JPH03363Y2 - - Google Patents

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JPH03363Y2
JPH03363Y2 JP1985061395U JP6139585U JPH03363Y2 JP H03363 Y2 JPH03363 Y2 JP H03363Y2 JP 1985061395 U JP1985061395 U JP 1985061395U JP 6139585 U JP6139585 U JP 6139585U JP H03363 Y2 JPH03363 Y2 JP H03363Y2
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section
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、コンピユータシステムのプリンタか
ら導出される連続用紙を葉書状の単独用紙に加工
する場合等に好適に使用されるヒートシーラに関
するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば、葉書郵送業務の自動化等に使用
されるヒートシーラとしては、プリント後の連続
用紙を一定方向に搬送しつつ縦半分に折り合せる
とともにその耳部を順次切り離し、しかる後、そ
の用紙をヒータで加熱してその接着面の糊材を溶
融させるとともに上下から圧力を加えて2枚合せ
の厚手連続用紙となし、この厚手連続用紙をバス
ターで切り離して葉書状の単独用紙を得るように
したものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、従来のシステムは、連続用紙を高速
で単独用紙に加工する機能のみを有したものであ
り、例えば、予め手作業で切り離した少量の用紙
に順次加熱、加圧処理を施して葉書状の単独用紙
を得たり、接着が不十分な用紙に再度加工を施す
ような使用態様をとることは難かしい。そのた
め、従来のものは、画一的な大、中量処理を前提
とした業務に用いるのに適しており、使用態様の
多様化が要求される一般のオフイス等には導入が
困難であつた。
本考案は、このような不都合を解消することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、かかる目的を達成するために、接着
面同士を対向させて折合せた用紙を加熱して該接
着面の糊材を溶融させる加熱部と、この加熱部を
通過した用紙を加圧して前記接着面同士を接合さ
せる加圧部とを具備してなるヒートシーラにおい
て、前記加熱部の前段側に、連続用紙を折曲げる
とともに耳切処理を施して所定形状の単独用紙に
切離しこの単独用紙を前記加熱部に供給する連続
給紙系路と、所定形状の単独用紙を前記加熱部に
直接に供給するための手差給紙系路とを各別に設
けたことを特徴とする。
〔作用〕
このような構成のものであれば、連続用紙を処
理する場合には、連続給紙系路を用いればよい。
すなわち、この場合には、前記連続用紙が一定の
位置で折曲げられるとともに、その耳部が切り落
され、さらに所定形状の単独用紙に切離されて加
熱部に供給される。一方、すでに所定形状に切離
された単独用紙に処理を施す場合には、手差給紙
系路を用いる。すなわち、単独用紙を手差給紙系
路に導入すれば、該単独用紙が直接に加熱部に供
給され、加熱処理および加圧処理が施される。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図、第2図は本考案に係るヒートシーラの
全体を示す斜視図であり、第3図は内部を示す縦
断面図である。これらの図面に示されるように、
このヒートシーラは、架台1上に装置本体2を着
脱可能に載設したもので、前記装置本体2内に加
熱部3と加圧部4とを設けている。
架台1は、キヤスタ5を有した底盤6と、この
底盤6上に立設した支柱7と、この支柱7上に固
設した天盤8とを具備してなるもので、この天盤
8上に前記装置本体2を載置している。
装置本体2は、前面、後面および上面を開口し
たチヤンネル形のメインフレーム11と、このメ
インフレーム11の上面に着脱可能に蓋着した上
面カバー12とを備えており、前記メインフレー
ム11の底面に固設したナツト13に前記架台1
の天盤8を貫通させたボルト10を螺合すること
によつて固定されている。そして、前記メインフ
レーム11の後半部分に前記加熱部3と前記加圧
部4とを設けている。加熱部3は、対をなす搬送
ローラ14,15の後に対をなすヒータ板16,
17を上下に対向配置したもので、このヒータ板
16,17間に単独用紙B1,B3等を通過させ得
るように構成したものである。また、加圧部3は
前記加熱部3を通過した単独用紙B1,B3に加圧
ローラ18,19により上、下から狭圧力を加え
て該単独用紙B1,B3の接着面9同士を接着させ
得るようにしたもので、この加圧部4の後段には
加圧加工を終えた葉書状の単独用紙B2,B4を受
け止める受皿20が配設してある。
そして、前記加熱部3の前段側に連続給紙系路
21と、手差給紙系路22とを設けている。
連続給紙系路21は、第4図に示すように、連
続用紙Aを折曲げるとともに、耳切処理を施して
所定形状の単独用紙B1に切離し、この単独用紙
B1を前記加熱部3に供給するためのもので、詳
述すれば、次のようである。まず、連続用紙A
は、第5図に示すように、両耳部23にトラツク
フイーダ用の係合孔24を有するとともに、長手
方向に所定の間隔で切離用のミシン目25を形成
してなる用紙であり、コンピユータシステムのプ
リンターによりその表面26に適宜印字され得る
ようになつている。そして、この連続用紙Aの裏
