JPH0336546A - 感光性印刷版の保管方法 - Google Patents
感光性印刷版の保管方法Info
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- JPH0336546A JPH0336546A JP17149589A JP17149589A JPH0336546A JP H0336546 A JPH0336546 A JP H0336546A JP 17149589 A JP17149589 A JP 17149589A JP 17149589 A JP17149589 A JP 17149589A JP H0336546 A JPH0336546 A JP H0336546A
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Landscapes
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、感光性印刷版の保管方法に関する。
一般に、感光性印刷版はアルミニウム板などの支持体上
に感光性樹脂を形成したものである。この感光性印刷版
は、通常−枚がlmX1m程度とかなり大きく、またそ
の重さは一枚当たり500〜t 000gでかなり重い
ものである。
に感光性樹脂を形成したものである。この感光性印刷版
は、通常−枚がlmX1m程度とかなり大きく、またそ
の重さは一枚当たり500〜t 000gでかなり重い
ものである。
従来、この感光性印刷版の梱包、保管や移動に際しては
、その感光面の傷つき防止のために、適宜の枚数を台紙
を介して水平に重ね合わせていた。
、その感光面の傷つき防止のために、適宜の枚数を台紙
を介して水平に重ね合わせていた。
また、重ね合わせ感光性印刷版群の両端面には、緩衝材
としての当てボールを配設していた。
としての当てボールを配設していた。
かかる重ね合わせ後、防湿紙などで梱包し、保管すると
ともに、使用に際しては、パレットにより、製版機近く
まで搬送し、梱包を解き、第3図に示すように、何枚か
をウマ50に立て掛けた後、−枚ごと印刷版を取り出し
、製版機にかけるようにしている。
ともに、使用に際しては、パレットにより、製版機近く
まで搬送し、梱包を解き、第3図に示すように、何枚か
をウマ50に立て掛けた後、−枚ごと印刷版を取り出し
、製版機にかけるようにしている。
、〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、多数枚の印刷版をまとめて梱包しようとする
と、感光面の傷付を防止するために、また印刷版の移動
、たとえばパレットからウマ50への移動の作業性向上
のために、ある枚数群間に当てボールを介装することが
要求される。
と、感光面の傷付を防止するために、また印刷版の移動
、たとえばパレットからウマ50への移動の作業性向上
のために、ある枚数群間に当てボールを介装することが
要求される。
ところが、当てボールを介装する態様においては、当て
ボールの表面の摩擦係数が大きいので、パレットから何
枚かの印刷版を当てボールとともにウマ50に移載する
に下の印刷版群から分離して取り出す際に取り出し難く
作業性が悪い。
ボールの表面の摩擦係数が大きいので、パレットから何
枚かの印刷版を当てボールとともにウマ50に移載する
に下の印刷版群から分離して取り出す際に取り出し難く
作業性が悪い。
また、梱包保管期間において、当てボールに含まれる水
分が感光面に影響して露光可視画性を損なうことが多い
。
分が感光面に影響して露光可視画性を損なうことが多い
。
さらに、当てボールの表面の繊維クズが感光面に残り、
露光したときいわゆる焼きボケを生じる。
露光したときいわゆる焼きボケを生じる。
そこで、本発明の主たる目的は、移載に際しての作業性
が向上し、感光性印刷版の露光可視画性の劣化がなく、
しかも焼きボケの発生がない保管方法を提供することに
ある。
が向上し、感光性印刷版の露光可視画性の劣化がなく、
しかも焼きボケの発生がない保管方法を提供することに
ある。
上記課題は、支持体上に感光性樹脂を有する多数枚の感
光性印刷版を相互に重ね合わせる際に、感光性印刷版の
複数枚群間に、少なくとも感光面に対向する面にプラス
チック被覆層を有する当てボールを、感光面にプラスチ
ック被覆層を対向させて介装することで解決できる。
光性印刷版を相互に重ね合わせる際に、感光性印刷版の
