JPH0337318A - 煤塵捕集器の清掃システム - Google Patents

煤塵捕集器の清掃システム

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JPH0337318A
JPH0337318A JP1170996A JP17099689A JPH0337318A JP H0337318 A JPH0337318 A JP H0337318A JP 1170996 A JP1170996 A JP 1170996A JP 17099689 A JP17099689 A JP 17099689A JP H0337318 A JPH0337318 A JP H0337318A
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JP
Japan
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air
dust collector
exhaust
dust
filter
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JP1170996A
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Ryoichi Ohashi
大橋 良一
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本願発明は、内燃機関の排気ガス再循環システムで用い
られる煤塵(ばいじん)捕集器の清掃システムに関し、
特に煤塵捕集器を逆洗する際に用いる高圧の空気又は気
体の供給源に関するものである。
(従来の技術) 従来の内燃機関の排気ガス再循環システムは第8図に示
すようになっている。即ち内燃機関1からの排気ガスは
排気ターボ過給機2のタービン3を通って大気中へ放出
されるが、その一部は煤塵捕集器5、冷却器6を通って
ブロワ4への吸気に混合され、ブロワ4で圧縮され、給
気冷却器7を経て内燃機関1に再び供給されるようにな
っている。大気中へ放出される排気ガス量、煤塵捕集器
5へ流される排気ガス量はそれぞれ制御弁8.9により
制御される。また冷却器6には冷却水が流されている。
煤塵捕集器5は通過する排気ガス中の煤塵を捕集するフ
ィルタを有している。フィルタには煤塵が堆積していく
ため、長間間使用し続けるとフィルタのhli集性能が
悪化し、排気ガス再循環システムに不具合の生じるおそ
れがある。そこでフィルタに堆積した煤塵を所定時間毎
に取除くシステム、即ち清掃システムが煤塵捕集器5に
設けられている。
従来の清掃システムはモータ11、エアポンプ12、エ
アタンク13等で構成されており、次のように作動する
。即ちモータ11によりエアポンプ12を駆動して、エ
アタンク13内に圧縮空気を貯め、圧縮空気を間欠的に
フィルタにド流側から吹き付けてフィルタを逆洗し、フ
ィルタに堆積している煤塵を上流側に吹き飛ばして溜め
、これを燃焼させる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記の煤塵tIli集器5の清掃システムでは、エアタ
ンク13内に貯める空気の供給源としてモータ11及び
エアポンプ12を用いているため、清掃システム、ひい
ては排気ガス再循環システムの小型化を図るにはコスト
高となるという問題があった。
本願発明の目的は、煤塵捕集器の清掃システムを低コス
トで小型化することである。
(発明の構成) 上記目的を達成するために、排気ターボ過給機を備えた
内燃機関のタービンを通った排気ガスの一部を、煤塵を
捕集するフィルタを有する煤塵捕集器を通して排気ター
ボ過給機のブロワへの吸気に混合させるようにした排気
ガス再循環システムにおいて、エアタンクに貯めた高圧
空気を煤塵捕集器内のフィルタに下流側から吹き付けて
逆洗することによりフィルタ内に堆積した煤塵を上流側
に吹き飛ばし、吹き飛ばした煤塵を捕集してヒータで燃
焼するようにした煤塵捕集器の清掃システムにおいて、
