JPH0337066B2 - - Google Patents

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JPH0337066B2
JPH0337066B2 JP61159178A JP15917886A JPH0337066B2 JP H0337066 B2 JPH0337066 B2 JP H0337066B2 JP 61159178 A JP61159178 A JP 61159178A JP 15917886 A JP15917886 A JP 15917886A JP H0337066 B2 JPH0337066 B2 JP H0337066B2
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JP
Japan
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intake
valve body
intake valve
valve
support shaft
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JP61159178A
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JPS6313973A (ja
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Hiroshi Nakajima
Akira Hirano
Hitoshi Hatsutori
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Toshiba Corp
Railway Technical Research Institute
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Toshiba Corp
Railway Technical Research Institute
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、弁装置に係り、たとえば膨張エンジ
ンなどに組み込むのに適した膨張エンジンの吸気
弁装置に関する。
(従来の技術) 周知のように、各種機器において、弁装置は重
要な役割を果している。たとえば、ヘリウム液化
冷凍機用膨張エンジンでも弁装置は重要な役割を
果している。この種の膨張エンジンは、通常、シ
リンダと、このシリンダ内に往復動自在に収容さ
れたピストンと、吸・排気弁と、エネルギ吸収機
構等とで構成されており、シリンダ内で高圧ヘリ
ウムガスを断熱膨張させ、このとき高圧ヘリウム
ガスが有しているエネルギを吸収して低圧、低温
のヘリウムガスに変換している。膨張エンジンに
おける吸・排気弁も、自動車エンジンと同様にピ
ストンの往復動に対応させて開閉制御される。
ところで、膨張エンジンでは、扱うヘリウムガ
スの温度が80〜20Kと極低温で、しかも熱の侵入
が許されない。したがつて、このような装置に組
込まれる弁装置としては、摺動部のない、つまり
摩擦熱の発生しないものが望まれる。このような
ことから、従来の膨張エンジンでは、特に吸気弁
系に第8図および第9図に示すような弁装置が使
用されている。すなわち、これらの図において、
1は真空断熱槽内に配置されたシリンダを示し、
2はシリンダ1内に往復動自在に収容されたピス
トンを示している。シリンダ1のヘツド壁3は弁
座を兼用しており、このヘツド壁3の中央部に弁
口としての吸気口4が形成されている。ヘツド壁
3の外側には、シリンダ1より小径の吸気筒5が
同軸的に接続されている。吸気筒5内には、吸気
口4を開閉する吸気弁6が配置されている。この
吸気弁6は、円板状に形成された弁体7と、この
弁体7に同軸的に突設された支持軸8とで構成さ
れており、上記弁体7の上記支持軸8が突設され
ていない側の面をヘツド壁3の外面に向けて配置
されている。そして、弁体7のヘツド壁3側に位
置する面には樹脂製のシールリング9が装着され
ている。支持軸8の軸方向2箇所位置には、第9
図に示すように突起10,11が設けてあり、こ
れら突起10,11と吸気筒5の内周縁部に装着
された支持筒12,13とに円弧状に形成された
板ばね14,15が固定され、これら板ばね1
4,15の復元力によつて弁体7は常時、吸気口
