レンジで第2、第3ソ
レノイドバルブ67.68がともにOFF状態のとき、
即ち、Dレンジの3速及び2レンジの3速では、サーボ
ピストン45′のリリースポート45b′にサーボリリ
ース圧が導入され、2−4ブレーキ45が解放される。
さらに、サーボリリースライン126の2つのワンウェ
イオリフィス81.82の間から分岐されたライン12
7は、ワンウェイオリフィス84、及び、ボールバルブ
85を介して、コーストクラッチライン128に通じ、
コーストクラッチ42に至っている。従って、サーボリ
リースライン126内に油圧が導入されるDレンジの3
速及び2レンジの3速でコーストクラッチ42が締結さ
れる。
一方、第3ソレノイドバルブ68がOFF状態で3−4
シフトバルブ65のスプール65aが左側に位置し、か
つ第2ソレノイドバルブ67がON状態であって2−3
シフトバルブ64のスプール64aが右側に位置すると
きに、フォワードクラッチライン116は、その分岐ラ
イン129.3−4シフトバルブ65、ライン130及
び23シフトバルブ64を介して、ライン131に連通
ずる。このライン131は、ボールバルブ85を介して
さらにコーストクラッチライン12Bに通している。従
って、コーストクラッチ42は、第2ソレノイドバルブ
67がON状態であって、第3ソレノイドハルプロ8が
OFF状態のとき、即ち、2レンジの2速及び1レンジ
の1.2速でも締結される。
また、マニュアルバルブ62により1レンジでメインラ
イン110に連通する第3出カライン113は、減圧バ
ルブとしてのローレデューシングバルブ86及びライン
132を介して、1−2シフトバルブ63に導かれてい
る。そして、このライン132は、第1ソレノイドバル
ブ66がOFF状態でスプール63aが左側に位置する
ときに、ワンウェイオリフィス87及びボールバルブ8
8を介して、ローリバースブレーキライン133に連通
し、ローリバースブレーキ46に至る。従って、■レン
ジで第1ソレノイドバルブ66がOFF状態のとき、即
ち、1レンジの1速ではローリバースブレーキ46が締
結される。
さらに、Rレンジでメインライン110に連通する第4
出カライン114は、このライン114から分岐された
ライン134、ワンウエイオリフ2フ イス89及びボールバルブ88を介して、ローリバース
ブレーキライン133に連通する。さらに、第4出カラ
イン114は、リバースクラッチライン135となって
、ワンウェイオリフィス90を介してリバースクラッチ
44に至る。従って、Rl/ンシでは゛、常にローリバ
ースブレーキ46及びリバースクラッチ44が締結され
る。
また、この油圧供給回路60には、第3図に示すトルク
コンバータ20内のロックアツプクラッチ26を作動さ
せるためのロックアツプシフトバルブ92が備えられて
いる。このバルブ92には、レギュレータバルブ61か
らのトルクコンバータライン136が導かれており、こ
のバルブ92の一端に設けられたパイロットポート92
bには、パイロットライン137が接続され、このパイ
ロットライン137は、メインライン110から分岐さ
れてソレノイドデユータングバルブ93により減圧され
た油圧が導入されている。
そして、このライン137にロックアツプ用の第4ソレ
ノイドバルブ94が設けられ、このパルR ブ94がOFF状態のときにスプール92aが右側に位
置することにより、トルクコンバータライン136がト
ルクコンバータ20内に通じるトルクコンバータライン
138に連通し、これにより、このトルクコンバータ2
0の内圧が高まってロックアツプクラッチ26が締結さ
れる。また、ソレノイドバルブ94がON状態となって
スプール92aが左側に移動すると、上記トルクタンバ
ータライン136は、ロックアツプコントロールバルブ
92′を介してロックアツプ解放ライン139に連通し
、トルクコンバータ20内にロックアツプ解放圧が導入
されて、ロックアツプクラッチ26が解放されるように
なっている。
また、この油圧供給回路60には、レギュレータバルブ
61番こよって調整されるライン圧の制御用として、ス
ロットルモデュレータバルブ95、このバルブ作動用と
なるライン圧制御用の電磁弁としてのデユーティ−ソレ
ノイドバルブ96、及び、カットバックバルブ97が備
えられている。
