JPH0337078A - カテーテルコネクタおよびカテーテル組立体 - Google Patents

カテーテルコネクタおよびカテーテル組立体

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JPH0337078A
JPH0337078A JP1171499A JP17149989A JPH0337078A JP H0337078 A JPH0337078 A JP H0337078A JP 1171499 A JP1171499 A JP 1171499A JP 17149989 A JP17149989 A JP 17149989A JP H0337078 A JPH0337078 A JP H0337078A
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JP
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catheter
tube
lumen
balloon
needle
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JP1171499A
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Rikizo Tokunaga
徳永 力三
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Terumo Corp
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Terumo Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、皮下埋込により例えば血管のような体腔内に
留置される皮下埋込型のカテーテル組立体に適用するの
に好適なカテーテルコネクタおよびカテーテル組立体に
関する。
〈従来の技術〉 切除不能な悪性腫瘍に対しては、抗癌剤の投与により化
学療法が行われているが、全身投与法では副作用を生じ
るため、その投与量、投与期間?・ンに著しい制約を受
け、よって、有効な薬剤の腫瘍組織内濃度を得ることは
困難である。
そこで、このような抗癌剤化学療法の欠点を補い、可能
な限り腫瘍局所に高濃度の薬剤を作用させる方法として
、抗癌剤の動脈内注入療l去(動性療法)が行われてい
る。
このような動性療法の一つとして、バルーンカテーテル
を用いた塞栓化学療法が提案されている(「癌と化学療
法Jl1巻4号、P806〜813.1984年)。
この方法は、大腿動脈よりイントロデューサーを用いて
バルーンカテーテルを挿管し、X線透視下でバルーンの
膨張、収縮を調整して血流にのせてバルーンカテーテル
の先端を目的部位(腫瘍局所へ通しる動脈上流)まで挿
入し、次いで、バルーンを膨張させて血流を遮断し、そ
の後バルーンカテーテル内のルーメンを通じて抗癌剤を
目的部位へ注入するものである。
この方法によれば、担癌臓器の動脈の血流を一時的に遮
断した上でその末梢に薬液を注入するので、薬液は血液
に希釈されることなく高濃度で腫瘍に到達し、しかも局
所に長く滞留するため、治療効果が大きいという利点が
ある。
しかるに、この方法には、第1に、バルーンカテーテル
を経皮的に挿入しているため、長く留置していると感染
の危険が高くなること、第2に、腫瘍への薬l夜の投与
は、長期間に渡り繰り返し行なう必要があるが、上記感
染を防ぐために、治療を行なう度にバルーンカテーテル
を挿入、抜去しなければならず、患者の負担が大きいと
いう欠点がある。
そこで、体内に長期間留置した状態で使用可能な皮下埋
込型のカテーテル組立体が開発されている。 このカテ
ーテル組立体は、薬液注入用の入口および出口ボートと
、バルーン膨張用流体注入用の入口および出口ボートと
を有するコネクタと、薬液注入用のルーメンおよびバル
ーン膨張用のルーメンが形成されたバルーンカテーテル
とを有し、コネクタの前記各出口ボートに、対応するル
ーメンがそれぞれ連通するように前記バルーンカテーテ
ルを接続したものである。
この場合、コネクタとバルーンカテーテルとの接続は、
次のようにして行われている。
バルーンカテーテルの基端において、各ルーメンごとに
単一ルーメンを有するチューブの−端を接続し、その他
端をコネクタの対応する出口ボートに接続する。
このような接続法では、コネクタとバルーンカテーテル
とを前記チューブを介して間接的に接続するものであり
、また、チューブとバルーンカテーテルの各ルーメンと
の液密性を保持するための加工等を施す必要があること
から、製造上手間がかかり、不利であった。
また、動性療法を行うに際し、バルーンカテーテルの長
さ(目的部位までの長さ)を症例に応じて調節する必要
があるが、バルーンカテーテルの基端には、前記単ルー
メンのチューブが装着されているため、バルーンカテー
テルの基端側を切断してバルーンカテーテルの長さを調
節することはできない。