4を閉塞する向きに付勢されている。なお、弁体
7は、ピストン2の先端に突設されたプツシユロ
ツド16によつて後述する関係に開閉制御され
る。また、図中17は吸気筒5を図示しない高圧
ヘリウムガス供給源に接続するための配管を示
し、18は後述する関係に開閉制御される排気弁
を示している。
このように構成された膨張エンジンの動作を簡
単に説明すると以下の通りである。すなわち、
今、第8図の状態において、ピストン2の先端が
ヘツド壁3に最も接近したとき(これを上死点と
する。)、ピストン2に設けられたプツシユロツド
16が板ばね14,15に抗して弁体7を押す。
この結果、吸気口4が開き、この吸気口4より高
圧ヘリウムガスがシリンダ1内に流れ込む。この
ように流れ込むと、ピストン2の運動方向が切換
わり、ピストン2は下死点側へと向かう。プツシ
ユロツド16が弁体7から離れると、吸気口4が
再び閉じる。閉込められたヘリウムガスはピスト
ン2の下死点側への移動に伴つて断熱膨張してい
く。したがつて、ヘリウムガスは低圧、低温とな
る。ピストン2が下死点付近まで移動すると、排
気弁18を解放させる。ピストン2が下死点で反
転して再び上死点方向へ移動を開始すると、低
圧、低温となつたヘリウムガスはピストン2に押
されて排気弁18から排気される。そして、ピス
トン2が上死点付近まで移動すると、排気弁18
が閉じ、ピストン2の先端に設けられたプツシユ
ロツド16が再び弁体7を押す。以後、吸気弁6
はピストン2が往復動するたびに上述した動作を
繰り返す。上記のような吸気弁系であると、吸気
弁6および板ばね14,15が無摺動状態で動作
するので、摩擦熱の発生がなく、しかもばね部材
の摩耗粉でシールリング9のシール面が荒らされ
ることがないので、冷凍機性能の向上化に寄与で
きる。
しかしながら、上記のように構成された吸気弁
系にあつては、次のような問題があつた。すなわ
ち、吸気弁6を支持するとともに吸気弁6に付勢
力を与える部材として円弧状の板ばね14,15
を用いるようにしている。このように板ばね1
4,15を用いた場合には、これら板ばね14,
15の両端を支持軸8と支持筒12,13とに、
ねじ止めや溶接等によつて完全に固定しなければ
ならず、しかもシールリング9に確実にシール性
能を発揮させるためには各板ばね14,15の固
定を高精度に行なわなければならない。このた
め、組立てに長時間を要する問題があつた。ま
た、板ばね14,15の両端を固定しなければな
らないため、支持軸8や支持筒12,13の形状
が複雑となり、これらの製作に長時間を要する問
題があつた。さらに、弁装置としての性能、耐久
性を維持するために、板ばねを複数枚重ねたり、
あるいは板ばねを固定する部分に補助ばねを設け
たりする必要があるため構成が一層複雑化する問
題もあつた。
(発明が解決しようとする問題点) 上述の如く、従来の膨張エンジンにおける吸気
弁装置にあつては、無摺動型ではある反面、部品
点数が多く、しかも加工、組立てに長時間を要し
量産性に乏しいと言う問題があつた。
そこで本発明は、上述した不具合を解消できる
膨張エンジンの吸気弁装置を提供することを目的
としている。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、シリン
ダと上記シリンダ内に往復動自在に配置されたピ
ストンとによつて形成される断熱膨張室内に上記
ピストンの動きに応じて高圧ガスを周期的に導入
する膨張エンジンの吸気弁装置において、前記シ
リンダのヘツド壁に設けられて前記断熱膨張室と
前記高圧ガスの供給路とを通じさせる吸気口と、
この吸気口を閉塞するように前記ヘツド壁の外面
に当てがわれた弁体と、この弁体に設けられた支
持軸と、この支持軸と静止部との間に設けられて
前記弁体を支持するとともに上記弁体に前記吸気
口を閉じる向きの力を常に付与する作用をなし、
始端部から終端部に至るまでの各部同志が接触す
ることのない渦巻きばねと、前記ピストンが定め
られた位置範囲にあるときに前記渦巻きばねの復
元力に抗して前記吸気口を解放させる向きに前記
弁体を移動させる弁操作機構とを備えている。
(作用) 渦巻きばねの復元力に抗して弁体に吸気口を開
く向きの力を加えると、渦巻きばねが変位して吸
気口が開く。また、上記力の付与を停止すると弁
体は吸気口を閉じる。この場合、弁体は無摺動状
態で吸気口を開閉する。また、渦巻きばねも、そ
