JPH0336733Y2 - - Google Patents

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JPH0336733Y2
JPH0336733Y2 JP6109387U JP6109387U JPH0336733Y2 JP H0336733 Y2 JPH0336733 Y2 JP H0336733Y2 JP 6109387 U JP6109387 U JP 6109387U JP 6109387 U JP6109387 U JP 6109387U JP H0336733 Y2 JPH0336733 Y2 JP H0336733Y2
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JP
Japan
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wire
hook
loop
shaped
shape
Prior art date
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Expired
Application number
JP6109387U
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JPS63168316U (ja
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Landscapes

  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、荷掛け用、引つ掛け用、その他のワ
イヤー等の引掛具に関する。
従来の技術 従来、荷物や小枝にワイヤー等を引つ掛けた
り、緊急避難等でベルトを体に巻いて支えベルト
の一部を引つ掛けたりするには、ワイヤーやベル
トをフツク状の茄子環の引掛具に引つ掛けること
によつて行なわれていた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、数トン以上荷重用のフツクでは、フツ
クは厚肉状であるが、100Kgや200Kg位の荷重用の
フツクは茄子環部の引つ掛け部の厚みは数mm程度
のもので、ワイヤーが局部的にほぼ180度に折曲
して引つ掛かる状態となるものであつた。そのた
め、ワイヤーの引つ掛かり部の内側部が過度に圧
縮され、またその外側部が過度に引つ張り力を受
けることとなつて、ワイヤーの引掛部に降伏点近
くの応力が発生し、繰り返し使用しているうちに
破断するおそれが生じるものであつた。
また、実開昭62−63275号公報のような荷吊り
フツクが知られているが、フツク部がC字状で、
ワイヤー等を引つ掛けて引つ張るとフツク部が開
きやすくて危険であつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記のような点に鑑みたもので、上記
の問題を解決するために、一端部にワイヤー等の
端部を結合する結合部を設けたワイヤー等の引掛
部において、U字状の結合部にその両側をそれぞ
れ延長して数字の6字状およびそれに対称状の逆
6字状に折曲しためがね状の引掛部を形成すると
ともに、上記引掛部の6字状、逆6字状のそれぞ
れのループ部を同一平面状に、かつループ部の対
向する側部を連接状態に当接して配設したことを
特徴とするワイヤー等の引掛具を提供するにあ
る。
作 用 本考案によれば、ワイヤー等の引掛具のめがね
状の引掛部に、ワイヤー等が一地点で180度で折
曲して引つ掛かることなく、ワイヤー等がめがね
状の引掛部によつてやや間隔をへだててほぼ180
度にわたつて折曲するため、めがね状の引掛部の
両端部分ではそれぞれほぼ90度で折曲することと
なり、ワイヤー等の引掛部の内側部や外側部に過
大な応力が発生せず、耐久性を高められ、安全に
使用できる。
また、引掛部にワイヤー等を係止して引つ掛け
ると、引掛部のループ部のワイヤー等の挿入口が
閉じるとともに、左右のループ部の側部が押し合
うようになつて釣り合いがとれ、ループ部が開く
のを防止できる。
実施例 以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。
第1図、第2図は、本考案の一実施例である。
引掛具1は、炭素工具鋼や機械構造用炭素鋼等の
所要径の鋼線2を第1図、第2図のように中央部
で折曲して中央部にワイヤー3の一端部等を挿通
してループ状等に結合する結合部4を設けるとと
もに、鋼線2の両端部を第1図のように左右対称
状に隣接したループ状に折曲して引掛部5を形成
して構成している。引掛部5は、第1図のように
鋼線2の両端部分を一たん外側へそれぞれ折り曲
げるようにして、その両端部を内側へループ状に
折り曲げ、それぞれのループ部6を接触するよう
にするとともにその先端部をループ部6の根元部
に交叉状にしてやや突き出すように形成してい
る。引掛部5は、また第2図のようにループ部6
を形成する外側部7および内側部8をそれぞれ結
合部4の延長線に対してほぼ対称状にそれぞれ側