複数枚群間に、少なくとも感光面に対向する面にプラス
チック被覆層を有する当てボールを、感光面にプラスチ
ック被覆層を対向させて介装することで解決できる。
本発明では、当てボールの少なくとも片面にプラスチッ
ク被覆層を有するので、パレットからウマなどに移載す
る際、プラスチック被覆層の摩擦係数が繊維表面の場合
と比較して小さく、もって移載の作業性が高まる。さら
に、当てボールの水分が感光面に移行することがなく、
露光可視画性の劣化を防止できる。また、感光面には当
てボールの繊維面が直接接触せず、プラスチック被覆面
が接触するので、露光したとき、焼きボケを防止できる
。
ク被覆層を有するので、パレットからウマなどに移載す
る際、プラスチック被覆層の摩擦係数が繊維表面の場合
と比較して小さく、もって移載の作業性が高まる。さら
に、当てボールの水分が感光面に移行することがなく、
露光可視画性の劣化を防止できる。また、感光面には当
てボールの繊維面が直接接触せず、プラスチック被覆面
が接触するので、露光したとき、焼きボケを防止できる
。
以下本発明をさらに詳説する。
感光性印刷版は、一般に、アルミニウム板等の支持体上
に感光性組成物を塗布し、陰画等を通して紫外線等の活
性光線を照射し、光が照射された部分を重合あるいは架
橋させ現象液に不溶化させ、光の非照射部分を現象液に
溶出させ、それぞれの部分を、水を反発して油性インキ
を受容する画像部、および水を受容して油性インキを反
発する非画像部とすることにより得られる。
に感光性組成物を塗布し、陰画等を通して紫外線等の活
性光線を照射し、光が照射された部分を重合あるいは架
橋させ現象液に不溶化させ、光の非照射部分を現象液に
溶出させ、それぞれの部分を、水を反発して油性インキ
を受容する画像部、および水を受容して油性インキを反
発する非画像部とすることにより得られる。
この場合における感光性組成物としては、特にネガ型P
S版では、P−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデ
ヒドとの縮合物などのジアゾ樹脂が広く用いられている
。
S版では、P−ジアゾジフェニルアミンとホルムアルデ
ヒドとの縮合物などのジアゾ樹脂が広く用いられている
。
しかし、このジアゾ樹脂はこれ単独で用いることはなく
、少なくともバインダー樹脂と併用されるのが通常であ
る。
、少なくともバインダー樹脂と併用されるのが通常であ
る。
また、感光性樹脂としては、ポジ型28版では、代表的
にキノジアジド樹脂が用いられている。
にキノジアジド樹脂が用いられている。
バインダー樹脂としては、ノボラック樹脂、ポリパラヒ
ドロキシスチレン、スチレン・無水マレイン酸コポリマ
ーのようなフェノール性OH基、カルボキシル基を有す
るポリマーが主として用いられている。
ドロキシスチレン、スチレン・無水マレイン酸コポリマ
ーのようなフェノール性OH基、カルボキシル基を有す
るポリマーが主として用いられている。
また、その他に、光重合、光架橋の感光性組成物等を用
いることもできる。
いることもできる。
いずれにしても、上記のような感光性樹脂が支持体、た
とえばアルミニウム板上に設けられた印刷版は、その製
造、たとえば支持体の脱脂、砂目立て、電解研磨、陽極
酸化、水洗、乾燥、感光液塗布、裁断、表面検査などの
一連の工程が終了すると、ネガ型およびポジ型を問われ
ることなく、得られる感光性印刷版は、本発明にしたが
って、第1図のように、梱包され、製版機にかけるまで
保管される。
とえばアルミニウム板上に設けられた印刷版は、その製
造、たとえば支持体の脱脂、砂目立て、電解研磨、陽極
酸化、水洗、乾燥、感光液塗布、裁断、表面検査などの
一連の工程が終了すると、ネガ型およびポジ型を問われ
ることなく、得られる感光性印刷版は、本発明にしたが
って、第1図のように、梱包され、製版機にかけるまで
保管される。
1は感光性印刷版で、本例では上面が感光面とされ、こ
れらをたとえば多数枚重ね合わせるに当たり、当てボー
ル2が用意され、印刷版1の複数枚たとえば30枚毎間
に介装される。各印刷版1間には、好ましくは図示しな
い台紙が介装される。
れらをたとえば多数枚重ね合わせるに当たり、当てボー
ル2が用意され、印刷版1の複数枚たとえば30枚毎間
に介装される。各印刷版1間には、好ましくは図示しな
い台紙が介装される。
一方、これら印刷版群の両表面には、当てボール2A、
2Bが緩衝材として配されている。もちろん、本発明に