の構造上無摺動状態で変位する。したがつて、完
全な無摺動、無摩耗開閉が実現されることにな
る。また、渦巻きばねと言つた単純な弾性体を使
用しているので、従来のものに比べて全構成を単
純化でき、製作・組立ての容易化を図れ量産性の
向上に寄与する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例に係る吸気弁装置を
ヘリウム液化冷凍機用膨張エンジンにおける吸気
弁系に適用した例を示すものであり、第8図と同
一部分は同一符号で示してある。したがつて、重
複する部分の詳しい説明は省略する。
この実施例では、ヘツド壁3の外面周縁部にシ
リンダ1と同軸に筒部21を一体的に設け、この
筒部21を吸気筒としている。筒部21内には吸
気口4を開閉する吸気弁22が配置されている。
この吸気弁22は、吸気口4より大径の円板状に
形成された弁体23と、この弁体23に同軸的に
突設された前記吸気口4より小径の支持軸24と
で構成されており、上記弁体23の上記支持軸2
4の突設されてない側の面をヘツド壁3の外面に
向けて配置されている。そして、弁体23のヘツ
ド壁3側に位置している面には内径が吸気口4の
直径より大きい樹脂製のシールリング25が装着
されている。筒部21内には、ヘリウムガスの流
れを阻害しない流路を有し、環状の受け部を有し
たばね受け26が装着されており、このばね受け
26と前記支持軸24との間に吸気弁22を片持
ち支持状態に支持するとともに吸気口4を閉じる
向きに吸気弁22を常時付勢する渦巻きばね27
が装着されている。渦巻きばね27は、全体の形
状がせつ頭円錐状に形成されており、大径部が前
記ばね受け26に嵌合、かつ係止状態に支持さ
れ、小径部が前記支持軸24に設けられた環状溝
28内に嵌入して支持されている。また、渦巻き
ばね27は、圧縮されて軸方向の長さが短くなつ
た場合でも始端部から終端に至る各部同志が接触
しない渦巻きピツチに形成されている。そして、
吸気弁22への押付け力、つまり弁体23を弁座
であるヘツド壁3へ押付ける力は大径部を支持し
ているばね受け26の、いわゆる軸方向深さによ
つて設定されている。
このような構成であると、膨張エンジンとして
の動作は第8図に示した従来のものと変わりな
い。しかし、この場合には吸気弁22を支持する
弾性体として前記構成の渦巻きばね27を使用し
ているので、板ばねを使用したものに比べて吸気
弁系全体の構成を大幅に簡単化できる。すなわ
ち、渦巻きばね27の両端を固定するには、この
実施例のように、大径部側をばね受け26に嵌合
および係止させ、また小径側を支持軸24に設け
られた環状溝28内に嵌入させるだけで充分であ
る。したがつて、複雑な形状の固定部を必要とし
ない。このため、構成を単純化でき、製作、組立
ての容易化を図れ量産性を向上できる。しかも、
上記構成の渦巻きばね27は圧縮されても、この
渦巻きばね27の各部同志が接触することがな
い。したがつて、弁体23の開閉動作は勿論のこ
と渦巻きばね27の伸縮動作も無摺動、無摩耗で
行われることになる。したがつて、ばね部材から
の摩耗粉でシールリング25のシール面が荒らさ
れることもない。また、伸縮時に各部が接触しな
い渦巻きばね27を用いているので、この渦巻き
ばね27の軸方向長さを短くでき、この結果、装
置全体の小形化にも寄与できる。すなわち、各部
が同一径である通常のコイルばねを使用した場
合、各円弧部同志が接触しないようにするには軸
方向長さを充分確保しなければならない。しか
し、上述した構成の渦巻きばね27を使用する
と、最小に圧縮しても各円弧部同志が接触するよ
うなことはない。したがつて、軸方向の長さを短
くできるので、通常の同一径コイルばねに比べて
軸と直交する方向の剛性が高くなる。このため、
プツシユロツド16の押圧による動作時に吸気弁
22の軸心線と吸気口4の軸心線とが大幅にずれ
るのを抑制できる。このため、動作の信頼性を向
上させることができる。
なお、この実施例の場合には、せつ頭円錐状に
形成された渦巻きばね27の小径部側で吸気弁2
2を支持させるようにしているので、いわゆる自
動調芯機構的な機能も期待でき、この結果、シー
ルリング25の各部を弁座であるヘツド壁3へ均
一に接触させることができる。また、この実施例
のように、渦巻きばね27の小径部でシールリン
グ25の内径より内側において支持軸24を支持
する構成であると、渦巻きばね27の力に偏りが