本願の第1の発明は、上記排気ターボ過給機のブロワで
発生した圧縮空気の一部を上記エアタンクに直接貯める
ようにしたものであり、本願の第2の発明は、上記排気
ターボ過給機のブロワで発生した圧縮空気の一部を別に
設けた小型の排気ターボ過給機のブロワに導入し、その
導入空気を、小型の排気ターボ過給機のタービンを内燃
機関からの排気ガスの一部により駆動することによって
更に圧縮して上記エアタンクに貯めるようにしたもので
ある。
また本願の第3の発明は、内燃機関の排気ガスの一部を
、煤塵を捕集するフィルタを有する煤塵捕集器を通して
内燃機関への吸気に混合させるようにした排気ガス再循
環システムにおいて、高圧気体を煤塵捕集器内のフィル
タに下流側から吹き付けて逆洗することによりフィルタ
内に堆積した煤塵を上流側に吹き飛ばし、吹き飛ばした
煤塵を捕集してヒータで燃焼するようにした煤塵捕集器
の清掃システムにおいて、内燃機関のシリンダ内のガス
の一部を抜き出し、そのガスを上記高圧気体として用い
るようにしたものである。
(実施例) 以下、本願発明の実施例を図に基づいて説明する。第1
図は本願の第1の発明の煤塵(ばいじん)捕集器の清掃
システムを採用した内燃機関の排気ガス再結環システム
を示す構成略図である。図において、第8図と同一符号
は同じものを示す。給気冷却器7はブロワ4の出口4a
と内燃機関1の給気マニホールド1aとの間に介装され
ており、出口4aと給気冷却器7とは第1給気管21で
接続されている。
第1給気管21からは第1分岐管22が分岐している。
第1分岐管22は第1給気管21内を流れる圧縮空気の
一部が流入するように分岐している。
第2図は第1図の破線A部、即ち煤塵捕集器5及びその
清掃システムを詳細に示す構成図である。
第1分岐管22は逆止弁23を介してエアタンク13に
接続している。
一方、煤塵捕集器5はここではフィルタ14a114b
、14cをそれぞれ有する独立した3つの容器5ax 
5b、5cからなり、容器5 a s 5 b %5c
への排気ガスの流入はそれぞれ電磁弁15a115b、
15cにより制御されるようになっている。容器5a、
5b、5cのフィルタ14a、14b、14cより上流
側の底部には凹部】6a。
16b、16cが形成されており、凹部16a116b
、16cにはヒータ17a、17b、17Cが設置され
ている。
容器5 a 15 b s 5 cとエアタンク13と
は配管18as 18b、18cで接続されている。配
管18 a s 18 b s 18 cは容器5as
 5bs 5Cの下流側から上流側に向けて開口してお
り、配管18as 18b、18cにはそれぞれエアタ
ンク13側から電磁弁19 a s 19 b s 1
9 c s及び逆止弁20as 20bs 20cが介
装されている。
次に作動について説明する。内燃機関1が作動すると、
排気ターボ過給機2のタービン3、ブロワ4が作動する
。タービン3を通った空気は制御弁8.9の制御により
一部が煤塵捕集器5に流入し、冷却器6を通ってブロワ
4への吸気に混合される。一方、ブロワ4では吸気が圧
縮される。圧縮空気は一部が第1分岐管22に流入し、
残りは第1給気管21、給気冷却器7を通って内燃機関
1に供給される。
煤塵捕集器5においては、電磁弁15g、15b、15
cは通常開いており、電磁弁19a、19b、19cは
通常開じており、制御弁9を通過した排気ガスは3方に
分かれて容器5a、5b。
5C内に流入し、フィルタ14a、14b、14Cを通
過する。フィルタ14as 14bs 14cには煤塵
が堆積していく。一方、第1分岐管22に流入した圧縮
空気は逆止弁23を経てエアタンク13内に貯められる
。エアタンク13内の圧力は所定値、ここでは2〜3K
g/cdまで上昇し、所定値になると、第1分岐管22
への圧縮空気の流入は止まり、ブロワ4で発生した圧縮
空気の全てが内燃機関1に供給される。なおエアタンク
13内の空気が後述するように煤塵捕集器5の清掃に用
いられると、第1分岐管22へはエアタンク13内の圧
力が所定値となるまで圧縮空気が流入する。