かかる当てボール2も緩衝材として機能する。
2Bが緩衝材として配されている。もちろん、本発明に
かかる当てボール2も緩衝材として機能する。
当てボール2の両表面には、プラスチック被覆層2a、
2aが被覆されている。このプラスチック被覆層として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル、セロ
ファン、ポリエステル、ポリカーボネート、塩化ビニリ
デン、ポリビニルアルコールなど適宜の材質が選択され
る。プラスチック被覆層2aの形成に際しては、溶融コ
ーティングやラミネートなどによることができる。
2aが被覆されている。このプラスチック被覆層として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩化ビニル、セロ
ファン、ポリエステル、ポリカーボネート、塩化ビニリ
デン、ポリビニルアルコールなど適宜の材質が選択され
る。プラスチック被覆層2aの形成に際しては、溶融コ
ーティングやラミネートなどによることができる。
当てボール2のプラスチック被覆層2aの摩擦係数は、
動摩擦係数(荷重100gをかけて0.12M/sec
で軟鋼と摩擦した値)で0.40μ以下が好ましく、よ
り好ましくは0.35μ以下である。
動摩擦係数(荷重100gをかけて0.12M/sec
で軟鋼と摩擦した値)で0.40μ以下が好ましく、よ
り好ましくは0.35μ以下である。
好ましいプラスチック被覆層としては、ポリエチレン、
ポリプロピレン、セロファン、ポリエステルおよびそれ
らの表面マット加工した被覆フィルム、および表面マッ
ト加工した塩ビフィルムである。
ポリプロピレン、セロファン、ポリエステルおよびそれ
らの表面マット加工した被覆フィルム、および表面マッ
ト加工した塩ビフィルムである。
保管に際しては、防湿紙3によって包み梱包するのがよ
い。このようにして、梱包された印刷版l、1.・・・
群は、使用に際して、使用の準備のために、パレットに
乗せられ製版機近くのウマ50の近傍に搬送された後、
防湿紙3を破り梱包を解き、30枚の印刷版1,1.・
・・が−枚の当てボール2とともにウマ50に立て掛は
移載される。製版機にかけるには、−枚ごと印刷版が取
り出される。
い。このようにして、梱包された印刷版l、1.・・・
群は、使用に際して、使用の準備のために、パレットに
乗せられ製版機近くのウマ50の近傍に搬送された後、
防湿紙3を破り梱包を解き、30枚の印刷版1,1.・
・・が−枚の当てボール2とともにウマ50に立て掛は
移載される。製版機にかけるには、−枚ごと印刷版が取
り出される。
本発明において、露光可視画性の劣化および焼きボケを
防止することを主眼とするならば、当てボール2の両面
にプラスチック被覆層2aを有することを必須としない
。すなわち、感光面と対向する面、本例では上面に少な
くともプラスチック被覆層2aを有していればよい。し
かし、移載の作業性の向上をも図るためには、両面にプ
ラスチック被覆層を有するのが好ましい。
防止することを主眼とするならば、当てボール2の両面
にプラスチック被覆層2aを有することを必須としない
。すなわち、感光面と対向する面、本例では上面に少な
くともプラスチック被覆層2aを有していればよい。し
かし、移載の作業性の向上をも図るためには、両面にプ
ラスチック被覆層を有するのが好ましい。
かかる、意味で実施例では、両表面の当てボール2A、
2Bにはプラスチック被覆層2aを片面のみ、および全
く有していない例が示されている。
2Bにはプラスチック被覆層2aを片面のみ、および全
く有していない例が示されている。
次に実施例を示す。
プラスチック被覆層を有しない当てボールと本発明にか
かるプラスチック被覆層を有する当てボールとを使用し
た場合において、露光可視画性の劣化および焼きボケの
発生の有無、ならびに作業性の比較を行った。
かるプラスチック被覆層を有する当てボールとを使用し
た場合において、露光可視画性の劣化および焼きボケの
発生の有無、ならびに作業性の比較を行った。
調査条件は次の通りである。
*寸法および梱包枚数
1000 x 800 x 0.24 <閣)×30枚
毎当てボールを介装し、合計300枚の梱包状態とした
。
毎当てボールを介装し、合計300枚の梱包状態とした
。
*感光性印刷版種類
にノボラック樹脂とナフトキノンジア
ジド化合物を含有する感光性組成物