方にやや膨出し、ループ部6の先端部を結合部4
と同一線上に位置するようにしているとともに、
ループ状とした両端の先端部をループ部8にそれ
ぞれやや間隙を設けて対向し、ワイヤー3を引掛
部5に挿脱自在な挿入部9としている。
しかして、ワイヤー3を第1図のように引掛具
1の引掛部5に引つ掛けて、荷重がかかつても、
従来のようにワイヤー3の一地点だけほぼ180度
に折曲することなく、引掛部5の一定の距離をへ
だてた両側のループ部6でそれぞれ折曲し、図の
ように180度の半分の90度位にそれぞれ折曲され
るにすぎない。そきため、ワイヤー3に過大な荷
重がかかつても、ワイヤー3の一地点に過大な応
力がかからずに、耐久化がはかれる。
また、上記実施例では、ワイヤー3を引掛部5
に引つ掛けて引つ張ると、挿入口9が締まり、ワ
イヤー3の脱落が防止できるとともに、ループ部
が開くのを防止できて安全に使用できるものであ
る。
他の実施例 第3図、第4図は、本考案の他の実施例であ
る。
本実施例では、ループ部6を形成した鋼線2の
先端の挿入口9部をループ部6の外側部7に向か
つてやや折曲した係止部10とし、引掛部5を介
してワイヤー3が引つ張られたときに係止部10
がループ部6の外側部7に当接するようにしてル
ープ部6が開かないようにし、常に安全に利用で
きるようにしている。
以上の実施例では、引掛具の結合部をループ状
の引掛部に直交するように捻つたり、また引掛部
の隣り合うループ部の内側部を熔接等で接合した
りすることもでき、また鋼線を内側部から引掛部
に折曲したループ状として引掛部を形成するなど
適宜に変更することもできるものである。またさ
らに、鋼線は、表面にポリウレタン樹脂等を避覆
したり、セラミツクコーテイングを施したりして
表面処理することもできるものである。
なお、以上では、ワイヤーの引つ掛けについて
説明したが、ロープやベルト等にあつても、従来
のものに比して耐久化がはかれるものである。
考案の効果 以上のように本考案にあつては、ワイヤー等が
引掛具の引掛部に一地点で局部的に180度にわた
つて折曲することなく引つ掛けられ、引つ掛けた
ワイヤー等が引つ張られると、めがね状の6字状
および逆6字状のループ部のワイヤー等の挿入口
が締まり、ワイヤー等の脱落が防止できて安全に
使用できる。また、引掛部に係止したワイヤー等
が引つ張られると、引掛部の6字状、逆6字状の
ループ部が引掛具の中心線上で内側に押し合うよ
うになつて釣り合いがとれ、ループ部が開くのを
確実に防止できてワイヤー等を引掛部に安全に引
つ掛けておくことができる。そのため、たとえ過
大な荷重がかかつても、ワイヤー等の引つ掛け部
分に過大な応力が発生するのを防止できて、耐久
性よく、安全に使用することができるものある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例の正面図お
よび側面図、第3図、第4図は同上の他の実施例
の正面図および側面図である。 1……引掛具、3……ワイヤー、4……結合
部、5……引掛部、6……ループ部、9……挿入
口、10……係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一端部にワイヤー等の端部を結合する結合部を
    設けたワイヤー等の引掛部において、 U字状の結合部にその両側をそれぞれ延長して
    数字の6字状およびそれに対称状の逆6字状に折
    曲しためがね状の引掛部を形成するとともに、 上記引掛部の6字状、逆6字状のそれぞれのル
    ープ部を同一平面状に、かつループ部の対向する
    側部を連接状態に当接して配設したことを特徴と
    するワイヤー等の引掛具。
JP6109387U 1987-04-21 1987-04-21 Expired JPH0336733Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6109387U JPH0336733Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6109387U JPH0336733Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63168316U JPS63168316U (ja) 1988-11-02
JPH0336733Y2 true JPH0336733Y2 (ja) 1991-08-05

Family

ID=30894110

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JP6109387U Expired JPH0336733Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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JPS63168316U (ja) 1988-11-02

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