側に設定した前記接着面9には熱で溶解される糊
材27が塗布加工してある。連続給紙系路21
は、前記架台1の底盤6上に設定した給紙ステー
シヨン28と、この給紙ステーシヨン28にセツ
トされた連続用紙Aを順次上方へ引き出しつつ縦
半分に折り曲げて装置本体2に導入する折曲案内
部29と、この折曲案内部29を通過した折曲げ
後の連続用紙Aの耳部23を切り離す耳切(マー
ジナル)部31と、この耳切部31を通過した連
続用紙Aを順次ミシン目25部から切り離して単
独用紙B1にするバスター部32とを備えている。
前記折曲案内部29は、前記給紙ステーシヨン2
8から引き出した直後の折り曲げ前の連続用紙A
を案内する対をなす下部案内ロツド33,34
と、この下部案内ロツド33,34に直交させて
前記装置本体2の前面下縁部に設けられ縦半分に
折り曲げた連続給紙Aを案内する上部案内ロツド
35,36と、この上部案内ロツド35,36を
通過した連続用紙Aを前記耳切部31に案内する
案内ドラム37とを具備してなるもので、前記案
内ドラム37には、縦半分に折り曲げた連続用紙
Aの両側縁をガイドする幅決めガイド38,39
と、同連続用紙Aの浮き上がりを規制する押え板
41とが設けられてある。一方、前記耳切部31
は、連続用紙Aの耳部23を上下から挟み切りす
る対をなすスリツタ刃42,43と、切り離され
た耳部23を下方に案内する排出ガイド44とを
備えている。なお、前記幅決めガイド38,39
は、その固定位置を用紙Aの幅方向に移動調整し
得るようになつており、それによつて、前記スリ
ツタ刃42,43と前記連続用紙Aとの相対位置
を調整し得るようになつている。また、前記バス
ター部32は、前記耳切部31を通過した連続用
紙Aを上、下から挟持して加熱部3の搬送ローラ
14,15方向に送給する対をなす搬送ローラ4
5,46と、この搬送ローラ45,46を通過し
た用紙Aの上方への移動を一定高さ位置において
規制するバスターローラ47とを具備してなるも
ので、前記搬送ローラ45,46と前記加熱部3
の搬送ローラ14,15との回転速度差および前
記バスターローラ47の押付作用を利用して前記
連続用紙Aの先端部分を順次ミシン目25から切
り離すようになつている。すなわち、前記搬送ロ
ーラ45,46は前記加熱部3の搬送ローラ1
4,15よりも低速で回転するように設定されて
いる。
そして、前記搬送ローラ45,46およびバス
ターローラ47は、前記加熱部3の搬送ローラ1
4,15よりも低い位置に配設してあり、前記用
紙Aは斜下方から前記搬送ローラ14,15に導
入されるようになつている。
なお、前記バスターローラ47の下方には補助
ローラ48が配設されており、この補助ローラ4
8の外周面に刻設した円周溝51と前記搬送ロー
ラ15の外周面に刻設した円周溝52との間に搬
送ベルト53を張設し、このベルト53の下に支
持板54が配設されている。このベルト53は、
最後の用紙B1が装置本体2内に残るのを防止す
ることを主な目的として設けられたものである。
なお、55は、前記スリツタ刃42,43、搬送
ローラ14,15,45,46、加圧ローラ1
8,19および補助ローラ48を所定の速度で駆
動するためのモータである。
一方、手差給紙系路22は、前記カバー12の
中央部を陥没させてその前端近傍部から斜め下方
に向かうスロープ56を設け、このスロープ56
の終端に前記加熱部3の搬送ローラ14,15に
臨むスリツト57を設けたものである。
次いで、この実施例の作動を説明する。
コンピユータシステムのプリンタから導出され
た連続用紙Aをそのまま処理する場合には、連続
給紙系路21を用いる。すなわち、給紙ステーシ
ヨン28から繰り出された連続用紙Aは、下部案
内ロツド33,34と上部案内ロツド35,36
との間を通過する際に縦半分に折り曲げられ耳切
部31に導かれる。そして、耳切部31を通過す
る際にトラツクフイーダ用の係合孔24を有した
耳部23がスリツタ刃42,43によつて切離さ
れ葉書の縦寸法に対応した幅の二つ折りの長尺シ
ートに仕上られる。この長尺シート状の連続用紙
Aは、バスター部32を通過する際に前記加熱部
3の搬送ローラ14,15と前記バスター部32
の搬送ローラ45,46との回転速度差によつて
張力を与えられ、そのミシン目25が前記バスタ
ーローラ47の近傍に達した時点でそのミシン目
25部分が破断されて順次単独用紙B1に切離さ
れる。しかる後、その単独用紙B1が前記加熱部
3のヒータ板16,17間に導入され加熱される
が、その際に該単独用紙B1の接着面9に塗布し
た糊剤27が溶融する。そして、前記加熱部3を
通過した単独用紙B1が加圧部4の加圧ローラ1
8,19間を通過する際に前記接着面9同士が圧
着接合され1枚の葉書状のものになる。この葉書
状の単独用紙B2は、前記加圧ローラ18,19
を通過した後に受皿20上に落下し積み重ねられ
る。
一方、前記単独用紙B2を再度処理する場合や、
連続用紙Aから予め切り離してある単独用紙B3
を処理する場合には、手差給紙系路22を用い
る。すなわち、この場合には、単独用紙B2,B3
をカバー12に設けたスロープ56に沿つてスラ
イドさせつつスリツト57に差し込むと、この単
独用紙B2,B3が直接に加熱部3の搬送ローラ1
4,15に供給され、ヒータ板16,17間およ
び加圧ローラ18,19間に案内されて前述と同
様な加熱・加圧処理が施される。
したがつて、このようなものであれば、連続用
紙Aを自動的に処理して葉書状の単独用紙B2
得ることができるだけでなく、手差給気系路22
を利用して種々の単独用紙B2,B3等を処理する
ことができる。すなわち、手差給紙系路22は、
処理後の単独用紙B2の内、接着不良のものに再