そして煤塵捕集器5の清掃は次のように行なわれる。清
掃は容器5as 5b% 5cについて順次行なわれる
。例えば容器5aを清掃する場合には、一定時間だけ電
磁弁15aを閉じるとともに配管IBaの電磁弁1.9
aを開く。電磁弁15aが閉じると容器5aへの排気ガ
スの流入が止まる。電磁弁19gが開くと、エアタンク
13内の圧縮空気が容器5a内に上流側に向けて吹き出
される。
これにより圧縮空気がフィルタ14aに下流側から吹き
付けられてフィルタ14aが逆洗され、フィルタ14a
に堆積していた煤塵が上流側に吹き飛ばされる。吹き飛
ばされた煤塵は落下して凹部16aに溜まる。溜まった
煤塵をヒータ17aで燃焼させる。
上述のように本発明の煤塵捕集器5の清掃システムでは
、ブロワ4で発生した圧縮空気の一部を第1分岐管22
を通してエアタンク13に直接貯めるようにしており、
第8図の従来例のモータ11やエアポンプ12を用いて
はいない。従って清掃システム、ひいては排気ガス再循
環システムが低コストで小形化され得ることとなる。
またエアタンク13内の圧力が上記所定値になると、第
1分岐管22への圧縮空気の流入は自然に止まるように
なっている。即ちブロワ4で発生した圧縮空気は、エア
タンク13に供給する時のみ自動でその一部が使用され
るだけであり、その他の時には全てが内燃機関1にて使
用されるようになっている。従って燃費や馬力等は殆ん
ど低減されない。
次に本願の第2の発明の実施例について説明する。第3
図は本願の第2の発明の第1実施例の煤塵捕集器の清掃
システムを採用した内燃機関の排気ガス再循環システム
を示す構成略図である。図において、第1図と同一符号
は同じものを示す。
31は内燃機関1の排気マニホールド1bとタービン3
の入口3aとを接続する第1排気管、32はタービン3
の出口3bを制御弁8を経て大気に開放する第2排気管
であり、第2排気管32の制御弁8よりタービン4側で
は煤塵捕集器5に通じる第2分岐管24が分岐している
。40は排気ターボ過給機2より容量がかなり小さい超
小型の排気ターボ過給機である。第1排気管31からは
第3排気管33が分岐しており、第3排気管33は排気
ターボ過給機40のタービン41の人口41aに接続し
ている。第3排気管33は第1排気管31を流れる排気
ガスの一部が流入するように分岐している。タービン4
1の出n4 l bは第4排気管34を経て第2排気管
32の分岐部よりタービン4側の部分に連通している。
給気冷却器7と給気マニホールド1aとは第2給気管2
5で接続しており、第2給気管25の途中からは第3分
岐管26が分岐している。第3分岐管26は第2給気管
25を流れる圧縮空気の一部が流入するように分岐して
おり、排気ターボ過給機40のブロワ42の入口42g
に接続している。ブロワ42の出口42bは第4分岐管
27により逆止弁23を介してエアタンク13に接続し
ている。また第3排気管33、第3分岐管26にはそれ
ぞれ電磁弁51.52が介装されている。電磁弁51.
52はエアタンク13に設けた正カセンサー(図示せず
)により検知されたエアタンク13内の圧力が所定値、
ここでは3〜4Kg/cdの時は閉弁し、所定値より小
さくなると開弁するようになっている。
なお煤塵捕集器5、及びエアタンク13から煤塵捕集器
5に至る構成は第2図と同様である。
次に作動について説明する。内燃機関1からの排気ガス
が煤塵捕集器5、冷却器6等を経て再循環する作動、及
びエアタンク13内の圧縮空気で煤塵捕集器5を清掃す
る作動は、上記第1の発明と同様である。
エアタンク13内の空気が煤塵捕集器5の清掃に用いら
れて、エアタンク13内の圧力が上記所定値より小さく
なると、電磁弁51.52が開く。
電磁弁51が開くと、第1排気管31を流れる排気ガス
の一部が第3排気管33に流入し、タービン41、ブロ
ワ42が作動する。また電磁弁52が開くと、第2給気
管25を流れる正縮空気の一部が第3分岐管26に流入
してブロワ42に供給され、ブロワ42によって更に圧
縮される。圧縮された空気は第4分岐管27を経てエア
