JPH0337341Y2 - - Google Patents

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JPH0337341Y2
JPH0337341Y2 JP1984152129U JP15212984U JPH0337341Y2 JP H0337341 Y2 JPH0337341 Y2 JP H0337341Y2 JP 1984152129 U JP1984152129 U JP 1984152129U JP 15212984 U JP15212984 U JP 15212984U JP H0337341 Y2 JPH0337341 Y2 JP H0337341Y2
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JP
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clamp
clamp seat
handrail
border
arm
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JP1984152129U
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 〔産業上の利用分野〕 本案は、建設中のプレハブ或は現場打ちのコン
クリート建物に於て本手摺取付け前のバルコニー
に対するガード手摺(人体落下防止手摺)仮設用
クランプ金具に関する。
〔従来の技術〕
従来は一般に、スタンションと称する着脱式仮
設支柱を使用してガード手摺を仮設している。第
5図にその一具体例を示す。
図に於て、10はバルコニーであり、図はその
ボーダ部側の横断面を示している。11はバルコ
ニー床面であり、前下りに緩く傾斜している。1
2はバルコニーのボーダ部(立上り前凸縁)であ
り、150mm程度の幅寸法を有し、本手摺はこのボ
ーダ部12の上に取付けられる。13はボーダ部
12の内側壁面と床面11の会合部にボーダ部長
手に沿つて形成した排水溝である。
20はスタンションであり、高さ900mm以上の
支柱部分21と、その支柱基部の略C字形のクラ
ンプ部分22とからなる。21a,21bは支柱
部分21の上端部と途中部とに設けたオープンア
イ、22a,22bは略C字形クランプ部分22
の上下の可動及び固定のクランプ座、22cはク
ランプねじである。バルコニーのボーダ部12の
上面と下面を上記上下のクランプ座22a,22
b間にくわえさせクランプねじ22cを締め込む
ことにより、支柱部分21がボーダ部12の上に
立設される。
而して、上記の要領で複数本のスタンション2
0をボーダ部12の長手に沿つて適当間隔をあけ
て立設し、各スタンション支柱部分の上端間及び
途中部間にオープンアイ21a,21bを利用し
て横棒材23を取付ける、或はロープを張る等す
ることにより、本手摺を取付け工事する前のバル
コニーに対するガード手摺を仮設するものであ
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上記のようなスタンションを利用し
てのガード手摺の仮設には次のような問題点があ
る。
(1) ガード手摺の位置が本手摺の配設位置と一致
しているから、本手摺取付け工事の際にはスタ
ンションを含むガード手摺の全体を撤去しなけ
ればならず、従つて本手摺取付け工事はガード
手摺のない無ガード状態での作業となり危険を
伴う。
(2) バルコニー10を含む建物全体の外面塗装等
の外面仕上げ工事はガード手摺撤去前になされ
るが、このときスタンション20の上下のクラ
ンプ座22a,22bが夫々当接しているボー
ダ部12の上面部分12aと下面部分12b、
及びC形金具部分が当接或は接近して対面して
いる前面部分12cについては塗装等の仕上げ
がなされず、未仕上げ部となる。それ等の未仕
上げ部分12a,12b,12cはそのままで
はかなり目立つて不体裁であるから、ガード手
摺撤去後に仕上げ処理するが、この場合スタン
ション20の上側クランプ座22aが対応して
いたボーダ部上面部分12a仕上げ作業はとも
角、下側クランプ座22bが対応していた下面