スロットルモデュレータバルブ95には、ソレノイドレ
デューシングパルプ93を介してメインライン110に
通じるライン137から分岐されるライン140が導か
れていると共に、周期的に開閉するデユーティ−ソレノ
イドバルブ96によって調整されたパイロット圧がスプ
ール95aの一端に導入されており、このデユーティ−
ソレノイドバルブ96のデユーティ−率(1周期中にお
ける開弁時間比率)に応したスロットルモデュレータ圧
を生威し得るようになっている。この場合に、デユーテ
ィ−率は、エンジンのスロットル開度に応して設定され
ると共に、これに対応するスロットルモデュレータ圧が
ライン141によってレギュレータバルブ61の増圧ポ
ート61aに導入されることにより、このバルブ61で
調整されるライン圧がエンジンのスロットル開度の増大
に応して増大されることになる。
また、カットバックバルブ97には、スロットルモデュ
レータ圧をレギュレータバルブ61に供給するライン1
41から分岐されたライン142が導かれていると共に
、第1〜第3ポート97b0 、97c、97dが設げられている。第1ボート97b
には、第1ソレノイドバルブ66がOF F状態のとき
に発生されるパイロット圧がライン143を介して導入
されるよ・うになっYおり、第2ポート97cには、第
2ソレノイドバルブ67がOFF状態のときに発生され
るようになっており、また、第3ポート97dには、第
3ソレノイドバルブ68がOFF状態のときに発生され
るパイロット圧がライン145を介して導入されるよう
になっている。
そして、これらのパイロット圧の導入状態に応してスプ
ール97aが移動し、第1ボート97bのみにパイロッ
ト圧が導入される(第1ソレノイドバルブ66のみがO
FF状態の)Dレンジの】速及び2レンジの1速で、ラ
イン142が遮断され、第1、第3ポート97b、97
dにパイロット圧が導入される(第1、第3ソレノイド
バルブ7.66.68がOFF状態の)1レンジの1速
で、ライン142が遮断され、並びに、第3ボート97
dにのみパイロット圧が導入される(第31 ソレノイドハルプロ8のみがOFF状態の)2レンジの
2速及び1レンジの2速で、ライン142が遮断される
。一方、これらの変速段以外では、このライン142が
ライン146に通じて、レボ1.Lレータバルブ61の
減圧ポート61bにスロットルモデュレータ圧が導入さ
れることにより、ライン圧が減圧されるようになってい
る。
一方、コントロールユニノド1は、車速■とスロットル
開度TVにより予め設定されたシフトパターンに関する
マツプを記憶しており、車速センサ5およびスロットル
開度センサ4によって検出した車速■及びスロットル開
度TVを上記のマツプとを照合し、その変速動作に応じ
て第2表に示すように1、第1〜第3ソレノイドバルブ
66〜68を0N10FF動作させるようになってる。
また、コントロールユニット1は、変速時にデユーティ
−ソレノイドバルブ96を制御して、ライン圧を低下さ
せ、変速のショックを低減させるようになっている。ラ
イン圧を低下させる期間は、変速指令信号が発生する変
速の開始時点から、変速終了判定が行われた後、変速終
了の判定時点の誤差を考慮してさらに所定時間が経過し
た時点までとなっている。
さらに、コントロールユニット1は、第1図(a)に基
づいて後述するように、変速の際にライン圧が低下され
ているときであって、変速終了判定時点からライン圧が
復帰されるまでの間に、運転者によってアクセルペダル
が踏み込まれ、スロットル開度センサ4によって検出さ
れるスロワ1〜ル開度TVが、変速開始時点のスロット
ル開度T■Vより設定値δを超えて大きくなったとき、
ライン圧を低下させる制御を解除し、ライン圧が復帰す
るように、デユーティ−ソレノイドバルブ96を制御す
るようになっている。
変速終了の判定は、第1図(b)に基づいて後述するよ
うに、3つの条件のどれかが満たされたときになされる
。これらの条件とは、変速に要する時間がある時間を超
えたとき、タービン回転数Nアがある回転数よりも小さ
くなったとき、タービン回転数NTがある領域に入った
ときである。
ここでは、予め、3番目の条件について説明しておく。
第1図(c)に示すアップシフトと、同図(d)に示す
ダウンシフトとの場合において、変速指令がでた変速開