タンク13に供給され、貯められる。なおエアタンク1
3内の圧力が上記所定値の時は電磁弁51.52は閉じ
ており、第2給気管25を流れる圧縮空気は第3分岐管
26には流入せず、また第1排気管31を流れる排気ガ
スは第3排気管33には流入しない。
上述のように本発明の煤塵捕集器5の清掃システムでは
、ブロワ4で発生した圧縮空気の一部を、排気ガスの一
部で作動する排気ターボ過給機40のブロワ42で更に
圧縮してエアタンク13に貯めるようにしており、第8
図の従来例のモータ11やエアポンプ12を用いてはい
ない。従って上記第1の発明と同様に、清掃システム、
ひいては排気ガス再循環システムが低コストで小形化さ
れ得ることとなる。しかもエアタンク13に供給される
圧縮空気は、ブロワ4だけでなく、ブロワ42によって
も圧縮されているので、上記第1の発明に比して高圧、
即ち上記所定値である3〜4Kg/ cdとなっている
。従ってエアタンク13をも小形化され得ることとなる
。、 またエアタンク13内の圧力が上記所定値になると、電
磁弁52が閉じることにより第3分岐管26への圧縮空
気の流入は止まり、また電磁弁51が閉じることにより
タービン3へは排気マニホールド1bからの排気が全て
供給される。即ちブロワ4で発生した圧縮空気、及び排
気マニホールド1bからの排気は、エアタンク13に空
気を供給する時のみ自動でその一部が使用されるだけで
ある。従って燃費や馬力等は殆んど低減されない。
第4図は本願の第2の発明の第2実施例を示し、第3図
の破線B部に相当する部分の断面図である。
図において、第3図と同一符号は同−又は相当するもの
を示す。本実施例では、タービン3としてツインスクロ
ールタービンを用いており、第1排気管31の流路は隔
931 aにより分割されている。隔壁31aはタービ
ン3側から第3排気管33の第1排気管31への開口付
近まで延びており、隔壁31aの排気上流端には切換弁
61が設けである。また第3排気管33には切換弁62
が設けである。切換弁61.62はエアタンク13内の
圧力値に応じて切換わるようになっている。即ち、エア
タンク13内の圧力が所定値、ここでは3〜4Kg/c
−である時は、切換弁61は隔壁31aで分割された両
通路31b、31Cを共に排気上流側と連通させ、切換
弁62は第3排気管33を閉寒し、またエアタンク13
内の圧力が所定値より小さくなると、切換弁61は隔壁
31aで分割された一方の通路31b又は31c(図で
は31c)を閉塞し、切換弁62は第3排気管33を第
1排気管31と連通させるよう切換わるようになってい
る。なお第3分岐管26には電磁弁52は設けられてい
ない。またその他の構成は第3図の実施例と同様である
上記構造では、エアタンク13内の空気が煤塵捕集器5
の清掃に用いられて、エアタンク13内の圧力が上記所
定値より小さくなると、排気マニホールド1bからの排
気ガスの一部が第3排気管33へ流入し、タービン41
、プロワ42が作動する。一方、残りの排気ガスは隔壁
31aで分割された一方の通路(図では3]b)を流れ
てタービン3に供給される。プロワ42が作動すると、
第3分岐管26を経てプロワ42に供給されてきた圧縮
空気が更に圧縮されてエアタンク13に供給されて貯め
られる。一方、タービン3に供給される排気ガスは隔壁
31aで分割された一方の通路を流れるため、第3図の
実施例に比して高速となる。従って排気マニホールド1
bからの排気ガスの一部が排気ターボ過給機40の作動
に使用されていても、タービン3の駆動効率は全く低下
することはない。もちろん本実施例によっても、上記第
1実施例と同様に、清掃システム、ひいては排気ガス再
循環システムが低コストで小形化され褥ることとなり、
また燃費や馬力等は殆んど低減されない。
第5図は本願の第3の発明の第1実施例の煤塵捕集器の
清掃システムを採用した内燃機関の排気ガス再晒環シス
テムを示す構成略図である。この例の排気ガス再循環シ
ステムは排気ターボ過給機を備えていない。即ち排気マ
ニホールドlb、給気マニホールド1aはそれぞれ大気