部分12b、及びC形金具部分が対応していた
前面部分12cの仕上げは場所的に作業しにく
く、又作業に危険を伴なう。
本案は上記に鑑みて提案されたもので、上記(1)
や(2)のような問題点なく、ガード手摺を配設する
ことができるようにすることを目的とする。
ロ 考案の構成 〔問題点を解決するための手段〕 即ち本案は第1〜4図に一具体例を示したよう
に、 a バルコニー10のボーダ部12の幅方向を前
後方向とし、該ボーダ部の幅寸法よりも長い腕
金1と、 b 該腕金1の先端側と後端側とに夫々配設し
た、前記ボーダ部12の外側壁面と内側壁面間
をくわえ込む固定のクランプ座2と、クランプ
ねじ4で締め込まれる可動のクランプ座3と, c 前記固定のクランプ座2よりも外側に前記腕
金1に対して縦に固着したガード手摺支柱結合
用パイプ部材5とよりなり、 d 前記固定のクランプ座2は、前記ボーダ部1
2の外側壁面に対し直角に、縁で当接する平板
部材であり、更に、上記平板クランプ座2の当
接縁は、前記ボーダ部12の外側壁面に点接触
するように鋸歯状2aに形成されている、 e 本手摺取付け前のバルコニーに対するガード
手摺仮設用クランプ金具A を要旨とする。
〔作用〕
バルコニーボーダ部12の上面に前後方向腕金
1の下面を当接させ、該ボーダ部12の外側壁面
と内側壁面を前後の固定のクランプ座2と可動の
クランプ座3間にくわえ込ませてクランプねじ4
を締め込むことによりクランプ金具Aはボーダ部
12に対してしつかりと固定される。この固定状
態に於て、該クランプ金具Aのガード手摺支柱結
合用パイプ部材5はボーダ部12の外側壁面より
も前方に位置する。
而して上記の要領で複数個のクランプ金具Aを
ボーダ部12の長手に沿つて適当間隔をあけて取
付ける。それ等個々のクランプ金具Aの縦パイプ
部材5に対して第1,3図示のように直線カプラ
ー6を介してガード手摺支柱パイプ材P1を立設
する。或は第4図示のように個々のクランプ金具
Aの縦タイプ部材5に対して自在カプラー7を介
してガード手摺支柱パイプ材P1の基部を結合し
て立設する。次いで個々の立設支柱パイプ材P1
の上端部間及び途中部間に十字カプラー8を用い
て横パイプ材P2を取付ける。これにより本手摺
を取付け工事する前のバルコニー10に対するガ
ード手摺が仮設される。
(1) 上記のようにして仮設されたガード手摺は前
述第5図のスタンション20による従来のガー
ド手摺と異なり、その配設位置がバルコニーの
ボーダ部12上ではなく、該ボーダ部12の外
側壁面の外方の位置になる。これにより、バル
コニーのボーダ部12の上に対する本手摺30
(第3,4図2点鎖線)の取付けに当り、本手
摺30が第4図例のように縦桟が外方に湾曲突
出しているようなデザイン形態のものであつて
も、ガード手摺に干渉することはない。従つて
ガード手摺を撤去することなく本手摺30の取
付け工事を行うことが可能である。
(2) ガード手摺の撤去は本手摺30の取付け後に
横パイプ材P2を取り外し、各クランプ金具A
から支柱パイプ材P1を取り外し、クランプね
じ4をゆるめてクランプ金具Aのクランプ座
2,3によるボーダ部12のくわえ込みを解除
し、クランプ金具Aを横にしてボーダ部12の
上面と、本手摺30の下横桟(下笠木)の下面
との間から抜き取る。
このクランプ金具Aの場合は、可動のクランプ
座3が当接していたボーダ部12の内側壁面部分
12d図(第3図)、腕金1の裏面が当接してい
た上面部分12e、及び固定のクランプ座2の鋸
歯状先端部2aが点接触的に当接していた外側壁
面部分12fが塗装等の未仕上げ部分となる。上
記各未仕上げ部分のうち部分12d及び12eは
場所的に爾後容易に仕上げ処理できる。又部分1
2fは極く小面積なもので、その部分12fの塗
装等の仕上げ作業は上記既に取付けられた本手摺
り30の縦桟の間から手を出して容易に安全に行
うことができる。又その部分12fは極く小面積
で実際上目立ちにくいから場合によつては塗装等
を省略することも可能である。
〔実施例〕
図示例(第1〜4図)のクランプ金具Aの主構
造及び用法は上述した通りである。以下細部につ
いて説明する。
腕金1;肉厚 4.5mm×幅60mm×高さ30mm×長