生じた場合であつてもシールリング25をヘツド
壁3の外面に確実に圧接させることができる。
第2図は、本発明の別の実施例に係る吸気弁装
置をヘリウム液化冷凍機用膨張エンジンの吸気弁
系に適用した例を示すものである。そして、第1
図と同一部分は同一符号で示してある。
この実施例においては、吸気弁22aの支持軸
24を若干長くし、この支持軸24の外周に鍔2
9を設けている。そして、筒部21内にばね受け
筒30,31を同軸的に装着し、ばね受け筒30
と支持軸24における弁体23近傍部との間およ
びばね受け筒31と支持軸24における鍔29近
傍部との間にそれぞれせつ頭円錐状に形成された
渦巻きばね32,33を介在させたものとなつて
いる。この実施例においても、各渦巻きばね3
2,33として、圧縮したとき各部が接触しない
渦巻きピツチのものが用いられている。
このように構成しても前記実施例と同様の効果
を期待することができる。そして、この実施例の
場合には渦巻きばね32,33を同軸的に配置し
ているので、吸気口4に対する吸気弁22aの位
置ずれを一層抑制することができる。
第3図は、本発明のさらに別の実施例に係る吸
気弁装置をヘリウム液化冷凍機用膨張エンジンの
吸気弁系に適用した例を示すものである。そし
て、第2図と同一部分は同一符号で示してある。
この実施例は、第2図に示した実施例における
シールリング25を省略するために、吸気口4の
弁体23側に位置する縁部を球面の一部をなす曲
面34に形成し、さらに、弁体23に上記曲面3
4と密接嵌合する半球体35を固着し、この半球
体35の頂部にプツシユロツド16の先端を受け
止める凹部36を設けたものとなつている。
このように構成しても前述した各実施例と同様
の効果を発揮させることができる。
第4図は本発明のさらに別の実施例に係る吸気
弁装置をヘリウム液化冷凍機用膨張エンジンの吸
気弁系に適用した例を示すものである。この図に
おいても第2図と同一部分が同一符号で示されて
いる。
この実施例は支持軸24とばね受け筒30,3
1との間に設けられる渦巻きばね32a,33a
として装着状態下で平板状となるものを使用した
点にある。
このような構成であると、前記実施例と同様の
効果が期待できるとともに吸気弁系の軸方向の長
さをさらに短くすることができる。
第5図は、本発明のさらに別の実施例に係る吸
気弁装置をヘリウム液化冷凍機用膨張エンジンの
吸気弁系に適用した例を示すものである。
この実施例では、吸気弁22dとばね受け37
との間に装着状態下で平板状となる渦巻きばね3
2aを1個だけ介在させ、この渦巻きばね33a
で吸気弁22dを支持するとともに吸気口4を閉
じる向きの力を吸気弁22dに与えるようにして
いる。このように構成しても勿論よい。
第6図は、本発明のさらに別の実施例に係る吸
気弁装置をヘリウム液化冷凍機用膨張エンジンの
吸気弁系に適用した例を示すもので、第1図と同
一部分は同一符号で示してある。
この実施例では、吸気弁22eの弁体23にプ
ツシユロツド16aを突設するとともにピストン
2の先端部に渦巻きばね38を介して押子39を
固定している。なお、押子39の先端にはプツシ
ユロツド16aの先端部に嵌合しうる凹部40が
形成されている。このように構成してもよい。
第7図は本発明のさらに別の実施例に係る吸気
弁装置をヘリウム液化冷凍機用膨張エンジンの吸
気弁系に適用した例を示すものである。この実施
例は、第6図に示した実施例におけるシールリン
グ25を無くすようにしたもので、吸気口4の弁
体23b側に位置する縁部をテーパ面41に形成
し、さらに、弁体23bに上記テーパ面41と嵌
合するテーパ面42を形成したものとなつてい
る。このように構成してもよい。なお、第3図か
ら第7図では、排気弁が省略されている。
以上の実施例は、本発明をヘリウム液化冷凍機
用膨張エンジンの吸気弁系に適用した例である
が、本発明は膨張エンジン全般に適用できる。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、膨張エン
ジン用として望まれる機能および要件を全て満た
し、しかも全体の単純化を図れ、製作、組立ての
容易化に寄与できる膨張エンジンの吸気弁装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る吸気弁装置を
組み込んだ膨張エンジンの局部的縦断面図、第2
図は本発明の別の実施例に係る吸気弁装置を組み