なお、この場合、バルーンカテーテルの先端には、バル
ーンの設置やルーメンの閉塞等の先端加工が施されてい
るため、バルーンカテーテルの先端側を切断して長さを
調節することもできない。
従って、数種の長さのバルーンカテーテルを予め用意し
、症例に応じてそれらの内から選択使用する方法を採ら
ざるを得ないが、この場合、使用されないムダなバルー
ンカテーテルが生じ、また、その患者に対し最適な長さ
のバルーンカテーテルがない場合がある。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、上述した従来技術の欠点に鑑みてなされたも
ので、複数のルーメンを有するカテーテルをカテーテル
コネクタに直接接続することができ、コネクタ接続側で
の切断によりカテーテルの長さを所望の長さに調節する
ことができるカテーテルコネクタおよびカテーテル組立
体を提供することができる。
く課題を解決するための手段〉 このような目的は、以下の本発明により達成される。
即ち、本発明は、複数のルーメンを有するカテーテルを
接続するカテーテルコネクタであって、 ハウジングと、該ハウジング外部に開口した接続口と、
該接続口からハウジング内に向けて形成され、2以上に
分岐した通路と、該分岐通路の少なくとも1つを遮蔽す
る遮蔽部材とを有し、 前記カテーテルを前記接続口に接続した状態で、所定の
ルーメンに管体の基端部□が挿入され、該管体の先端が
前記遮蔽部材を貫通してその分岐通路とルーメンとを管
体を介して連通し、かつ他のルーメンと対応する他の分
岐管とが連通ずるよう構成したことを特徴とするカテー
テルコネクタである。
また、前記遮蔽部材は、前記管体の貫通状態で液密性を
保持しうる案内通路または切り込みを有する請求項1に
記載のカテーテルコネクタであるのが好ましい。
前記接続口に、カテーテルの折れ曲がりを防止する補強
チューブを設置したカテーテルコネクタであるのが好ま
しい。
前記管体の基端が、前記補強チューブの端部より内側に
あるカテーテルコネクタであ゛るのが好ましい。
前記管体は針管であるカテーテルコネクタであるのが好
ましい。
前記遮蔽部材を貫通した後の針管の先端を止める針止め
部材を設置したカテーテルコネクタであるのが好ましい
前記カテーテルコネクタは、皮下に埋め込まれて使用さ
れる皮下埋込型カテーテルコネクタであるカテーテルコ
ネクタであるのが好ましい。
また、本発明は、前記いずれかのカテーテルコネクタの
前記接続口に、複数のルーメンを有するカテーテルを接
続してなるカテーテル組立体であって、 前記カテーテルの所定のルーメンに管体の基端部が挿入
され、該管体の先端が前記遮蔽部材を貫通してその分岐
管とルーメンとを管体を介して連通し、かつ他のルーメ
ンと対応する他の分岐管とが連通ずるよう構成したこと
を特徴とするカテーテル組立体である。
前記カテーテルの先端部にはバルーンが設けられており
、 前記複数のルーメンのうち、少なくとも一つのルーメン
が前記カテーテルのバルーン内に連通しているカテーテ
ル組立体であるのが好ましい。
〈実施例〉 以下、本発明のカテーテルコネクタおよびカテーテル組
立体を添付図面に示す好適実施例について詳細に説明す
る。
第1図は、本発明をバルーンカテーテルを有する皮下埋
込型カテーテル組立体に適用した場合の構成例を示す部
分断面平面図である。 同図に示すように、皮下埋込型
カテーテル組立体lは、本発明のカテーテルコネクタ2
と、これに接続されたバルーンカテーテル20で構成さ
れ、バルーンカテーテル20を血管に挿入、留置すると
ともに、カテーテルコネクタ2を皮下に埋め込んだ状態
で使用される。
カテーテルコネクタ2は、ハウジング本体3Aおよび蓋
体3Bで構成されるハウジング3を有する。
このハウジング3は、ハウジング本体3Aと蓋体3Bと
を接着または融着により接合一体して得るのが好ましい
ハウジング本体3Aおよび蓋体3Bの構成材料は、生体
に対し不活性なものであればいがなるものでもよく、好
ましくは、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン、ポリ
カーボネート等の樹脂、アルミナ、アパタイト等のセラ
ミックスが挙げられる。 また、ハウジング本体3Aと
蓋体3Bの構成材料は、同一でも異なっていてもよい。
このハウジング3内には、第1室4と第2室5とが形成
され、第1室4および第2室5の上部には、それぞれこ
れらの室に連通ずる第1人口ボート6および第2人口ボ
ート7が形成されている。 第1入口ボート6および第
2人口ボート7からは、それぞれ種類の異なる流体、即
ち目的部位へ投与する薬液およびバルーン膨張用の流体
が注入される。
この第1入口ボート6および第2人口ボート7の形状は
、互いに異なるのが好ましい。 即ち、第1図に示すよ
うに、第1入口ボート6の周縁部の平面形状は四角形で
あり、第2人口ボート7の周縁部の平面形状は円形であ
る。
このように、第1人口ボート6および第2人口ボート7
の形状が異なることにより、カテーテルコネクタ2を皮