さ340mmの材質SS41のチャンネル鋼。溝側を下側
として使用。1aは溝内の中央部に溝長手に沿つ
て溶接して付加した、肉厚6mm×幅25mmの材質
SS41の補強リブ板であり、必要に応じて設ける。
型鋼材を利用して腕金1を作つてもよい。1bは
該腕金1の後端部に腕金長軸に対して106°の角度
で下向きに溶接して取付けた、腕金1と同材のク
ランプねじ取付け座である。
固定のクランプ座2;肉厚6mm×幅75mmの材質
SS41の鋼板。2bは、上記鋼平板クランプ座2
の前縁と後述のパイプ部材5との間部に形成し
た、自在カプラー7(第4図)の取付け逃げ用開
口部である。即ち自在カプラー7を、上記開口部
2bを通してパイプ部材5に抱きつかせ締め付け
る。
パイプ部材5;外径48.9mm×肉厚2mm×長さ
180mmの材質SS41の鋼パイプ。5aは該パイプ壁
に形成した、直線カプラー6とのジョイントピン
嵌合孔である。腕金1、固定のクランプ座2、パ
イプ部材5の3者は互いに溶接で一体に結合させ
てある。腕金1とパイプ部材5は両者の軸線を
86°に交わらせて結合させてある。
可動のクランプ座3、クランプねじ4;本例の
ものはクランプねじ4として呼び径1/2インチ×
長さ110mmの材質SS41のボルトを利用し、これを
ナツト4aを固着した駒板4bのナツト4aにね
じ込み、ボルト4の先端部に皿形のクランプ座3
を抜け止めして遊嵌保持させ、駒板4bを腕金1
の前記クランプねじ取付け座1bに止めねじ4c
でしつかりと取付けることにより可動のクランプ
部を構成した。この種のクランプ金具に於ては繰
り返し使用によりクランプ座3とクランプねじ4
が傷み易い。本例のものは上記のように可動のク
ランプ部3,4を駒板4bに組み付け、その駒板
4bを腕金1にねじ4cで取付ける構造にしたか
ら、クランプ座3、クランプねじ4が傷んだ場合
は腕金1から駒板4bを外してクランプねじ4を
腕金1の穴を通して腕金1の内方に抜くことによ
り、クランプ座3、クランプねじ4を新しいもの
と取り替えがきき、経済的である。
クランプ金具Aは全体に防食塗装或は亜鉛等の
防食メツキを施すのを可とする。
ハ 考案の効果 以上のように、本手摺取付け前のバルコニーに
対するガード手摺を仮設するに当り、本案のクラ
ンプ金具Aを利用することにより、ガード手摺を
撤去することなく本手摺を取り付けることができ
ると共に、塗装等の仕上げ処理がしにくい面にク
ランプ金具を外した後の未仕上げ部分を生じさせ
ないので、前述従来のスタンション20を用いた
場合のような諸問題が全て解消され、所期の目的
をよく達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のクランプ金具の一実施例品の
一部切欠き側面図、第2図は下面側を見た斜視
図、第3図、第4図は夫々ガード手摺を仮設した
状態の側面図、第5図は従来例の側面図である。 Aはクランプ金具の全体、10はバルコニー、
12はボーダ部、P1,P2はガード手摺の支柱
パイプ材と横パイプ材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バルコニー10のボーダ部12の幅方向を前後
    方向とし、該ボーダ部12の幅寸法よりも長い腕
    金1と、 前記腕金1の先端側と後端側とに夫々配設し
    た、前記ボーダ部12の外側壁面と内側壁面間を
    くわえ込む固定のクランプ座2と、クランプねじ
    4で締め込まれる可動のクランプ座3と、 前記固定のクランプ座2よりも外側に前記腕金
    1に対して縦に固着して配設したガード手摺支柱
    結合用パイプ部材5と、 よりなり、 前記固定のクランプ座2は、前記ボーダ部12
    の外側壁面に対し直角に、縁で当接する平板部材
    であり、更に、上記平板クランプ座2の当接縁
    は、前記ボーダ部12の外側壁面に点接触するよ
    うに鋸歯状2aに形成されている、 ことを特徴とする本手摺取付け前のバルコニーに
    対するガード手摺仮設用クランプ金具。
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