に開放した排気管71、給気管72に接続しており、排
気マニホールド1bからの排気は、排気管71を経て大
気中に放出されるが、一部は煤塵捕集器5、冷却器6を
経て吸気に混合され、給気管72を経て内燃機関1に供
給されるようになっている。なお第5図において、第1
図、第3図と同一符号は同じものを示す。第6図は第5
図の破線C部を示す拡大図である。
第6図において、内燃機関1のシリンダヘッド81には
燃焼室82と外部とを連通させる連通孔83が形成され
ており、シリンダヘッド81の外壁には連通孔83に連
通した電磁弁84が取付けである。電磁弁84は、コイ
ル84a1戻しばね84b1開閉弁部84c等で構成さ
れており、コイル84aに電流を流すことによって開閉
弁部84cを移動させて開閉するようになっている。電
磁弁84にはエアタンク13に接続した連通管85が接
続している。なお連通管85には逆止弁23が介装され
ている。
電磁弁85は、エアタンク13内の圧力が所定値である
時には閉弁し、所定値より小さくなると開弁するよう切
換わるようになっている。
上記構造では、エアタンク13の空気が煤塵捕集器5の
清掃に使用されて、エアタンク13内の圧力が上記所定
値より小さくなると、電磁弁84が開弁して、燃焼室8
2内、即ちシリンダ内のガスの一部が連通孔83、連通
管85を通してエアタンク13に供給される。ガスは高
圧の状態で連通孔83から抜き出されるため、エアタン
ク13内には燃焼室82内のガスが圧縮された状態で貯
まっていく。このガスにより煤塵捕集器5を清掃する作
動は上記第1、第2の発明と同様である。
従って本発明によっても、上記第1、第2の発明と同様
、第8図の従来例で用いているモータ11やエアポンプ
12は不要となり、清掃システム、ひいては排気ガス再
循環システムが低コストで小形化され得ることとなる。
第7図は本願の第3の発明の第2実施例の煤塵捕集器の
清掃システムを採用した内燃機関の排気ガス再循環シス
テムを示す構成略図である。図において、第5図と同一
符号は同じものを示す。本実施例では、連通管85を流
れるガスはエアタンク13に貯められることなく、分妃
弁91により分配されて煤塵捕集器5の各容器5a、5
b、5C(第2図)に直接供給されるようになっており
、電磁弁84は煤塵捕集器5を清掃する必要のある時に
自動で開弁し又は任意に開弁されるようになっている。
上記構造では、電磁弁84が開弁すると、シリンダ内の
圧力索動、サイクル受動が煤塵捕集器5にパルス波とし
て伝わることとなるため、上記第1実施例に比して煤塵
捕集器5の清掃効率が向上する。またエアタンク13が
不要であるので、より小形化され得ることとなる。
なお上記第1、第2実施例では第1、第2の発明の排気
ターボ過給機2を備えていない排気ガス再循環システム
について説明しているが、排気ターボ過給機2を備えた
システムにおいても上記第1、第2実施例と同様の作用
、効果を奏する。
(発明の効果) 以上のように煤塵捕集器5の清掃システムにおいて、本
願の第1の発明では、排気ターボ過給機2のブロワ4で
発生した圧縮空気の一部をエアタンク13に直接貯める
ようにしたので、また本願の第2の発明では、排気ター
ボ過給機2のブロワ4で発生した圧縮空気の一部を別に
設けた超小型の排気ターボ過給機40のプロワ42に導
入し、その導入空気を、排気ターボ過給機4oのタービ
ン41を内燃機関1からの排気ガスの一部により駆動す
ることによって更に圧縮してエアタンク13に貯めるよ
うにしたので、また本願の第3の発明では、内燃機関1
の燃焼室82内、即ちシリンダ内のガスの一部を抜き出
し、そのガスを、エアタンク13に貯めるようにし又は
直接に煤塵捕集器5に供給するようにしたので、それぞ
れ第8図の従来例に示すモータ11やエアポンプ12を
不要とでき、清掃システム、ひいては排気ガス再循環シ
ステムを低コストで小形化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願の禎1の発明の煤塵捕集器の清掃システム
を採用した内燃機関の排気ガス再循環システムを示す構