下に埋め込んだ際、皮膚の上から触診で容易に第1入口
ボート6(薬戚注入用〉か第2人口ボート7(バルーン
膨張用)かを判別することができる。 また、第1人口
ボート6および第2人口ボート7の高さ、または大きさ
等を変えるというような他の判別方法でも同様の効果が
得られる。
このような第1人口ボート6および第2人口ボート7に
は、それぞれ弾性体8および9が嵌合されている。 こ
の弾性体8.9は、穿刺後自己閉塞可能なもの、即ち、
穿刺針、静脈針等の針管を刺通し抜去した後、自ら閉塞
して気密性(液密性)を保つようなものである。
弾性体8.9の構成材料としては、シリコーン、イソプ
レン、天然ゴム等の各種ゴム類、ポリウレタン、ポリア
ミドエラストマー、ポリブタジェン、軟質塩化ビニル等
の各種樹脂、またはこれらのうち2以上を組合わせたも
の等が挙げられるが、そのなかでも特に、生体に対し不
活性で、比較的物性変化の少ないシリコーンゴムが好ま
しい。
ハウジング3の底部の弾性体8および9と対向する位置
には、後述する針止め部材19と同様の針止め部材(図
示せず)を設置し、弾性体8.9を穿刺した針管がハウ
ジング3の底部を貫通するのを阻止するようにするのが
好ましい。
なお、ハウジング3自体が前記のような硬質材料で構成
されている場合には、針止め部材を特に設ける必要はな
い。
ハウジング3の第1図中右端には、ハウジング3の側部
に開口した接続口10が形成されている。 そして、こ
の接続口10からハウジング内部に向けて通路が形成さ
れ、この通路は第1通路11と第2通路12とに分岐し
ている。 第1通路11の先端は前記第1室4に連通し
、第2通路12の先端は前記第2室5に連通している。
なお、第1通路11は接続口10とほぼ同軸方向に形成
され、第2通路12は、第1通路11の側方へ迂回する
ように形成されている。
接続口IOには後述するカテーテル20のチューブ本体
21の折れ曲がりを防止するための補強チューブ13の
基端部が嵌入されている。 即ち、この補強チューブ1
3は、硬質なハウジング3と柔軟なチューブ本体21と
の緩衝体の役目を果している。
さらに補強チューブ13の内側には環状の嵌合部材14
が嵌入されている。 この嵌合部材14は、補強チュー
ブ13を接続口10の内面に圧着し、ハウジング3と補
強チューブ13とを確実に固定するとともに、それらの
液密性を確保している。
なお、この嵌合部材14の設置に代り、ハウジング3と
補強チューブ13とを、溶剤や接着剤により接着し、ま
たは熱融着、超音波融着等により融4して固定すること
もできる。
補強チューブ13の内径は、後述するカテーテルのチュ
ーブ本体21との密着性を得るために、チューブ本体2
1の外径と同等かまたはそれより若干中さいものとする
のが好ましく1例えば補強チューブ13の内径がチュー
ブ本体21の外径のlOO〜70%程度が好ましい。
補強チューブ13の構成材としては、シリコーン、イソ
プレン、天然ゴム等の各種ゴム類、ポリウレタン、ポリ
アミドエラストマーポリブタジェン、軟質塩化ビニル等
の各種樹脂、またはこれらの2以上を任意に組合せたも
の等が挙げられる。
嵌合部材14の構成材としては、ステンレス、鉄、チタ
ン、チタン合金、真鍮、アルミ等の金属、ポリカーボネ
ート、アクリル、ポリプロピレン、ポリアセタール等の
硬質樹脂またはアルミナ等の各種セラミックス等の硬質
材料が挙げられる。 また、ニッケルーチタン合金等の
形状記憶合金を用い、その性質を利用して補強チューブ
13の接続口内面への圧着をなすような構成としてもよ
い。
第1通路11の途中には、この通路を遮蔽する遮蔽部材
15が設置されている。
この遮蔽部材15には、後述する針管30を貫通させな
い状態(以下、針管非貫通状態という)、で第1通路1
1をl夜密に遮蔽するものと、針管非貫通状態では遮蔽
部材15の両側の第1通路11が連通しているが、針管
貫通状態では第1通路11を液密に遮蔽するものとがあ
る。
このような遮蔽部材の構成例を第2図〜第7図に示す。
第2図に示す遮蔽部材15aは、針管非貫通状態で内部
に通路等が何ら形成されていない塊状のちのである。
第3図に示す遮蔽部材15bは、その接続口10側の端
面に例えば円錐状の凹部151が形成されているもので
ある。
この凹部151により、針管30が遮蔽部材15bの厚
さが最も薄い部分(円錐の頂点付近)を貫通するよう針
管30の先端を導く。
第4図に示す遮蔽部材15cは、切り込み(スリット)
16が遮蔽部材15cの一端面から他端面まで、連続的
に形成されたものであり、針管30を貫通させる際には
、切り込み16の部分は針管30により押し広げられ、
針管30に密着してr夜来性を確保する。
第5図に示す遮蔽部材15dは、その両端面へ開放する
案内通路17が形成されたものであリ、針管30は、こ
の案内通路17に沿って貫通する。 この場合、案内通
路17の内径は針管30の外径よりも小さく、針管貫通
状態では、針管30の外周面が案内通路17の内周面に
密着し、液密性を確保する。