度加熱・加圧処理を施したい場合や、予め連続用
紙Aから切離してある耳部23付きの単独用紙
B3に直接加熱・加圧処理を施したい場合等に有
効に利用することができる。しかして、手差給紙
系路22を用いると耳切部31やバスター部32
を経由しないので処理が早く、また、従来作成す
ることができなかつた耳部23付きの単独用紙
B4等も容易に得ることができる。この単独用紙
B4は、第9図に示すようにフアイル58に綴じ
て保存する場合等に適している。よつて、このヒ
ートシーラは、種々の処理態様が要求される一般
のオフイス等においても、手軽に且つ便利に使用
することが可能であり、連続用紙Aを扱うコンピ
ユータシステムが小形且つ高性能化され広く普及
するのに伴なつて、幅広い層の各種オフイスのオ
ートメーシヨン化に貢献し得るものである。
また、この実施例では、装置本体2のカバー1
2に一体成形で手差給紙系路22を設けるように
しているので、構造の複雑化を招くことがなく実
施も容易である。しかも、連続給紙系路21の終
端部分(バスター部32)に登り勾配をつけて、
前記手差給紙系路22からの用紙挿入方向と、加
熱部3の搬送ローラ14,15の搬送方向との間
の相違角度θを小さくしているので、前記搬送ロ
ーラ14,15間に挿入する用紙B2,B3等にず
れ、しわあるいは歪等が生じ難いという利点があ
る。また、この実施例では、バスター部32に搬
送ベルト53を設けているので、連続用紙Aの終
端部分が装置本体2内に残るのを確実に防止する
ことができる。さらに、この実施例では、装置本
体2を架台1に対して着脱可能に設けているの
で、この装置本体2を適宜デスクトツプタイプと
して使用することも可能であり、使用態様の自由
度を高めることができる。
なお、本発明は、以上のような実施例に限定さ
れるものではなく、例えば、前記手差給紙系路を
カバーとは独立に設けたり、バスター部の搬送ベ
ルトを省略したり、架台と装置本体とを一体化し
たものも本考案に含まれるのは勿論である。
また、用紙の形態も前記のものに限られず、本
考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能で
ある。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のような構成であるから、連続
用紙を自動的に処理して所定形状の単独用紙を得
ることができるだけでなく、手差給紙系路を利用
して種々の形態の単独用紙に直接加熱・加圧処理
を施すことが可能であり、使用態様の多様化が要
求される一般のオフイス等においても手軽且つ便
利に使用することができるヒートシーラを提供で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
斜視図、第2図は装置本体の斜視図、第3図は装
置本体の縦断面図、第4図は処理過程を示す斜視
図、第5図は連続用紙を示す斜視図、第6図は第
5図における矢視拡大図、第7図は単独用紙を
示す斜視図、第8図は第7図における矢視拡大
図、第9図は単独用紙の使用態様を説明するため
の説明図である。 1……架台、2……装置本体、3……加熱部、
4……加圧部、21……連続給紙系路、22……
手差給紙系路、31……耳切部、32……バスタ
ー部、A……連続用紙、B1,B2,B3,B4……単
独用紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 接着面同士を対向させて折合せた用紙を加熱し
    て該接着面の糊材を溶融させる加熱部と、この加
    熱部を通過した用紙を加圧して前記接着面同士を
    接合させる加圧部とを具備してなるヒートシーラ
    であつて、前記加熱部の前段側に、連続用紙を折
    曲げるとともに耳切処理を施して所定形状の単独
    用紙に切離しこの単独用紙を前記加熱部に供給す
    る連続給紙系路と、所定形状の単独用紙を前記加
    熱部に直接に供給するための手差給紙系路とを各
    別に設けてなることを特徴とするヒートシーラ。
JP1985061395U 1985-04-23 1985-04-23 Expired JPH03363Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985061395U JPH03363Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985061395U JPH03363Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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Publication Number Publication Date
JPS61177829U JPS61177829U (ja) 1986-11-06
JPH03363Y2 true JPH03363Y2 (ja) 1991-01-09

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ID=30589637

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JP1985061395U Expired JPH03363Y2 (ja) 1985-04-23 1985-04-23

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JPS61177829U (ja) 1986-11-06

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