JP2003515030A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 少なくとも１つの燃焼室と、この燃焼室と直接的な流体連通状態にある吸気マニホルド及び２ポート排気マニホルドと、ターボ過給するためのターボ過給機装置とを有する内燃機関のための、高圧ループ型排気ガス再循環濾過システムであって、
前記排気マニホルドに直接接続された、ＥＧＲ目的の排気流専用の吸気導管と、
前記吸気導管からの排気を受入れ且つ３０ｋＶ〜４０ｋＶの範囲で作動するパルス化コロナ放電装置である非熱的プラズマ発生器と、
前記非熱的プラズマ発生器と直接的な流体連通状態にあり、前記非熱的プラズマ発生器からの処理済み排気を受け入れるパティキュレートフィルタと、を有し、前記非熱的プラズマ発生器は、前記パティキュレートフィルタをクリーニングするのに使用され、
更に、前記吸気マニホルドからのコモンポートを前記ターボ過給機装置と共有するようにターボ過給機装置に接続された出口導管と、
前記パティキュレートフィルタと前記出口導管との間に配置された弁と、を有し、前記弁は、前記吸気マニホルドに入る処理済み排気の量を直接制御するように作動可能である、高圧ループ型排気ガス再循環濾過システム。
【請求項２】 更に、前記パティキュレートフィルタの排気ポートと前記弁との間に介在させたクーラを有する、請求項１に記載の高圧ループ型排気ガス再循環濾過システム。
【請求項３】 前記クーラは熱交換器である、請求項２に記載の高圧ループ型排気ガス再循環濾過システム。
【請求項４】 前記非熱的プラズマ発生器は、約１００Ｈｚにおいて、５ナノ秒〜１０ナノ秒のパルス幅で作動する、請求項３に記載の高圧ループ型排気ガス再循環濾過システム。
【請求項５】 前記内燃機関は、ターボ過給エンジンであり、前記ターボ過給エンジンは、吸気ダクトと前記吸気マニホルドとの間に設けられた圧縮機段を有し、前記圧縮機段は、前記排気マニホルドと前記内燃機関の排気ダクトとの間に設けられたタービン段によって機械的に駆動され、
前記高圧ループ型排気ガス再循環濾過システムは、前記内燃機関の排気マニホルドと吸気マニホルドとの間に設けられる、請求項１に記載の高圧ループ型排気ガス再循環濾過システム。
【請求項６】 少なくとも１つの燃焼室と、この燃焼室と直接的な流体連通状態にある吸気マニホルド及び２ポート排気マニホルドと、ターボ過給するためのターボ過給機装置とを有する内燃機関のための、高圧ループ型排気ガス再循環濾過システムを動作させる方法であって、
前記排気マニホルドからの排気を、前記排気マニホルドに直接接続されたＥＧＲ目的の排気流専用の吸気導管を介して受入れ、
前記排気を、前記吸気導管からの排気を受入れ且つ３０ｋＶ〜４０ｋＶの範囲で作動するパルス化コロナ放電装置である非熱的プラズマ発生器の中に通し、
前記非熱的プラズマ発生器の排出物を、前記非熱的プラズマ発生器と直接的な流体連通状態にあるパティキュレートフィルタの中に通して濾過し、前記パティキュレートフィルタは、前記非熱的プラズマ発生器を使用してクリーニングされ、
前記パティキュレートフィルタの排出物を、前記吸気マニホルドからのコモンポートを前記ターボ過給機装置と共有するように前記ターボ過給機装置に接続された出口導管を介して前記吸気マニホルドに戻し、前記パティキュレートフィルタと出口導管との間に配置された弁を使用して、前記吸気マニホルドに入る処理済み排気の量を制御する、方法。
【請求項７】 前記非熱的プラズマ発生器は、約１００Ｈｚにおいて、５ナノ秒〜１０ナノ秒のパルス幅で作動する、請求項６に記載の方法。