第6図に示す遮蔽部材15eは、前記と同様の案内通路
18を有するものであり、この案内通路18の途中の少
なくともl箇所に、縮径したくびれ部181が形成され
ている。 この場合、案内通路18の内径は針管30の
外径と同等またはそれ以上でもよいが、くびれ部181
の内径、特に最小内径は針管30の外径より小さい、 
これにより、針管貫通状態では、針管30の外周面が少
なくともくびれ部181の円周面に密着し、液密性を確
保する。
第7図に示す遮蔽部材15fは、前記遮蔽部材15eと
同様の案内通路を有するものであり、この案内通路18
の途中の少なくとも1m所(図中では2箇所)に、0リ
ング182が装着されている。 このOリング182は
、前記くびれ部181と同様の機能を有するものであり
、これにまり液密性を確保する。
遮蔽部材15b〜15fにおける凹部 151、切り込み16、案内通路17および18は、い
ずれも針管30の貫通(刺通)を容易ならしめるもので
あり、同寸法の遮蔽部材15εlに比べ、小さい押圧力
で針管30を貫通させることができる。 従って、針管
30に代り、先端に穿刺用の刃が形成されていない細管
を用いることもできる。
遮蔽部材15a−15fの構成材料としては、弾性材料
が好ましく、例えば、シリコーン、イソプレン、天然ゴ
ム等の各種ゴム類、ボノウレタン、ポリアミドエラスト
マー、ポリブタジェン、軟質塩化ビニル等の各種樹脂、
またはこれらのうち2以上を組合せたもの等が挙げられ
る。
なお、遮蔽部材15fの場合には、0リング182が前
記のような弾性材料であればよく、その他の部分は弾性
材料以外でもよい。
第1通路11の屈曲した部分には、遮蔽部材15を貫通
した針管30の先端を止めるための針止め部材19が設
置されている。
この針止め部材19は、例えばステンレス。
鉄、チタン、チタン合金、真鍮等の金属、ポリカーボネ
ート、ポリプロピレン、アクリル、ポリアセタール等の
硬質樹脂、またはアルミナ、アパタイト等の各種セラミ
ックス等の硬質材料で構成されている。
なお、ハウジング3自体が前記のような硬質材料で構成
されている場合には、針止め部材19を特に設ける必要
はない。 また、遮蔽部材15より後方(第1室4側)
の第1通路11が十分に長く、針止めの必要がない場合
にも同様である。
次に、カテーテルコネクタ2に接続されるバルーンカテ
ーテル20について説明する。
第1図に示すように、バルーンカテーテル20はチュー
ブ本体21を有し、その先端部(第1図中右側)付近の
チューブ本体外周壁回りにバルーン28が設置されてい
る。 このバルーン28は、例えばシリコーンゴム、ラ
テックスゴムのようなゴム材料、または軟質塩化ビニル
、ポリブタジェン、EVA等で構成され、膨張(拡張)
、収縮自在のものである。
またチューブ本体21は、例えばシリコーンゴム、塩化
ビニル、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン
、ナイ°ロン、EVA等のような可撓性を有する材料で
構成されている。
なお、チューブ本体21i3よびバルーン28は血管内
に挿入留置されるため、これらは、生体適合性の優れた
シリコーンゴムで構成されているのが好ましい。 また
、チューブ本体21およびバルーン28は、上述した材
料で構成したうえに、抗血栓性を付与する処理を行うの
が、長期間留置することからも好ましい。
チューブ本体21の外径は、例えば0.1〜12mm程
度のものが挙げられる。
チューブ本体21には、以下に述べるような用途、機能
を有する第1ルーメン26および第2ルーメン22が形
成されている。
第1ルーメン26は、チューブ本体21の先端へ開放し
、その間口27より体腔内に流体を注入し、あるいは体
腔内より流体を吸引することができる。 具体的には、
このルーメン26は、バルーンカテーテル20を挿入、
留置した血管内の目的部位へ薬液等を投与するのに用い
られる。
この第1ルーメン26の内径は、例えば0.08〜lo
mn+程度のものが挙げられる。
なお、薬液の投与を行なっていないときに、開口27か
ら第1ルーメン26に血MEが入り、血栓が生じて第1
ルーメン26が閉塞するおそれがある。 この場合には
、開口27に代えて、第8図および第9図に示すように
、チューブ本体21の外周部に第1ルーメン26へ連通
ずるスリット25を設け、該スリット25より薬液を噴
出させるようにするのが好ましい。
これにより、細いスリット25からは血液が第1ルーメ
ン26内へ侵入せず、よって血栓による第1ルーメン2
6の閉塞は防止される。
この構成では、チューブ本体21の先端に、第1ルーメ
ン26および第2ルーメン2・2を閉塞するプラグ29
が嵌合される。
なお、スリット25の寸法は、血液の侵入を十分に防止
し、かつ薬液の噴出に支障を来さない程度とするのがよ
く、例えば、スリット幅がO(密着した状態)〜0.0
1mm程度、長さが1〜10mm程度とされる。
このようなスリット25は、チューブ本体21に2閃所
以上設けてもよい。
なお、スリット25は、通常バルーン28より先端測に