を塗設してなる感光性平版印刷版
■ニジアゾレジンとアクリル系の共重合体を含有する感
光性組成物を塗設し てなる感光性平版印刷版 また、試料としては、それぞれ3000枚をサンプリン
グして調べた。結果は、第1表の通りであった。
光性組成物を塗設し てなる感光性平版印刷版 また、試料としては、それぞれ3000枚をサンプリン
グして調べた。結果は、第1表の通りであった。
〈評価方法〉
*l・・・当ボールに面した感光性印刷版をメタルハラ
イドランプでクリヤー3段(■タイプPS版)、ベタ3
段(■タイプPS版)で焼いた時の露光可視画性。
イドランプでクリヤー3段(■タイプPS版)、ベタ3
段(■タイプPS版)で焼いた時の露光可視画性。
*2・・・当ボールに面した感激光性印刷版を、30%
の平網原稿を用い、標準露光、標準現像をした時焼きボ
ケの発生の有無を調べた。
の平網原稿を用い、標準露光、標準現像をした時焼きボ
ケの発生の有無を調べた。
〔O:焼きボケ無、×:焼きボケ有り〕*3・・・30
枚ごと運搬する時の作業性。
枚ごと運搬する時の作業性。
以上のとおり、本発明によれば、移載に際しての作業性
が向上し、感光性印刷版の露光可視画性の劣化がなく、
しかも焼きボケの発生がなくなる。
が向上し、感光性印刷版の露光可視画性の劣化がなく、
しかも焼きボケの発生がなくなる。
第1図は梱包状態断面図、第2図はその一部拡大断面図
、第3図はウマへの立て掛は状態図である。 ■・・・感光性印刷版 2・・・当てボール 2a・・・プラスチック被覆層 第 図 第 図 第 図
、第3図はウマへの立て掛は状態図である。 ■・・・感光性印刷版 2・・・当てボール 2a・・・プラスチック被覆層 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- (1)支持体上に感光性樹脂を有する多数枚の感光性印
刷版を相互に重ね合わせる際に、感光性印刷版の複数枚
群間に、少なくとも感光面に対向する面にプラスチック
被覆層を有する当てボールを、感光面にプラスチック被
覆層を対向させて介装することを特徴とする感光性印刷
版の保管方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17149589A JPH0336546A (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | 感光性印刷版の保管方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17149589A JPH0336546A (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | 感光性印刷版の保管方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0336546A true JPH0336546A (ja) | 1991-02-18 |
Family
ID=15924159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17149589A Pending JPH0336546A (ja) | 1989-07-03 | 1989-07-03 | 感光性印刷版の保管方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0336546A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06339535A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-12-13 | Cardiac Pacemakers Inc | 心臓の除細動キャパシタを充電する一定充電時間回路 |
-
1989
- 1989-07-03 JP JP17149589A patent/JPH0336546A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06339535A (ja) * | 1992-11-19 | 1994-12-13 | Cardiac Pacemakers Inc | 心臓の除細動キャパシタを充電する一定充電時間回路 |
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