始時のタービン回転数をNT、とすると、変速の種類に
よってギヤ比は決まっているので、このときのタービン
回転1’Jtsから変速を終了したときの予想終了ター
ビン回転数NTNが計算によって予測可能である。しか
しながら、実際にこの予想終了タービン回転数NTNで
変速終了とするのは、変速中におけるタービン回転数N
Tの変動から正確ではない。従って、変速終了と見なし
得るタービン回転数NTの臨界値である設定タービン回
転数NToを、NTO= NTN十0.25 (NTS
N T N )の式によって求まる値とし、この設定タ
ービン回転数NTOと予想終了タービン回転数NTNと
の間にタービン回転数N7があるときに、変速終了判定
を行うようにしている。尚、このときには、タービン回
転数の変化率の条件も同時に満たされる必要がある。
上記の構成において、コントロールユニット1による制
御動作を第1図(a)および同図(b)のフローチャー
トに基づいて説明する。
先ず、第工図(a)に示すように、今の第1〜第3ソレ
ノイドバルブ66〜68のON10 F FパターンS
。を読み取る(Sl)。これによって今のソレノイドパ
ターン、即ち今何速で走っているかを知る。
次に、インヒビタースイッチ6からの人力により、今の
レンジRがパーキング(P)レンジか、リバース(R)
レンジか、ニュートラル(N)レンジか、ドライブ(D
)レンジか、■レンジか、■レンジかを読み取ると共に
、スロットル開度センサ4からの人力によるスロットル
開度TV、タービン回転センサ3からの入力によるター
ビン回転数N7および車速センサ5からの人力による車
速■を読み取る(S2)。
次に、S2において入力した各信号より変速中(M= 
1 )であるか否かを判定しくS3)、変速中でなけれ
ば、即ちM=Oであれば、S2におい5 て入力したレンジR、タービン回転数NT、スロットル
開度TVおよび車速■に基づき、メモリに記憶されてい
るシフトパターンを示すマツプから、今から設定すべき
第1〜第3ソレノイドバルブ66〜68の0N10FF
パターンSIを検索する(S4)。
次に、今の第1〜第3ソレノイドバルブ66〜68のO
N10 F FパターンS。と今から設定すべき第1〜
第3ソレノイドバルブ66〜68の○N10 F Fパ
ターンSlとが等しいか否かを判定しくS5)、等しく
なければ、M−1(変速中)とし、かつ今のスロットル
開度TVを変速開始時点で設定すべきスロットル開度T
VVに設定する(S6)。
そして、今の第1〜第3ソレノイドバルブ66〜68の
0N10FFパターンS。を今から設定すべき第1〜第
3ソレノイドバルブ66〜68の0N10FFパターン
S1に設定しくS7)、変速を開始させる。
次に、上記の第1〜第3ソレノイドバルブ66G 〜68の各ON10 F FパターンS。、S、から、
例えば1速から2速への変速といった変速の種類PTN
を検出しくSl)、変速の種類PTN、レンジR、スロ
ットル開度TVおよびタービン回転数N7から変速中の
ライン圧PL、即ち変速中において低下させたときのラ
イン圧PLを求め、S2へ移行する。
一方、上記の35において、今の第1〜第3ソレノイド
バルブ66〜6日のON10 F FパターンS。と今
から設定すべき第1〜第3ソレノイドバルブ66〜68
のON/○FFパターンS1とが等しい場合には、変速
する必要がないので、今の第1〜第3ソレノイドバルブ
66〜6日のON/○FFパターンS。を変更せず、レ
ンジR1スロットル開度TVおよびタービン回転数NT
からライン圧PLを求め(SIO)、リターンする。
次に、S3において、変速中(M=1)であれば、Sl
lへ移行し、変速終了判定が出た(F−1)か否かを判
定し、F=1であればS14へ移行する。また、F=0
であってまだ変速終了判定が出ていない場合には、31
2にて変速終了判定を出すか否かの判定を行う。そして
、S13において、変速未終了CF=O)と判定すれば
、S2へ移行する。
また、S13において、変速終了判定が出れば(F=1
)、変速終了判定が出てから現在までの経過時間tと、
変速終了判定が出てからライン圧を復侑させるまでの予
め設定されている所定時間Toとの関係が、tz<To
か否かを判定しく514)、t2≧Toであれば、ライ
ン圧を下げる動作を終了するために、316に移行する