設けられるが、バルーンカテーテル20を留置する場所
によっては、バルーン28より基端側にスリット25設
けたものでもよい。
第2ルーメン22は、バルーン28内へ連通し、バルー
ン28を膨張、収縮させるためのものである。 即ち、
バルーン28の内側のチューブ本体外周部には、第2ル
ーメン22へ連通ずる側孔23が形成され、該側孔23
より先端測の第2ルーメン22内には、例えばシリコー
ンゴム、ポリウレタン、軟質塩化ビニルのような封止材
24が充填されている。 なお、封止材24にはX線造
影性の硫酸バリウム、酸化ビスマスのような金属塩を混
入してもよい。
第2ルーメン22の基端側からバルーン膨張用の流体を
注入すると、該流体が第2ルーメン22および側孔23
を通じてバルーン28内へ送り込まれバルーン28が膨
張し、また流体を排出すると、バルーン28が収縮する
なお、バルーン膨張用の流体としては、空気、C02ガ
ス、02ガス等の気体、または生理食塩水、X線造影剤
等の液体が挙げられる。
この第2ルーメン22の内径は、例えば0.1〜5m+
n程度のものが挙げられる。
バルーン28は、チューブ本体21の開口27またはス
リット25より基端側に設置されている。 このバルー
ン28は、膨張時に挿入する血管内壁面に密着するよう
になっており、血管に対しバルーンカテーテル20を固
定する役割りと、血液流を遮断し、バルーン28より前
方(チューブ先端側)において開口27またはスリット
25より噴出された薬液が血液により希釈されるのを防
止する役割りを持っている。
このような、バルーン28は、膨張させたときチューブ
本体21の中心から放射状に膨張するようになっている
のが好ましい。
またバルーン28の横断面形状は円、楕円、その他これ
に類す、る形状が可能であるが、挿入、留置する血管の
横断面形状に近似したものとすれば、血管への密着性、
即ち血液流の遮断性が良好となり好ましい。
このようなバルーンは、チューブ本体21の長手方向に
沿って複数個形成されていてもよい。
なお、バルーン28は、チューブ本体21に対し気密ま
たは液密状態に取り付けられる必要があり、その取り付
は方法としては、別部材(環状または袋状のゴム部材等
)を接着剤により接着し、または糸を用いてしばり付け
る方法、あるいは、チューブと一体成形または二色成形
する等バルーンの気密性またはi&密性を保持しうる任
意の方法が可能である。
次に、このようなバルーンカテーテル20と、カテーテ
ルコネクタ2との接続構造について説明する。
チューブ本体21の基端部は、前記補強チューブ13内
に嵌入されており、この嵌入部において、チューブ本体
21の外周面と補強チューブ13の内周面とが密着し、
液密性を保持するようになっている。
また、第1ルーメン26内には針管30の基端部301
が嵌入され、この針管30は前記遮蔽部材15を貫通し
、その先端302は針止め部材19に当接している。 
この場合、針管30の外径は第1ルーメン26の内径と
同等かまたはそれより大きいものとし、針管基端部30
1の外周面と第1ルーメン26の内周面とが密着して液
密性を保持するようになっている。
このような接続構造により、第1ルーメン26は針管3
0の内腔を通じて遮蔽部材15の後方の第1通路11お
よびそれに続く第1室4と連通し、第2ルーメン22は
、接続口loの嵌合部材14内を介して第2通路12お
よびそれに続く第2室5と連通ずる。 この場合、第1
室4から第1ルーメン26へ至る流路と、第2室5から
第2ルーメン22へ至る流路とは、互いに独立しており
連通していない。 また、第1ルーメン26への流路を
針管3oにより直接形成することにより、これと区別さ
れた第2ルーメン22への流路が自然に形成される。
針管30の構成材料としては、例えばステンレス、鉄、
チタン、チタン合金、真鍮等の金属、ポリカーボネート
、アクリル、ポリプロピレン、ポリアセタール等の硬質
樹脂、またはアルミナ等の各種組成のセラミックス等の
硬質材料が挙げられる。
また、針管30の内径は0.08〜8mm程度のものと
するのが好ましい。
第1図に示すように、針管貫通状態で、針管30の基端
は、補強チューブ13の先端131より内側に位置して
いるのが好ましい。 これにより、チューブ本体21の
折れによるルーメン22.26の閉塞を防止することが
できるからである。
このことから、補強チューブ13の長さは、好ましくは
1〜100n+n+とするのがよい。
補強チューブ13へのチューブ本体21の嵌入部分、特
に補強チューブ13、チューブ本体21および針管30
が重った部分(第1図中爪で示す部分)に、これらの密
着性を増すための締具(図示せず)を装着することもで
きる。
この締具としては、糸等の細線や板材の巻きつけ、0リ
ング、バネ等による締め付け、形状記憶合金製のリング
による締め付け、クリップによる挟持等が挙げられる。
皮下埋込型カテーテル組立体1は、体内に留置された状
態で使用されるので、バルーンカテーテル20の存在位
置をX線透視下で確認しつつ薬層の投与等を行なう必要