込んだ膨張エンジンの局部的縦断面図、第3図か
ら第7図は本発明のそれぞれ異なる実施例に係る
吸気弁装置を組み込んだ膨張エンジンの局部的縦
断面、第8図は従来の吸気弁装置を組み込んでな
る膨張エンジンの局部的縦断面図、第9図は同エ
ンジンを第8図におけるA−A線に沿つて切断し
矢印方向に見た図である。 1……シリンダ、2……ピストン、3……ヘツ
ド壁、4……吸気口、22,22a,22b,2
2c,22d,22e,22f……吸気弁、2
3,23a,23b……弁体、24……支持軸、
27,32,33,32a,33a……渦巻きば
ね、16,16a……プツシユロツド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 シリンダと上記シリンダ内に往復動自在に配
    置されたピストンとによつて形成される断熱膨張
    室内に上記ピストンの動きに応じて高圧ガスを周
    期的に導入する膨張エンジンの吸気弁装置におい
    て、前記シリンダのヘツド壁に設けられて前記断
    熱膨張室と前記高圧ガスの供給路とを通じさせる
    吸気口と、この吸気口を閉塞するように前記ヘツ
    ド壁の外面に当てがわれた弁体と、この弁体に設
    けられた支持軸と、この支持軸と静止部との間に
    設けられて前記弁体を支持するとともに上記弁体
    に前記吸気口を閉じる向きの力を常に付与する作
    用をなし、始端部から終端部に至るまでの各部同
    志が接触することのない渦巻きばねと、前記ピス
    トンが定められた位置範囲にあるときに前記渦巻
    きばねの復元力に抗して前記吸気口を解放させる
    向きに前記弁体を移動させる弁操作機構とを具備
    してなることを特徴とする膨張エンジンの吸気弁
    装置。 2 前記渦巻きばねは、せつ頭円錐状に形成さ
    れ、小径側が前記支持軸に連結されていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の膨張エン
    ジンの吸気弁装置。 3 前記渦巻きばねは、前記支持軸と前記静止部
    との間に同軸的に複数設けられていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の膨張エンジン
    の吸気弁装置。 4 前記弁体は、前記吸気口を貫通して前記弁操
    作機構から操作力を受けるロツドを備えているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の膨張
    エンジンの吸気弁装置。 5 前記ヘツド壁に設けられた前記吸気口の内面
    と前記弁体の側面とは、互いに密接に嵌合する曲
    面に形成されていることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の膨張エンジンの吸気弁装置。
JP15917886A 1986-07-07 1986-07-07 膨張エンジンの吸気弁装置 Granted JPS6313973A (ja)

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JP15917886A JPS6313973A (ja) 1986-07-07 1986-07-07 膨張エンジンの吸気弁装置

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JPS6313973A JPS6313973A (ja) 1988-01-21
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KR100613514B1 (ko) * 2004-10-07 2006-08-17 엘지전자 주식회사 리니어 압축기의 토출부 구조
JP2013107133A (ja) * 2011-10-25 2013-06-06 Koyo Giken:Kk スポット溶接用電極

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JPS5857569A (ja) * 1981-09-30 1983-04-05 Nissan Motor Co Ltd チエツクバルブ

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