。また、tz<T。であれば、そのときのスロットル開
度TV−変速開始時点で設定すべきスロ7)ル開度TV
Vがある設定値δよりも大きいか否か、即ち、アクセル
ペダルが踏み込まれてTV−TVV〉δとなっているか
否かを判定する(st5)。
そして、TV−TVV≦δであればS2へ移行し、TV
−TVV>δであれば、M−0(変速中でない)、5o
=S+およびF−0(変速未終了)としく516)、ラ
イン圧を下げる動作を終了させてリターンする。
以上の動作では、変速終了判定が出てから現在までの経
過時間t2と、変速終了判定が出てからライン圧を復帰
させるまでの予め設定されている所定時間T。との関係
が、tz<Toであるときは(S14)、変速の終了が
出ていてもなおライン圧PLが下げられている期間であ
り、この期間にアクセルが踏み込まれると(S15)、
ライン圧P、が低くなっていることにより、摩擦締結要
素にすべりを生じる。従って、このときには、ライン圧
PLを下げる状態をキャンセルしてライン圧を変速中で
ない正規の値に戻してやることにより、摩擦締結要素の
すべりを防止して、加速を行い得るようにしている。
次に、S12に示した変速終了判定の動作を第1図(b
)のフローチャート、および第1図(C)(d)により
具体的に説明する。
先ず、変速開始からの時間り、と、無条件に変速終了判
定を出すために設定された設定時間TTJとの関係が、
t、>Tア、であるか否かを判定しく9 S21)、tl >Tア、であれば、S47に移行し、
フラグを1として変速を終了し、リターンする。
また、S21においてt、≦TTJであれば、タービン
回転数N1が、NT≦32Orpmであるか否かを判定
し、N1≦32Orpmであれば、同様に、S47に移
行して、フラグを1として変速終了を示し、リターンす
る。上記の32Orpmというタービン回転数N7は、
無条件に変速終了判定を出すために設定されたものであ
る。
また、S22において、N、>320rpmであれば、
変速開始時点からの最大タービン回転数変化率VVNT
が、VVN、=0であるか否かを判定しく523)、V
VNt =oであればフラグを0として変速未終了を示
し、リターンする。
また、S23においてVVNT =0でなければ、アッ
プシフトか否かを判定しくS 24 ) 、アップシフ
トであれば、そのときのタービン回転数変化率VNTと
そのときまでの最大タービン回転数変化率VVNTとの
関係が、l VN、/VVN。
≦0.5か否かを判定する(S25)。
0 そして、IVNア/VVNT 1≦0.5であれば、変
速の終了と見なし得るので、Pl−1とする(S26)
。また、S25において1VNT/VVN11>0.5
であり、かっS27において、そのときのタービン回転
数変化率VNTが、VN。
≧0であれば、S26へ移行してPl−1とする。即ち
、アップシフトの場合、変速中はタービン回転数変化率
■NTが負になる。従って、S27においてタービン回
転数変化率V N ’rが正であれば、変速終了と見な
すことができる。一方、S27においてVN、<Oであ
れば、変速中と見なされるので、32Bへ移行してPl
−0とする。
次に、そのときのタービン回転数N1と、第1図(C)
に示す設定タービン回転数NTOとの関係が、N1≦N
、。か否かを判定する(S29)。そして、N1≦NT
Nであれば変速終了と見なしてP2−1としく530)
、NT>N□。であれば変速中と見なしてP2−0とす
る(S31)、。
次に、そのときのタービン回転数NTと、第1図(d)
に示す予想終了タービン回転数NTNとの関係か、N1
≦NTNか否かを判定しく332)、N1≦NTNであ
れば変速終了と見なしてP3−1としくS 33 ) 
、Nt > NTNであれば変速中と見なしてP3−0
とする(S34)。
以上の325〜S34はアップシフトの場合の動作につ
いて説明しているが、これら325〜S34に対応する
ダウンシフトの場合の動作335〜S44についても、
同様のものとなる。但し、ダウンシフトの場合には、変
速動作によってタービン回転数NTが上昇することにな
るので、S35、S37、S39およびS42における
不等号の向きは、アップシフトの場合と逆になる。
次に、S33、S34、S43あるいはS44の後、P