性が高い。 そこで、バルーンカテーテル20にX線造
影性を付与しておくのが好ましい。 具体的には、チュ
ーブ本体21および/またはバルーン28の構成材料中
にX線造影剤を含有せしめるのが好ましい。 X線造影
剤としては、例えば、金、銀、チタン、または硫酸バリ
ウム、酸化ビスマス等の金属塩が挙げられる。
なお、バルーンカテーテル20を体内に留置する際に、
これを固定する必要がある場合には、バルーンカテーテ
ル20を筋等の皮下組織に固定するための固定手段をバ
ルーンカテーテル基端1!111の適所に設けるのが好
ましい。
この固定手段の好適例としては、本願出願人により開示
された固定リング(特開昭62−281965号)が挙
げられる。
また、カテーテルコネクタ2を皮下組織に固定する場合
には、その固定手段として、例えば、ハウジング3の外
周部付近の適当な箇所に貫通する小孔を(図示せず)設
け、この小孔に糸を通して皮下組織に結び付けることに
より行う。
く作用〉 次に、本発明の皮下埋込型カテーテル組立体1を用いて
塞栓化学療法を行なう場合の手順について説明する。
治療を行うために、バルーンカテーテル20の先端を例
えば腹部から担癌臓器の栄養動脈血管の目的部位まで挿
入し、留置して初期の治療を施す。
次に、患者の症例に応じ、留置状態でバルーンカテーテ
ル20の先端が目的部位に一致するようにチューブ本体
21の基端部を切断してバルーンカテーテル20の長さ
を調節する。
次に、針管30の基端部301をチューブ本体21の第
1ルーメン21内に適当な長さ挿入(嵌入)し、針管3
0の先端302側からチューブ本体21の基端部を補強
チューブ13内に挿入(嵌入)する。 この挿入に伴っ
て。
針管30の先端302が遮蔽部材15を刺通し、貫通し
た後、針止め部材19に当接して停止する。
これにより、カテーテルコネクタ2内の第1室4と第1
ルーメン26とが第1通路11および針管30を介して
連通し、第2室5と第2ルーメン22とが第2通路12
および接続口lOを介して連通ずる。 この場合、カテ
ーテルコネクタ2とバルーンカテーテル20との接続部
および遮蔽部材15においては液密性が保たれているた
め、外部への液漏れ等はなく、また第1室4と第2室5
とからそれぞれ注入された流体は、混合することなく対
応するルーメンへ送られる。
なお、必要に応じて、補強チューブ13の外周に締具を
装着する。 例えばPP製の糸を多重に巻き付け、その
端部を接着固定する。 このような締具の装着により、
より一層チューブ本体の離脱防止および液密性の向上を
測ることができる。
従来では、バルーンカテーテルのチューブ本体の基端に
は、その各ルーメンに対応する単ルーメンのチューブが
装着されていたため、チューブ本体の基端を切断するこ
とができず、従って、数種の長さのバルーンカテーテル
を予め用意しておかねばならなかったが本発明では伊、
チューブ本体21の基端を、前記単ルーメンチューブを
介さずにカテーテルコネクタ2へ接続するため、チュー
ブ本体21の基端部を切断して長さを調節することが可
能となり、よって、このような従来技術の欠点が解消さ
れる。
さらに、薬液注入具2を、留置されているバルーンカテ
ーテルとともに腹部の皮下に埋め込む。 このとき、必
要に応じ、チューブ本体21に装着された前記固定リン
グ等にてチューブ本体21を筋等の組織に固定し、また
カテーテルコネクタ2を前記小孔にて筋等の皮下組織に
固定する。 この状態で、皮下埋込型カテーテル組立体
1は体表面に露出する部分がなく留置されている。
なお、補強チューブ13の作用によりチューブ本体21
の折れによるルーメン22.26の閉塞が防止される。
目的部位への薬液の投与は、次のようにして行なわれる
まず、皮膚の上から触診のよりカテーテルコネクタ2の
第2人口ボート7を判別し、バルーン膨張用流体の入っ
た針付きシリンジの穿刺針を第2人口ボート7の弾性体
9に穿刺し、バルーン膨張用流体を第2室5内へ注入す
る。 なお、第2人口ボート7と第1人口ボート6の形
状が異なっているので、入口ボートの選択を誤ることは
ない。
第2室5内へ注入されたバルーン膨張用流体は、第2通
路12および嵌合部材14内を通りて接続口10へ至り
、さらに第2ルーメン22を通って側孔23からバルー
ン28内へ送りこまれ、バルーン28を所定の大きさに
膨張させる。 このバルーン28の膨張により、血管内
の血液流が遮断される。
バルーン28膨張後は、弾性体9から、穿刺針を抜き取
る。 弾性体9は、穿刺針抜去後自己閉塞し、よってバ
ルーン28の膨張はそのまま維持される。
次に、皮膚の上から触診のよりカテーテルコネクタ2の
第1入口ボート6を判別し、投与すべき薬液(例えば、
抗癌剤)が入った針付きシリンジの穿刺針または輸液ボ
トルからチューブを介した静脈針を第1人口ボート6の
弾性体8に穿刺し、薬液を第1室4内へ注入する。 注
入された薬液は、第1通411.針管30内および第1
ルーメン26を通り、ルーメン先端の開口27から目的
部位へ噴出される。