成略図、第2図は第1図のシステムで採用した煤塵捕集
器及びその清掃システムを詳細に示す構成図、第3図は
本願の第2の発明の第1実施例の煤塵捕集器の清掃シス
テムを採用した内燃機関のラスガス再循環システムを示
す構成略図、第4図は本願の第2の発明の第2実施例の
煤塵捕集器の清掃システムを採用した内燃機関の排気ガ
ス再循環システムを示す部分構成図、第5図は本願の第
3の発明の第1実施例の煤II hn集器の清掃システ
ムを採用した内燃機関の排気ガス再循環システムを示す
構成略図、第6図は第5図の部分拡大図、第7図は本願
の第3の発明の第2実施例の煤塵捕集器の清掃システム
を採用した内燃機関の排気ガス再循環システムを示す構
成略図、第8図は従来の煤塵捕集器の清掃システムを採
用した内燃機関の排気ガス再循環システムを示す構成略
図である。1・・・内燃機関、2・・・排気ターボ過給
機、3・・・タービン、4・・・ブロワ、5・・・煤塵
捕集器、13−・・エアタンク、14a、14b、14
c・・・フィルタ、17 a s  17 b s  
17 c−・・ヒータ、40・・・超小型の排気ターボ
過給機、41・・・タービン、42・・・ブロワ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)排気ターボ過給機を備えた内燃機関のタービンを
    通った排気ガスの一部を、煤塵を捕集するフィルタを有
    する煤塵捕集器を通して排気ターボ過給機のブロワへの
    吸気に混合させるようにした排気ガス再循環システムに
    おいて、エアタンクに貯めた高圧空気を煤塵捕集器内の
    フィルタに下流側から吹き付けて逆洗することによりフ
    ィルタ内に堆積した煤塵を上流側に吹き飛ばし、吹き飛
    ばした煤塵を捕集してヒータで燃焼するようにした煤塵
    捕集器の清掃システムにおいて、上記排気ターボ過給機
    のブロワで発生した圧縮空気の一部を上記エアタンクに
    直接貯めるようにしたことを特徴とする煤塵捕集器の清
    掃システム。
  2. (2)排気ターボ過給機を備えた内燃機関のタービンを
    通った排気ガスの一部を、煤塵を捕集するフィルタを有
    する煤塵捕集器を通して排気ターボ過給機のブロワへの
    吸気に混合させるようにした排気ガス再循環システムに
    おいて、エアタンクに貯めた高圧空気を煤塵捕集器内の
    フィルタに下流側から吹き付けて逆洗することによりフ
    ィルタ内に堆積した煤塵を上流側に吹き飛ばし、吹き飛
    ばした煤塵を捕集してヒータで燃焼するようにした煤塵
    捕集器の清掃システムにおいて、上記排気ターボ過給機
    のブロワで発生した圧縮空気の一部を別に設けた小型の
    排気ターボ過給機のブロワに導入し、その導入空気を、
    小型の排気ターボ過給機のタービンを内燃機関からの排
    気ガスの一部により駆動することによって更に圧縮して
    上記エアタンクに貯めるようにしたことを特徴とする煤
    塵捕集器の清掃システム。
  3. (3)内燃機関の排気ガスの一部を、煤塵を捕集するフ
    ィルタを有する煤塵捕集器を通して内燃機関への吸気に
    混合させるようにした排気ガス再循環システムにおいて
    、高圧気体を煤塵捕集器内のフィルタに下流側から吹き
    付けて逆洗することによりフィルタ内に堆積した煤塵を
    上流側に吹き飛ばし、吹き飛ばした煤塵を捕集してヒー
    タで燃焼するようにした煤塵捕集器の清掃システムにお
    いて、内燃機関のシリンダ内のガスの一部を抜き出し、
    そのガスを上記高圧気体として用いるようにしたことを
    特徴とする煤塵捕集器の清掃システム。
JP1170996A 1989-06-30 1989-06-30 煤塵捕集器の清掃システム Pending JPH0337318A (ja)

Priority Applications (1)

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