lとP2とが同時に1  (P+ XP2 =1)であ
るか否かを判定しく544)、P、xpz−1であれば
、S47へ移行して変速終了を示すためフラグを1とし
、その後、リターンする。また、S44においてP、X
P2 =1でなければ、P、I−1であるか否かを判定
しく345)、P3−1てあれば、S47へ移行してフ
ラグを1とする。また、S45においてP3−1でなけ
れば、S46へ移行して変速未終了を表示するためフラ
グを0とし、その後、リターンする。
〔発明の効果〕
本発明の自動変速機のライン圧制御装置は、以上のよう
に、摩擦締結要素の締結および解除を行わせるためのラ
イン圧を供給する油圧供給回路を備え、この油圧供給回
路がライン圧制御用の電磁弁を有している自動変速機に
設けられる自動変速機のライン圧制御装置において、上
記の電磁弁の作動を制御して、変速時および変速終了判
定後から所定時間が経過するまでの間、ライン圧を低下
させる変速時ライン圧制御手段と、エンジン負荷検出手
段と、このエンジン負荷検出手段からの人力により、変
速終了判定後の上記の所定時間中におけるエンジン負荷
の変化状態を検出し、このエンジン負荷が、上記の所定
時間が経過するまでの間に、所定値以上増大したときに
、変速時ライン圧制御手段によるライン圧低下制御を解
除させて、変速時以外のライン圧に昇圧させる変速時ラ
イ3 ン圧解除手段とを備えている構成である。
それゆえ、変速終了判定後から所定時間が経過するまで
の間に、アクセルペダルが操作されたときには、変速時
ライン圧解除手段により、変速時ライン圧制御手段によ
るライン圧低下制御が解除される。従って、変速ショッ
クの低減を行いつつ、摩擦締結要素のすべりを防止して
アクセル操作に応した加速感を得ることができ、自動変
速機の信頼性を向上することができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図(a)はコントロールユニットの制御動作を示す
フローチャートである。 第1図(b)はコントロールユニットにおける変速終了
判定動作を示すフローチャートである。 第1図(C)は同図(b)のフローチャートの説明に供
されるアップシフト時におけるタービン4 回転数の変化を示す図である。 第1図(d)は同図(b)のフローチャートの説明に供
されるダウンシフト時におけるタービン回転数の変化を
示す図である。 第2図は自動変速機のライン圧制御装置の全体構成図で
ある。 第3図は自動変速機の機械的構成の概略図である。 第4図は油圧供給回路を示す回路図である。 lはコントロールユニッ1−(変速時ライン圧制御手段
、変速時ライン圧解除手段)、2はエンジン、3はター
ビン回転センサ、4はスロットル開度センサ(エンジン
負荷検出手段)、5は車速センサ、6はインヒビタース
イッチ、7はスロットルバルブ、10は自動変速機、3
0は変速歯車機構、60は油圧供給回路、66は第1ソ
レノイドバルブ、67は第2ソレノイドバルブ、68は
第3ソレノイドバルブ、96はデユーティ−ソレノイド
バルブ(ライン圧制御用の電磁弁)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、摩擦締結要素の締結および解除を行わせるためのラ
    イン圧を供給する油圧供給回路を備え、この油圧供給回
    路がライン圧制御用の電磁弁を有している自動変速機に
    設けられる自動変速機のライン圧制御装置において、 上記の電磁弁の作動を制御して、変速時および変速終了
    判定後から所定時間が経過するまでの間、ライン圧を低
    下させる変速時ライン圧制御手段と、 エンジン負荷検出手段と、 このエンジン負荷検出手段からの入力により、変速終了
    判定後の上記の所定時間中におけるエンジン負荷の変化
    状態を検出し、このエンジン負荷が、上記の所定時間が
    経過するまでの間に、所定値以上増大したときに、変速
    時ライン圧制御手段によるライン圧低下制御を解除させ
    て、変速時以外のライン圧に昇圧させる変速時ライン圧
    解除手段とを備えていることを特徴とする自動変速機の
    ライン圧制御装置。
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