また、開口27に代えて、第8図および第9図に示すス
リット25を設けた場合には、注入された薬iFj、の
圧力によりスリット25が開き、薬1夜が噴出する。 
薬液の注入をしないときにはスリット25が閉じ、細い
スリットからは血液が第1ルーメン26内へ侵入せず、
よって血栓による第1ルーメン26の閉塞は防止される
血管内の血液流は、膨張したバルーン28により辻斬さ
れているため、目的部位へ注入された薬l夜は、血液に
希釈されることなく癌細胞へ取り込まれる。
薬i?J2の投与後は、弾性体8から、穿刺針を抜き取
る。 弾性体8は、穿刺針抜去後目°己閉塞するため、
薬液の漏洩等は生じない。
薬液の投与から所定時間(通常、30分程度)経過後、
針付きシリンジの穿刺針を第2人口ボート7の弾性体9
に穿刺し、バルーン膨張用流体を第2室5から吸引し、
バルーン28を収縮させ、血流を再開させる。
この操作の前後で、前記第1人口ボート6よりX線造影
剤を、前記薬液注入と同様の手順により血管内へ注入し
、治療効果を確認することができる。 このとき、血流
が遮断されているので、X線造影剤が血液によって希釈
されず、鮮明なX線造影像が得られるという利点もある
なお、バルーンカテーテル20がX線造影性を有する場
合には、バルーンカテーテル20の存在位置をX線透視
下で確認しつつ薬液の投与等を行なう。
以上の方法で、数日ないし数週間毎に繰り返し治療を行
なう。
従来では、1回の治療を行なう毎にバルーンカテーテル
を挿入、抜去していたため、患者への負担が大きく、ま
たバルーンカテーテルを経皮的に挿入していたため、感
染の危険もあった。 これに対し1本発明では、皮下埋
込型カテーテル組立体lを体内に留置した状態で何回で
も繰り返し治療を行なうことができるため、患者の負担
が極めて小さく、また、治療を行なっている期間、皮下
埋込型カテーテル組立体1は体表面に露出していないの
で、感染の危険がなく、患者は自由に行動でき、入浴も
可能となる。
なお、本発明においては、カテーテルコネクタの人口ボ
ートの数、ハウジングの室数および分岐通路の数等、な
らびにこれらの配置は、上記各構成例のものに限定され
ず、また、バルーンカテーテルにおいても、ルーメンの
数やその目的は上記構成例のものに限定されない。
例えば、ハウジング内に3つの室およびそれらに連通す
る3つの通路を設け、そのうちの1つはバルーン膨張用
、他の2つはそれぞれ異なる薬?f々の注入用とする。
 この場合、バルーンカテーテルのチューブ本体に、3
本のルーメンを設け、そのうちの2本のルーメンに長さ
のことなる針管をそれぞれ挿入するとともに、2つの遮
蔽部材を段差をもって配置する等により各室からの流体
が各ルーメンへ独立して送られるように構成するが、ま
たはチューブ本体に2本のルーメンを設け、2種の薬l
夜は通路の分岐点にて合流し、混合されて1本の注液用
ルーメンへ送られ、バルーン膨張用の流体は、他の1本
のバルーン膨張用ルーメンへ前記両薬液とは独立に送ら
れるように構成することができる。
なお、このような構成のカテーテルコネクタおよびカテ
ーテル組立体においても、ハウジングの各室に対応する
入口ボートの形状等は互いに異なるものとし、それらを
特定可能としておくのが好ましい。
以上では、バルーンカテーテルを備えた皮下埋込型カテ
ーテル組立体の構成例について説明したが、本発明では
、バルーンのないカテーテルを備えたもので6よいこと
は言うまでもない。
例えば、第1図に示す構成において、バルーン28を設
けず、かつ、第2ルーメン22をチューブ本体21の先
端部へ開口(先端へ開放または、側面のスリット)させ
る。
このような構成とした場合には、異なる種類の薬液を各
々別の経路で体内へ注入することができる。
この利、苧は、第1に、大気中でA ??1iとBl夜
とを混合した状態としておくと、変質、劣化または沈殿
が生じ易いものがあった場合、即ちA液とB液が配合禁
忌である場合、A液を第1入口ボート6から注入し、B
 液を第2人口ボート7から注入し、A液およびBl夜
が第1および第2ルーメンの先端開口から体腔内へ噴出
され、そこでこれらの液が混合されるようにすれば、変
質、劣化または沈殿のない薬l夜を注入することができ
る。
このような薬lFiの具体例としては、抗生物質(合成
ペニシリン、グリペニン等)とアミノ酸製剤との組み合
わせ等が挙げられる。
第2に、異なる種類の薬液を異なる注入スピードで注液
したい場合に対応できる。
即ち、A液を1000m17分で注入し、B液を0.0
5mj/分で注入することが挙げられる。 この場合、
異常な事態(例えば血圧上昇)によりA液の注入は続行
したままで、B液の注入を減少または停止することが可
能となり、それぞれの薬液の注入量を独立でコントロー
ルすることができる。
以上、では、本発明をその好適例である皮下埋込型のカ
テーテル組立体について説明したが、本発明は、皮下埋
込型のものに限定されないことは言うまでちない。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明によれば、複数のルーメンを
有するカテーテルをその基端にてカテーテルコネクタに
直接接続することができ、その接続も容易で、かつ接続
部の液密性にも優れる。
さらに、カテーテルの長さを調節するにあたり、カテー
テルの基端部を切断することによりこれを行うことがで
きるので、従来のように、数種の長さのカテーテルを予
め用意しておく必要がない。
また、本発明を皮下埋込型カテーテル組立体として用い
た場合、この組立体を体内に留置したままの状態で、治
療行為を簡単な方法で何回でも繰返し行うことができる
ので、患者の負担が大幅に減少する。
さらに、皮下埋込型カテーテル組立体は、その全体が体
内に留置された状態で使用され、体表面に露出しないた
め、カテーテルな経皮的に挿入していた従来法と異なり
、治療期間中、感染を生じる危険がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を皮下埋込型カテーテル組立体に適用
した場合の構成例を示す部分断面平面図である。 第2図〜第5図は、それぞれ本発明における遮蔽部材の
構成例を示す斜視図である。 第6図および第7図は、それぞれ本発明における遮蔽部
材の他の構成例を示す縦断面図である。 第8図および第9図は、それぞれ本発明におけるバルー
ンカテーテル先端部の構成例を示す平面図および縦断面
図である。 符号の説明 l・・・皮下埋込型カテーテル組立体 2・・・カテーテルコネクタ 3・・・ハウジング 3A・・・ハウジング本体 3B・・・蓋体 4・・・第1室 5・・・第2室 6・・・第1人口ボート 7・・・第2人口ボート 8.9・・・弾性体 10・・・接続口 11・・・第1通路 12・・・第2通路 13・・・補強チューブ 131・・・先端 14・・・嵌合部材 15.15 a 〜l 5 f −・−遮蔽部材151
・・・凹部 16・・・切り込み 17.18・・・案内通路 181・・・くびれ部 182・・・Oリング 19・・・針止め部材 20・・・バルーンカテーテル 21・・・チューブ本体 22・・・第2ルーメン 23・・・1llI+ 、/L 24・・・封止材 25・・・スリット 26・・・第1ルーメン 27・・・開口 28・・・バルーン 29・・・プラグ 30・・・針管 301・・・基端部 302・・・先端 FIG、2 FIG、3 FIG、4 FIG、5 FIG、6 FIG、7

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のルーメンを有するカテーテルを接続するカ
    テーテルコネクタであって、 ハウジングと、該ハウジング外部に開口した接続口と、
    該接続口からハウジング内に向けて形成され、2以上に
    分岐した通路と、該分岐通路の少なくとも1つを遮蔽す
    る遮蔽部材とを有し、 前記カテーテルを前記接続口に接続した状態で、所定の
    ルーメンに管体の基端部が挿入され、該管体の先端が前
    記遮蔽部材を貫通してその分岐通路とルーメンとを管体
    を介して連通し、かつ他のルーメンと対応する他の分岐
    管とが連通するよう構成したことを特徴とするカテーテ
    ルコネクタ。
  2. (2)前記遮蔽部材は、前記管体の貫通状態で液密性を
    保持しうる案内通路または切り込みを有する請求項1に
    記載のカテーテルコネクタ。
  3. (3)前記接続口に、カテーテルの折れ曲がりを防止す
    る補強チューブを設置した請求項1または2に記載のカ
    テーテルコネクタ。
  4. (4)前記管体の基端が、前記補強チューブの端部より
    内側にある請求項3に記載のカテーテルコネクタ。
  5. (5)前記管体は針管である請求項1〜4のいずれかに
    記載のカテーテルコネクタ。
  6. (6)前記遮蔽部材を貫通した後の針管の先端を止める
    針止め部材を設置した請求項5に記載のカテーテルコネ
    クタ。
  7. (7)前記カテーテルコネクタは、皮下に埋め込まれて
    使用される皮下埋込型カテーテルコネクタである請求項
    1〜6のいずれかに記載のカテーテルコネクタ。
  8. (8)請求項1〜7のいずれかに記載のカテーテルコネ
    クタの前記接続口に、複数のルーメンを有するカテーテ
    ルを接続してなるカテーテル組立体であって、 前記カテーテルの所定のルーメンに管体の基端部が挿入
    され、該管体の先端が前記遮蔽部材を貫通してその分岐
    管とルーメンとを管体を介して連通し、かつ他のルーメ
    ンと対応する他の分岐管とが連通するよう構成したこと
    を特徴とするカテーテル組立体。
  9. (9)前記カテーテルの先端部にはバルーンが設けられ
    ており、 前記複数のルーメンのうち、少なくとも一つのルーメン
    が前記カテーテルのバルーン内に連通している請求項8
    に記載のカテーテル組立体。
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